ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~

ダイヤモンド・プリンセス 船内設備

ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

6月03日 18:00神戸出航

神戸港による出航セレモニー。船内でも出航セレモニーが行われています。

船内施設では、出航まで利用客がいない為、気にすることなく撮影ができます。

今回一番気になる場所と言えば、「泉の湯」。
日本船(にっぽん丸、飛鳥Ⅱ)には大浴場があるのですが外国船では初の試み。

デッキ15後方にある「泉の湯」は日本のスーパー銭湯そのもので、
大浴場、サウナ、露天風呂(スパプール・混浴水着着用)、パウダールーム完備。
大海原を眺めながら、足を延ばしての入浴。これは良い!!

料金は1回・90分 $25-。時間は厳密ではないので、
空いていたらもっとゆっくりできそうです。

これは価値がありました。ただ一つ残念なのが、水風呂がありません。
原則予約制ですが、クルーズ中は混みあうことはなく、ほぼ貸切状態。
終日クルージングの午前中のみ、多少混みあっていました。

このブログでいつも書いている通り、
日頃運動できないので、旅に出たら毎日ジョギングをした後、サウナでの読書。
これが何よりの楽しみなのです。

大型船ではランニングマシーンが少なく、終わるのを待つという客船、
サウナは混みあい、温度調節をしても一向に熱くならない客船も。

ダイヤモンド・プリンセスは合格点です。
ジムにはランニングマシーンが20台以上用意され、いつ行ってもほぼ貸切状態。
多い時でも3人程しか利用していません。

フィットネスジムの近くにロッカールーム。その中にサウナがあります。
もちろん無料で利用できます。

女性は、ミストサウナ、ドライサウナ。
男性は、ドライサウナのみ。
男性用サウナ6人位は入れる大きさ。ロッカーも多数あります。

全てロッカーがダイアル式ロックで全て壊れていましたが、
貴重品は全て部屋のセフティーボックスに入れているので、何も問題ありません。
シャワールーム3つ。

毎日、ジムで海を眺めながらランニングをして、サウナで読書。
これさえあれば、他には何も要らないと言うほど、旅の良し悪しを左右します。
ダイヤモンド・プリンセスのジム、サウナを毎日満喫しました。

今回のキャビンは、海側バルコニー客室。 
#L204 デッキ14 左舷前方 22㎡。

私の好みは、視界が広がる高層階の後方、できるだけエレベーターから離れている方が。
揺れるのは、前方 ⇒ 後 方⇒ 中央。上 ⇒ 中 ⇒ 下層階の順。
エレベーター近くになると、人の往来が増え、ドアを開けた時、覗かれます。

私はすぐに船酔いしてしまいます。かなり弱い方です。
今までお客さんと乗船した際、夕食時我慢できず、
もうギブアップと失礼することもしばしば。
そんなに弱いのにクルーズを好きな方が勝っているのです。

攻略法を見つけました。
船内でいただく酔い止め薬。アメリカ製で1袋に2錠。

乗船初日に1錠だけ飲み、30分程で睡魔に襲われます。
30分程寝れば、生まれ変わったようにスッキリ。

初日に1回飲んだら、そのクルーズ中どんなに揺れようが酔わなくなるのです。
今回、前方・高層階。一番揺れる場所なので初めて2錠飲み、一切船酔いしなかったです。

今までクルーズカードをかざしてドアのカギを開けていましたが、
プリンセスクルーズはカードではなく、メダリオンに変わりました。
約3m先からメダリオンが反応して、自動的にドアのロックが開きます。

キャビン22㎡の広さは、クルーズでは十分です。
プリンセスは明るい色を使い、鏡を使い工夫されているので圧迫感は感じません。

ベッドが高く、ベッド下にスーツケースを収納可能。
2人用キャビンなのでソファーがありませんでしたが、3人用キャビンはソファーがあります。

バルコニーは十分な広さがあります。
ただ、床がプラスチックのマットで安っぽさが否めません。
ミニスイートでもこのプラスチックマット。
ちなみに同グループのHAL ホーランド・アメリカ・ラインはチーク材。
高級感があり印象が全然変わってきます。

テレビチャンネルは、さすが日本発着仕様。
NHKプレミアム、BS NHKが映ります。
他にも便利な機能があり、メインダイニング、スペシャリティレストランのメニュー、
使った金額の利用明細を見ることができます。
避難訓練もこのテレビから視聴できます。(アプリかテレビで必ず見なければいけません)

収納も十分で長旅でも問題ありません。
クローゼットが広く、バスローブ、スリッパが備えています。
冷蔵庫、ケトル、日本茶ティーパックも。

バスルーム 今回バルコニー客室では、シャワーのみ。
バスタブはミニスイート以上に設置。

シャワールームのアメニティは、自社シャンプーリンス、ボディソープ。
シャワールームが狭く、大きな人だったらこの広さは辛い。
私は毎日サウナのシャワールームを利用していました。

トイレ 日本船ではウォシュレットがありますが、外国船ではありません。

初めての夕食 メインダイニング
メダリオンアプリでメインダイニングを予約。
どのダイニングも20分単位で予約することができます。
クルーズ代金にふくまれるメインダイニングは5か所あり、
メニューは同じすが、それぞれ雰囲気が微妙に違います。

・インターナショナル・ダイニング
・サボイ・ダイニング
・ヴィヴァルディ・ダイニング
・サンタフェ・ダイニング
・パシフィックムーン・ダイニング

サボイ・ダイニング 19:30に予約を入れていました。

行ってみたら20組以上の行列。
大型船はどの船でも初日のメインダイニングは混みあいます。
その列に約20分並び、入ることができました。

2名テーブルも数多く用意されており、2名テーブルに着席。
混んでいるにも関わらず飲物、料理とも、すぐにオーダーすることがができました。

大型カジュアル船では、どうしても人でが足りないので、
飲物もオーダーできず、デザートが先に来たことも。

ダイヤモンド・プリンセスの料理の話をいろいろと聞いていて、
全く期待していなかったのですが、美味しくいただきました。

以前の日本発着の料理とは、確実に変わっているのが分かります。
サービスも全く待つことなく、スムーズに運ばれてきました。
しっかりデザートもいただきお腹一杯。満足です。

プリンセスシアターに少しだけ雰囲気を観に行きました。
ショーは毎晩19:00、21:00の2回公演。
この日はウクライナ人ダンサーによるショー。

想像より料理が良く満足感と、ほどよい疲れ。
幸せを感じ、波音を聴きながら床に就きます。

 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 船内レポート ~ 
【クルーズブログ】
 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~

ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~

初めてのダイヤモンド・プリンセス 日本発着

ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

日本発着クルーズは、私は魅力を感じません。
近所の日本の港から出港して、乗船はほぼ日本人。

船内全て日本語の案内があり、日本語が通じます。
寄港地は、一か所日本以外に寄港(主に釜山)しますが、基本は日本国内。
電話が通じるので、普段通りの日常。
ワクワクした高揚感が全く感じません。

プリンセス・クルーズでは、「メダリオン」といってアプリの登録が必要になりました。
案内を見ても、理解できず、実際に自分でやってみないと説得力ある説明ができません。

そんな時、ダイヤモンド・プリンセス日本発着クルーズに、新たな割引「直前割」発表。
半額以下の代金で乗船できるので、すぐに予約しました。

私はダイヤモンド・プリンセス日本発着は初めてです。
弊社スタッフが数年前に乗船し話を聞いて良いイメージはありません。

団体でバスで乗り付け、皆さん胸にバッジを付け、
ツアーの添乗員が旗を持って、船内をぞろぞろと団体行動。
大声で、「ここも食べ放題!」「これもタダ!」そして、添乗員は走り廻るのです。
ビュッフェのウォーターサーバーには列ができ、無料の水を水筒に入れる行列。

スペシャリティレストランでは、イタリア人マネージャーが、
日本人ウェイターに「ワインを売れ!」と大声。

その前にロサンゼルス発着でクラウン・プリンセス 西海岸クルーズに乗船し、雰囲気もよく満足しました。
その後にダイヤモンド・プリンセス日本発着を乗船。
メインダイニングで同じメニューを注文したら、全く違うのがでてきました。
素材、量、盛り付けが貧祖で、同じ船会社とは思えなく、
宅配おせち料理を思い出しました。

大型船でのお手頃の日本発着クルーズは全く別のもので、
今回は全く期待せずに乗船します。

乗船前の手続き メダリオンアプリ
プリンセスクルーズを予約後、乗船するにあたってメダリオンの登録が必要です。
「メダリオン」初めてきく言葉に戸惑いましたが、プリンセスクルーズの商標登録。
要はアプリからご自身で登録してください。というもの。
難しいのかと思ったら簡単そのものです。

アプリ登録できない方は、そのまま港へ行っても手続きに時間はかかりますが、
問題なく乗船できます。

今までのチケット、バゲージタッグをプリントして郵送でお送りしていたものが、
アプリから取り出すことができ、寄港地観光、レストランの予約、飲物のオーダーができます。
清算明細書をリアルに見ることができます。

乗船後の緊急避難訓練は、今までは指定の避難訓練場所に行きチェックされ、
すぐに終わるのですが、これが面倒でした。
今回は、そのアプリからビデオを観るか、部屋のテレビ(日本語)で観れるようになっています。
係にビデオ観ましたかと聞かれ、「観ました」と答えたら、
「まだ観てないですよ。観てください」と、笑って言われました。
すぐに分かるらしい。

一番便利だと思うのは、同室者が船内のどこにいるかを位置情報が見れます。
今まで同室者と船内で離れたら、洋上では電話の電波が入らない為、
探しに行っても出会うことは難しく、部屋で待っているしかありませんでした。

これらのサービスは、スマートフォンでの船内無料WIFIで利用することができ、
料金は発生しません。
メール、検索などを利用する場合、有料でWIFIを購入する必要があります。

<ダイヤモンド・プリンセス予約の流れ>
① 弊社で予約をした後、予約番号をお送りいたします。
② メダリオン・クラスのアプリダウンロード
③ 30日前までを目処に登録
・お客様情報
・緊急連絡先
・クレジットカード情報
・旅客運送約款の確認と承認
・セキュリティ用写真
④ 乗船3日前までにバゲージタッグ(荷札)の印刷

登録をするだけなので難しくありません。
当日、パスポートを忘れずにお持ちいただき、チェックインとなります。

プリンセス・クルーズ 乗船手続きガイド

神戸出港

1日目:2023年6月03日(土)
自宅から神戸港へ。約1時間の距離。

コースは、神戸~高知~済州島~鹿児島~神戸の予定が、
台風の影響で、神戸~関門海峡通過~釜山~長崎~神戸に変更になりました。
寄港地が一か所無くなったので、一人$25-のオンボードクレジットを、
ありがたいくいただきました。

アプリで事前にチェックイン時間を13:30に設定。
13時、神戸ポートターミナルに着くとターミナルに入る前に、スーツケースを預けます。
バゲージタグ(荷札)を忘れたのですが、係にタグをいただき、
その場で部屋番号、名前を記入し預け、部屋に届いていました。

今回、一番驚いたのが乗客はほぼ日本人。
かなりのショックを受けました。
クルーズ専門旅行会社としてやっているのですが、
弊社で取り扱いは今回のクルーズでも数組。
これほどの力の差があるのかと、私は何をやっているのだろう。
考え込み落ち込んでしまいました。

ターミナル内は人であふれかえっていました。
13:30にチェックイン指定したことを言いましたが、
番号札を取り、番号を呼び出すまでお待ちくださいとの案内。
事前チェックイン指定は何も意味がありませんでした。
それから次のクルーズからチェックイン時間指定は廃止に。

23番を取りましたが、まだ1番の呼び出し。スイートの方は、特別番号で先に乗船。

数多く用意された待合椅子は、すでに満席。
台風の影響で、前日横浜から届くはずだったメダリオンが、まだ届いていないらしく、
通常はこんなに待つこともないとの事。

今までクルーズカードの役割が、プリンセスクルーズはメダリオンに。
この仕組みもよく分からなかったのですが、実際に使ってみて納得しました。

クルーズカードとメダリオンの違い
①部屋の鍵…部屋のキーをドアにかざして開けます。
 ⇒ 部屋から2~3メートルに近づいたら、メダリオンが認識して自動で鍵が開きます、

②船内での支払い…支払い時、カードを預けレシートにサイン。控えを保管します。
 ⇒ 注文時にメダリオンをかざすだけで清算。
 アプリにすぐに反映して支払い明細を確認することができます。

・乗下船のチェック…カードをかざし、乗下船のチェックを行います。
 ⇒ こちらはメダリオンも同じです。

かなりシンプルに便利になり、乗客もクルーも煩わしい手続きが減って楽です。

1時間待ってもまだ呼び出しが5番にもなってなかったので、
ターミナルから中華街までの約15分間を神戸市が無料バスを出していたので、
中華街をぶらり散策。
戻ってきたら、16:00。
ちょうど23番で、すぐにチェックイン。
そこからはスムーズに船内に入ることができました。

17:00出航予定でしたが、チェックイン時間の遅れから18:00出航。
いよいよクルーズの始まりです。

 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 船内レポート ~ 
【クルーズブログ】
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【動画】オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ乗船記 

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ

2022年ゴールデンウィーク。2年半ぶりの海外クルーズ。
この2年、予約しては中止の繰り返しの連続でした。

待ちに待った海外クルーズは、1年以上前から予約をしていた
オーシャニア・マリーナ 西地中海クルーズ。

私が一番おすすめしている、オーシャニアクルーズ。
設備、料理、サービス、ホスピタリティ、客層。
フリーシーティング、フォーマルがないというセンス。そして何より、コスパが良いのです。

成田空港よりフランス・ニースへ、旅のはじまり。
成田帰国後、まさかの陽性・隔離。
6月からは隔離はなくなり、これが最後の貴重な隔離体験。

<旅行詳細>
・旅行日程:2022年4月19日(火)-5月06日(金)
・クルーズ:オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ 7泊8日
・発着:モンテカルロ~バルセロナ
・フライト:エティハド航空
4/21 EY871 成田17:00/アブダビ23:45
4/22 EY057 アブダビ03:10/ブリュッセル08:10
4/22 EY7243 ブリュッセル09:40/ニース11:25
5/05 EY3772 バルセロナ09:20/ミュンヘン11:20
5/05 EY006 ミュンヘン12:10/アブダビ19:55
5/05 EY878 アブダビ22:10/成田13:00+1(5/06)

・ホテル
東京(4/19-21) 銀座キャピタルホテル 茜
ニース(4/22-25) イビス スタイル ニース ヴュー ポール
バルセロナ(5/02-04) ホテル バルメス
バルセロナ(5/04-05) ペスターナ アレーナ バルセロナ 

・隔離ホテル
5/06-14 マロウドインターナショナル成田

コスパ抜群の豪華客船!オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part1 ~東京出発 ニースへ~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
全てが映画のワンシーン オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part2 ~フランス・ニース~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コスパ抜群の豪華客船!オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズの旅
 Part3 ~船内案内 モンテカルロ出航~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
地中海クルーズの旅 コスパ抜群の高級客船 オーシャニア・マリーナ
 Part4 ~イタリア寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
地中海クルーズの旅 オーシャニア・クルーズ コスパ抜群の高級客船
 Part5 ~フランス寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
地中海クルーズ乗船記 全てが一押しの豪華客船 オーシャニア・クルーズ
 Part6 ~スペイン寄港~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
地中海クルーズ乗船記 バルセロナぶらり散歩
 Part7 ~スペイン・バルセロナ~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
成田空港で検査陽性 隔離生活は夢のホテルライフだった!
 Final ~地中海クルーズ 旅の終わり~
【クルーズブログ】 コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~

にっぽん丸 瀬戸内海クルーズ② ~別府~

■ 食のにっぽん丸 ■

初めての寄港地、別府港に08:00入港、17:00出港。

初めての朝食は和食を選択。
普段、朝食は食べないのですが、
旅行での朝食は何でこんなに美味しいのだろう。

海外での朝食も美味しいのですが、
朝食は、和食に勝るものなし。
焼き魚、味噌汁、炊き立てご飯。

何も計画はありません。
何の予定がないのも、クルーズの良さだと思います。

船内から偶然「かっぱの湯」が見えたので、ゆっくり入浴しに行きました。
素朴な昔ながらの銭湯で、サウナ12分×3セット。水風呂。
別府温泉でととのいました。

今回、にっぽん丸で楽しみのひとつだったのが、大浴場・サウナです。
瀬戸内の島々を観ながら入る大浴場。
そしてサウナでこの2年の疲れを落とそうと楽しみにしてました。

残念ながら例の影響でサウナがクローズされてました。
大浴場はオープンしており、毎日、朝、昼、晩しっかり入りました。

外国船のジャグジーとは違い、やっぱり大浴場は良い。
脱衣場も大きく、ジェットバス、泡風呂の2種類の湯船。
洗い場も数多くあり、しっかりした大浴場です。
体の芯から温まりました。
欲を言えば、水風呂があれば最高なのですが。

船に戻り、昼食。
茶蕎麦、とんかつ、そぼろ丼。
ここでも美味しく、しっかりいただきお腹一杯。
ですが、にっぽん丸特製ハンバーガーを食べるタイミングは今日しかない。
リドデッキで、にっぽん丸特製ハンバーガー、ホットドックをいただきました。

食後は部屋に戻り、昼寝。
起きたらジムへ。しっかりと1時間ランニング。
汗をかいた後、大浴場へ。

今回、宿泊したキャビンは、コンフォートステートルーム。14㎡。
下から2番目のキャビンカテゴリーです。
一人で利用したので狭くは感じませんが、
二人利用の場合、手狭さは感じるかもしれません。

四角窓、シャワーのみになります。
デラックス以上、バスタブ付になり、一部を除きバルコニー付になります。
トイレはさすが日本船。ウシュレット付です。

テレビは日本のBSが5チャンネルほど映り、映画も日替わりで観れます。
ショーをライブで客室のテレビで観ることができます。
その他設備は、地上のホテルと全く同じレベルで困ることはありません。

2日目のディナーは和食。
昨日が洋食コースだったので、和食はどんなのだろうとワクワク感。
品数、ボリュームもあり、仕事が細かく、妥協しない。
洋食、和食どちらが良かったかと聞かれたら、どちらも良いとしか答えれません。

「にっぽん丸和膳」

22:30 今日はどんな夜食がでるのだろう。
好奇心で見に行ったら、全て平らげてしまいました。

~ナイトスナック~
豚骨醤油ラーメン、五目チャーハンおにぎり、チーズケーキ、香の物、フルーツ

通常、クルーズに乗っても、ここまで食べません。
今回は、なぜか食べ過ぎてしまいました。

2日目から食べ過ぎで体調が悪くなってきました。
この一日で、いただいたメニューを振り返ってみました。

早朝:ラウンジにてコーヒー、焼き立てパン。
朝食:和食膳、追加でにっぽん丸特製カレーライス
昼食:茶蕎麦、とんかつ、そぼろ丼
プールデッキでの間食:ハンバーガー、チョコリキサー
アフタヌーンティー:紅茶、ケーキ
夕食:にっぽん丸和膳
夜食:豚骨醤油ラーメン、五目チャーハンおにぎり、チーズケーキ

よくもまあこんなに食べたものです。
全て残さず美味しく完食してます。

今日も最高に幸せな一日でした。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ
フィリピン・沖縄クルーズ ⑤フィリピン

■ フィリピン・サロマグ寄港 ■


2020年 1/06 クルーズ5日目 フィリピン・サロマグ
船は沖縄を出港して南へ。終日クルージングを1日挟みフィリピンへ。
南下するにしたがい、暖かな日差しから灼熱の太陽に。

サロマグ
フィリピン・サロマグは、12月スペクトラム・オブ・ザ・シーズが初めてのクルーズ寄港。
今回が2回目のクルーズ寄港。
首都マニラと同じルソン島北西に位置し、マニラまで約430km。
イロコスへの海の玄関口。
外国観光客にはまだ知られていませんが、
セント・オーガスチン・パオアイ教会は世界遺産に登録。
ビガンはスペイン統治時代の街並みが残っていて、ヨーロッパを思わせる風情が漂います。

テンダーボートでの上陸。
何もない田舎町に無理やり作ったクルーズ港。
ブラブラ散策をしようにも、民家がポツリあるだけで、
商店もなく田舎道しかありません。
ここは離れた観光地へ、エクスカーションに入るしか選択がなさそうです。

外国人が珍しく、人懐っこい笑顔で皆さん挨拶してくれます。
バイクタクシーで市場へ約10分。
市場では、会う人皆さん笑顔で手を振って挨拶していただきました。
心温まる素朴な町です。

この日の夕食は、スペシャリティレストラン「ジェイミーズイタリアン」。
イギリスのカリスマ料理家ジェイミー・オリバーが展開するレストランの洋上支店。
ここでビフテキの連続記録が途絶えます。
ランチにローストビーフをいただきましたが。
■ フィリピン・スービックベイ寄港 ■


2020年 1/07 クルーズ6日目 フィリピン・スービックベイ
スービックベイ
今回のクルーズ最後の寄港地は、スービックベイ。
首都マニラと同じルソン島。マニラまで約150km。
アメリカ海軍のスービック海軍基地が1991年返還された後、経済特別区に。
ホテル、カジノ、ショッピングモールがあり、アメリカ西海岸と同じ町のつくり。

比較的治安もよく、マニラからも近く、ビーチも静けさがあり、
ショッピングモールの反対側は、アジアのゴチャゴチャ感もあり、
今度ブラっと来てみようと思います。

■ 旅の終わり ■


2020年 1/08 クルーズ7日目 終日クルージング

フィリピンを出港し香港を目指し西へ、終日クルージング。
西に進むにつれ、ジリジリ照り付ける常夏から、風が変わり、肌寒くなり、
旅の終わりが迫ってきます。

2020年 1/09 クルーズ8日目 08:00香港入港
下船後、香港空港へ。
その日の夜には関西空港到着。

今回、終日クルージングが3日間ありましたが、
寄港地がない方がゆっくりでき、私の好みです。

クルーズでの7泊8日は、通常の旅行と比べて時間が経つのが早く感じ、
あっという間です。

下船が近づくにつれ、感傷的になります。
通常の旅行ではこんな気持ちにはなれません。
慣れ親しんだクルー、いつも行動パターンが同じ乗客、定位置の場所。
乗船前のワクワクした高揚感。下船する前の寂しさ。
クルーズは物語。起承転結があります。

今回乗船したスペクトラム・オブ・ザ・シーズは、
168,666トン、船客定員:4,246名の大型船。
どこに行くにも混みあっているのは覚悟しておりましたが、
乗下船ともスムーズで、施設の利用のランニングマシーンでは混みあって、
並んだ日もありましたが、さほどストレスは感じませんでした。

料理は、スペシャリティレストランは美味しく、
メインダイニングでもクルーズ代金と比較して十分満足いくレベルです。

船内は、さすがロイヤル・カリビアン・インターナショナル。
洋上のアミューズメントパークという呼び名に相応しく乗客を楽しませます。

賑やかなのが好きではない場合、キャビン等でゆっくりする選択もあります。
それぞれの楽しみ方ができる。それがクルーズの素晴らしさです。

今回の客層は、香港が50%。
あと、中国本土、オーストラリア、ロシアが多く、日本人は約20名ほど。
香港の方は礼儀正しく、気持ちよくクルーズができました。
テーブルに麻雀を持ち込んで毎日楽しんでます。
喫煙エリアに毎晩8人くらい酒盛り。
人に迷惑はかけてないので、何も気にはなりませんでした。
ただ、クルーズ代金と客層は比例します。
それを事前に理解すれば、何もストレスは感じないです。

今回、オーストラリア人家族(ご夫婦、娘10歳、息子8歳)と仲良くなり、
シドニー郊外のビーチから数歩に住んでおり、奥さんが私と同じ年。ご主人は1つ上。
お子さんは二人ともその日が同じ誕生日。
ご主人は大工。奥さんは小学校教師の一般的な家庭です。
休みは6週間。香港乗船前に上海で数泊。
香港下船後、香港で数泊して後、ドバイから7泊8日でMSCアラビア海クルーズ。

今を楽しんでます。
これの何が贅沢?普通らしい。
日本の同じ年代で、なかなかいない。
2018年のクルーズ人口で日本がやっと32万人。
オーストラリアは134万人。(総人口約2,499万人)
総人口は日本の1/5でクルーズ人口が日本の5倍。
GDP(2017年)
オーストラリア:USD1.323兆(一人当たりUSD53,799)
日本:USD4.872兆(一人当たりUSD38,428)

社会構造、貯金する文化の違い、勤勉な国民性、
休みなく働くことが美徳といったらそれまでですが、
いつかでなく、今をもっと楽しんでもいいと思います。
そこから得るものが必ずあります。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ フィリピン・沖縄クルーズ ⑤フィリピン