ベトナム・ダナン&ホイアン再び① ~LCCは何が違う~ 

ベトナム・ダナンの魅力
約2年前の年末年始、ベトナムのダナンへ初めて行きました。
ゴチャゴチャ感がベトナムの魅力で、大好きなのですが、
ホーチミン、ハノイとは雰囲気が違い、ダナンはそこまでのゴチャゴチャ感がない。

ダナンは3つのエリアからなり、
・ハン市場・ダナン大聖堂がある街の中心。
・そこから車で10分のビーチエリア。
・さらに車で20分のリゾートエリア。

それぞれに全く違った色があり楽しみ方があります。
前回宿泊したのが、街エリアとビーチエリア。

・街エリアの「グランヴィリオ・シティ・ダナン」
日系のグランヴィリオホテルが運営しており、なんといっても大浴場。
サウナ、水風呂、洗い場があり日本のスーパー銭湯そのもの。
2泊だったので慌ただしく、今度ゆっくり泊まって大浴場を満喫したい。

・ビーチエリアの「Sel de Mer Hotel & Suites」
数十キロも続く海岸線の目の前に立つホテル。
前回、冬の時期は天気が悪く、晴れたのは1日もなかったので、
快晴の海岸線をバルコニーから見てみたい。

そして、なんといってもベトナムは物価が安い。
私が大好きなタイに比べて、物にもよりますが体感で半分の物価です。

現在タイ・バンコクの物価は高騰しており、
ホテルは中級、屋台で食事なら安くつきますが、
そんな事をする為に日頃頑張っているわけではありません。

そこそこのレストランであれば、日本以上に高いですし、
ホテルもコロナ前の1.5倍~2倍に高騰しています。
バンコク以外のエリアでも、ここ最近高騰しだしました。

今回2024年夏旅は、この2つのホテルに宿泊すべく、ダナンに決定。

LCCは何が違うのか?
急遽決めたので、航空券も高騰していました。

航空券は、エコノミークラスでも細分化されており、
予約時期、条件によって代金が変わってきます。
出発日が近くなれば高くなる傾向。

まだお手軽だったのが、ベトジェット。関西からハノイ経由でダナン行を予約しました。
帰りは香港経由の香港航空。こちらはLCCではありません。

往路 ベトジェットスケジュール
VJ931 関西15:30/ハノイ18:30 所要5時間
VJ519 ハノイ22:35/ダナン23:50 所要1.15時間

ベトジェットは、LCC(ローコストキャリア)。
数年前に初めてLCCに乗りました。ノックスクート(関西~バンコク)

シートピッチが狭い、サービスなしは、初めから分かっていたので我慢できるのですが、
一番の特徴は乗客層。

若い方、ファミリー層が圧倒的に多く、深夜便にもかかわず、
テンションマックスで騒いでうるさくて、寝れなかった記憶があります。
周り全員が賑やかなので、注意する訳にもいきまません。

飛行機が関西空港に到着して、ベルトのサインが消える前に、
頭上の荷物棚を開け、荷物をとって通路から我が先に行こうとします。
それも一人二人はなくかなりの人数。
そんな急いでも何秒も変わらないのに。

そもそもLCCは荷物預けが有料なので、大きな荷物も手荷物で持ち込み、
搭乗が遅いと荷物棚に入りきれなく、なんとか探して遠く離れた場所に預けることになります。

二度と乗りたくない。
が、値段の魅力で今回もLCCに乗りましたが、全く同じパターンでした。

LCCで荷物有料を付けた場合と、フルサービスのエコノミーさほど代金は変わりません。

航空券もクルーズもホテルも全て同じで、代金に比例します。
設備、サービスはもちろん、一番の大きな要因は乗客層です。

LCCは何が違うのか?
関西空港15:30発、約5時間でベトナム・ハノイ18:30到着。

ターミナル2(国際線)からターミナル1(国内線)へ無料シャトルバスで移動。約10分。
国内線でハノイ22:35/ダナン23:50に到着。

約2年ぶりのダナン。
前回は年末年始で肌寒く、軽く羽織るものが必要でしたが、
今回はお盆。大阪では連日35℃を超える猛暑。
ダナンも大阪も同じような暑さです。

空港からミーケービーチのホテルまで約15分。
タクシーアプリ「グラブ」で移動。

ここ最近の旅では、タクシーアプリが必須となりました。
アプリから行き先を入れるだけで、近くにいる数車が画面にでてきます。
値段は様々で、ドライバーの顔写真と評価を見ることができます。

支払は事前にカード登録してますので、現金での支払いの煩わしさはなく、
チップは乗車後、現地通貨で項目があり選んで押すだけ。(押さなければチップなしも)

昨年、アメリカ・ロサンゼルスでも「ウーバー」を利用しましたが、全く同じ要領。
違いは「ウーバー」の場合、ドライバーから乗車客の評価、コメントもでます。
「グラブ」はドライバーの評価はでますが、乗客の評価はでません。

乗客の評価も大事なことだと思います。
「お客様は神様」は日本独自の思考で、対等の関係なのです。

たまに飲食店、コンビニ等で偉そうな態度をとる人を見かけますが、
こちらまで恥ずかしくなります。

近所のコンビニ店員の方との会話で、横柄な態度をとる人は、サラリーマンが圧倒的多数。
ガテン系の方は、普通に接するとの事。

1泊目のホテルは「Sen Boutique Hotel」
到着が深夜になり、翌日ホイアンに移動するので、安い中級ホテルを予約しました。

深夜1時過ぎタクシーがホテル前に着くと、ホテルの電気が消灯されて人の気配がない。
カギも閉まっていそうな雰囲気。

これからホテルを探さないといけないのか?と、ドアはカギをかけていなく一安心。
ロビーは真っ暗。
「シンローイ!」(すみませーん)と呼び続けて約5分。
寝ぼけ顔で2階からホテルスタッフが降りて無事に泊まることができました。

中級クラスホテルでは、事前にメッセージを送っても返事が来る事はまずありません。
4つ星ホテルでは、約50%の確率で回答があり、
5つ星ホテルでは、100%回答があるのが私の体感。

チェックインする際に、ホテル側の予約票をみたら、
しっかりと01:00~02:00にチェックインと記載されていました。
中級ホテルではメッセージは届いてますが、返答はしないということが分かりました。

ベトナムは日本より-2時間。日本時間の深夜3時。
疲れていたのですぐに就寝。

コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ⑤ ~韓国・仁川~

仁川のホテルへ
最後の1泊は仁川空港近くのホテルをとっていました。
「ホテル ツアー インチョン エアポート」
仁川国際空港から2つ目の「雲西駅」目の前のホテルで、
周辺にはコンビニ、レストラン多数。向かいにはロッテマートもあります。
ゴールデン チューリップ 仁川エアポートホテルの建物ですが、
数ルームを間借りして運営しています。

フロントなどパブリックはゴールデン チューリップ。
部屋の作りは、ほぼ同じですが、ホテル ツアー インチョンの方がかなリーズナブル。

スタンダード ツインルーム 27㎡
まだ新しいホテルで清潔感があり、
歴史のあるヨンビンホテルからこちらに来たので、何もかも新しく綺麗で感動しました。

夕食を食べに街を散策。
食べる所は多数あるのですが、どこがよいのか分かりません。

こういう時は、客が多い店に間違いない。
満席の店でメニューを見て、スンドゥブ専門店に入りました。

「北昌洞スンドゥブ 空港新都市店」
海鮮スンドゥブを注文。
辛いと思ったら、マイルドな味わい。これは旨い!

ソウル4日目 帰国
翌日、11:00 ホテルチェックアウト。

昨夜の店のホルモンスンドゥブが気になって、また来てしまいました。
美味しくいただき、仁川空港へ。

仁川空港から帰国
空港鉄道 雲西駅から2つ目に仁川空港第1ターミナル駅。
約20分間隔に列車がでています。
OZ116 仁川19:20/関西21:05 アシアナ航空で関西へ。

空港制限エリア内では、どこでも高額。
ミネラル水500mlが安くても500円以上はするのですが、
仁川空港内の売店、レストランなど市内と同じ値段です。

ミネラル水が100円ちょっとで購入でき、
仁川-関西は2時間かからない短距離路線ですが、機内食がでました。

今まで韓国へは、仕事である添乗業務、クルーズの寄港で行ったことがありますが、
プライベートでは、自ら行こうと思ったことはありません。

今回、初めてソウルにプライベートで来ました。
3泊しましたが、どこに食事に行っても美味しいのです。
高級店には行きませんでしたが、安くて清潔でお腹一杯いただきました。

人も良い方ばかりで、道を聞いたら、皆さん優しく丁寧に教えていただきました。

過去の政権の日本に対する言い分は、「1000年の恨み」だそうな。
反日を掲げれば支持率が上があるのは、国民の民度。
そういう国へは行きたいわけがありません。

現政権になり日韓関係も緩やかになりました。
支持率が下がり、歴代政権のように反日を持ち出すのか見ものです。
国民の顔色を見ながら、最高裁の判決まで覆す国ですが、
世界にリンクして着実に賃金が上がっています。

1990年初頭、韓国の平均賃金は日本の1/2でしたが、
今現在、日本は韓国に抜かされました。
30年前と賃金が同じで、上がっていない日本。
世界の順位がどんどん下降しています。

2023年の日本の一人当たり名目GDPランキングは34位の33,950ドル。(成長率0.3%)
韓国は35位で33,147ドル。(成長率2.2%)
一人当たり名目GDPランキングでも追い抜かれるのは時間の問題です。

何もお金を稼ぐことだけがよいのではありません。
国民一人一人が将来も安心して暮らしていくことができ、
夢を描け、誇りをもち、自信を持ち生きていける国が、
この順位そのものではないでしょうか。

コスタクルーズ 専用サイト

タイ・カンボジア陸路の旅① ~マカオ経由でバンコクへ~

私の青春 カンボジア陸路旅
2021年5月 コロナ騒ぎ真っ只中。
カンボジアの友人 チャンヤさんから1枚の写真が送られてきました。

写真だけで何もコメントはなく、葬儀のようで遺影が誰だか分かりません。
まさかと思い確認したら、上倉さん。
今でも信じられません。

遺骨は日本大使館が管理し、日本のご親族に受け渡されたとの事。

日本のご親族の連絡先が分からなく、せめて葬儀が行われた寺へ手を合わせに。
そして葬儀、お別れの会を発起していただいたLidaさんにお礼が言いたい。

私の職歴㉖ ~恩人~

今から約24年前、私がカンボジア滞在時の一番の楽しみがタイに行くこと。
その頃のカンボジア・シェムリアップは何もなく、
チョコレートが食べたくてもどこにも売っていない。
カンボジアのローカル食堂では、伝統調味料のハエが料理の中に大量に入り食欲減退。
1か月で10kg痩せたほど。

バンコクもしくは、タイ側国境アランヤプラテートへは2-3ヵ月に1回行っていました。
シェムリアップ~バンコク・ドンムアン空港へは飛行機で1時間。
それだと値段も高額になるし、旅本来の楽しみが分からない。
陸路なら旅の醍醐味が味わえる。

当初、シェムリアップからタイの国境ポイペトまで、
ピックアップトラックで舗装なし悪路での約8時間。

ピックアップトラックの定員は、もうこれ以上乗れない限界からさらに詰め込む。
運転席列には4人。股にギアを跨ぎ、
通常物置の後部座席は人が乗らない造りでずが、無理やり5人詰め込みます。
荷台には豚、鶏、人、荷物をこれ以上載せれない所からさらに上積み。
1mmも隙間がなくなればやっと出発。

途中に食堂、ガソリンスタンドはもちろん、トイレという概念がないので地雷に気を付けてその辺で。
必ず数か所タイヤが泥にハマり、全員で押さないとならない。
ポイペトに着いた頃には泥だらけ。
ズボンのポケットに物を入れたら最後。足が血まみれに。
ボックスタバコを入れていたら、箱の突起部分が足に擦れ、
ビッチビチで足はもちろん、手も1cmも動かせない為、ポケットの箱を動かすことができない。

カンボジアを思い出すたびに、過酷な悪路旅が脳裏に浮かびます。

それも年々整備され、ポイペトのカジノでは新たなホテル。
道路も広く整備、バスも運行され、今では2時間半で快適行けるようになりました。

この陸路旅は私の青春そのもの。
何十年ぶりかに陸路旅へ。

私の職歴⑬ ~エンジョイ カンボジア!~
関西空港からマカオ経由でバンコクへ
2023年12/28 関西空港からマカオ経由でバンコク・ドンムアン空港へ。

航空会社は、NX マカオ航空 かなり格安に夏前に発券していました。
航空券はエコノミーでもクラスがあり細分化され、需要と供給でクラスを販売されます。
大体330日前の発売し、初めはそこそこ高いクラスで販売し、
状況に応じて最安のクラスを販売するのですが、今回は最安のRクラス。
諸費用合わせて¥50,000-切ります。

マカオ航空はLCCではなく、フルサービスキャリア。受託荷物25kg。
バンコクはスワンナプーム空港、ドンムアン空港どちらも運行しており、
久しぶりにドンムアン空港を選択。
ドンムアン空港⇒モーチットバスターミナル⇒アランヤプラテートへの陸路ルート。

<スケジュール>
12/28 NX855 関西13:45/マカオ16:55(所要:4.10)
12/28 NX936 マカオ19:40/バンコク21:50(所要:3.10)
1/10 NX935 バンコク22:45/マカオ02:30+1(所要:2.45)
1/11 NX856 マカオ08:15/関西12:45(所要:3.30)

安さにつられてすぐに発券しましたが、
往路の乗り継ぎは2時間45分で理想的ですが、
復路が深夜着の5時間45分の乗り継ぎ。

私自身マカオ空港は初めてで、お客さんの話では何もない小さな空港とよく聞いていました。
深夜は店は全部閉まっているし、マカオに入国してもカジノしかなく、中途半端な時間。
その時の気分で動きます。

マカオ航空は前日の出発国14:00にオンラインチェックインがオープン。
通路側をリクエストすることができました。

関西空港は活気が戻り、カウンター、セキュリティーに長蛇の列。
3時間前までにはカウンターに着きたい。

かなりのフライトが戻ってきていますが、関西空港は殆どがアジア線。
主に中国線が目立ちます。
モニターでロング線はフィンランド航空のみ。
アジア人が圧倒的に多く、日本人、欧米人が少ない。

関西空港はつい先日、制限エリアを大改装。
今までとは全く違い、ゲートを繋ぐモノレール移動の所に、
免税店、土産店、レストランなどの店舗が並びます。
両替の都市銀行なども撤退。出国審査後すぐのKIX CURREMCY EXCHANGE一か所のみ。

3時間前には空港に到着してましたが、チェックイン、セキュリティーに時間がかかり、
バタバタ状態でコーヒーを飲む時間もなくすぐに搭乗。

今回マカオまで4時間余りの近距離なので、問題ありませんが、
ロングフライトの場合、搭乗前にゆっくり一服したい。

あっという間にマカオ空港に到着。
乗り継ぎのセキュリティを通りゲートへ。

中国の空港ではセキュリティでライターを取られますが、今回は運よく取られませんでした。

何もない小さな空港と聞いていましたが、
免税店、レストラン、ラウンジもあり困ることがありません。
ただ19:00には閉店します。朝は早い免税店で7:00位に開店。
喫煙所も2か所あります。

マカオからバンコクまで3時間のフライト。
あっという間にバンコク・ドンムアン空港に到着。

着いた途端、バンコクの熱風。
年末年始はバンコクは最も涼しい時期ですが、30℃近くあるような熱気。

スワンナプーム空港は洗練された巨大な国際空港という感がありますが、
ドンムアン空港は、民家も近いせいかタイの活気が味わえます。

ターミナルを出たところで熱風と排気ガスでの一服。
ドンムアン空港の方がタイに来た!という感じになります。

タクシーでモーチット寄りのホテルへ約15分。
Livotel Hotel Kaset Nawamin Bangkok
23:00頃に到着しチェックイン。

ホテルの周りには、同クラスのホテルが数軒並び、
コンビニ、カフェ、屋台、コインランドリーも。
小腹がすいたので、屋台で軽く汁なしそばをいただきました。

翌朝、周辺を散策。
バンコク中心部から30分の距離ですが、懐かしいタイがあり、
たくさん食堂があり朝食がいただけます。

ホテルを8:30にチェックアウトして、タクシーで北バスターミナル(モーチット)へ。
タイ最大級のバスターミナルで、タイ全土へ運行してます。

タクシーの運転手に「ミニバスの方がいいんじゃない」と2-3回言われました。
しっかりと時間が決められているバスの方がよかったので、
北バスターミナルまでお願いしました。

北バスターミナルのアランヤプラテート行カウンターへ。
すると「今日は満席」。
こんな言われたのは初めての事で、どうやら今の主流はミニバスということが分かりました。

ミニバスのターミナルは道を挟み向かいになりますが、
片側3車線大きな道で横断歩道がありません。
歩道橋の急な階段をスーツケース25kg×2個を同時に運びます。

踊り場がない休憩することができない、階段を上らなければなりません。
血管が破裂しそうになり、途中力が入らなくなり、落としそうになりました。
登り切ったところで、一つづつ運んだら楽なのに気づき、
下りは1つづつ運び事なきを得ました。

年末年始帰省の影響かミニバスもかなりの人で、座って待つスペースもありません。
09:30にミニバスカウンターへ。
アランヤプラテート行は12:30しかなく、3時間も待たないといけない。
チケットを購入し、待つこと以外に選択なし。これが陸路の旅。

タイでのこの活気はバス乗り場でしか味わえません。
以前は北バスターミナルから幾度となくカンボジアに帰っていました。

ケンタッキーがあって、そこでコーネルバーガー(薄い形成肉ンバーガー)を15個ほど買って帰ります。
そのうち5個は土産で日本人に渡し、10個はその日の夕食、翌日の昼食と分けて食べるのが楽しみ。

翌日、昼休みに家にコーネルバーガーを楽しみに帰ったら、
200匹以上の蟻がコーネルバーガーに群がっているのです。
はらって全て頂きました。

シェムリアップには当時チョコレートもないレベルでしたので、
コーネルバーガーは夢に出てくるご馳走です。

12:30発ですが発車場にバスが来る気配がありません。
結局13:20にバス来て、13:30出発。
27人乗りのトヨタ・コースター。
後部座席は後部タイヤ部分が盛り上がっていて、ずっと足を曲げないといけないので避けたい。
タイの国境の街、アランヤプラテートへ約5時間。

バンコクの混雑を抜け、バスはひたすら東へ向かいます。
風景は何も変化のないタイの田舎町を走り、途中1回の休憩。
だんだんと様相も変わり、田園風景、椰子の木、夕陽。
こういう光景は陸路移動ならでは。

18:30、アランヤプラテート到着。
以前は街の中心であるアランヤプラテート駅近くに到着でしたが、国境が到着地。
今では国境の方が賑わっています。
事前に乗務員に言ったら駅近くに降ろしていただけます。

国境からトゥクトゥク約10分でホテルへ移動。
Station ONE Hotel
街の中心でバスもこちらのホテル前が到着地でした。
24年前に旧マーメードホテルがオープンした時に何回か宿泊したことがあります。

客室数:138室の立派な造りのホテルですが、
今では寂れた感があり、客室も2階の数ルームしか販売しておらず、
エレベーターも稼働していません。

1泊600バーツ(約2,600円)安い!これぞ中級ホテル。
こういう寂れた街の寂れたホテル。落ち着いた雰囲気が大好きなのです。

周辺にはコンビニ、夜には屋台が並び、徒歩5分にナイトマーケットがあります。

屋台でクイッティオ(米麺)、パッタイをいただきました。
明日は朝にカンボジアへ国境超え。
早めに就寝します。

日本帰国で思うこと

年末年始ベトナムへ行き、一昨日1/11の朝に帰国しました。

ベトナムも完全開国しており、コロナ前と全く変わらない状況になっています。
今回はコロナ前から計画していた中部。ダナン&ホイアンへ。

ウクライナ侵攻での燃油高騰の影響で、航空券代が高騰。
ダナン往復は、通常は5万円以下のイメージですが、
今回の年末年始では、LCC格安航空券でも10万円位。
それでも行きたい。これだけは譲れません。

前回の年末年始(2021-2022年)は、タイ・パタヤ&バンコクへ。
事前の書類、登録、PCR陰性証明、隔離ホテル手配などがありましたが、
今回は日本帰国だけのワクチン3回接種証明だけで、コロナ前の全く通常の旅行でした。

殆どマスク姿は見ることはありませんでした。
ベトナムは通常通り活気にあふれ、空港ではベトナム名物の親戚一同のお見送り、お出迎えで大混雑。

完全にコロナの事は忘れていましたが、関西空港に到着した際、状況が一変。
厳格で物々しい雰囲気。誰もが緊張して会話もなくなります。
ゲート間のモノレールは運行中止しており、約10分程歩いて検疫へ。

海外から帰ってきて思うことは、まだこんな事をやっているの。
ベトナムに旅行に行ったのに、到着後すぐにタイムトラベル。

外国人は現地空港でも機内でもマスクは着けていませんが、日本到着後、全員マスクを着けます。
日本はマスクをしないと入れない厳しい国。というのが世界に徹底されています。

それでも日本は感染者数が世界トップクラス。
訳が分かりません。

感染症2類相当。
これだけ世界とかけ離れた状況の日本。
いつまでコロナビジネスを引っ張り続けるつもりなのでしょうか。
帰国後、一気に冷めてしましました。

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

陽性・隔離

5/06 成田空港到着

日本入国審査の前に抗原検査。
陰性の場合、番号が呼び出され、入国ができます。

妻の番号が呼び出されましたが、私の番号が呼ばれませんでした。

係員が検疫室に誘導し、今から隔離施設に移動との案内。
検疫官にパスポートを回収されました。

検疫室には他に2人。
アブダビから同じ便で、通路を挟み横に座っていた人。
20代のパキスタン人。東京で働くシステムエンジニア。

生後3カ月の赤ちゃんを抱いた20代モンゴル人女性。日本在住。
ハワイから帰国。日本人の夫、赤ちゃんは陰性。

検疫室では「16:15のバス出発します」との業務連絡。
どうやら、1時間に1本、隔離場所までのバスが出ているようだ。

検疫官が、あとでドクターが説明にきますので、そのままお待ちください。
検疫ドクターは、多忙を極めており、秒単位で動いているのが分かります。

隔離ホテルを聞き、ホテルはマロウドインターナショナル成田。
すぐに調べ、おおー、なかなかよさげなホテル。
これだったら素敵なホテルライフができる。
パソコンなど必要なものは全て持って来ているので、普通に仕事ができる。

問題なのがタバコ。
前々から気になっていたが、最近ホテルでは館内禁煙が多く、
隔離ホテルの部屋でタバコが吸えるのだろうか。

ホテルは喫煙室でお願いできますか。
と、3回言いましたが、3回ともスルーされました。

数分後、検疫ドクターがきて、再検査をお願いしましたが、
「抗原値が低い人は再検査ですが、あなたの場合、かなり高い数値で再検査できません。
こちらの方(パキスタン人)で500で、あちらの方(モンゴル人)もその位。
あなたは、5,000を超えてました。」

私は、「実は検査前に飲んだらいけないと言われていた、水をがぶ飲みしてしましました。
それで数値が高くなったのでしょう。」

「水を飲んだら薄まるので、あなたは1万をこえてるでしょう」

ドクターが言うには、成田空港での検査で陽性になり、隔離されるのは1日約40名。
そのうち2~3名が数値を超える重傷レベルの保菌者。
私はその選ばれし立派な重症レベル。

何も症状もなく、健康そのもので、
今、成田空港の端から端までダッシュで全力で走れるなどと話しました。

これは国の方針。
今まで何回、政府に訴えてきたことか!!
街中で検査をしたら、誰でも陽性になる。
この茶番劇は、7月の参院選まで続く。

ドクターも完全に茶番劇であること断言しました。
責任をとりたくない為に、決断できないトップが国の方針を決める。
煽りに煽っているテレビウイルスに侵された人たちが、
支持しているので、高い支持率につながるのも納得できます。

そんな時、検疫室の前に妻の姿が。
ここは立ち入り禁止なのに、どうやって入ってこれた!?
他のご家族の方はもちろん入ってこれません。

どれほど嬉しかったことか。
どんなことがあっても見捨ず、ついてきてくれる。
些細な事ですが、一生忘れることはない出来事でした。
携帯USBと、アブダビ空港で購入したタバコを受け取りました。
入ってくるのに相当大変だったみたいです。

妻もホテルライフに憧れて、濃厚接触者なので隔離を必死に交渉したのですが、
陰性ということで、隔離はできないと断られました。
仕方なく、その日のうちに大阪へ帰りました。
久しぶりの新幹線で嬉しいのか、はしゃいでいました。

濃厚接触者は2日後に症状がでる場合が多いと言ってましたが、
普段と何も変わりませんでした。

パスポートには入国スタンプが押され、スーツケースを受け取り、
成田空港の裏口を通り、17:15発のバスでホテルへ移動。

2年前にテレビで観た、完全防護服の係員がバスへ誘導。
バス車内では全てビニールで覆われ完全防備。

10分程でホテルに到着。

マロウドインターナショナル成田 800室の巨大ホテル。

成田空港前後泊に利用するホテルで、周辺は緑が多く環境抜群。
素晴らしい!!の言葉しか出てきません。

現在このホテルは、コロナ隔離専用のホテルになっていて、
豪華なロビーで防護服の検疫官が今後の説明をします。

7日間の隔離で、初日、最終日は含めないので、実質8泊9日。
5/14(土)まで隔離宿泊。

毎日2回、8時と16時に体温と体内酸素量を計測して、アプリから送信。
部屋からは出れなく、食事は3食ドアの前に置かれます。朝8時、昼12時、夕18時。

13時から16時まで部屋のフロア内のみでウォーキングをすることができます。
水、インスタントのコーヒー、紅茶、緑茶をセットしてますが、足りなくなった補充します。
洗濯物はコインランドリーが予約制で利用できます。
早速予約しましたが、退所日まで予約が埋まり、自身で洗濯をと洗剤を渡されました。

検疫官にタバコは吸いますか?と、効かれて、
喫煙室があると思い、「ヘビースモーカーです」
ここでは飲酒、喫煙は厳禁です。
それでは隔離中、タバコ、ライターを預かります。
「今は吸ってません!」

部屋へ案内。9階の空港側。
スタンダートツインルーム26㎡。十分な広さ、バスタブあり。
部屋からは新緑美しく、飛行機が発着するのが見えます。

備品は、ハンドタオル、バスタオルが5セット。
ティッシュ、トイレットペーパーも予備で数個。
足りない場合、補充していただけます。
WIFI、衛星放送が映るテレビ、冷蔵庫、必要な物は全て揃っています。

初めての夕食は受付の際、ロビーで受け取りました。
夕食はお弁当でダブルメイン。カレイの煮つけとグラタン。
これが美味しいのです!!

他の隔離者のブログを読んでも、普通のから揚げ弁当レベルですが、
ここは違います。夕食で1食 1,500円以上しそうな豪華な弁当です。

夜、妻も無事に帰宅。
バルセロナからの長旅だったので、ゆっくり休みます。

夢のようなホテルライフ

5/06~14 マロウドインターナショナル成田 8泊9日

体調は普段通り。何も異常ありません。

朝8時、館内放送があり「検温、体内酸素を報告してください」。
日本語の後に、英語でも案内。

その後、「朝食の準備ができました。ドアの前の食事をおとりください」
ドア前にお弁当が用意。
朝食も昼食も美味しい!!外国人でもこれは美味しいと思うはず。
食べ終わったら、容器をドアの前に置きます。

日中は仕事をして、少し昼寝。
夕食前に、ゆっくり湯船につかりながら読書、テレビを観ながら夕食。
食事は毎食、ルームサービス。
なんて贅沢なホテルライフ!!

慣れてきた3日目に、初めて部屋の外へ。
13時から16時まで同じフロアだけをウォーキング。
3~4人歩いています。
巨大ホテルなので、端から端まで5分以上かかります。

必要な物は宅配で送ってもよいとの事。
ただし、中身を全て開けて確認され、不適当なものは渡せない。
皆さん、アマゾンの箱が多く見受けられました。
パソコン機器などが送られてきたのが分かります。

歩いていたら顔なじみもできて、私より1日先輩の若い女性。
とにかく食事が美味しく、離れるのが寂しい。
まったく同感。

毎食が楽しみです。
一つも残すことなく美味しくいただきました。

楽しい時は、あっという間に過ぎていきます。
退所の前夜は、旅での最後の夜と同じように、なんとも言えない寂しさが募ります。

旅の終わり
5/14 退所。8:30の送迎バスで成田空港へ。

入所日以来のエレベーターに乗り1Fロビーへ。
スタッフにお礼を言い、「最高の時をありがとうございます!!」
スタッフは驚いて、みんなに伝えます!!
バス出発までロビーで待ちます。

9日前、成田空港で結果を待っている間、60代男性の方が、番号を呼ばれず再検査との事。
「妻は入国でき、何で私だけ。ペットはどうしたらよいの!?」と、怒っていた方と、9日ぶりに再会。
再検査後、陽性で隔離。ハワイから帰国。

すっかりご機嫌で、ここの食事は美味しいね~。
何階にお泊りでしたか?と聞かれ、9階と答えたら、
私も9階だったんですよ。全然お会いしなかったですね~。残念!

奥さんは、そのまま鎌倉に帰って、ペットを無事引き取り、3日目に自身で抗原検査。
陽性で7日間自主隔離。一切症状なし。との事。
またお会いしましょう!と、成田空港でお別れ。

羽田空港までバスで移動し、飛行機で大阪へ帰りました。

コロナ禍になり、初めての海外クルーズ。
この日をどれだけ待ちわびていただろう。

東京で久しぶりに人とお会いし、それだけでも十分満たされました。
魅力的な街、フランス・ニースで滞在した後、地中海クルーズ。
クルーズでは、美味しいものを食べ、ジョギングをし、サウナに入り、読書をし、街を散策。
好きな事だけをしました。
下船後、これまた魅力的な街、スペイン・バルセロナを満喫。

日本に帰国してからも、優雅なホテルライフ。毎食ルームサービスの贅沢。
今回の旅は、濃密で最高の旅でした。

帰ってから保険会社へ問合せしたら、海外で陽性証明を受けたら補償対象。
バルセロナでゆっくりしたかった。と妻と後悔。

隔離ホテルでの支払いは一切ありません。全て税金で賄われます。
単純に計算して、最低でも20万円以上はかかると思います。
陽性に対しての重傷者数、交通事故でも陽性であればコロナによる死亡となります。
何のために、こんな事をするのか理解できません。

今回の旅で世界は、もうとっくに終わって、経済が動いています。
2年以上、動けなかった反動で、動きが加速しているのを痛感しました。

日本、中国、北朝鮮は、いつまで引っ張るのか分かりませんが、
世界の流れに乗らないと取り残されてしまいます。

今回のコロナ禍で、考えつくづく思います。
誰しもいつか必ず死が訪れます。
しっかり死ぬには、しっかり生きること。
今をしっかりと生きていきます。

本日、2022年6/01より、1日2万人の入国になりました。
日本入国で98の指定国(青色)が検疫措置、待機を撤廃。
青色の指定国は、日本人がよく行く国。
黄色の指定国は、ベトナム、インドなど99の指定国は、ワクチン接種証明で青色同等措置。
厚生労働省 水際対策(6/01更新)

これで今日から、夢のホテルライフができなくなりました。

もう終わり。世界は開かれています。
さあ、世界が待ってます!!


コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~