ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~

ダイヤモンド・プリンセス 船内設備

ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

6月03日 18:00神戸出航

神戸港による出航セレモニー。船内でも出航セレモニーが行われています。

船内施設では、出航まで利用客がいない為、気にすることなく撮影ができます。

今回一番気になる場所と言えば、「泉の湯」。
日本船(にっぽん丸、飛鳥Ⅱ)には大浴場があるのですが外国船では初の試み。

デッキ15後方にある「泉の湯」は日本のスーパー銭湯そのもので、
大浴場、サウナ、露天風呂(スパプール・混浴水着着用)、パウダールーム完備。
大海原を眺めながら、足を延ばしての入浴。これは良い!!

料金は1回・90分 $25-。時間は厳密ではないので、
空いていたらもっとゆっくりできそうです。

これは価値がありました。ただ一つ残念なのが、水風呂がありません。
原則予約制ですが、クルーズ中は混みあうことはなく、ほぼ貸切状態。
終日クルージングの午前中のみ、多少混みあっていました。

このブログでいつも書いている通り、
日頃運動できないので、旅に出たら毎日ジョギングをした後、サウナでの読書。
これが何よりの楽しみなのです。

大型船ではランニングマシーンが少なく、終わるのを待つという客船、
サウナは混みあい、温度調節をしても一向に熱くならない客船も。

ダイヤモンド・プリンセスは合格点です。
ジムにはランニングマシーンが20台以上用意され、いつ行ってもほぼ貸切状態。
多い時でも3人程しか利用していません。

フィットネスジムの近くにロッカールーム。その中にサウナがあります。
もちろん無料で利用できます。

女性は、ミストサウナ、ドライサウナ。
男性は、ドライサウナのみ。
男性用サウナ6人位は入れる大きさ。ロッカーも多数あります。

全てロッカーがダイアル式ロックで全て壊れていましたが、
貴重品は全て部屋のセフティーボックスに入れているので、何も問題ありません。
シャワールーム3つ。

毎日、ジムで海を眺めながらランニングをして、サウナで読書。
これさえあれば、他には何も要らないと言うほど、旅の良し悪しを左右します。
ダイヤモンド・プリンセスのジム、サウナを毎日満喫しました。

今回のキャビンは、海側バルコニー客室。 
#L204 デッキ14 左舷前方 22㎡。

私の好みは、視界が広がる高層階の後方、できるだけエレベーターから離れている方が。
揺れるのは、前方 ⇒ 後 方⇒ 中央。上 ⇒ 中 ⇒ 下層階の順。
エレベーター近くになると、人の往来が増え、ドアを開けた時、覗かれます。

私はすぐに船酔いしてしまいます。かなり弱い方です。
今までお客さんと乗船した際、夕食時我慢できず、
もうギブアップと失礼することもしばしば。
そんなに弱いのにクルーズを好きな方が勝っているのです。

攻略法を見つけました。
船内でいただく酔い止め薬。アメリカ製で1袋に2錠。

乗船初日に1錠だけ飲み、30分程で睡魔に襲われます。
30分程寝れば、生まれ変わったようにスッキリ。

初日に1回飲んだら、そのクルーズ中どんなに揺れようが酔わなくなるのです。
今回、前方・高層階。一番揺れる場所なので初めて2錠飲み、一切船酔いしなかったです。

今までクルーズカードをかざしてドアのカギを開けていましたが、
プリンセスクルーズはカードではなく、メダリオンに変わりました。
約3m先からメダリオンが反応して、自動的にドアのロックが開きます。

キャビン22㎡の広さは、クルーズでは十分です。
プリンセスは明るい色を使い、鏡を使い工夫されているので圧迫感は感じません。

ベッドが高く、ベッド下にスーツケースを収納可能。
2人用キャビンなのでソファーがありませんでしたが、3人用キャビンはソファーがあります。

バルコニーは十分な広さがあります。
ただ、床がプラスチックのマットで安っぽさが否めません。
ミニスイートでもこのプラスチックマット。
ちなみに同グループのHAL ホーランド・アメリカ・ラインはチーク材。
高級感があり印象が全然変わってきます。

テレビチャンネルは、さすが日本発着仕様。
NHKプレミアム、BS NHKが映ります。
他にも便利な機能があり、メインダイニング、スペシャリティレストランのメニュー、
使った金額の利用明細を見ることができます。
避難訓練もこのテレビから視聴できます。(アプリかテレビで必ず見なければいけません)

収納も十分で長旅でも問題ありません。
クローゼットが広く、バスローブ、スリッパが備えています。
冷蔵庫、ケトル、日本茶ティーパックも。

バスルーム 今回バルコニー客室では、シャワーのみ。
バスタブはミニスイート以上に設置。

シャワールームのアメニティは、自社シャンプーリンス、ボディソープ。
シャワールームが狭く、大きな人だったらこの広さは辛い。
私は毎日サウナのシャワールームを利用していました。

トイレ 日本船ではウォシュレットがありますが、外国船ではありません。

初めての夕食 メインダイニング
メダリオンアプリでメインダイニングを予約。
どのダイニングも20分単位で予約することができます。
クルーズ代金にふくまれるメインダイニングは5か所あり、
メニューは同じすが、それぞれ雰囲気が微妙に違います。

・インターナショナル・ダイニング
・サボイ・ダイニング
・ヴィヴァルディ・ダイニング
・サンタフェ・ダイニング
・パシフィックムーン・ダイニング

サボイ・ダイニング 19:30に予約を入れていました。

行ってみたら20組以上の行列。
大型船はどの船でも初日のメインダイニングは混みあいます。
その列に約20分並び、入ることができました。

2名テーブルも数多く用意されており、2名テーブルに着席。
混んでいるにも関わらず飲物、料理とも、すぐにオーダーすることがができました。

大型カジュアル船では、どうしても人でが足りないので、
飲物もオーダーできず、デザートが先に来たことも。

ダイヤモンド・プリンセスの料理の話をいろいろと聞いていて、
全く期待していなかったのですが、美味しくいただきました。

以前の日本発着の料理とは、確実に変わっているのが分かります。
サービスも全く待つことなく、スムーズに運ばれてきました。
しっかりデザートもいただきお腹一杯。満足です。

プリンセスシアターに少しだけ雰囲気を観に行きました。
ショーは毎晩19:00、21:00の2回公演。
この日はウクライナ人ダンサーによるショー。

想像より料理が良く満足感と、ほどよい疲れ。
幸せを感じ、波音を聴きながら床に就きます。

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