お客様の声 オーシャニア・マリーナ 北欧・バルト海クルーズ

voice_icon01  オーシャニア・マリーナ 北欧・バルト海クルーズ
    兵庫県 H 様   2022年 8/17-24


自分は、何を隠そう、結構ヘヴィーな乗り物オタク。
鉄道や飛行機そして船も大好きで、機会を見つけては、楽しんできています。

クルーズは、これまでに、スタークルーズ、ノルウェージャン、ロイヤルカリビアン、
MSC、カーニバル、コスタ、ホーランドアメリカラインなどの外国船。

そして、飛鳥、飛鳥2、にっぽん丸、ぱしふぃくびいなすといった日本船。
さらに帆船スタークリッパーまでいろいろな船を楽しんできました。
どの船も、それぞれの良さがあり、ひとつひとつに素敵な思い出があります。

そして、今回は、オーシャニアクルーズのオーシャニアマリーナ。
コロナ禍でのキャンセルが続き、3年越しでようやく乗船が、実現出来ました。

憧れのバルト海7泊8日(ストックホルム発コペンハーゲン着)のクルーズです。
ウクライナ戦争の影響で、一番の目的だったロシアのサンクトペテルブルクや
ポーランドのグダニスクが抜港になり、えっ!・・・というところもあったのですが、
結論から言うと、これはこれで大満足のクルーズとなりました。

オーシャニア・マリーナ

フィンランドのヘルシンキ、エストニアのタリン、
そしてコロナでの経路変更がなければ絶対に訪れないであろう、
スゥエーデンのヴィスビューやヘルシンボリ、
デンマークのレネ、そしてベルリンの外港ともいえるヴェルネミュンデと多彩。

午前中、無料のシャトルバスで町に出て、ゆかりの教会や城壁などをぶらぶらする。
午後からは、プールサイドで太陽を浴びてリラックス。

夕方にはシャワーですっきりしてディナー。
日没をベランダから楽しんだり、気が向けばショーを見て、
後はゆっくりと温泉の素を入れたバスタブで一日を振り返るという至福の日々でした。

クルーズの旅は、ある意味、船自体が目的地という側面があると思います。
それくらい、船内ですごす時間も貴重で、かつ楽しめると思います。

オーシャニアマリーナは、66000トンと、
最近の超大型客船トレンドから見るとやや小ぶり、
それでもそばで見ると巨大!一枚の写真に収めづらいほど!
そしてその内容は、ハード・ソフトを含め、
これまで経験とは一線を画する素晴らしいものでした。

今回のクルーズでは、乗客数が427名(乗客定員1250名)、
それに対してクルーは700名を超えているとのこと。
それもプラスしているのでしょうが、細部にまで行き届き、
加えて客同士のソーシャルディスタンスも完璧で!

満船ではないという事情もあるのでしょうが、ゆとりがあり、
一言でいうと、「優雅」。

クルーもお客さんも、そして船全体に流れる空気の「落ち着き」というか
「品の良さ」が非常に心地よく、なにもかもがこれまでの船とは違う空気感に、
大げさに言うと感動を覚えました。さすが「プレミアムシップ」です。

順不動ですが、感じ入ったポイントを・・・!

〇 乗船してからキャビンへの案内もスムーズ
 → 昼乗船しても、客室整備が終わる15時過ぎまではパブリックエリアで
  時間をつぶしていたのが、これまでの経験だったのに。

〇 客室もゆとりの広さでシックな雰囲気
 → 自分は、広めのバルコニーの客室を選んだのですが、これが大正解!
  さらに優雅な時間を過ごすことが出来ました。

〇 スイートではない一般的なカテゴリーのキャビンでもシャワーブースに加え、
 バスタブが!

 → 日本人は、やっぱり風呂に浸かりたいですよね。「温泉の素」を入れて、
  優雅な時間を過ごしました。
〇 wifiは、乗船から下船まで無制限で無料
 → 船のwifiは、高くて遅い!のが相場?!でしたが、なんと無料。
 地上ではないので、当然ですが、それでもLineの画像はもちろんのこと
 動画も時間はかかっても送ることが出来ました。(時間帯・場所によりますが)

〇 寄港地のシャトルバスは、無料
 → 港と町は微妙な距離なことが多いだけに、安心してフリーで歩き回りました。

〇 デッキチェアーにはふかふかのクッション・そこにしっかりとタオル地のカバーが!
 → 毎日、すべての席にセットしてくれているクルーには頭が下がりました。
〇 ソフトドリンクは、どこでも何を飲んでも無料
 → マイボトルにたっぷりの氷とスプライトを入れてもらって出かけるのが、日課でした。

〇 客室の冷蔵庫のドリンク(補充あり)も、毎日置かれるミネラルウォーターも無料
 → 日々の水分補給が、熱中症には何よりの予防というところでも、安心でした。

〇 洗濯機・乾燥機、洗剤に至るまで完備で尚かつ無料
 → クリーニングに出すのもいいけれど、コストもかかるし、
 それよりは自分のスケジュールで洗濯出来るのが好み。
 それも無料でできるのは、何気に大きなメリット!

〇 レストランはフリーシッティングで、予約が必要な特別レストランでも予約の料金も無料
 → フレンチ・イタリアン・アジアン・ステーキハウス・
 そして通常のグランドダイニングやプールサイドテラスのハンバーガー・
 サラダレストラン、ビュッフェレストランと多彩。

 自分は行きませんでしたがワインとのペアリングが楽しめるレストランや
 シェフズテーブルなど。
 外国船なのに、どのレストランも、食の水準が非常に高いと感じました。

 これまでの経験だとコースの流れで1つ2つは、「おやっ!?」と
 いう味のものがあるのが、1週間のクルーズを通してもほんのわずかでした。
  
 アーリーシーティングやレートシーティングを選び、大きなテーブルを囲んで、
 毎日テーブルメイトと一緒に食事というのが当たり前だったあのころを思い出すと、
 隔世の感があります。

〇 毎日日替わりで、ジェラートが数種類楽しめる。もちろん無料
  プールを見下ろせるカフェでは、アフタヌーンティータイムには、
  小さなバーガーやサンドイッチ、いろいろなプチフールが並び、
  エスプレッソやマキアートなどのカフェメニューも充実。
  → 誘惑に負けてカップやコーンに好みのテーストを盛ってもらう日々は、
  背徳のよろこび!
となんか、船会社の宣伝か!というようなラインナップになってしまいましたが、
ここまでしてくれるなら、大衆船との料金の差も、納得でした。
というか財布のことを気にせず安心して自由に楽しめるので、
むしろお得なのではと感じました。
大型船に比べると、船内エンターティンメントはおとなしめです。
ショーラウンジも大型船に比べると小ぶり。カジノも上品な感じですし、
日々のイベントでもゲームやビンゴといったわいわいとやるものよりも、
アートであったりクッキングスクールであったり、「大人テースト」でした。

クッキングスクールは、本気度がすごい!です。

船の中の施設とは思えないほど。一人ひとりに調理台が用意され、
前面のモニターでは、シェフの手元もしっかりチェック。
人気のエンターティンメントなのか、キャンセル待ちのお客さんも数名いたほどでした。

女性シェフの早口の英語は、ついていくには厳しかったですが、それでもちゃんと完成。
自分で作ったものをしっかりいただきます。

夕方の講座だったので、その日の晩ごはんは、ビュッフェレストランで軽く寿司とサラダを!
と、あえての食のバリエーションもしっかり楽しみました。

最終日のコペンハーゲンでの下船も、きわめてスムーズ。
乗船から下船まで待つことも並ぶこともなく、最後までストレスフリーな船でした。

欧州全体がそうなのですが、船内のお客さんたちも、コロナ対策はすっかりアフターコロナ。
マスクをつけている人もほとんどおらず、通常に戻った感が強かったです。

何が正解かはわかりませんが、
同調圧力のなかでパニックになることもなく、こちらも成熟した大人を感じました。
ちなみに、自分も手洗い・うがいは意識しましたが、マスクはほとんど着用せず!
でも、帰国前のPCR検査は陰性でした。

ただ、船内スタッフは、全員しっかりとマスクを着用してサービスにあたっていました。

今思い出しても、夢のような時間でした。
クルーの皆さんもフレンドリーだけどわきまえた距離感、非常に心地よかったです。
多くの人たちが、それを支えるために、懸命に動いてくれている。
でもそれを微塵も感じさせない優雅さ!北欧の澄み切った空気とともに堪能しました。

ただ1人の日本人乗客でしたが、大きなストレスもなく、
リラックスして非日常を感じ続けた1週間。
一つの理想郷が、そこにありました。

お客様の声

2022年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年

【動画】オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ乗船記 

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ

2022年ゴールデンウィーク。2年半ぶりの海外クルーズ。
この2年、予約しては中止の繰り返しの連続でした。

待ちに待った海外クルーズは、1年以上前から予約をしていた
オーシャニア・マリーナ 西地中海クルーズ。

私が一番おすすめしている、オーシャニアクルーズ。
設備、料理、サービス、ホスピタリティ、客層。
フリーシーティング、フォーマルがないというセンス。そして何より、コスパが良いのです。

成田空港よりフランス・ニースへ、旅のはじまり。
成田帰国後、まさかの陽性・隔離。
6月からは隔離はなくなり、これが最後の貴重な隔離体験。

<旅行詳細>
・旅行日程:2022年4月19日(火)-5月06日(金)
・クルーズ:オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ 7泊8日
・発着:モンテカルロ~バルセロナ
・フライト:エティハド航空
4/21 EY871 成田17:00/アブダビ23:45
4/22 EY057 アブダビ03:10/ブリュッセル08:10
4/22 EY7243 ブリュッセル09:40/ニース11:25
5/05 EY3772 バルセロナ09:20/ミュンヘン11:20
5/05 EY006 ミュンヘン12:10/アブダビ19:55
5/05 EY878 アブダビ22:10/成田13:00+1(5/06)

・ホテル
東京(4/19-21) 銀座キャピタルホテル 茜
ニース(4/22-25) イビス スタイル ニース ヴュー ポール
バルセロナ(5/02-04) ホテル バルメス
バルセロナ(5/04-05) ペスターナ アレーナ バルセロナ 

・隔離ホテル
5/06-14 マロウドインターナショナル成田

コスパ抜群の豪華客船!オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part1 ~東京出発 ニースへ~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
全てが映画のワンシーン オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part2 ~フランス・ニース~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コスパ抜群の豪華客船!オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part3 ~船内案内 モンテカルロ出航~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
地中海クルーズの旅 コスパ抜群の高級客船 オーシャニア・マリーナ
 Part4 ~イタリア寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
地中海クルーズの旅 オーシャニア・クルーズ コスパ抜群の高級客船
 Part5 ~フランス寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
地中海クルーズ乗船記 全てが一押しの豪華客船 オーシャニア・クルーズ
 Part6 ~スペイン寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
地中海クルーズ乗船記 バルセロナぶらり散歩
 Part7 ~スペイン・バルセロナ~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
成田空港で検査陽性 隔離生活は夢のホテルライフだった!
 Final ~地中海クルーズ 旅の終わり~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~

バルセロナ最終日 まさかの陽性!?

5/04 バルセロナ(スペイン) 

長かった旅も、明日の朝便で帰国の途へ。
朝、昨日受けたPCR検査の結果が出る前に、陰性証明を受け取りに徒歩でクリニックへ。
着く直前にメールで結果が届きました。

クリニックで、証明書記載の名前、性別、日付をしっかり確認。
係の方も親切に対応いただき、無事に証明を受け取りました。

近くのカフェでコーヒーを飲みながら、日本のMy SOSへ送信。
20分後、妻は緑色で承認。

私は、黄色でエラー。「この内容では受付できません」。
まったく、日本はちゃんと仕事してくださいよ!!と、
写真が悪かったのだと、もう一度撮りなおして送信。

2時間後、またもやエラー。
再度、写真を撮りなおし送信。

今日は、ホテルを変えます。
明日の朝、早いので、空港シャトルバス乗り場がある、
エスパーニャ広場の近くにホテルを取ってました。
12:00にバルメスホテルをチェックアウト。

今日1泊のホテル Pestana Arena Barcelonaへ徒歩で約30分。
到着後、すぐにチェックインできました。

エスパーニャ広場のバス乗り場まで徒歩5分。
巨大ショッピングセンターもあり、レストラン多数。
ホテル周辺にも小さなレストランも何軒かあり便利なロケーション。

宿泊していたホテルバルメスは、街の中心でロケーションは良いのですが、
賑やかすぎて、私の好みは今日のホテルです。
何より良いのはドライサウナ、スチームサウナ完備。バスメスはスチームサウナのみでした。

明日の朝、6時にはホテルを出るので、最後の夜は、サウナでゆっくりして早めに寝よう。

フロントへサウナを準備してくださいと連絡。
約20分後にはサウナが温まって準備完了。

そろそろMy SOSが承認されているかなと見たら、またもやエラー。
おかしいなぁ~。

こうなったら、成田空港で手続きを待つしかない。
と、もう一回、証明を見てみたら、なんと陽性!!
何回やってもエラーになるはずで、まさか自分が陽性になるとは夢にも思いませんでした。

少し考え、もう一度、違うクリニックでPCR検査を受けようと決めました。
それで陰性の場合、予定通り帰国。
陽性の場合は、バルセロナに残り、ゆっくりしよう。
海外旅行傷害保険に加入していますが、どこまでがでるのか分かりません。
陽性になったら、保険会社へ電話しよう。

最近、バルセロナ空港にPCR検査が新たにできている情報があり、
すぐに空港シャトルバスに乗って空港へ。
その時点で15:30。

16:00すぎ空港に着いて、ターミナル1の検査場へ。
予約した場合、100ユーロですが、当日の予約ができず150ユーロで検査。
30分で検査結果がでます。
予約なしのレーンに並び、予約レーンに人がいなくなったら、呼ばれて検査ができます。

並んでいると、見るからに私と同世代の日本人の男性が後ろに並びました。
声をかけ話しました。
ゴールデンウィークにスペイン一人旅。
帰国便は、私と同じ明日のエティハド航空で成田へ。

スペインに入る事ばかり調べており、日本入国は調べていなく、
日本に入るには、陰性証明が必要と、昨日初めて知って、
急いで検査を受けに来られたとの事。
すごく感じの良い魅力的な方で、話しているとすぐに時間が経ちます。

行きたい人は、行く方法を探し、
行かない人は、行けない理由を考える。
人生も全てにおいて、全く同じだと思います。

すぐに私の番がきて、PCR検査。例のごとく、鼻、喉に綿棒。

30分が経ち、検査結果、陰性証明を受け取りに行きます。
見事、陰性!
昨日の検査はなんだったのか。

今回、日本の厚労省フォームを、たくさんコピーを持って来ていましたが、
昨日、証明をもらった時点で、全て処分していました。
そのことをいうと、フォームを作っていただきました。
My SOSへ陰性証明を送信。

バスでホテルに戻り、18:00過ぎ、念願のサウナへ。
ドライ、スチームサウナを十分楽しみました。
その間にMy SOSから緑色の承認がきました。

ホテルを出たのが19:00過ぎ。この時期の日没は21:00頃。
まだ明るいので夕食までブラブラ散策できます。

ホテルのすぐ近くに気になるピザ屋。夕食はここにしよう。
定員の愛想、サービス、客層もよく、最後の夜にふさわしい。
今まで食べたピザで断トツ1番の美味しさ。

食後、恒例のコーヒー&マカロンを探し、美味しくいただき最後の夜を過ごしました。

バルセロナから帰国

5/05 バルセロナ(スペイン) 

朝5時に起床。
ホテルチェックアウトし、6時過ぎにエスパーニャ広場のバス乗り場へ。

バルセロナ空港到着して、エティハド航空カウンターにてチェックイン。
PCR陰性証明、My SOSアプリを提示で、いつもと変わらなく、
コロナ前の所要時間でチェックインができます。

行先の入国条件の確認は、航空会社でのチェックイン時に任されており、
今回、乗り継ぎでのチェックは一切ありませんでした。

帰国のフライトスケジュール
5/05 EY3772 バルセロナ09:20/ミュンヘン11:20
5/05 EY006 ミュンヘン12:10/アブダビ19:55
5/05 EY878 アブダビ22:10/成田13:00+1(5/06)
所要20時間40分

東向きなので、往路の西向きに比べたら、時間短縮されます。
といっても20時間以上エコノミーでの移動。

ルフトハンザ航空にてバルセロナを離陸し、アルプスの上空を抜け、ミュンヘンへ。
2時間の距離なのでラクラクです。
ミュンヘン空港では、50分の乗り継ぎ。
MCT(最小乗り継ぎ時間)は世界屈指の最少45分。
50分でターミナルを移動して、EU出国手続き、荷物は間に合うのだろうか。

シャトルに乗って別のターミナル移動、出国審査、喫煙ルームで一服、ゲートへ移動。
十分間に合いました。

往路で荷物が届かない場合、大変なのですが、
復路はロストになっても、指定場所に届くと思いますので、何も心配してません。
荷物も無事に成田に着きました。

バルセロナ~ミュンヘン、ミュンヘン~アブダビ間は、ともに満席。
アブダビ着19:55。
乗り継ぎ、アブダビ発22:10。

アブダビ~成田間は空いていて、一人で3シート利用できる程。
エディハド航空の機内食は、あまり評判よくないのですが、美味しくいただきました。
お酒も提供してます。

日本帰国

5/06 13:00 成田空港 予定通り到着。

成田空港に到着したら、異様な雰囲気。
全ての人がマスクをして、整列し並んで抗原検査。

わずか2週間ですが、どこでも自由だったので、
まだこんなことしているのかと、げんなりしました。

唾液を採取して、放送で番号が呼び出されたら入国審査へ。
それまで番号席で待ちます。

成田空港の週末夕方便では、6時間以上待たされたという口コミもあり、
厚労省も「同日乗り継ぎができない場合もありますので翌日移動」を呼びかけています。

今回は空いている時間で、到着から2時間で番号を呼び出され入国できそうですが、
妻の番号が呼び出され、私の番号が呼ばれませんでした。

陽性!?

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~

パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)

クルーズ 7日目
5/01 パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 08:00/19:00
クルーズ最後の寄港地。
無料シャトルバスで約10分。
街の中心であるパルマ大聖堂へ。
スペインでもマスク姿はありません。

バスを降りて、目の前のパルマ大聖堂を目指します。
横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていた時、
自転車に乗った男性が「オラ!」と怒鳴られました。
「なにコラ!」と反射的に言ってしまいそうになりました。

スペインでは、歩道の横に自転車専用道があり、
信号待ちの際、知らずにそこに立っていたのが、後になって気づきました。

また、スペイン語でのあいさつが「Hola!(オラ)」
英語でのHi!みたいなものだそうで、朝、昼、夜といつでも使える表現。

ネタのような話ですが、本当にあった話です。
今回行った先では、皆さん優しく、礼儀正しい。
因縁をつけるような人には、一切出会いませんでした。

パルマ大聖堂は、イスラム教徒からマヨルカ島を奪回して、1601年に完成。
1851年の地震によって建物の正面部分が大きく壊れ、
その修復工事にアントニ・ガウディが関わり、壁画・説教台・天蓋などをデザイン。

大聖堂の周りには旧市街があり、レンガや石畳の作りが風情があります。
たまたま入った教会では、日曜礼拝が行われていました。
メインストリートのボルン通りは、道の両脇にブランドショップが並び、
レストラン、カフェ、おみやげ屋さんなどがたくさん軒を連ねています。
ワゴンカフェ、雑貨ショップもあり、歩いているだけで楽しめます。
最後の寄港地を楽しんだ後、船へ戻り、下船準備。
夜22:00までにスーツケースを部屋の前に出します。

最後のディナーは、メインダイニング。

オーシャニアでは、特典「O Life Choice」があります。
船内WIFI無制限が付いており、
さらに1つ選ぶことができます。
・シップボードクレジット 7泊/$400(1室)
・エクスカーション 7泊/4コース(1室)
・ビバレッジパッケージ(1室2名まで)
日数が多くなれば、特典も多くなります。

今回、シップボードクレジットを選びました。
船内での支払いに利用することができ、チップにも充当することができます。
キャビンのテレビから請求明細を見ることができます。

クルーズでは、カジノをしなければ殆どお金を使うことがなく、チップ代に充当しました。
船内チップ:一人1泊$16-×7泊=$112-
それでもまだ余っていたので、免税店でショッピング。
バーでモヒート。

旅の最後の夜は感傷的になりますが、クルーズではさらに強くなります。
やっと船に馴染んで、乗客、クルーとも親しくなった頃に下船。

クルーズは乗船から下船まで起承転結。
普通の旅では経験できない物語があります。
今回も、人との出会い、7泊という短い期間でも、いろいろな物語があり、
かけがえのない思い出となりました。
私にとってクルーズは特別なものです。

コロナ禍で、予約しては中止を繰り返し、2年半ずっと海外クルーズを夢見ていました。
人は夢がないとなんとも虚しく、心が乾き、目標がないとやる気も起きません。

また頑張って必ず戻ってきます。

バルセロナ(スペイン)

クルーズ 8日目
5/02 バルセロナ(スペイン) 06:00

朝、目が覚めると暗いうちに、バルセロナに入港していました。

朝食をとり、お世話になったクルー、仲良くなった乗客に挨拶し、下船。
昨夜預けたスーツケースが番号順に並べられ、そのまま下船。

当日、飛行機に乗る方は、バルセロナ空港へのデリバリーサービスもあります。

バルセロナ港は、地中海クリーズの玄関口。
大きな港で10のターミナルがあります。

各クルーズターミナルの前にタクシー、シャトルバス乗り場があり、
徒歩ではヨーロッパ橋を渡り約40分。
シャトルバスはコロンブスの塔まで約15分、3ユーロ。

コロンブスの塔までバスに乗り、バルセロナの目抜き通りランブラス通りを歩いてホテルへ。
ランブラス通りは、朝9時というのに凄い人で賑わってます。
ここでも誰もマスクは着けておりません。

バルセロナで3泊した後、日本に帰国します。

ホテル バルメスにチェックイン。
バルセロナの繁華街で、カタルーニャ広場まで徒歩約15分。
周辺にはレストラン、ブランドショップが立ち並び、ロケーション抜群です。

カタルーニャ広場からランブラスを散策し、ブケリア市場の海鮮料理で夕食。
本場のパエリアを食べたい。
お腹一杯になり、お金を支払い店を出ると、すぐ横に焼きそば屋の行列。
うかつにも並び、また食べてしまいました。

5/03 バルセロナ(スペイン) 

帰国便は5/05 09:20発。
日本入国は、現地出発72時間以内のPCR陰性証明が必要です。
厚労省フォームで、日本のアプリ My SOSに添付して送信します。

クリニック探したら、在バルセロナ日本国総領事館ホームページにクリニックの紹介がありました。

Centre Mèdic Travessera 
市内(サグラダファミリア地区)にあり、予約なしで受けることができます。
朝9時に行ったら、一人並んでいました。

外で約5分程待ち、係の方が問診票を持っていただき記入。
クリニックの中に入り受付、クレジットカード決済。

検査結果のタイミングによって料金が違います。
・2時間:130ユーロ
・24時間:90ユーロ
今回、24時間で結果がでるタイプを選びました。

すぐに番号で呼び出され、PCR検査。
鼻の中に綿棒を入れるのに慣れてきました。
待ち時間も合わせて15分で終了。
結果は翌朝メールにて送られてきます。
ただ、厚労省フォームの陰性証明が必要で、翌日また取り行かなければいけません。

検査が終わったので、今日はゆっくりバルセロナ散策。

徒歩でカタルーニャ広場からランブラス通りを経て、ゴシック地区へ。
ゴシック地区にプーチンが牢獄に入れられている絵を建物に描いていました。
広場ではウクライナ侵略反対のデモ。
今夜、どこかの教会でコンサートの告知。

徒歩約40分でサグラダファミリアへ。
夕食はホテル近くのケバブ屋さん。
愛想の良い、サービス精神旺盛のトルコ人が経営。

ビーフとチキンのミックスケバブの下には、フライドポテト、サラダがぎっしきり。
美味しさの秘密は、親父の汗が塩味の隠し味。

ビールを飲んで一人12ユーロ。
美味しく、ボリューム満点。かつリーズナブル。

ホテルへの帰り道、偶然、教会でコンサートが行われてました。
ゴシック地区で告知をしていた教会か分かりませんが。
50人程の方がピアノ演奏で合唱。
素晴らしく、ついつい最後まで聞き入ってしまいました。

最後の曲は、ジョンレノン「イマジン」。
しっかりと受け止めました。

Imagine John Lennon & Yoko Ono

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~

アジャクシオ(コルシカ島・フランス)

クルーズ 4日目
4/28 アジャクシオ(コルシカ島・フランス) 09:00/18:00

朝食はビュッフェでしたが、気分を変えてメインダイニングで。

寄港地は、あまり関心がなく、どこに行くのか前日まで気にしていません。
コルシカ島がこんなに素晴らしい所というのも、全然知りませんでした。

クルーズ港がアジャクシオ・街の中心。
目の前に市場があり、クラシカル雰囲気の商店が軒を連ねています。
ナポレオンの生家も徒歩10分。

歩いて2時間もあれば十分まわれる大きさの街。
船に戻る前に、2階建周遊バスがあったので乗車しました。

ナポレオン像、海岸線をを走り、ビーチリゾートへ。
1時間9ユーロ。これは価値がありました。

この日のディナーは、ビュッフェレストランに行ってみました。
毎日、ビュッフェレストランにお寿司が提供されております。
アジア料理も種類があるので、食事に飽きることはありません。

マルセイユ(プロバンス・フランス)

クルーズ 5日目
4/29 マルセイユ(プロバンス・フランス) 08:00/19:00

早くもクルーズは後半。
日に日に下船の日が近づくにつれ、寂しさも増します。

フランス人口ベースで第二の都市、マルセイユに寄港。
南フランスを代表する商工業都市。

フランス都市 人口ベスト10
1位 パリ 218万人
2位 マルセイユ 86万人
3位 リヨン 51万人
4位 トゥールーズ 47万人
5位 ニース 34万人
6位 ナント 30万人
7位 モンペリエ 28万人
8位 ストラスブール 28万人
9位 ボルドー 25万人
10位 リール 23万人

街の中心部に港があるのですが、小型船のみで、バスで約30分の距離にある港に停泊。
大きな港で、クルーズ船が多数寄港しています。

中心部まで無料シャトルバスが運行されており、街を散策しました。

船に戻り、夕食はスペシャリティレストランのアジア料理「レッド・ジンジャー」へ。
そろそろアジア料理が食べたくなってきた頃。
なんちゃって日本料理、アジア料理なのだろうと、全く期待していませんでした。

ダイニング内の雰囲気、サービスがよく、箸、お茶の種類を選ぶことができます。
料理は、かなりのメニューがあり、どれにするか迷いました。

・盛り合わせ シェフのおすすめ寿司 串焼き、刺身、てんぷら
・スープ トムカーガイ(タイ料理:レモングラス、ココナッツミルク、チキン)
・アボガド・ロブスター・サラダ
・海老チリガーリックソース
・スズキの味噌漬け
・牛フィレ照り焼き
・プルコギ(あばら肉ステーキ・七味バター)
・レッドジンジャー 特製炒飯
・デザート マンゴープリン&とうがらしアイス・チリソルト

二人でこのメニューを注文。
一切期待してなかったのですが、全てが本物で美味しい。
特に、スズキの味噌漬けは脂が乗っていて絶品。
プルコギは柔らかく味付けが抜群。
大満足し、幸せな気分に浸りました。

ポート・ヴァンドル(フランス)

クルーズ 6日目
4/30 ポート・ヴァンドル(フランス) 08:00/18:00

毎朝のルーティーン。
薄暗い時間に起きてコーヒーを飲みに行き、ジムで走って、サウナで読書。そして朝食。
これだけで1日満足。幸せを感じます。
あとはおまけみたいなもの。

今日はメインダイニングで朝食。
よくモーニングステーキと聞きますが、朝からステーキなんて食べたいと思いません。
どんなものかステーキを注文。
やはりステーキは夜に食べるものでした。

今日の寄港地は、沖合に停泊し、テンダーボートで約10分で上陸。
船に備えているテンダーボート数隻で、港までピストン運航しております。
定員100名ですが、20名位乗ったら出発します。
ポートヴァンドル港の周りにはレストラン、土産物が並んでいます。
ブラブラ散策していたら、高台の住宅地にきてました。
日本の住宅と同じような広さ規模ですが、環境が素晴らしく、
豊かだなぁ~と、つくづく実感します。
街を散策して船に戻る途中、観光列車があり、どこに行くのかも分からず乗車。
どっかで2時間停車して戻るということ。

約20分乗車して停車。
海沿いの街でレストラン、土産屋があり良い雰囲気。
広場では土曜日という事もあり、トランペット好きが集まり、
みんなが楽しくワインを飲みながら演奏。
人生を楽しんでいる!!

路地に入ったら、こちらも雰囲気抜群。
城の高台に上がり、景色を眺めていたら、あっという間に出発時間。
そのまま港へ帰るのかと思ったら、狭い山道を登って行きます。
列車はブドウ畑を通り山頂へ。
息を呑むほどの絶景!!
街は素晴らしく、山頂の絶景。
ポートヴァンドルに来たら、この観光列車は外せません。
テンダーボートで船に戻り、プールサイドでゆっくりのんびりと。

本日のディナーはスペシャリティレストラン、イタリア料理「トスカーナ」。
こちらも雰囲気、サービスよく、間違いない美味しさ。

明日は最後の寄港地、パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)へ。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~