コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~

リボルノ(イタリア)
クルーズ 2日目
4/26 リボルノ(フィレンツェ/ピサ・イタリア)08:00/20:00

クルーズ初めての朝は、夜明け前5時半に起床。
コーヒーを飲んでから、フィットネスジムへ。

海を観ながら1時間のランニング。
その後、サウナに入りながら読書。
旅にでたら毎日欠かしません。これが私の楽しみなのです。
08:00 リボルノに入港。

今回のコースは近場をまわるコース。
距離が近い為、速度を上げず、少しづつ進んで行くので、全く揺れなかったです。

私は、すぐに船酔いします。
日本で売っている酔い止め薬はあまり効かず、
クルーズでは、医務室かフロントで酔い止め薬をいただきます。

アメリカ製の酔い止め薬で一袋に1回2錠。
1錠だけを飲み30分程したら眠くなり、30分程寝たら元気全開!
「もっと揺れろ!」という位、効きます。
クルーズ中はこの1回1錠飲むだけで、あとは船酔いしなくなります。
今回のクルーズでは、一切揺れなかったので、飲みませんでした。

8時半、ビュッフェレストランでゆっくり朝食。
天気も良いし、せっかくだから外に出よう。

オーシャニアの良い点は、港から街の中心まで無料シャトルバスを用意。
20~30分に1本でているので、とにかく楽です。
他のクルーズ船の場合、たまに出ている場合もありますが、有料の場合が多いです。

クルーズ乗下船、目の前にあるシャトルバスに乗り、約15分で街の中心へ。
リボルノでは、フィレンツェに行くかどうか、当日の気分で決めようと思っていました。
フィレンツェまで約2時間かかるので、リボルノをぶらぶら散策しよう。

イタリアと聞いたら、洗練されたお洒落なイメージですが、
リボルノは、お洒落とは程遠い雰囲気。
市場は、以前ロシアに行った時に、これぞ共産圏の市場と感じましたが、
それに似たような雰囲気。
2時間程、街を散策し船に戻りました。

船に戻り、ビュッフェレストランにて遅めの昼食。

オーシャニア・マリーナは、レストランが充実しています。
・グランドダイニングルーム…日替わり料理のメインダイニング
・テラスカフェ…日替わりの地中海料理バイキング
・ウェイズスグリル…ハンバーガー、ホットドックなどのグリル料理

以外に、4つのスペシャリティレストランがあります。
・本格フランス料理「ジャック」…元仏大統領専属シェフ、ジャック・ペパンが
 マスターシェフをつとめるフレンチ・ダイニング。
・本格イタリア料理「トスカーナ」…トスカーナ地方の料理を専門としたメニューをご用意。
・ステーキ&シーフード「ポロ・グリル」…ラルフ・ローレンデザインのステーキハウス。
 新鮮なシーフードも自慢です。
・アジアン・ダイニング「レッド・ジンジャー」…日本・タイ・ベトナムの味を
 現代風に取り入れた本格アジアン・ダイニング。

12泊以内のコースでは、1回ずつのご予約が可能で、
予約は、キャビンカテゴリーによって予約開始時期が異なります。
人気のある19:00前後から予約が埋まります。

・スイート:90日前
・ペントハウス:75日前
・ベランダ A:60日前
・ベランダ B以下:45日前

今回は、乗客が少なかったので、どの時間も空きがありました。

この日は、本格フランス料理「ジャック」を予約。

以前は、夕食後に夜食を食べていたのですが、
今回は、さすがに夜食は一回も行きませんでした。

チベタベッキア(イタリア)
クルーズ 3日目
4/27 チベタベッキア(ローマ・イタリア) 08:00/20:00

今日も快晴。
いつものルーティン。コーヒーを飲み、ジョギング、サウナ、読書、朝食。

チベタベッキアは、ローマの外港で、約1時間でローマに行くことができます。
無料のシャトルバスがチベタベッキア街中まで運航しているので、
チベタベッキアの街をぶらぶら散策します。

昨日行ったリボルノとは違い、人も街も垢抜けているように見えます。

チベタベッキアは、ローマの外港で、大きなクルーズターミナルです。
この日だけでも、MSC、コスタ、NCL、ウィンドスターなど、多数寄港しておりました。

横同士に停まっているので見比べたら、部屋の幅、高さが明らかに違うのが分かりました。
広さだけが注目されますが、高さもかなり違いました。
こういう細かい所にも配慮があり、満足感が比例するのです。

ランチは船に戻り、和牛バーガーに挑戦。
何を食べても美味しいのです。

今日のディナーは、ステーキ&シーフード「ポロ・グリル」。
おもいっきり肉が食べたい。
毎日メインダイニングでもサーロインステーキがあるのですが、
ステーキハウスで存分に肉を食べる。クルーズでの楽しみの一つ。

以前、このポログリルのメインで、神戸牛、トリュフ、ロブスターとあり、
プロレスでいうなら、
新日本プロレス:アントニオ猪木
全日空プロレス:ジャイアント馬場
国際プロレス:ラッシャー木村
がタッグを組んだようなもの。
団体の垣根を超えた、夢のオールスタートリオを迷わず注文。
出てきたのが、3つのミニハンバーガーの中にそれぞれ少しづつ入っていたというもの。

2度と失敗は繰り返さない。

前菜は海老のスパイシーカクテル。蟹ケーキ・タルタルソース。
スープはロブスタービスク。
ステーキはポーターハウス 20オンス(Tボーンステーキ・567g)
サイドメニューは、ロブスター マカロニ&チーズ。
デザートにニューヨークチーズケーキ。
我ながら完璧なチョイスだ。
ステーキは骨を含めての567gだからペロリと食べれるはず。

美味しくいただきましたが、ステーキをあと少しでギブアップ。
以前ならペロリと平らげていたのに。
生まれて初めてステーキを残してしまいました。

満腹感と幸福感で眠りにつきました。

今、初めて気づきました。
この日の昼に和牛バーガーを食べて、その数時間後にTボーンステーキを食べてました。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~ 

ニースからモナコへ

2022年 4/25 モナコ・モンテカルロ出航
オーシャニア・マリーナ 7泊8日 西地中海クルーズ

フランス・ニースで3泊の後、バスでモナコ・モンテカルロへ。
約1時間、絶景の海岸線を走り、モンテカルロ到着。

モナコい着いた瞬間、高級車、高級ブランドの装いで、今までのヨーロッパとは全く違う雰囲気。
超高級セレブ御用達のリゾートで、各国のセレブ達の別荘。
物価は世界トップクラス(ミネラルウォーター250m1本500円)

モナコGP 2022年 5/29決勝の観覧席が並び、街はグランプリ一色。
モナコは、2012年4/25に来て、ちょうど10年ぶり。

バスは中心部に到着して、徒歩でクルーズターミナルへ。
ターミナルでは、部屋に入れる荷物を預け、
湾岸局係にワクチン接種、陰性証明を提示した後、船内へ。

クルーズチェックインは、船内シアターで行います。
事前にwebチェックインしているので、3分もかかりませんでした。

また、ライフボートドリル(避難訓練)も、webチェックイン後に、
動画で観ており、省略されました。
観ていない人の為に、その場でクルーが避難訓練の待機をしてます。

以前は、カウンターに並びチェックイン。
その後、出航前に避難訓練。
それに比べて、今回はチェックインに並ばず、避難訓練もなく楽でした。
今後、これがスタンダードになればと願います。

今回のクルーズは、7泊8日で西地中海をクルーズ。近い距離をまわるコース。

コース 
1.モンテカルロ(モナコ) 21:00
2.リボルノ(ピサ/フィレンツェ・イタリア) 08:00/20:00
3.チベタベッキア(ローマ・イタリア) 08:00/20:00
4.アジャクシオ(コルシカ島・フランス) 09:00/18:00
5.マルセイユ(プロバンス・フランス) 08:00/19:00
6.ポート・ヴァンドル(フランス) 08:00/18:00
7.パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 08:00/19:00
8.バルセロナ(スペイン) 06:00

オーシャニア・マリーナ 乗船

オーシャニア・マリーナ
クルーズ会社:オーシャニア・クルーズ
総トン数:66,000トン 全長:238メートル 全幅:32メートル
乗客定員:1,250名 乗組員数:800名 就航:2011年

クルーズでの66,000トンはちょうどよい大きさだと思います。
これ以上大きくなれば、客室数が多くなり、導線が悪くなります。
比例して乗客が増えるので、施設を利用するのにも混みあいます。
小型船になれば、乗客は少なくなります。
施設は大型と変わらないので、混みあうことはありませんが、その分値段が高くなります。

船内に入り気が付いたのは、極端に乗客が少ない。
お昼過ぎなので、今から乗船するんじゃないかと思っていましたが、
その後、乗客数は増えませんでした。

近すぎてあまり人気のないコースなのか。
乗客が少ない方が静かで、どこに行ってもゆっくりできてありがたい。
体感ではクルーズ5人に対して乗客1の割合。なんと贅沢な!!

乗船後、ビュッフェでランチを取り、船内を散策。
設備はどこもゆったりとした作り。

オーシャニアは細部まで、こだわりを感じます。
ライブラリーは個室風に、2~4名席のボックスが数部屋。
読書もゆっくりとできます。

今回、プールには入りませんでしたが、デッキチェアで本を読み、
夕陽を見ながらジャグジーを堪能しました。

デッキチェアに着いたら、すぐにウェイターが飲み物を聞いてきます。
オーシャニアは、ソフトドリンクはどこで飲んでも無料。
レストラン、バー、プールサイド、部屋の冷蔵庫まで。

カジノ、免税店は寄港中はクローズ。出港したらオープンします。
カジノでは、スロット、ルーレットなどの対人ゲームがあります。

ジムは充実してます。
ランニングマシンなど多数あるので、混みあって待つことはまずありません。
海を観ながらランニングは最高です。

クルーズ中、毎日欠かすことなくランニングしました。
その後、スパ内のサウナへ。
ロッカーでは、バスタオル、ハンドタオル、ガウン、ビーチサンダルが用意。
サウナはドライとスチームがあり充実してます。
サウナを出たところに、ソフトドリンク、氷が用意されており、至れり尽くせり。

私にとってサウナが最重要です。
海を観ながらのサウナではありませんが、スタイリッシュで、暑さも良く、広さも十分。
ガウンに着替えて、ホットストーンもあります。

毎日サウナに行きましたが、ずっと貸切で、読書をしながら入りました。
期待以上のサウナ。満足しました。

オーシャニアのサウナは、Oクラスのマリーナ、リビエラにはありますが、
Rクラスにはありません。

ランドリールームが各階にあります。
利用は無料で洗剤も用意されており、乾燥機もあるので、毎日のように洗濯しました。

出航前にホライズンズバーで一杯。
ホライズンズバー、カジノバーでは、毎日17:15-18:15、22:15-23:15は、ハピーアワー。
1杯の値段で2杯いただくことができます。
初めてのディナーは、メインダイニングへ。

オーシャニアのおすすめの点は、フリーダイニング。
メインダイニングは、いつでも好きな時に行くことができます。

大型船では、1回目、2回目と事前に決められていて、クルーズ中は同じテーブル。
最近、フリーの設定もありますが、混雑時には待つ場合もあります。

そして、オーシャニアはフォーマルが設定されていないのもありがたい。
かといって、決してだらけるのではなく、皆さんお洒落です。

この日のメインダイニングは他に5~6組しかいなく、
ゆっくりディナーを楽しみました。
ウェイターも、付かず離れずで、心地よいサービス。

オーシャニアの料理は良い。
他のプレミアム客船と比べ、食材にお金をかけているのが分かります。
メインはムール貝を注文。タイのグリーンカレーソース。
パクチーが添えられ、タイで食べるグリーンカレーそのもの。
デザートがくると同時に、出航しました。
キャビン(客室)選び
今回、選んだキャビンはベランダB。
クルーズが良いのは、事前にキャビン番号を選ぶことができます。
混みあってきたら、ギャランティー(指定不可)になり、
出発直前にキャビン番号が決まる形になります。
また、当初お取りしたキャビンよりグレードUPし、キャビンが変わる場合もあります。

私は後尾で、できるだけエレベーターから離れるのが好みです。
クルーズ中かなり歩きますが、その分静かになり、歩くのは苦ではありません。

今回、ベランダBの後尾を予約してました。
出発の1週間前、グレードUPでエレベーターの目の前。
せっかくの好意なので、ありがたくそのまま受けました。

エレベーターの踊り場で、エレベーターを待っている人が、
ドアを開閉する度に覗かれそうで、賑やかなイメージがありました。

初めてのエレベーター前。
感想はとにかく楽です。
確かに、たまに踊り場でエレベーター待ちの方がいらっしゃって、
その都度、ご挨拶をしましたが、そこまで気になることはありませんでした。
ある日、ご高齢の女性が間違えて、私の部屋を開けようと一生懸命頑張っていましたが。

ベランダA・Bとも広さは26㎡。
全く同じ部屋の造りです。高層・中央がA、下層・前後がB。

キャビンはシックな色合いで、落ち着いた高級感がある雰囲気。
全く圧迫感は感じません。
26㎡なので一般的なシティホテル並みの広さ。

収納スペースも十分にあり、ベッド下にスーツケースを収納できる高さ。
バスルームは、バスタブ、シャワーブースとセパレートはクルーズでは珍しい。
ふっかふかの上質なタオルが存分に用意されております。
ますますオーシャニアの虜になりました。

念願の海外クルーズ。
7泊8日クルーズの始まりです。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~ 

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ
2022年ゴールデンウィーク。2年半ぶりの海外クルーズ。
この2年、予約しては中止の繰り返しの連続でした。

1年以上前から予約をしていたオーシャニア・マリーナ 西地中海クルーズ。
私が一番おすすめしているオーシャニアクルーズ。
設備、料理、サービス、ホスピタリティ、客層。
フリーシーティング、フォーマルがないというセンス。
そして何より、コスパが良いのです。

もっと値段が上のラグジュアリークラスの方が断然良いのですが、
そこまでの予算はないけど、どうせ行くのだったらできるだけ良い船と考えた場合、
オーシャニアクルーズは最適です。

当初、関西空港からシンガポール航空で帰りにシンガポールで2泊して帰国する便を発券してました。

年末年始にコロナ禍後、初めての海外タイに行き、出入国情報が日々更新され、
振り回された経験から、今回は1か月前から動くと決めてました。

1か月前になり、まだシンガポールは鎖国。観光客の受け入れはできません。
シンガポール航空で、帰りに入国せずにそのまま日本に帰国する便の場合、
今発券している航空券より2倍以上高騰しており、予算オーバー。
探したら、EY エティハド航空 成田発着で予算内であり発券しました。

シンガポール航空に高いキャンセル料を払い、キャンセルした2日後。
4/01からシンガポール開国のニュース。
あと2日我慢していれば。

ただ、成田発着なので、東京に2泊できる。
東京は、2020年2月 ダイヤモンド・プリンセス乗船の時、行った以来。

東京での2泊、日頃お世話になっている方にお会いすることができました。
また、カンボジア時代にお世話になった方に、20年ぶりにお会いすることができました。
その頃は、ベトナム社の社長でしたが、今はグループ全体のトップ。
なかなかこちらから、声をかけずらく、いつかお会いしたいとずっと願っていました。
昼から飲める居酒屋を探すのは大変でした。

この20年の話をさせていただき、その最大の話題は、やはりコロナです。
旅行業は、世の中が混乱がある度、真っ先に影響を受けます。
ベトナムでは、今まで日本からの観光客が止まったので一番影響があったのがSARS。
その時はこれで終わったと思ったが、3カ月で日本からの観光客が戻った。
今回は3年になるので、その比ではありません。

東京に来て本当によかった。かけがえない充実した2泊でした。
このまま大阪に帰っても悔いがない程、心が満たされました。

成田空港出発
4/21 10:00にホテルをチェックアウトして徒歩で東京駅へ。
フライトは17:00。
チェックインが無事にできるのか、何があるかわからないので、早めにバスで成田空港へ。
成田空港は驚くほど人がまばら。

海外旅行傷害保険のカウンターもクローズ。
必ず出発前に加入すべきです。

3時間前からカウンターが開きました。
ワクチン接種証明を提示するだけで、かかる時間はいつも通りで拍子抜け。

今回の行程は、アブダビ(UAE)、ブリュッセル(ベルギー)経由、
目的地がニース(フランス)です。

これらの国はワクチン接種だけで、陰性証明、入国パスアプリなどは不要です。
航空会社のチェックインカウンターのみでワクチン接種証明を確認となります。

フライトスケジュール
4/21 EY871 成田17:00/アブダビ23:45
4/22 EY057 アブダビ03:10/ブリュッセル08:10
4/22 EY7243 ブリュッセル09:40/ニース11:25
所要25時間25分

5/05 EY3772 バルセロナ09:20/ミュンヘン11:20
5/05 EY006 ミュンヘン12:10/アブダビ19:55
5/05 EY878 アブダビ22:10/成田13:00+1(5/06)
所要20時間40分

もちろんエコノミーです。
フライトの24時間前にオンラインチェックイン開始。
オンラインチェックインの際、空席が少なく、
時節柄席の間隔を空け調整しているせいで、ガラガラだろうと想像しました。
いざ搭乗!ほぼ満席でした。

アブダビ~ブリュッセルはさらに混んでいてビッチリ満席。

通路を挟み、横の中東系50代後半のご婦人が、咳、くしゃみ、鼻水が凄いのです。
マスクをしていますが、咳をする時、わざわざマスクを外して咳をするのです。
ゲッホゲッホ、ウェ~とかなりひどく、客室乗務員が咳をする時はマスクをしてください、
と、数度声をかけてましたが、几帳面に咳をする時、マスクを外します。
やばいクルーズに乗れなくなる。
客室乗務員にこそっと、席を変えるようにお願いしましたが、今日のフライトは満席。

ゲッホゲッホ、ウェ~、ハックションと30分ほど続いた頃、その客室乗務員から、
普段使わない前方のウォールシートに変えていただきました。

やっとのことでブリュッセルに到着。

アブダビではマスク姿も見られたのですが、ブリュッセル空港では殆どマスクはしてません。
人前で久しぶりの開放感を味わいました。

EU入国はパスポートチェックだけでスムーズに。ワクチン証明等一切ありません。

ニース・コートダジュール空港到着
その後、2時間でフランス・ニースへ。
飛行機の窓から、ニースの街並が見えてきます。
旧市街と思われる茶色い屋根。海沿いに続くビーチロード。
大きくも小さくもない、ちょうどいい規模の街に見えます。

無事にニース・コートダジュール空港に到着。

フランスはワクチン接種があれば、陰性証明は必要ありません。
ワクチン証明は成田空港チェックインの際に、
EU入国はブリュッセルで済ましている為、パスポートチェックのみ。
何も並ぶことなく、パスポートを提示し「楽しんでね!」と言われただけ。

到着口前に市内へ行くトラム乗り場。
トラム、バス等の公共交通機関に乗るときはマスクを着けます。

途中、ギターを持った流しが乗り込んできて歌います。
シャンソンを歌いだし、フランスに来たんだ。と実感しました。
一曲歌い終わり車内拍手。餞別を受け取りにまわります。
約20分で市内に到着しました。

ニースでは3泊し、バスで1時間のモンテカルロからクルーズに乗船します。
ホテルは、ニース港に位置する「イビス スタイル ニース ヴュー ポール」。
周辺にはレストラン、スーパーなど多数あり、何も困ることがなく、
エズ村、モンテカルロへ行くバス停も徒歩3分にあるので、
どこに行くにもロケーションが良い。
周辺のレストラン、バーでは夜遅くまで賑わってます。
フランスと言えば、お高いイメージで、あまりいいイメージがありません。
パリ在住の方のブログでは、早く日本に帰りたいという内容。
「警官に道を聞いたらフッと笑われどっかに行かれた」
「集団スリに遭った」など、
こういう話を聞くと頭が凝り固まって好きになれない。
実際来てみて、道を聞いてら、わざわざ携帯のマップで詳しく教えていただいたり、
みんな優しく笑顔で接していただきました。
パリとは違い南仏だからなのか。大好きな街になりました。

ぶらぶら散策するにはちょうどいい距離の街で、
7km続くビーチロードから一歩道を入れば、旧市街の雰囲気のある街並み。

驚いたのが物価の高さです。
円安の影響もあり、レストランではランチで4,000円以上はします。

夕食は総菜屋さんでビールとともに。
翌日はピザを持ち帰り、部屋でいただきました。

今現在、クルーズ会社によって異なりますが、オーシャニアクルーズの場合、
ワクチン接種証明、乗船72時間以内のPCR陰性証明が必要です。

ニースでの検査はホテル近くにあるラボをネットから簡単に予約することができました。
Laboratoire SYNLAB Barla ホテルから徒歩3分。
受付5分。64ユーロを支払い、検査10秒。
もうこれで終わり?あっという間に終わり、10分もいませんでした。
約3時間後、検査結果がメールで送られ、ネガティブ(陰性)。

検査が終わり、ラボの横にあるバス停から、世界遺産「エズ」へ。
バスで約30分で到着。

エズ村はニースとモナコの間にあって、ニースから12キロ。
海から垂直に切り立つ崖の上の海抜420mに位置します。
絶景です!!

フランス・ニースで3泊。
もうこのまま帰っても悔いが残らない程、満喫しました。
いよいよ明日からクルーズです。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~



コロナ後、初めての海外 ~ 総括 ~

行きたいと思ったら、今行くべきです
お客様から「いつになったら海外へ行けますか」と聞かれるようになりました。

行けます。
ただ自分で体験しないと自信をもっていうことができないし、
コロナ前の普段の海外と比べ、どのような違い、注意点があるのかは、
自分で実際に行ってみて、体験しないと分かりません。

コロナ禍後、初めての海外。
行く前のイメージでは、多くの手続で、ハードルが高そうだと思いました。
じっくり見たら、一つ一つクリアしていったら、
何も難しいことはないのが分かりました。

不安になるのが、今までやったことのないPCR検査。
よくテレビでやっている、鼻に綿棒を入れてグリグリが怖かったのですが、
実際にやってみたら、なんてことはなかったです。
今回、鼻グリグリを合計4回受けましたが、
しっかりと検査を予約、忘れずに検査を受けに行けばいいだけです。

そして、隔離というものに一番の不安を感じました。
日本入国後14日間の自主隔離。

隔離と聞いたら、厳格なもので、家から一歩も出れないとは、想像もできません。
家から出たら何で分かるのか。
罰則があるのか。

日本入国の際、空港でスマートフォンにSOSアプリを入れます。
そのアプリには、位置情報、健康報告の機能があります。
空港で係員がスマートフォンのアプリが正常に機能するかを確認します。
スマートフォンを持っていない場合、期間中レンタルする必要があります。

1日合計5回、AIで連絡がきます。

①健康報告1回
はい、いいえを押すだけ。
2~3の簡単な質問で、体温37.5度以上ありますか。
同居している方に熱はありますか。

②位置情報2回。
登録した場所にいるかをチェック。現在地を押すだけ。

③本人確認での顔認証2回。
30秒間スマホに顔をかざすだけ。

それぞれ、かかってくる時間はパターンがあります。
何度か電話にでれない時もありましたが、何も問題ありませんでした。

違反者は名前を公表されるという罰則?があります。
あくまで自主隔離です。

14日間、普段通りの生活を送りました。
最低限の外出してましたので、何もストレスは感じることなく、
かえって集中して仕事がはかどりました。

今月2022年2月から世界では隔離なし開国が加速しています。
今回行ったタイでは、年末よりTest & Go(隔離なし)が中止していましたが2/01より再開。
ワクチンを打たなくても入国でき、隔離なしの国もあります。

今回タイに行って、お気に入りの店が閉まっていたりと、残念な事もありましたが、
普段通りの旅ができ、溜まりに溜まっていたストレスを発散し、
リフレッシュすることができました。

何か事があったら、要らないもの優先順位1位の旅行ですが、
私にとっては、旅はなくてはならないもの優先順位1位です。
今回行ってみて、本当に行って良かったと思います。

タイ渡航の流れ

・往復航空券
・指定ホテル予約確認書(到着1日目の1泊・空港~ホテル送迎)
・ワクチン接種証明書(英文)
・海外旅行傷害保険(5万ドル以上補償) 
  ⇩
 これらを揃えてタイランドパスを申請
  ⇩
タイランドパス申請 Test & go 登録後QRコードが送られてきます。
  ⇩
・タイ入国でのPCR検査陰性証明書(英文・渡航前72時間以内)
  ⇩
 日本出国
  ⇩
 タイ入国
  ⇩
・ホテルにてPCR検査(結果がでるまで1泊待機)
  ⇩
 陰性検査結果後、あとは自由。
  ⇩
・入国7日目にPCR検査(タイ政府負担)※2/01以降実費 
  ⇩
 翌日に陰性のメール
  ⇩
・日本入国でのPCR検査陰性証明書(渡航前72時間以内) 
  ⇩
 タイ出国
  ⇩
・日本到着後、入国前にPCR検査
  ⇩
・陰性結果がでてから日本入国
  ⇩
・14日自主隔離
  ⇩
・15日目終了

※状況は日々変わります。

~ 通常より別途かかった経費 ~
・タイ入国でのPCR検査陰性証明書(英文・渡航前72時間以内):大阪市内病院 一人 15,000円
・日本入国でのPCR検査陰性証明書(英文・渡航前72時間以内):バンコク市内病院
 サミティヴェート病院スクムビット :一人 4,000バーツ
・パタヤでの隔離ホテル(ホテル1泊3食+空港送迎+PCR検査):一人 約14,000円

世界を体感して
近年思うことが、タイでは物価が上がっており、お得感が無くなっているのを実感します。

経済成長し、所得が上がり、新しく高層ビルがニョキニョキと。
街中でみる人は、確実に綺麗になり、今では日本と変わりない光景です。
そして、なにより活気があります。
追い抜かされるのも時間の問題だと思わせるパワーを感じます。

現に韓国には、賃金では抜かされ、一人当たりのGDPでも間もなく抜かされます。
日本だけが取り残されているように見えます。

真面目で勤勉で謙虚な日本人。
今なら取り戻せるはずです。

自国通貨建て1人当たりGDPの2000年から2021年の増加率
アメリカ:91.0%
イギリス:78.5%
ドイツ:64.2%
韓国:188.0%
日本:4.6%

Part1 コロナ禍後 初めての海外へ
Part2 全ての要望がかなった タイ・パタヤ「アルテラ ホテル & レジデンス」宿泊
Part3 パタヤ カウントダウン2022 2万発の花火!
Part4 バンコク5つ星ホテル 泊り比べ ソフィテル vs シェラトン ~ソフィテル編~
Part5 バンコク5つ星ホテル 泊り比べ シェラトン vs ソフィテル ~シェラトン編~
Part6 旅の終わり
Part7 コロナ後、初めての海外 ~ 総括 ~


旅の終わり

タイ・バンコク最終日
帰国便は23:59発フライト。
シェラトンでのチェックアウトは12:00ですが、ありがたく15:00にしていただきました。
旅での日課、しっかりジョギングもできます。

この1年運動をしてません。
今回の旅では、欠かすことなく、毎日ジョギングをしました。

旅行が再開し、今まで溜まっていた分、今まで経験したことがないほど、
忙しくなると願ってます。
その時の為、しっかり対応できる体力をつけておきます。

パタヤでは、ホテルのジム。
バンコクでは、ホテルの近くにベンジャキティ公園があり、そこで毎日走ってました。

1周1.9kmのジョギングコース。
朝、夕方と両方走りましたが、全く違った感じでどちらもよいのです。
こちらもルンピニ公園にいる、ミズオオトカゲが生息してます。

しっかりと走った後、これも日課であるサウナへ行って読書。

ホテルチェックアウトから夜まで外に出っぱなしはきつい。
シャワー、着替えるにも自室でゆっくりしたい。
3000円と激安価格で近くのホテルを1泊分予約しました。

シェラトンをチェックアウトした後、予約したホテルへ徒歩10分。
フラマ エクスクルーシブ アソークにチェックイン。
夜20:00には空港へ向かうので、実質5時間の滞在。

フラマ エクスクルーシブ アソーク
Furama Xclusive Asoke Hotel Bangkok
客室:110室 レストラン:1ヶ所 ホテル階数:12階 建築年:2007年

シェラトンと比べると全てが違います。
一応4つ星ホテルですが、サービス、設備、客層、全てが値段相応。
ホテルによって旅の印象が全然違ってきます。

中級ホテルには中級の良さがありますが、
シェラトンをチェックアウトして10分後は、落差がありすぎて、
バンジージャンプで落下するような気分。

でも、ロケーションが良く、小綺麗なので何も問題ありません。

部屋で一休みし、徒歩5分にある、ターミナル21のフードコートで夕食。
今回、ターミナル21のフードコートに3日に1回ペースで行きました。
パタヤ、バンコクにあり、入っている店舗は大体同じです。
3品食べても150バーツ(約500円)もしません。

コロナ禍で、お気に入りの店が閉店続出
バンコクでの食事で外せないのが、
・ソンブーン(カニのカレー炒めで有名なタイ海鮮料理)
・ジャスミンレストラン(北京ダック)
・ガボレ(韓国料理)

バンコク到着して真っ先に、北京ダックを目当てにジャスミンレストランへいきました。
シェラトンの隣、タイムズスクエア4Fがあり、
北京ダックまるまる1匹、そのダックの身の1品料理がついて、990バーツ。
二人で3千円ちょっとで北京ダックを満喫できます。

行ってみたら、まさかの閉店。
どうしても北京ダックを食べたく、気を取り直して大上海酒店へ。
ここは北京ダックで有名な中華料理店。
以前はここばかり来ていたのですが、テーブルに小さなゴキブリ発生率100%。
近年、ますます多くなり、ジャスミンレストランへ行くようになりました。

そうはいっていられない。
日本では滅多に食べれない、北京ダックを食べるのだ。

BTSに乗って、プロンポン駅から、大上海酒店へ。
違う。店が変わっている。
屋台風のタイ料理になっている。
どういうことなんだ!!

今晩は北京ダックを諦めて、韓国料理のガボレに行こう。
再度、BTSに乗り、タイムズスクエア横のガボレがある、スクンビットプラザへ。

違う。店が変わっている。
店名が変わり、同じ韓国料理だが、食べ放題に変わっている。
しかも一人299バーツのチープな、若者の店になっている。
安い食べ放題では失敗するのは目に見えている。
もう行くところがなくなり、もう限界。仕方なく入ることに。

牛肉はなく、豚肉のみでしたが、薬味も豊富にあり、
期待に反して美味しく、この金額でこの内容だったらまた来たいレベル。

翌日、どうしても北京ダックが食べたい。
1匹350バーツと信じられない価格で食べれる店を見つけました。
ホテルからも近く、これは行くしかない。

An An Lao Restaurant
122 Soi Sukhumvit 26Rd.

味よし、値段よし。
以前の店と比べたら、北京ダックの量が少ないですが、二人で十分な量です。
350バーツ(約1,300円)は本当でした。
北京ダックを注文したら、いずれかの料理を1つ選ぶことができます。
・アヒル揚げ チリ・塩添え
・アヒル肉ガーリック炒め
・アヒル揚げ 黒豆添え
・アヒル揚げ 新芽添え

他には、海鮮焼きそばが絶品です。
店員おすすめの春巻きはもうひとつでした。

結局2回行きました。
これからはこちらに通うことになりそうです。

その他、お気に入りの店は開いていました。

らあめん亭(プロンポン店)は元気に営業。
バンコクに来たら、昔なつかしい醤油ラーメンを食べに行きます。
日本でこの醤油ラーメンはなかなか食べれなく、
キムチチャーハン、にんにくチャーハンも外せません。
でも日本より高いです。

ソンブーン(ラチャダピセーク店)は、いつ行っても賑わい混んでいるのですが、
今回は、私以外の客が1組しかいなく寂しい限り。
全てが変わってしまった感があります。

スワンナプーム空港へ
どれだけ楽しみにしていた旅も終わり。
いつも旅の終わりは感傷的になります。

20:00前にホテルをチェックアウト、空港へ向かいます。
30~40分で着くので、フライトの3時間半前には空港に到着。

書類確認でチェックインに時間がかかると思いましたが、いつも通り。
早く着きすぎて時間を持て余しました。

モニターを見たら、一部フライトキャンセルはあるものの、
空港の活気、賑わい、フライトの数が関西空港とは比べ物にならないほど。
出国審査後、免税店などは一部が空いておりましたが、殆どがクローズ。

定刻より30分遅れで出発。
07:20定刻通り関西空港到着。

これから関西空港でPCR検査。
そして14日間の自主隔離が待っています。

実際に行ってみて、通常の旅とはどのように違うのか。
自主隔離とはどういうものか。
不便なく普通に生活できるのかを、次回ブログで発信します。

Part1 コロナ禍後 初めての海外へ
Part2 全ての要望がかなった タイ・パタヤ「アルテラ ホテル & レジデンス」宿泊
Part3 パタヤ カウントダウン2022 2万発の花火!
Part4 バンコク5つ星ホテル 泊り比べ ソフィテル vs シェラトン ~ソフィテル編~
Part5 バンコク5つ星ホテル 泊り比べ シェラトン vs ソフィテル ~シェラトン編~
Part6 旅の終わり
Part7 コロナ後、初めての海外 ~ 総括 ~