コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~

バルセロナ最終日 まさかの陽性!?

5/04 バルセロナ(スペイン) 

長かった旅も、明日の朝便で帰国の途へ。
朝、昨日受けたPCR検査の結果が出る前に、陰性証明を受け取りに徒歩でクリニックへ。
着く直前にメールで結果が届きました。

クリニックで、証明書記載の名前、性別、日付をしっかり確認。
係の方も親切に対応いただき、無事に証明を受け取りました。

近くのカフェでコーヒーを飲みながら、日本のMy SOSへ送信。
20分後、妻は緑色で承認。

私は、黄色でエラー。「この内容では受付できません」。
まったく、日本はちゃんと仕事してくださいよ!!と、
写真が悪かったのだと、もう一度撮りなおして送信。

2時間後、またもやエラー。
再度、写真を撮りなおし送信。

今日は、ホテルを変えます。
明日の朝、早いので、空港シャトルバス乗り場がある、
エスパーニャ広場の近くにホテルを取ってました。
12:00にバルメスホテルをチェックアウト。

今日1泊のホテル Pestana Arena Barcelonaへ徒歩で約30分。
到着後、すぐにチェックインできました。

エスパーニャ広場のバス乗り場まで徒歩5分。
巨大ショッピングセンターもあり、レストラン多数。
ホテル周辺にも小さなレストランも何軒かあり便利なロケーション。

宿泊していたホテルバルメスは、街の中心でロケーションは良いのですが、
賑やかすぎて、私の好みは今日のホテルです。
何より良いのはドライサウナ、スチームサウナ完備。バスメスはスチームサウナのみでした。

明日の朝、6時にはホテルを出るので、最後の夜は、サウナでゆっくりして早めに寝よう。

フロントへサウナを準備してくださいと連絡。
約20分後にはサウナが温まって準備完了。

そろそろMy SOSが承認されているかなと見たら、またもやエラー。
おかしいなぁ~。

こうなったら、成田空港で手続きを待つしかない。
と、もう一回、証明を見てみたら、なんと陽性!!
何回やってもエラーになるはずで、まさか自分が陽性になるとは夢にも思いませんでした。

少し考え、もう一度、違うクリニックでPCR検査を受けようと決めました。
それで陰性の場合、予定通り帰国。
陽性の場合は、バルセロナに残り、ゆっくりしよう。
海外旅行傷害保険に加入していますが、どこまでがでるのか分かりません。
陽性になったら、保険会社へ電話しよう。

最近、バルセロナ空港にPCR検査が新たにできている情報があり、
すぐに空港シャトルバスに乗って空港へ。
その時点で15:30。

16:00すぎ空港に着いて、ターミナル1の検査場へ。
予約した場合、100ユーロですが、当日の予約ができず150ユーロで検査。
30分で検査結果がでます。
予約なしのレーンに並び、予約レーンに人がいなくなったら、呼ばれて検査ができます。

並んでいると、見るからに私と同世代の日本人の男性が後ろに並びました。
声をかけ話しました。
ゴールデンウィークにスペイン一人旅。
帰国便は、私と同じ明日のエティハド航空で成田へ。

スペインに入る事ばかり調べており、日本入国は調べていなく、
日本に入るには、陰性証明が必要と、昨日初めて知って、
急いで検査を受けに来られたとの事。
すごく感じの良い魅力的な方で、話しているとすぐに時間が経ちます。

行きたい人は、行く方法を探し、
行かない人は、行けない理由を考える。
人生も全てにおいて、全く同じだと思います。

すぐに私の番がきて、PCR検査。例のごとく、鼻、喉に綿棒。

30分が経ち、検査結果、陰性証明を受け取りに行きます。
見事、陰性!
昨日の検査はなんだったのか。

今回、日本の厚労省フォームを、たくさんコピーを持って来ていましたが、
昨日、証明をもらった時点で、全て処分していました。
そのことをいうと、フォームを作っていただきました。
My SOSへ陰性証明を送信。

バスでホテルに戻り、18:00過ぎ、念願のサウナへ。
ドライ、スチームサウナを十分楽しみました。
その間にMy SOSから緑色の承認がきました。

ホテルを出たのが19:00過ぎ。この時期の日没は21:00頃。
まだ明るいので夕食までブラブラ散策できます。

ホテルのすぐ近くに気になるピザ屋。夕食はここにしよう。
定員の愛想、サービス、客層もよく、最後の夜にふさわしい。
今まで食べたピザで断トツ1番の美味しさ。

食後、恒例のコーヒー&マカロンを探し、美味しくいただき最後の夜を過ごしました。

バルセロナから帰国

5/05 バルセロナ(スペイン) 

朝5時に起床。
ホテルチェックアウトし、6時過ぎにエスパーニャ広場のバス乗り場へ。

バルセロナ空港到着して、エティハド航空カウンターにてチェックイン。
PCR陰性証明、My SOSアプリを提示で、いつもと変わらなく、
コロナ前の所要時間でチェックインができます。

行先の入国条件の確認は、航空会社でのチェックイン時に任されており、
今回、乗り継ぎでのチェックは一切ありませんでした。

帰国のフライトスケジュール
5/05 EY3772 バルセロナ09:20/ミュンヘン11:20
5/05 EY006 ミュンヘン12:10/アブダビ19:55
5/05 EY878 アブダビ22:10/成田13:00+1(5/06)
所要20時間40分

東向きなので、往路の西向きに比べたら、時間短縮されます。
といっても20時間以上エコノミーでの移動。

ルフトハンザ航空にてバルセロナを離陸し、アルプスの上空を抜け、ミュンヘンへ。
2時間の距離なのでラクラクです。
ミュンヘン空港では、50分の乗り継ぎ。
MCT(最小乗り継ぎ時間)は世界屈指の最少45分。
50分でターミナルを移動して、EU出国手続き、荷物は間に合うのだろうか。

シャトルに乗って別のターミナル移動、出国審査、喫煙ルームで一服、ゲートへ移動。
十分間に合いました。

往路で荷物が届かない場合、大変なのですが、
復路はロストになっても、指定場所に届くと思いますので、何も心配してません。
荷物も無事に成田に着きました。

バルセロナ~ミュンヘン、ミュンヘン~アブダビ間は、ともに満席。
アブダビ着19:55。
乗り継ぎ、アブダビ発22:10。

アブダビ~成田間は空いていて、一人で3シート利用できる程。
エディハド航空の機内食は、あまり評判よくないのですが、美味しくいただきました。
お酒も提供してます。

日本帰国

5/06 13:00 成田空港 予定通り到着。

成田空港に到着したら、異様な雰囲気。
全ての人がマスクをして、整列し並んで抗原検査。

わずか2週間ですが、どこでも自由だったので、
まだこんなことしているのかと、げんなりしました。

唾液を採取して、放送で番号が呼び出されたら入国審査へ。
それまで番号席で待ちます。

成田空港の週末夕方便では、6時間以上待たされたという口コミもあり、
厚労省も「同日乗り継ぎができない場合もありますので翌日移動」を呼びかけています。

今回は空いている時間で、到着から2時間で番号を呼び出され入国できそうですが、
妻の番号が呼び出され、私の番号が呼ばれませんでした。

陽性!?

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~

パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)

クルーズ 7日目
5/01 パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 08:00/19:00
クルーズ最後の寄港地。
無料シャトルバスで約10分。
街の中心であるパルマ大聖堂へ。
スペインでもマスク姿はありません。

バスを降りて、目の前のパルマ大聖堂を目指します。
横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていた時、
自転車に乗った男性が「オラ!」と怒鳴られました。
「なにコラ!」と反射的に言ってしまいそうになりました。

スペインでは、歩道の横に自転車専用道があり、
信号待ちの際、知らずにそこに立っていたのが、後になって気づきました。

また、スペイン語でのあいさつが「Hola!(オラ)」
英語でのHi!みたいなものだそうで、朝、昼、夜といつでも使える表現。

ネタのような話ですが、本当にあった話です。
今回行った先では、皆さん優しく、礼儀正しい。
因縁をつけるような人には、一切出会いませんでした。

パルマ大聖堂は、イスラム教徒からマヨルカ島を奪回して、1601年に完成。
1851年の地震によって建物の正面部分が大きく壊れ、
その修復工事にアントニ・ガウディが関わり、壁画・説教台・天蓋などをデザイン。

大聖堂の周りには旧市街があり、レンガや石畳の作りが風情があります。
たまたま入った教会では、日曜礼拝が行われていました。
メインストリートのボルン通りは、道の両脇にブランドショップが並び、
レストラン、カフェ、おみやげ屋さんなどがたくさん軒を連ねています。
ワゴンカフェ、雑貨ショップもあり、歩いているだけで楽しめます。
最後の寄港地を楽しんだ後、船へ戻り、下船準備。
夜22:00までにスーツケースを部屋の前に出します。

最後のディナーは、メインダイニング。

オーシャニアでは、特典「O Life Choice」があります。
船内WIFI無制限が付いており、
さらに1つ選ぶことができます。
・シップボードクレジット 7泊/$400(1室)
・エクスカーション 7泊/4コース(1室)
・ビバレッジパッケージ(1室2名まで)
日数が多くなれば、特典も多くなります。

今回、シップボードクレジットを選びました。
船内での支払いに利用することができ、チップにも充当することができます。
キャビンのテレビから請求明細を見ることができます。

クルーズでは、カジノをしなければ殆どお金を使うことがなく、チップ代に充当しました。
船内チップ:一人1泊$16-×7泊=$112-
それでもまだ余っていたので、免税店でショッピング。
バーでモヒート。

旅の最後の夜は感傷的になりますが、クルーズではさらに強くなります。
やっと船に馴染んで、乗客、クルーとも親しくなった頃に下船。

クルーズは乗船から下船まで起承転結。
普通の旅では経験できない物語があります。
今回も、人との出会い、7泊という短い期間でも、いろいろな物語があり、
かけがえのない思い出となりました。
私にとってクルーズは特別なものです。

コロナ禍で、予約しては中止を繰り返し、2年半ずっと海外クルーズを夢見ていました。
人は夢がないとなんとも虚しく、心が乾き、目標がないとやる気も起きません。

また頑張って必ず戻ってきます。

バルセロナ(スペイン)

クルーズ 8日目
5/02 バルセロナ(スペイン) 06:00

朝、目が覚めると暗いうちに、バルセロナに入港していました。

朝食をとり、お世話になったクルー、仲良くなった乗客に挨拶し、下船。
昨夜預けたスーツケースが番号順に並べられ、そのまま下船。

当日、飛行機に乗る方は、バルセロナ空港へのデリバリーサービスもあります。

バルセロナ港は、地中海クリーズの玄関口。
大きな港で10のターミナルがあります。

各クルーズターミナルの前にタクシー、シャトルバス乗り場があり、
徒歩ではヨーロッパ橋を渡り約40分。
シャトルバスはコロンブスの塔まで約15分、3ユーロ。

コロンブスの塔までバスに乗り、バルセロナの目抜き通りランブラス通りを歩いてホテルへ。
ランブラス通りは、朝9時というのに凄い人で賑わってます。
ここでも誰もマスクは着けておりません。

バルセロナで3泊した後、日本に帰国します。

ホテル バルメスにチェックイン。
バルセロナの繁華街で、カタルーニャ広場まで徒歩約15分。
周辺にはレストラン、ブランドショップが立ち並び、ロケーション抜群です。

カタルーニャ広場からランブラスを散策し、ブケリア市場の海鮮料理で夕食。
本場のパエリアを食べたい。
お腹一杯になり、お金を支払い店を出ると、すぐ横に焼きそば屋の行列。
うかつにも並び、また食べてしまいました。

5/03 バルセロナ(スペイン) 

帰国便は5/05 09:20発。
日本入国は、現地出発72時間以内のPCR陰性証明が必要です。
厚労省フォームで、日本のアプリ My SOSに添付して送信します。

クリニック探したら、在バルセロナ日本国総領事館ホームページにクリニックの紹介がありました。

Centre Mèdic Travessera 
市内(サグラダファミリア地区)にあり、予約なしで受けることができます。
朝9時に行ったら、一人並んでいました。

外で約5分程待ち、係の方が問診票を持っていただき記入。
クリニックの中に入り受付、クレジットカード決済。

検査結果のタイミングによって料金が違います。
・2時間:130ユーロ
・24時間:90ユーロ
今回、24時間で結果がでるタイプを選びました。

すぐに番号で呼び出され、PCR検査。
鼻の中に綿棒を入れるのに慣れてきました。
待ち時間も合わせて15分で終了。
結果は翌朝メールにて送られてきます。
ただ、厚労省フォームの陰性証明が必要で、翌日また取り行かなければいけません。

検査が終わったので、今日はゆっくりバルセロナ散策。

徒歩でカタルーニャ広場からランブラス通りを経て、ゴシック地区へ。
ゴシック地区にプーチンが牢獄に入れられている絵を建物に描いていました。
広場ではウクライナ侵略反対のデモ。
今夜、どこかの教会でコンサートの告知。

徒歩約40分でサグラダファミリアへ。
夕食はホテル近くのケバブ屋さん。
愛想の良い、サービス精神旺盛のトルコ人が経営。

ビーフとチキンのミックスケバブの下には、フライドポテト、サラダがぎっしきり。
美味しさの秘密は、親父の汗が塩味の隠し味。

ビールを飲んで一人12ユーロ。
美味しく、ボリューム満点。かつリーズナブル。

ホテルへの帰り道、偶然、教会でコンサートが行われてました。
ゴシック地区で告知をしていた教会か分かりませんが。
50人程の方がピアノ演奏で合唱。
素晴らしく、ついつい最後まで聞き入ってしまいました。

最後の曲は、ジョンレノン「イマジン」。
しっかりと受け止めました。

Imagine John Lennon & Yoko Ono

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~

アジャクシオ(コルシカ島・フランス)

クルーズ 4日目
4/28 アジャクシオ(コルシカ島・フランス) 09:00/18:00

朝食はビュッフェでしたが、気分を変えてメインダイニングで。

寄港地は、あまり関心がなく、どこに行くのか前日まで気にしていません。
コルシカ島がこんなに素晴らしい所というのも、全然知りませんでした。

クルーズ港がアジャクシオ・街の中心。
目の前に市場があり、クラシカル雰囲気の商店が軒を連ねています。
ナポレオンの生家も徒歩10分。

歩いて2時間もあれば十分まわれる大きさの街。
船に戻る前に、2階建周遊バスがあったので乗車しました。

ナポレオン像、海岸線をを走り、ビーチリゾートへ。
1時間9ユーロ。これは価値がありました。

この日のディナーは、ビュッフェレストランに行ってみました。
毎日、ビュッフェレストランにお寿司が提供されております。
アジア料理も種類があるので、食事に飽きることはありません。

マルセイユ(プロバンス・フランス)

クルーズ 5日目
4/29 マルセイユ(プロバンス・フランス) 08:00/19:00

早くもクルーズは後半。
日に日に下船の日が近づくにつれ、寂しさも増します。

フランス人口ベースで第二の都市、マルセイユに寄港。
南フランスを代表する商工業都市。

フランス都市 人口ベスト10
1位 パリ 218万人
2位 マルセイユ 86万人
3位 リヨン 51万人
4位 トゥールーズ 47万人
5位 ニース 34万人
6位 ナント 30万人
7位 モンペリエ 28万人
8位 ストラスブール 28万人
9位 ボルドー 25万人
10位 リール 23万人

街の中心部に港があるのですが、小型船のみで、バスで約30分の距離にある港に停泊。
大きな港で、クルーズ船が多数寄港しています。

中心部まで無料シャトルバスが運行されており、街を散策しました。

船に戻り、夕食はスペシャリティレストランのアジア料理「レッド・ジンジャー」へ。
そろそろアジア料理が食べたくなってきた頃。
なんちゃって日本料理、アジア料理なのだろうと、全く期待していませんでした。

ダイニング内の雰囲気、サービスがよく、箸、お茶の種類を選ぶことができます。
料理は、かなりのメニューがあり、どれにするか迷いました。

・盛り合わせ シェフのおすすめ寿司 串焼き、刺身、てんぷら
・スープ トムカーガイ(タイ料理:レモングラス、ココナッツミルク、チキン)
・アボガド・ロブスター・サラダ
・海老チリガーリックソース
・スズキの味噌漬け
・牛フィレ照り焼き
・プルコギ(あばら肉ステーキ・七味バター)
・レッドジンジャー 特製炒飯
・デザート マンゴープリン&とうがらしアイス・チリソルト

二人でこのメニューを注文。
一切期待してなかったのですが、全てが本物で美味しい。
特に、スズキの味噌漬けは脂が乗っていて絶品。
プルコギは柔らかく味付けが抜群。
大満足し、幸せな気分に浸りました。

ポート・ヴァンドル(フランス)

クルーズ 6日目
4/30 ポート・ヴァンドル(フランス) 08:00/18:00

毎朝のルーティーン。
薄暗い時間に起きてコーヒーを飲みに行き、ジムで走って、サウナで読書。そして朝食。
これだけで1日満足。幸せを感じます。
あとはおまけみたいなもの。

今日はメインダイニングで朝食。
よくモーニングステーキと聞きますが、朝からステーキなんて食べたいと思いません。
どんなものかステーキを注文。
やはりステーキは夜に食べるものでした。

今日の寄港地は、沖合に停泊し、テンダーボートで約10分で上陸。
船に備えているテンダーボート数隻で、港までピストン運航しております。
定員100名ですが、20名位乗ったら出発します。
ポートヴァンドル港の周りにはレストラン、土産物が並んでいます。
ブラブラ散策していたら、高台の住宅地にきてました。
日本の住宅と同じような広さ規模ですが、環境が素晴らしく、
豊かだなぁ~と、つくづく実感します。
街を散策して船に戻る途中、観光列車があり、どこに行くのかも分からず乗車。
どっかで2時間停車して戻るということ。

約20分乗車して停車。
海沿いの街でレストラン、土産屋があり良い雰囲気。
広場では土曜日という事もあり、トランペット好きが集まり、
みんなが楽しくワインを飲みながら演奏。
人生を楽しんでいる!!

路地に入ったら、こちらも雰囲気抜群。
城の高台に上がり、景色を眺めていたら、あっという間に出発時間。
そのまま港へ帰るのかと思ったら、狭い山道を登って行きます。
列車はブドウ畑を通り山頂へ。
息を呑むほどの絶景!!
街は素晴らしく、山頂の絶景。
ポートヴァンドルに来たら、この観光列車は外せません。
テンダーボートで船に戻り、プールサイドでゆっくりのんびりと。

本日のディナーはスペシャリティレストラン、イタリア料理「トスカーナ」。
こちらも雰囲気、サービスよく、間違いない美味しさ。

明日は最後の寄港地、パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)へ。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~

リボルノ(イタリア)
クルーズ 2日目
4/26 リボルノ(フィレンツェ/ピサ・イタリア)08:00/20:00

クルーズ初めての朝は、夜明け前5時半に起床。
コーヒーを飲んでから、フィットネスジムへ。

海を観ながら1時間のランニング。
その後、サウナに入りながら読書。
旅にでたら毎日欠かしません。これが私の楽しみなのです。
08:00 リボルノに入港。

今回のコースは近場をまわるコース。
距離が近い為、速度を上げず、少しづつ進んで行くので、全く揺れなかったです。

私は、すぐに船酔いします。
日本で売っている酔い止め薬はあまり効かず、
クルーズでは、医務室かフロントで酔い止め薬をいただきます。

アメリカ製の酔い止め薬で一袋に1回2錠。
1錠だけを飲み30分程したら眠くなり、30分程寝たら元気全開!
「もっと揺れろ!」という位、効きます。
クルーズ中はこの1回1錠飲むだけで、あとは船酔いしなくなります。
今回のクルーズでは、一切揺れなかったので、飲みませんでした。

8時半、ビュッフェレストランでゆっくり朝食。
天気も良いし、せっかくだから外に出よう。

オーシャニアの良い点は、港から街の中心まで無料シャトルバスを用意。
20~30分に1本でているので、とにかく楽です。
他のクルーズ船の場合、たまに出ている場合もありますが、有料の場合が多いです。

クルーズ乗下船、目の前にあるシャトルバスに乗り、約15分で街の中心へ。
リボルノでは、フィレンツェに行くかどうか、当日の気分で決めようと思っていました。
フィレンツェまで約2時間かかるので、リボルノをぶらぶら散策しよう。

イタリアと聞いたら、洗練されたお洒落なイメージですが、
リボルノは、お洒落とは程遠い雰囲気。
市場は、以前ロシアに行った時に、これぞ共産圏の市場と感じましたが、
それに似たような雰囲気。
2時間程、街を散策し船に戻りました。

船に戻り、ビュッフェレストランにて遅めの昼食。

オーシャニア・マリーナは、レストランが充実しています。
・グランドダイニングルーム…日替わり料理のメインダイニング
・テラスカフェ…日替わりの地中海料理バイキング
・ウェイズスグリル…ハンバーガー、ホットドックなどのグリル料理

以外に、4つのスペシャリティレストランがあります。
・本格フランス料理「ジャック」…元仏大統領専属シェフ、ジャック・ペパンが
 マスターシェフをつとめるフレンチ・ダイニング。
・本格イタリア料理「トスカーナ」…トスカーナ地方の料理を専門としたメニューをご用意。
・ステーキ&シーフード「ポロ・グリル」…ラルフ・ローレンデザインのステーキハウス。
 新鮮なシーフードも自慢です。
・アジアン・ダイニング「レッド・ジンジャー」…日本・タイ・ベトナムの味を
 現代風に取り入れた本格アジアン・ダイニング。

12泊以内のコースでは、1回ずつのご予約が可能で、
予約は、キャビンカテゴリーによって予約開始時期が異なります。
人気のある19:00前後から予約が埋まります。

・スイート:90日前
・ペントハウス:75日前
・ベランダ A:60日前
・ベランダ B以下:45日前

今回は、乗客が少なかったので、どの時間も空きがありました。

この日は、本格フランス料理「ジャック」を予約。

以前は、夕食後に夜食を食べていたのですが、
今回は、さすがに夜食は一回も行きませんでした。

チベタベッキア(イタリア)
クルーズ 3日目
4/27 チベタベッキア(ローマ・イタリア) 08:00/20:00

今日も快晴。
いつものルーティン。コーヒーを飲み、ジョギング、サウナ、読書、朝食。

チベタベッキアは、ローマの外港で、約1時間でローマに行くことができます。
無料のシャトルバスがチベタベッキア街中まで運航しているので、
チベタベッキアの街をぶらぶら散策します。

昨日行ったリボルノとは違い、人も街も垢抜けているように見えます。

チベタベッキアは、ローマの外港で、大きなクルーズターミナルです。
この日だけでも、MSC、コスタ、NCL、ウィンドスターなど、多数寄港しておりました。

横同士に停まっているので見比べたら、部屋の幅、高さが明らかに違うのが分かりました。
広さだけが注目されますが、高さもかなり違いました。
こういう細かい所にも配慮があり、満足感が比例するのです。

ランチは船に戻り、和牛バーガーに挑戦。
何を食べても美味しいのです。

今日のディナーは、ステーキ&シーフード「ポロ・グリル」。
おもいっきり肉が食べたい。
毎日メインダイニングでもサーロインステーキがあるのですが、
ステーキハウスで存分に肉を食べる。クルーズでの楽しみの一つ。

以前、このポログリルのメインで、神戸牛、トリュフ、ロブスターとあり、
プロレスでいうなら、
新日本プロレス:アントニオ猪木
全日空プロレス:ジャイアント馬場
国際プロレス:ラッシャー木村
がタッグを組んだようなもの。
団体の垣根を超えた、夢のオールスタートリオを迷わず注文。
出てきたのが、3つのミニハンバーガーの中にそれぞれ少しづつ入っていたというもの。

2度と失敗は繰り返さない。

前菜は海老のスパイシーカクテル。蟹ケーキ・タルタルソース。
スープはロブスタービスク。
ステーキはポーターハウス 20オンス(Tボーンステーキ・567g)
サイドメニューは、ロブスター マカロニ&チーズ。
デザートにニューヨークチーズケーキ。
我ながら完璧なチョイスだ。
ステーキは骨を含めての567gだからペロリと食べれるはず。

美味しくいただきましたが、ステーキをあと少しでギブアップ。
以前ならペロリと平らげていたのに。
生まれて初めてステーキを残してしまいました。

満腹感と幸福感で眠りにつきました。

今、初めて気づきました。
この日の昼に和牛バーガーを食べて、その数時間後にTボーンステーキを食べてました。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~ 

ニースからモナコへ

2022年 4/25 モナコ・モンテカルロ出航
オーシャニア・マリーナ 7泊8日 西地中海クルーズ

フランス・ニースで3泊の後、バスでモナコ・モンテカルロへ。
約1時間、絶景の海岸線を走り、モンテカルロ到着。

モナコい着いた瞬間、高級車、高級ブランドの装いで、今までのヨーロッパとは全く違う雰囲気。
超高級セレブ御用達のリゾートで、各国のセレブ達の別荘。
物価は世界トップクラス(ミネラルウォーター250m1本500円)

モナコGP 2022年 5/29決勝の観覧席が並び、街はグランプリ一色。
モナコは、2012年4/25に来て、ちょうど10年ぶり。

バスは中心部に到着して、徒歩でクルーズターミナルへ。
ターミナルでは、部屋に入れる荷物を預け、
湾岸局係にワクチン接種、陰性証明を提示した後、船内へ。

クルーズチェックインは、船内シアターで行います。
事前にwebチェックインしているので、3分もかかりませんでした。

また、ライフボートドリル(避難訓練)も、webチェックイン後に、
動画で観ており、省略されました。
観ていない人の為に、その場でクルーが避難訓練の待機をしてます。

以前は、カウンターに並びチェックイン。
その後、出航前に避難訓練。
それに比べて、今回はチェックインに並ばず、避難訓練もなく楽でした。
今後、これがスタンダードになればと願います。

今回のクルーズは、7泊8日で西地中海をクルーズ。近い距離をまわるコース。

コース 
1.モンテカルロ(モナコ) 21:00
2.リボルノ(ピサ/フィレンツェ・イタリア) 08:00/20:00
3.チベタベッキア(ローマ・イタリア) 08:00/20:00
4.アジャクシオ(コルシカ島・フランス) 09:00/18:00
5.マルセイユ(プロバンス・フランス) 08:00/19:00
6.ポート・ヴァンドル(フランス) 08:00/18:00
7.パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 08:00/19:00
8.バルセロナ(スペイン) 06:00

オーシャニア・マリーナ 乗船

オーシャニア・マリーナ
クルーズ会社:オーシャニア・クルーズ
総トン数:66,000トン 全長:238メートル 全幅:32メートル
乗客定員:1,250名 乗組員数:800名 就航:2011年

クルーズでの66,000トンはちょうどよい大きさだと思います。
これ以上大きくなれば、客室数が多くなり、導線が悪くなります。
比例して乗客が増えるので、施設を利用するのにも混みあいます。
小型船になれば、乗客は少なくなります。
施設は大型と変わらないので、混みあうことはありませんが、その分値段が高くなります。

船内に入り気が付いたのは、極端に乗客が少ない。
お昼過ぎなので、今から乗船するんじゃないかと思っていましたが、
その後、乗客数は増えませんでした。

近すぎてあまり人気のないコースなのか。
乗客が少ない方が静かで、どこに行ってもゆっくりできてありがたい。
体感ではクルーズ5人に対して乗客1の割合。なんと贅沢な!!

乗船後、ビュッフェでランチを取り、船内を散策。
設備はどこもゆったりとした作り。

オーシャニアは細部まで、こだわりを感じます。
ライブラリーは個室風に、2~4名席のボックスが数部屋。
読書もゆっくりとできます。

今回、プールには入りませんでしたが、デッキチェアで本を読み、
夕陽を見ながらジャグジーを堪能しました。

デッキチェアに着いたら、すぐにウェイターが飲み物を聞いてきます。
オーシャニアは、ソフトドリンクはどこで飲んでも無料。
レストラン、バー、プールサイド、部屋の冷蔵庫まで。

カジノ、免税店は寄港中はクローズ。出港したらオープンします。
カジノでは、スロット、ルーレットなどの対人ゲームがあります。

ジムは充実してます。
ランニングマシンなど多数あるので、混みあって待つことはまずありません。
海を観ながらランニングは最高です。

クルーズ中、毎日欠かすことなくランニングしました。
その後、スパ内のサウナへ。
ロッカーでは、バスタオル、ハンドタオル、ガウン、ビーチサンダルが用意。
サウナはドライとスチームがあり充実してます。
サウナを出たところに、ソフトドリンク、氷が用意されており、至れり尽くせり。

私にとってサウナが最重要です。
海を観ながらのサウナではありませんが、スタイリッシュで、暑さも良く、広さも十分。
ガウンに着替えて、ホットストーンもあります。

毎日サウナに行きましたが、ずっと貸切で、読書をしながら入りました。
期待以上のサウナ。満足しました。

オーシャニアのサウナは、Oクラスのマリーナ、リビエラにはありますが、
Rクラスにはありません。

ランドリールームが各階にあります。
利用は無料で洗剤も用意されており、乾燥機もあるので、毎日のように洗濯しました。

出航前にホライズンズバーで一杯。
ホライズンズバー、カジノバーでは、毎日17:15-18:15、22:15-23:15は、ハピーアワー。
1杯の値段で2杯いただくことができます。
初めてのディナーは、メインダイニングへ。

オーシャニアのおすすめの点は、フリーダイニング。
メインダイニングは、いつでも好きな時に行くことができます。

大型船では、1回目、2回目と事前に決められていて、クルーズ中は同じテーブル。
最近、フリーの設定もありますが、混雑時には待つ場合もあります。

そして、オーシャニアはフォーマルが設定されていないのもありがたい。
かといって、決してだらけるのではなく、皆さんお洒落です。

この日のメインダイニングは他に5~6組しかいなく、
ゆっくりディナーを楽しみました。
ウェイターも、付かず離れずで、心地よいサービス。

オーシャニアの料理は良い。
他のプレミアム客船と比べ、食材にお金をかけているのが分かります。
メインはムール貝を注文。タイのグリーンカレーソース。
パクチーが添えられ、タイで食べるグリーンカレーそのもの。
デザートがくると同時に、出航しました。
キャビン(客室)選び
今回、選んだキャビンはベランダB。
クルーズが良いのは、事前にキャビン番号を選ぶことができます。
混みあってきたら、ギャランティー(指定不可)になり、
出発直前にキャビン番号が決まる形になります。
また、当初お取りしたキャビンよりグレードUPし、キャビンが変わる場合もあります。

私は後尾で、できるだけエレベーターから離れるのが好みです。
クルーズ中かなり歩きますが、その分静かになり、歩くのは苦ではありません。

今回、ベランダBの後尾を予約してました。
出発の1週間前、グレードUPでエレベーターの目の前。
せっかくの好意なので、ありがたくそのまま受けました。

エレベーターの踊り場で、エレベーターを待っている人が、
ドアを開閉する度に覗かれそうで、賑やかなイメージがありました。

初めてのエレベーター前。
感想はとにかく楽です。
確かに、たまに踊り場でエレベーター待ちの方がいらっしゃって、
その都度、ご挨拶をしましたが、そこまで気になることはありませんでした。
ある日、ご高齢の女性が間違えて、私の部屋を開けようと一生懸命頑張っていましたが。

ベランダA・Bとも広さは26㎡。
全く同じ部屋の造りです。高層・中央がA、下層・前後がB。

キャビンはシックな色合いで、落ち着いた高級感がある雰囲気。
全く圧迫感は感じません。
26㎡なので一般的なシティホテル並みの広さ。

収納スペースも十分にあり、ベッド下にスーツケースを収納できる高さ。
バスルームは、バスタブ、シャワーブースとセパレートはクルーズでは珍しい。
ふっかふかの上質なタオルが存分に用意されております。
ますますオーシャニアの虜になりました。

念願の海外クルーズ。
7泊8日クルーズの始まりです。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~