期待をはるかに超えた!バイキング オーシャンクルーズ

バイキング オリオン

北欧発祥のラグジュアリークルーズ バイキング
桜の時期には外国船が多数日本に寄港します。

日本寄港はかなりの人気で、稼働率に合わせてクルーズ代金も高額になる傾向にあります。
それだけ日本という国は世界から注目されているといってもいい程。

この春も多数の外国客船が日本に寄港しました。
設備、サービス、クルーのレベル、料理、乗客層、そして何よりクルーズ代金。
ラグジュアリーでは満足度が高いのですが、比例して高額になります。

私の個人的な感想として、オーシャニア・クルーズがダントツに私の好み。
数あるクルーズで一番おすすめしています。
そのオーシャニアに並ぶクルーズがありました。

バイキング・クルーズ。
バイキングは主にヨーロッパリバークルーズがメイン。
年々客船を増やしており、ライン、ドナウ川では、
毎日のようにそれも複数の客船を出航しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

1997年ノルウェー人の実業家が設立。
あっという間にリバー81隻、探検船3隻、オーシャン12隻にまでになり、
さらに増え続けています。2015年からオーシャン(海)クルーズを手掛けました。

我社では以前よりバイキングは、リバークルーズを取り扱っていましたが、
オーシャンクルーズはシップデータを見る限り、良い船とは分かりますが、
リバークルーズのイメージが強く、オーシャンは実際に見ないと分からなかったので、
積極的におすすめしていませんでした。

バイキング初めての日本寄港。
船内見学の機会をいただきました。
北欧発祥のバイキングは、実際にどうなのか。おすすめできる客船なのか。徹底解説します。

クルーズ会社バイキング
船 名バイキング・オリオン
シップデータ総トン数:48,000トン 全長:227m 全幅:29m 船客定員:930名
全客室数:465室 就航年:2017年

バイキング・オリオンの船内へ
大きさは48,000トン。ちょうどよい大きさの中型船。
これ以上大きくなれば乗客数も増えるので、ゆったりと落ち着いた雰囲気に影響がでます。

船内は写真で見るより、明るい色を使い、天井が高く感じます。
床は極力、絨毯を利用せずにタイルを利用。船内を歩くのに楽なのです。

そしてデザインがスタイリッシュで素晴らしい。
これが船の中!?閉塞感は全く感じません。

アトリウムは3層吹き抜けで、正面にLEDパネルが設置しており、
時間ごとに風景などの画像が変わります。

アトリウムではセンスの良い静かなBGMが流れ、
読書をしている方や、ジグソーパズルを楽しんでいる方も。
ゆったりとした時間が流れています。

北欧スカンジナビアの客船だけあって、北欧スタイルを取り入れています。
バイキング・ヘリテージ…バイキング・クルーズの歴史にまつわる常設展示があります。

船内ショップ、免税店では北欧柄のセーターなども販売。

船内いたるところに絵画が展示しており、絵画の横にヘッドホンマークがあります。
キャビン(客室に)ヘッドホンが準備されていて、その絵画の解説を聞くことができ、
日本発着クルーズでは、日本語の解説を予定しています。

ノルウェーを代表する画家 ムンク。
ムンク作品の常設展示もあるとの事ですが、「叫び」しか知らないので、
ムンク作品がどこにあるのか分かりませんでした。

階段の壁にはノルディックパターン(北欧柄)のタペストリー。
一つ一つ違うので、思わず足を止めてしまいます。

レストランでのお食事時は、アルコールを含むお飲み物が含まれています。
バー、ラウンジでは別途有料になります。

たくさん飲む方と全く飲まない方の不公平感をなくす意味があるとの事。
1日$25でバー、ラウンジで好きなだけ飲めるパッケージもあります。

ソラリウム 全天候型の開閉式のメインプール。
ウィンターガーデンでは、毎日16:00から生演奏とアフタヌーンティーをお楽しみいただけます。

メインプール以外にも後方にジャグジー、インフィニティプール。

シアターは350席。毎晩のショーは基本2回公演ですので、
食事が早くても遅くても、ショーを鑑賞いただけます。

バイキングでは、船内での喫煙がダメとの事で、
私を含めて喫煙家の方は縁がないと思っていました。

そんな方の為に、1か所だけデッキ8にスモーキングエリアを用意しています。
これで怖いものは何もありません!

気になるバイキングの食事
ここまで船内を見てきて、私はこの船に惚れこみました。
ただクルーズでは食事が重要。

10年程前、ノルウェーフィヨルドクルーズに乗船したことがありますが、
ノルウェーは物価が高く、コーヒー1杯でも1,500円以上もして、
寄港地では食事を取りませんでした。
ノルウェーの食事。バイキングの食事はどんなものなのか。

バイキング オーシャンクルーズは、全11隻同型船。
多少のデザインの違いはあると思いますが、基本同じ造り。

レストランはメインレストラン「ザ・レストラン」はフリーシーティング。
いつでも好きな時に行くことできます。
かなり広くスペースがあるので、混みあう心配はありません。
2人テーブルもふんだんに用意されています。

ビュッフェレストラン「ワールド・カフェ」こちらもかなりのスペースがあります。
料理は綺麗で、見るからに手間をかけているのが分かります。

ビュッフェの一角で、さらに食欲を掻き立てる匂いが。
嬉しいことにアジアンコーナーもありました。
中華、タイ、ベトナム料理などが用意されています。

他にも「プール・グリル」があり、ハンバーガーなどカジュアルにいただく事ができます。

「マンセンズ」創立者の母の名にちなんで名付けたレストラン。
ノルウェーの伝統料理など名物はワッフル。

スペシャリティレストランは、クルーズ代金に含まれています。
「マンフレディース」は、イタリアンレストラン。

スペシャリティレストラン「ザ・シェフズ・テーブル」で食事をいただきました。
オリジナルのコース料理とソムリエ厳選のヴィンテージワイン。

料理をオーダーし、ソムリエが料理に合うワインをセレクトします。
料理の一品一品ごとにワインが変わり、詳しいワインの説明。
私は全くワインに詳しくはないのですが、料理に合うワインというのを初めて理解しました。

料理は盛り付けが綺麗で、一品一品手間をかけているのが分かります。
サービスはウェイターがテーブルごとに複数担当して、
料理、飲み物の進み具合をさりげなく見ています。

肝心の味は、どれも美味しいのです。
こんな美味しいフォアグラは初めてですし、
写真以外にも魚料理でオヒョウのバターポーチをいただきました。

海外で美味しい魚料理は、オーシャニアの銀鱈の西京焼き以外、食べたことがありません。
西京焼きは和食なので比べる対象外ですが。

大体がサーモンでパサパサしていて臭みもあります。
バイキングの魚料理オヒョウが出てきた時、かなり大きなサイズで大味なのだろうと、
全く期待しませんでした。

いただいてビックリ。
しっとりとした焼き加減。サフランソースも美味しくペロッと平らげ、
初めて海外の魚料理で美味しいと思いました。

バイキングの料理はレベルが高く美味しいのです。

本場 北欧のサウナを体験
ノルウェースタイルのサウナ。本場のサウナを体験したい。
「ザ・ノルディック・スパ/サウナ」で存分に体験できます。

重厚感あふれる雰囲気のサウナは、男女別にロッカールーム、ドライサウナが分かれます。
ロッカーにはバスローブ、ふかふかタオル、スリッパを用意。

私は海外ホテル、クルーズではサウナ付きを選びます。
一番の楽しみなのです。

サウナにもいろいろとあり、雰囲気が良くない、人が多い、温度が低いなど、
一口にサウナといっても満足度が全然違います。
サウナの満足度。それはホテルでもクルーズでも代金と比例します。

バイキングのサウナは言うまでもなく期待通りです。

サウナの醍醐味は、限界まで入った後、キンキンに冷えた水風呂。
これも温度が重要で15~18℃が最適な温度。
ずっと入っていると、体の表面に膜がはり、冷たさを感じなくなります。
その後、呼吸がすっと一本通ったような感じに。
さらにそれを越えたら、頭が真っ白になり無我の境地へ。
これはある程度冷たい温度の水風呂ではないと体験できません。

海外でサウナでの水風呂は初めて。
海外でのサウナは、プールがあっても、温度が生ぬるかったり、サウナからの距離があったり。
本物のサウナの喜びは味わえません。

それがバイキングでは、サウナの真横にキンキンに冷えた水風呂があるのです!

スパの男女共有エリアへ。
スパプールを取り囲み、リラックスチェア、ホットスト―ンチェア。
そしてミストサウナ、アイスルーム。

こちらのスパエリアへは追加料金なしで入ることができます。

バイキングを実際に乗船して
事前にシップデータ、クルーズ代金をみれば、代金に対して満足度は大体の所は分かります。
しかし、乗客層、料理、クルーのサービスレベル、実際の雰囲気などは、
実際に乗らないと分かりません。

これまで、いろいろなクルーズ客船を乗らせていただきましたが、このバイキングは感動しました。
高級ラグジュアリーの方が良いに決まっていますが、対価は比例します。
バイキングはラグジュアリーの部類ですが、そこまで高額ではありません。

船内の雰囲気、料理のレベル、クルーのレベル、そして大事な乗客層。
どれをとっても期待以上。

バイキングのこの満足度、コストパフォーマンスの高さは、
私が一押しするオーシャニア・クルーズに匹敵します。

バイキング・エデン 日本発着クルーズ

オーシャニア・リビエラ 日本初寄港!船内レポート

オーシャニアクルーズ Oクラス 日本初寄港
10年以上前からオーシャニアクルーズでは、Rクラス(30,000トン)が日本発着がありましたが、
遂にオーシャニアクルーズのOクラス(66,000トン)が初めて日本に寄港しました。

3/09 仁川(韓国)を出航して、韓国・日本を周遊。
3/16-17に神戸に停泊後、3/19横浜入港、3/20下船する12日間のコース。

この日は3月の中旬なのに20℃を越え春爛漫。

神戸ポートターミナルでは、大型船のダイヤモンド・プリンセス、MSCベリッシマの時は、
かなりの人でごった返しますが、オーシャニアでは混雑は一切ありません。

神戸市がポートターミナルから南京町(中心街)まで無料シャトルバスを運行。
大型船の場合、無料シャトルバス乗車になりの大行列になりますが、
オーシャニアでの乗客は下船後、並ぶことなくスムーズにシャトルバスに。

そもそも大型船の場合、下船するだけもかなりの時間がかかり、
好きな時に降りるというのが難しく、到着後に何時間も経ってから。
やっと下船できたと思ったら、シャトルバスに乗るのにも一苦労。

今回、神戸では寄港・停泊で出航地ではなく、チェックインはありませんが、
どこの出航地でもチェックイン時、行列に並ぶことはまずありません。

シップデータ
船 名オーシャニア・リビエラクルーズ会社オーシャニア・クルーズ
総トン数66,000トン全 長238メートル
全 幅32メートル就 航2012年
乗客定員1,250名乗組員数800名

オーシャニア・リビエラ 船内へ
2022年12月、全改装を終えているだけあって新造船そのもの。
普通はキャビン(客室)、廊下でも細かい所を見たら、スーツケースの擦り傷がありますが、
今回は全く見なかった位、何処を見ても全てピッカピカです。

<オーシャニアの食事>
オーシャニアの食事は、食材にお金をかけているのがすぐに分かります。

メインダイニングはフリーシーティング。
ラグジュアリークラス以外は、クルーズ中はテーブルが決まっています。
1、2回目の2回転制で、予約時にリクエストができます。
寄港地で帰りが遅くなった場合など、バタバタしてしまいます。

プレミアムクラス客船では、フリーシーティングを選択できる客船もありますが、
乗客が多い為、人気のある18:30~19:30は、テーブルが空くまで待つこともあります。

オーシャニアクルーズでは、その日の気分、体調、お腹のすき具合で、
フリーシーティングなので好きな時に行くことができます。

カジュアル船の場合、2名テーブルが数に限りがあり、相席の場合があります。
気の合う方だったらよいのですが。
せっかくのクルーズ。
なんで気を遣い、我慢をしないといけないのでしょうか。

オーシャニアクルーズでは2名テーブルがふんだんあり、相席はあり得ません。
人気のある18:30~19:30でも待つことは皆無です。

そして嬉しいのは、フォーマルがありません。
カントリーカジュアルスタイルで、堅苦しくないのです。
客層が良いので、船会社でフォーマルを指定しなくても、
皆さんお洒落なので、雰囲気を壊すようなことはありません。

<無料のスペシャリティレストラン>
ラグジュアリークラス以外は、通常、別途有料でスペシャリティレストランが利用できますが、
オーシャニアクルーズでは、スペシャリティレストランが無料で含まれます。

オーシャニア・リビエラでは4つのスペシャリティレストランがあります。
・トスカーナ:イタリアン
・ポログリル:ステーキ&シーフード
・ジャックス:フレンチ 
・レッドジンジャー:アジアン

フレンチレストランのジャックスは、
シャルルドゴール大統領の専属シェフを務めたスターシェフ、
ジャック ぺパン氏が監修するレストラン。

以前より、この方は本当に著名人か疑問でした。
バルセロナのホテルでテレビを見ていたら、なんとジャック ぺパンの特集が放映されており、
本当に有名な方なんだと納得しました。

4つのうち、私が一番すきなスペシャリティレストランは、レッドジンジャー。
クルーズ中盤になるとアジア料理が恋しくなります。
ここでは、日本、タイ、ベトナム、韓国、中華を用意。
中でも銀むつの西京焼き。脂がのっていて絶品なのです。

上記以外のレストランは、テラスカフェ(ビュッフェ)。
ここでは毎晩、お寿司、ロブスターなどの食材が並びます。

そしてプール横の「ウェイブズグリル」では、搾りたてのジュース、スムージー、
和牛ハンバーガー、本場ホットドック、焼き立てピザ。

24時間ルームサービスも無料でご利用いただけます。

<キャビン(客室)>
今回、コンシェルジェレベル・ベランダAとペントハウス・スイートを見学させていただきました。
キャビン内も改装していますので、新造船そのものの綺麗さです。

コンシェルジェレベル・ベランダA(26㎡)
バスルームは改装前までは、バスタブとシャワーブースがセパレートだったのですが、
バスタブを無くし、シャワールームを広くとってます。
レインシャワー、ハンドシャワーがあり、広々となりました。

バスルームにはふっかふかタオルが存分に用意されています。

日本人の方は、バスタブの要望があり、
上級スイートとベランダA4、B4の一部にバスタブが備え付けてます。
数少ないのでご予約はお早めに!

コンシェルジェレベル・ベランダA以上での主なサービス
– コンシェルジュ ラウンジでは、専任コンシェルジュを配し、
 ソフトドリンクやコーヒー、スナックを終日お楽しみいただけます。
– アクアマール スパテラスの無制限のご利用

ペントハウス・スイート(39㎡)
ベランダキャビンより一回り広くなります。
このスイートよりウォークインクローゼットが設置。

さらにペントハウス・スイート以上でのサービス
– プライベート エグゼクティブラウンジ アクセス
– バトラーサービス

バスタブが少なくなりましたが、ジャグジー、スチームサウナ、ドライサウナがあります。
オーシャニアのサウナは素晴らしいのです。
ロッカーにはガウン、サンダルが用意されていて、サウナも広々とした贅沢な造り。
いつ行っても空いています。(サウナはRクラスにはございません)

<リビエラを乗船して>
船内に入ってみて、乗客に殆ど会うことがない程少なかったです。

今回のリビエラでのアジアコースは完売続出。
この後2本の日本発着クルーズもかなりの人気で、なかなか予約ができない状況です。

オーシャニア乗客層は60~70代が多く、北米(アメリカ、カナダ)が殆どということですが、
今回のコースではアジア人が多いのが目立ちました。
皆さんマナーがよく、ゆったりとクルーズを楽しんでいらっしゃいます。

喫煙室でご一緒した70代タイ・バンコクからご夫婦で乗船されている男性。
「明日の昼に本場の和牛が食べたいのですがご存じないですか?」

私は神戸は全然分からなく、ホテルオークラ神戸が近いし間違いないので、
鉄板焼きレストランをスマホで詳細を見せました。
すると、「う~ん。すき焼きが食べたい」との事。

船内見学でご一緒した初対面である神戸在住の方に、
おすすめのすき焼きの店を教えていただきました。
三宮の肉料理専門店で、お昼のコースで2つコースがあり¥8,000-、¥10,000-。

その方に言うと、迷わず¥10,000-のコースで個室料別を予約。
「安いけど大丈夫ですか?」と。

ご満足いただけるかと心配でしたが、大丈夫だと信じます。

その神戸在住の方というのが、ラジオ局のアナウンサー。
月~木曜日の毎朝7時~10時を42年続けていおり、関西の朝の顔。
今日から毎朝聴くのを日課にしています。

クルーズは人との出会いが面白いのです!!

一押しのオーシャニア・クルーズ
オーシャニア・クルーズには全8隻ありそれぞれ違いがあります。

Aクラス 66,000トン 
・オーシャニア・アリューラ(2025年6月デビュー)
・オーシャニア・ヴィスタ

Oクラス 66,000トン
・オーシャニア・リビエラ
・オーシャニア・マリーナ

Rクラス 30,000トン
・オーシャニア・レガッタ
・オーシャニア・ノーティカ
・オーシャニア・インシグニア
・オーシャニア・シレーナ

どうしても新しい客船が脚光を浴びますが、
オーシャニアの良さは小型船(Rクラス)にあると思います。

クルーズ船は、大なり小なり設備が同じように備えています。
それを何人で使うかということになるので、小型船の方が乗客が少ない為、
船内では混雑とは無縁で、寄港地でも、すぐに下船することができ、
大型船のように降りるのに何時間も並ぶことはありません。

クルー、乗客と接する機会も増えます。
クルーに名前で呼んでいただける程、親密になりますが、
レベルが高いので自然な対応・サービスなので、一切ストレスは感じません。

客層が良いのも重要です。
乗客同士も気分よく過ごすことができます。

肝心の金額ですが、小型船になるほど比例して高額になりますが、
オーシャニアは、そこまで高くありません。

私が一番おすすめするオーシャニアクルーズ。
次のご旅行にご検討ください。

2024~2025年 オーシャニア・リビエラ 日本発着クルーズ
・2024年 3月20日(水)-4月01日(月)横浜~横浜 12泊13日
・2024年 4月01日(月)-13日(土)横浜~横浜 12泊13日
・2025年 4月01日(火)-13日(日)東京~東京 12泊13日
・2025年 4月13日(日)-25日(金)東京~東京 12泊13日
・2025年 5月08日(木)-22日(木)神戸~東京 14泊15日
※2025年5/08発のみ オーシャニア・レガッタ(Rクラス)運航
クルーズ代金:お一人様:USD4,499-~

オーシャニア・リビエラ 日本発着クルーズ 2024-2025年

MSCベリッシマ 船内レポート 日本発着クルーズ最新最大の客船

日本発着クルーズ最新最大の客船 MSCベリッシマ
MSCベリッシマが11/14神戸寄港し乗船視察してきました。

MSCはイタリアのカジュアル客船。最もお手軽なクルーズの1つ。
クルーズ代金が同室3人目の小人(17歳まで)が無料ということもあり、
ファミリー層が多いのも特徴です。

実際に目の前で見て、かなりの大きさに圧倒します。
動く巨大ホテルそのものです。

乗客定員は5,686名。満船になったら恐ろしい程の人口密度ですが、
今回のコースでは、3,000名程の乗客が乗船とのことです。

MSCベリッシマ
総トン数:171,598トン 船客定員:5,686名 クルー:1,536名 
全長:315.83m 全幅:43m 就航年:2019年

神戸・ポートターミナルに到着すると長蛇の列。
神戸市がターミナルから中華街まで約15分を無料シャトルバスが運行。

クルーズから下船した乗客が、バスを乗るのに300名以上の行列。
相当のバスがピストン運航しているので、それほどの待ち時間はないと思いますが、
並んでいる人の多さに圧倒されました。

MSCベリッシマ船内へ
MSCはスタイリッシュなデザイン。
イタリアのセンスの良さを感じます。

他の客船と比べ天井が低く、廊下が狭いのを感じましたが、
ガラス、鏡を多用して作られており、圧迫感は感じません。

レストラン10か所、バー20か所もの数があります。
メインダイニングは、3か所に分かれていて基本2回制です。
コースにもよりますが今回は、
1回目:17:00
2回目:19:30
夏休みなど予約数が多い時は3回制もあったとの事。
その場合、3回目:21:30

予約時に1回目、2回目をリクエストできますが、あくまでリクエスト。
確約でなくチェックイン時にクルーズカードにレストラン名・時間・テーブル番号が記載。

お好きな時に行けるフリーシーティングの設定はなく、クルーズ中は同じテーブルになります。
2名テーブルも数少ないながらもあります。

ビュッフェレストランは、営業時間が20時間。1298席もの席数。
料理の種類もたくさんあります。
特に本場ビザが美味しく、モッツアレラチーズ製造機があり、
作りたてのモッツアレラチーズで焼き上げ。

スペシャリティレストラン
・HOLA!TAPAS BAR…ミシュラン2つ星シェフ監修のスペイン・タパス
・ブッチャーズカット…ステーキハウス
・海渡 鉄板焼き&寿司バー
・シーパビリオン…中華火鍋料理

スペシャリティレストランは別途料金がかかり、パッケージが多数用意されています。
2回パッケージ(ブッチャーズカット、シーパビリオン):$70
3回パッケージ(HOLA!、海渡寿司、ブッチャーズカット):$90

船内中央にある「ガレリア・ベリッシマ」は長さ96m、2層吹き抜けのプロムナードの天井は、
LEDスクリーンドームで、様々な映像が投影されます。
その通りにジェラート、チョコレートショップ、免税店、ブティック、スペシャリティレストランなど、
海外の街の一角に来たような雰囲気。

シアターは2か所あり、
ロンドンシアターは収容900席。無料ですが予約制。
カルーセルラウンジは、有料の円形劇場。
シルクドゥソレイユのショーが売りでしたが、今年契約が切れて、
現在はオリジナルショー。1ドリンク付き$18。

スペシャリティレストラン、エクスカーション(寄港地観光)、
ショー、スパなどの予約は、アプリ「MSCフォー・ミー」から予約することができます。
船内で無用WIFIに繋いで使うことができます。

MSCは別途有料が多く、ある程度付けた方が、予算を気にすることなく楽しめます。
全てのオプションは出発前に予約をしたら、乗船後に購入するよりお安くなります。

ビュッフェレストランの水、コーヒーサーバーは無料ですが、
メインダイニングでも飲み物は水、食後のコーヒーを含めて全て有料。

これだけのバー、レストランがあるので、
ドリンクパッケージを付けた方が断然お得で楽しめます。

MSCベリッシマのキャビン
キャビン面積は他船と比べ狭いのですが、室内スタイリッシュなデザインで、
鏡を多く取り入れているので、そこまでの狭さは感じません。

内側客室 10-15㎡ 

海側客室 約12-16㎡
バルコニー客室 17㎡

MSCヨットクラブ 
スタンダード客室とは別に、プライバシー重視した上級サービス。
専用エリアはヨットクラブ乗客しか入ることしかできません。

フリーシーティングのダイニング、コンシェルジュサービス、ラウンジ、
ビュッフェ、プール、ジャグジー、スイートにはバトラーサービス。
別世界の静かな空間があります。

MSCは、気軽に楽しむカジュアルクルーズです。
船側が用意したものを楽しむのがカジュアル船になります。

ご予約後のお客様で、いろいろとリクエストがありますが、
殆ど特別なリクエストはできません。

一口にクルーズといっても船会社により全く違うものです。
全てが豪華客船・世界一周ではありません。

かなりの乗客を乗せ、代金をお安く設定しています。
ホテル、移動、食事、ショーなどが含まれていてこの値段。
代金と比較してこれほどコスパがよいのはないと思います。

気軽に誰もが楽しめるMSCクルーズ。
一度ご乗船されてみてはいかがでしょうか。

MSCベリッシマ 日本発着クルーズ バルコニー客室に特別料金で空きがあります!
- コース:クリスマス・年の暮れクルーズ 10日間
- 日程:2023年 12月21日(木)- 12月30日(土)
- 発着:横浜~横浜
- クルーズ代金(2名1室・お一人様):108,800円
※港湾税:お一人様 45,500円(全てのお客様対象)別途かかります。
※船内チップ(お一人様/1泊あたり):12歳以上:$14.50‐、2歳~11歳:$7.25-、
 国際観光旅客税:¥1,000-が別途必要です。
MSCベリッシマ 2023年 12/21-12/30 クリスマス・年の暮れクルーズ 10日間
MSCベリッシマ 日本発着クルーズの乗客層
乗客層は日本人が90%以上に見えます。
目立つのが団体での添乗員同行の募集ツアー。
ダイヤモンド・プリンセス日本発着と同様のお客様層。

ただダイヤモンド・プリンセスと違うのは、
パブリックエリアのアトリウムに旅行会社のツアーデスクを作っています。
各社競うように看板を立てて、大声を出して、ツアーの旗を振っています。
パブリックエリアなのにツアー客の混雑で通行ができにくく雰囲気台無しです。

ダイヤモンド・プリンセスも以前は同じ光景でしたが、
一定のルールを設け禁止事項を明確にしました。

旅行会社はツアーデスク設置を禁止。
また、旅行会社は乗客に名刺を渡すことも禁止。
今まで船内で乗客にセールスがいかに多かったのが分かります。

雰囲気はそこまで悪くなくなりましたが、添乗員が旗を持って船内団体ツアーは依然あります。
「ここがピザ屋ですよ。」
「ここがバイキングで食べ放題ですよ。」と、
見たら分かるものを、これから1週間以上乗船し嫌でも分かるものに。
他の乗客がくつろいでいる雰囲気を気にすることなく大声を張り上げます。

正直、日本発着で添乗員はやることがないと思います。
承認欲求の為に大声をだして仕事やっている感を出しているのでは。
と感じてしまいます。

日本語船内新聞は船会社で作って客室に配ります。
船内はアナウンスを含め日本語の案内があるので、英語が分からなくても困ることは一切ありません。
日本国内の寄港なので緊急があれば下船すればそこは日本。
船会社でしっかりとサポートがあるので、団体ツアーで行く意味が分かりません。
何で大切な旅行に行くのに他の人に気をつかうのか。

それでもお客様は、御社から添乗員は乗るのか?と聞かれます。
団体ツアーで隙間なくビッチリ行程が組まれないと旅行じゃない。
修学旅行モデルが、今でも日本の大多数の旅行スタイルなのかもしれません。

一押しのオーシャニア・リビエラ 日本発着クルーズ

世界でクルーズ会社は200社以上ありますが、
私が一番いいと思うのが「オーシャニア・クルーズ」
これはクルーズをやり始めた13年前から変わる事がありません。

船内の設備はどの船会社も殆ど同じですが、
船の大きさ、乗客とクルーズの対比、クルーのサービスのレベル、食事、客層、
そしてコストパフォーマンス。
どう比べてもオーシャニア・クルーズが勝ります。

オーシャニア・クルーズの中でもおすすめのオーシャニア・リビエラ(66,000トン)が
2024年、2025年に日本発着クルーズを運航します。

本来、海外クルーズをおすすめしているのですが、
「飛行機に長時間乗れない」、「飛行機代金の分をクルーズにかけたい」などの声を聞きます。
日本発着は、オーシャニア・クルーズをご検討ください。

乗下船の際、船内では待つということはなく、
ダイニングはお好きな時間に行くことができるフリーシーティング。
ドレスコードがないので、リラックスした旅ができます。

メインダイニング以外に、ビュッフェ、ステーキハウス、フレンチレストラン、イタリアンレストラン、
アジアンレストランがあり追加代金なしで利用することができます。

さらに特典 simply MORE がついております。

- 無料 寄港地観光ツアー…寄港地ツアークレジット 1室/$800-
- 無料 ハウスドリンクパッケージ…ランチ、ディナー時の指定のアルコール
- 無料 美食のスペシャリティレストラン
- 無料 無制限のインターネット…2デバイス

先日、紹介しました「リージェント・セブンシーズ・クルーズ」と同グループ会社。
オーシャニアクルーズの上がリージェント・セブンシーズ・クルーズになります。

行 先日本周遊 横浜発着(2024年) 東京発着(2025年)
船 名オーシャニア・リビエラ オーシャニア・レガッタ
クルーズ会社オーシャニア・クルーズ
シップデータ・オーシャニア・リビエラ
総トン数:66,000トン 全長:238m 全幅:32m 船客定員:1,250名 クルー:800名 就航年:2012年
・オーシャニア・レガッタ
総トン数:30,277トン 全長:181m 全幅:25m 船客定員:684名 クルー:400名 就航:1998年(改装2014年)
クルーズ日程・2024年 3月20日(水)-4月01日(月)
・2024年 4月01日(月)-13日(土)
・2025年 4月01日(火)-13日(日)
・2025年 4月13日(日)-25日(金)
・2025年 5月08日(木)-22日(木)⇒レガッタ運航 神戸~東京
日 数12泊13日・14泊15日
クルーズ代金お一人様:USD4,499-~
オーシャニア・リビエラ 日本発着クルーズ ページへ

クルーズ最高峰 リージェント・セブンシーズ・クルーズ 日本発着クルーズ

セブンシーズ・ボイジャー

リージェント・セブンシーズ・クルーズ セブンシーズ・エクスプローラー
2024年3月~2026年4月 東京発着で16コース設定しました。
日本周遊、釜山(韓国)、上海(中国)、沖縄、台湾を巡るクルーズ。
日数は最短で11泊、最長14泊。

オールインクルーシブで追加代金がなく、存分に贅沢を。
極上のグルメ料理、クルーズ最高峰のサービス。
頑張った自分へのご褒美に。是非ともご検討ください。

行 先日本周遊 東京発着
船 名セブンシーズ・エクスプローラー
クルーズ会社リージェント・セブンシーズ・クルーズ
シップデータ総トン数:56,000トン 全長:224m 全幅:31m 船客定員:750名 クルー:542名 就航年:2016年
クルーズ日程・2024年 3/06(水)―18(月)12泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2024年 3/18(月)-4/01(月)14泊 日本周遊・韓国・中国 東京/東京
・2024年 4/01(月)-13(土)12泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2024年 10/07(月)-18(金)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2024年 10/18(金)-29(火)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2025年 3/05(水)-19(水)14泊 日本周遊・韓国・中国 東京/東京
・2025年 3/19(水)-31(月)12泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2025年 3/31(月)-4/14(月)14泊 日本周遊・韓国・中国 東京/東京
・2025年 4/14(月)-26(土)12泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2025年 10/06(月)-17(金)11泊 日本周遊・韓国 横浜/東京
・2025年 10/17(金)-28(火)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2025年 10/28(火)-11/08(土)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2026年 3/14(土)-25(水)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2026年 3/25(水)-4/08(水)14泊 日本周遊・韓国・中国 東京/東京
・2026年 4/08(水)-19(日)11泊 日本周遊・韓国 東京/東京
・2026年 4/19(日)-5/03(日)14泊 日本周遊・韓国・中国 東京/東京
日 数11泊12日・12泊13日・14泊15日
クルーズ代金お一人様:USD9,280-~
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