スペクトラム・オブ・ザ・シーズ
フィリピン・沖縄クルーズ ②香港

■ 2020年 元旦 香港へ ■


2020年 元旦。
どうやって香港に行くか地下鉄かバスで迷いましたが、
バスの方が楽そうなので、深圳空港から香港までバスを選択。
10:00ホテル出発。

事前の情報で元旦に大規模デモがあるとのこと。
交通に影響があるかもと、ホテル、バスチケットカウンターの方に、
デモの影響を聞きましたが、みんな揃って大丈夫。との回答。
10:30発の深圳空港発、中国・香港の国境を経て香港島・湾仔へ。
中国・香港イミグレーションも混雑はなくスムーズに。
バスを選んで正解でした。

香港で1泊するホテルは、キュー グリーン ホテル ワンチャイ香港。
香港のホテルは高額で、デモ激化で直前にかなり安くなり通常の半額レベルになりました。
今回のホテルは、当初より返金なしの予約で、かなりお得にとってました。

ロケーション抜群で、湾仔駅まで徒歩約5分。
周辺にはコンビニ、欧米人で賑わっているバーが数店舗あり。
口コミがよかったのですが、実際に行ってみると、やはり香港ではお金をださないと、
ホテルで楽しむことはできません。
また、口コミを全て信用するのも考え物です。
コンフォート ツインルーム 18㎡

バスはホテルのすぐ近くに停まり、ホテルチェックイン13:30。
部屋に荷物を置き、外へ出たらすでに道路封鎖。
あと10分遅くなっていたら、封鎖でバスでは来ることができませんでした。

14:00から元旦香港デモがホテルの目の前をデモ行進が始まりました。
ホテルの部屋から、目の前のデモを観ながら、以下のブログを書きました。
後日、元旦デモで400人逮捕者されたと報道がありました。
現在、香港民主化デモは新型コロナの影響でほぼ中止になっております。

■ 元旦香港デモ ■


明日から香港発着のクルーズに乗船すべく今、香港にいます。

12/30 日本をたって、中国・深圳に2泊。
今日の13:30に香港・湾仔のホテルに到着しました。

香港のホテル代は高騰しており、2カ月程前にお手軽に出てきた今回のホテル。
すぐにノンリファウンド(キャンセル払い戻しなし)で予約。
その後、元旦大規模デモで、100万人デモ、14:00からデモ行進が、
そのホテルを通ることが判明しました。
もし、閉鎖されていたら違うホテルを手配するしかない。

1/01 元旦、深圳のホテルを10:30にでてバスで国境超え。
香港・湾仔のホテルに無事に13:30到着チェックイン。

その後すぐに、車両通行止めで完全に道路閉鎖になりました。
14:00過ぎごろからデモ行進が始まり、
ビクトリアパークからセントラルまで約4km。
宿泊ホテルの目の前をデモ行進していきます。
周辺の店舗はクローズ。
ホテルもエントランスを閉鎖し、裏の出入り口を利用。

いくら何でも100万人はないと、思ってみていました。
デモ行進は、老若男女、家族連れ、外国人観光客も目立ちます。
いたって平和的なデモ行進です。
時間が経つにしたがって、デモ行進の人数が多くなり、
道一杯に膨れ上がって、一方通行の行進が続きます。

多くの香港人は、命がけで民主を訴えていきます。
アメリカの国旗を振り行進も目立ちました。
自由は与えられるものでなく、勝ち取っていくもの。
目の当たりにして、鳥肌が立ちました。

その行進は、約4時間ほど続き、
ホテルの部屋から、また下に降りて真横でみてました。
片側3車線(両側6車線)の道路を人で埋め尽くして4時間行進。
香港にこんな人がいたのに驚きました。(2017年 約740万人)

途中から、明らかに雰囲気が変わってきて、殺気立ってきました。
ガスマスクを被った人が多くなり、所々で警察の催涙弾。
一部のものが、歩道のタイルを破壊、道路・店舗等ににスプレー、歩道のガードを破損。
若い方がやっているのですが、自分の住んでいる街を破壊するのは考えにくい。
他国の者が暴動を煽っているのかもとも考えてしまいます。

日本は、安定しています。
選挙の投票率は53.68%(平成29年10月衆議院議員総選挙)
特に若い方の投票率が低く、安定しているので投票に行かなくても、
何も変わらないと思っているのでしょうか。
安定しているからといって、71万人ものニート。

世界は勢いよくどんどん発展しています。
外から見る日本は、勢いよく衰退しているように見えます。
この安定は先人たちが勝ち取ってきたものを、無駄にしてはいけません。

香港デモ

年末年始の旅 フィリピン・沖縄クルーズ ②香港

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ
フィリピン・沖縄クルーズ ①深圳

■ 旅にでたい ■


世界全体が新型コロナウィルスが蔓延しないよう入国制限。実際には入国拒否。
それに伴い航空会社も減便の為、当分は海外に出れない状況。
唯一の楽しみである、旅ができないことは、何を目標にしていいのか。

今年はどんどんクルーズに乗ろうと予約しておりました。
2/03発 ダイヤモンド・プリンセス 横浜発着。
4/25発 コスタ・セレーナ 天津~横浜。
8/08発 アマ・ダラ メコン川クルーズ カンボジア~ベトナム。
メコン川クルーズ以外は中止でなくなりました。

ダイヤモンドプリンセスは、乗船前日に中止決定。
先週、コスタレーナが4/25発が中止決定。
代わりにゴールデンウィークにクルーズ以外の海外へ行こうと思っても、
現在、コロナ陰性の診断書提示。乗り継ぎでも不可が増えてきて、
現在フライトの予約ができない。何処へも行けない状態です。
嵐が過ぎ去るのを耐えるしかありません。
ゴールデンウィークは旅にでるのをあきらめてません。

■ RCI 最新船 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ乗船へ ■


年末年始を振り返り、せめて旅気分だけでも。

2019年 12/30~2020年 1/09 香港発着 沖縄・フィリピン7泊8日クルーズへ。

2019年無事に過ごすことができ、2020年は、おかげ様で仕事も絶好調。
心置きなく、旅を楽しもう。

2019年 12/30 中国・深圳へ。
関西空港から深圳航空にて、
深圳2泊した後、香港で1泊した後、クルーズへ。

深圳での2泊は、ホテルの部屋でどこもへも行かず、
美味しい中華料理、ビールを飲みながら、NHK紅白歌合戦をゆっくり観る。
と決めてました。

宿泊ホテルは、深圳・バオリライ インターナショナル ホテル。

私のホテル選びで譲れない項目
・NHKプレミアムが見れる(NHKワールド不可)
・ジム・サウナがある
・部屋でタバコが吸える
・徒歩圏内にレストランがある
・値段がお手頃にもかかわらず5つ星
全てクリア。パーフェクト!

空港から深圳の中心とは逆方向に約15分。
エントランスが広く、ロビーも豪華。
スーペリアルーム41㎡、バスタブ、シャワー別。

部屋に入るなりすぐにテレビ確認。
60チャンネル以上あるのにNHKがない。
CNN、BBC、香港のテレビを含め海外放送は一切ない。
すぐにフロントへNHKが映らないと電話。
システムが変わり、海外のテレビ局は一切放映しなくなった。とのこと。
香港デモの影響です。

周りには、巨大ショッピングセンターがあり、ローカル食堂があり、困ることはありません。
今の中国は、どこの大都市に行っても快適です。
綺麗なレストランもたくさんあるし、どこで食べても美味しいのです。

旅にでるならこれがしたい。これがあるから旅がしたい。
朝起床の後、街の朝の様子を見ながらジムでランニング。
ゆっくり朝食をとり、この日の為に我慢していた本をもってサウナへ。
そうこうしているうちに昼になり、ブラブラ街を散策しながら昼食。
部屋で読書し、眠くなったら寝る。
夕方、街をブラブラ散策し、良さげな店で夕食。
私は週に1~2回、ビールを350mlを1本程度ですが、
旅に出たら、毎晩夕食時必ずビールを注文します。
部屋に帰ってテレビを観ながら早めの就寝。
これがパターンで毎日繰り返します。

紅白歌合戦は見れなかったけど、映画無料チャンネルがあり、
アベンジャーズシリーズを全部見て、
大晦日は徒歩5分のショッピングセンター内、飲茶レストランでたらふく食べ、
最高の年越しになりました。

年末年始の旅 フィリピン・沖縄クルーズ ①深圳

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ⑤ ~バンコクへ~

■タイ・バンコクへ■


ハノイからたったの2時間でタイ・バンコク。
大好きなタイがすぐ近くにあるのに行かないなんて辛すぎる。
帰りにバンコクに寄ってから帰ります。

ハノイ・ノイバイ空港からタイ・ライオン航空にタイ・バンコクへ。
ベトナム人の団体ツアーが殆どで、機内はどんちゃん騒ぎ。
初めて飛行機に乗る方が殆どだったみたいで、離陸・着陸時には大騒ぎ。
タイ人CAは、ベルトの付け方を一人一人説明し、呆れる表情でしたが、
楽しい2時間を過ごしました。

バンコクでは4泊。
今回の旅行では、ハロン湾クルーズとバンコクのダブルメインイベント。
バンコクのホテルは、定宿の「エータス・ルンピニ」。
以前から気になっていた、「タイパンホテル」を初めに1泊だけします。

スクンビット・ソイ23にあり、ロケーションがよい。
周辺には、レストランも多く、
BTSアソーク駅、地下鉄スクンビット駅から10分かからない。

ホテルは、ザ・中級ホテル。
一番下のカテゴリーのスーペリアルームでも38㎡。
ジム、サウナがあるのが嬉しい。
大分、老朽化してますが、不快さはありません。

夕食は「ジャスミン・レストラン」で北京ダック。
スクンビット・タイムズスクエア4Fにある中華レストラン。
今まで違う有名店に行っていたのですが、
近年、テーブルに小さなゴキブリ発生率100%。
いかなくなり、ジャスミンに約18年ぶりにいきました。

バンコクに来たら、北京ダックは外せない。
一羽丸ごとなので、存分にいただけます。
身の部分は違う料理で選ぶことができます。
一羽800バーツ=約3,000円でいただけます。

バンコクで北京ダックが美味しいのは、
身を残さず、皮だけをパリパリにいただけます。
身があると、油ぽくて数枚しか食べれません。

翌日、ホテルを変えて「エータス・ルンピニ」へ。
このブログでいつも紹介しています。
地下鉄ルンピニ駅がすぐ横にあり、
部屋の広さがデラックス42㎡。シャワー、バスタブがセパレート。
NHKプレミアム、どの部屋も見晴らしがよく、サウナはいつも貸切状態。
朝食まあまあ。
豪華さはないが、機能的です。
■バンコクの美味しいもの■


バンコクでの楽しみは食べること。
無性に焼肉が食べたくなりタニヤ「叙苑」へ。
日本では食べれなくなったユッケもいただけます。

お腹いっぱいなのに、どうしても日本のラーメンが食べたくなり「らあめん亭」へ。
醤油ラーメン、ニンニク焼き飯。 翌日の夕食は、タイ海鮮料理 ラチャダピセーク「ソンブーン」。
プーパッポンカリーはタイに来たなら一回は食べたい。 こうして振り返ったら、食べる事しかない。
それも、いつも殆ど同じ店。

■バンコクの楽しみ■


エータス・ルンピニに泊まる楽しみのひとつが、
ルンピニ公園まで信号待ちを含めて徒歩10分。

起床し毎朝ルンピニ公園に行きます。
1週2km、軽く走って約20分。
名物オオトカゲが遊歩道を横切ります。

ホテルに戻り、お風呂に入り、朝食。
サウナでこの旅行の為に、とっておきの本を読書をして、プールに入るのを繰り返し。
部屋に戻り、火野正平「にっぽん縦断 こころ旅」の垂れ流しを見る。
高層ビルのバンコクの景色を見ながら、大きな机でひと仕事。
夕方、お腹が空いてきたら、その時の食べたいものを食べに行く。

これが私の至福の時。

今回、ベトナム料理が美味しく、
明日、12/31からベトナム・ホーチミン、ムイネへ
美味しいものを食べに行ってきます。

ベトナム・ハロン湾クルーズ&タイ・バンコク ③ハノイ~バンコク

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ④ ~総評~

■ハロン湾クルーズはいくらで行ける!?■


クルーズでは、11日間が基本。
日本から飛行機で出発し、1泊ホテルに泊まり、クルーズ7泊。
アジアでは、3泊5日が最短。

もっと短い、気軽なクルーズをと、以前からハロン湾クルーズが気になってました。
あくまで、ハロン湾を楽しむのがメインで、船を楽しむのは二の次。
私がご案内しているクルーズとは違います。
旅行の延長としてのハロン湾クルーズです。
1泊よりも断然2泊をおすすめします。
1泊では馴染む前に下船します。

値段は嘘はつきません。
その代金が、設備、サービス、料理、客層、全てに反映されます。

今回、ハノイのホテル、クルーズでは、ネットの口コミを参考にしました。
感想は、ひとそれぞれですが、実際に行っているの?というのもあります。

同じような代金でも良し悪しがあります。
満足していただき、次の旅行もお願いするというのが、
旅行会社の存在意義です。

どのような行程で、いくら位で行けるのか、今、さっと見積ります。
例)2019年 1/24-26 成田発着 2泊4日

【コース】
・1/24 VJ933 成田09:30/ハノイ14:00
 日本語ガイド&専用車でハノイ市内ホテルへ (ハノイ泊)
・1/25 朝食後、船会社送迎車にてハロン湾へ。
 クルーズ乗船。
・1/26 昼食後、下船。
 船会社送迎車にてハノイ空港へ。
・VJ932 ハノイ00:55/成田08:00
※VJ:ベトジェットエア(LCC)

【旅行代金(お一人様・2名1室)】
①ホテル:セリーヌ・プレミア&レガシークルーズ:お一人様 69,000円
②ホテル:オーギャラリー・プレミア&ペリカンクルーズ:お一人様 83,000円
※航空諸費用が別途必要です。合計:¥12,210-
 2019年1/07より国際観光旅客税:¥1,000-別途かかります。

すぐにお見積りいたしますので、お気軽にお問合せください。

■ベトナム最後の夜■


ハロン湾クルーズからハノイに1泊。同じく、セリーヌ・プレミアホテル。
旧市街をブラブラ散策が楽しい。
ハノイを散策。お洒落で清潔な店が増えました。

夕食は、ホアンキエム湖畔、ベトナム料理「Cau Go」の1階にある、
飲茶レストラン。
ここも美味しかった。
今回のベトナムでは、外れが一つもない。

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ③ ~レガシークルーズ~

■ハロン湾クルーズ乗船■


ハロンのパラダイススイーツに宿泊した後、ハロン湾クルーズへ。
日帰りクルーズ、1泊クルーズの設定もありますが、
クルーズで1泊では忙しくて、ゆっくりする時間がないので、2泊のクルーズを予約。

10年前は、クルーズ会社が数社しかありませんでしたが、
今では、30社以上も運行してます。

今回乗船するのは、レガシークルーズ。
お手軽クラスのクルーズ。全9室。2012年建造。

キャビンカテゴリーは、スーペリア、デラックスがあり、
デッキの違いで、上か下かの違い。キャビンの広さは共通15.6㎡。
トイレ、シャワー、エアコン装備。
全ての船会社で、毎食、朝・昼・夕が含まれてます。

クルーズオフィスで、チェックイン。
他の乗客は、ハノイから送迎でそのまま乗船。
小舟でクルーズ船まで約5分。
何十隻も横切りながら、どれも船は素晴らしい。
よく手配している「THE AUCO」もある。

今回、お値段がお手軽クルーズで、何も期待はしてはいけないと思ってましたが、
他の船を見ていたら、少し期待が高まりました。
もしかして、私の船も。
いいぞ、いいぞ。

レガシークルーズに近づいて来たとき、
なんだこれは!!
私の船だけが他の船と違う!
写真とは違い、大分くたびれている。
6年前の2012年デビューなので、そんなに古さを感じないと思いましたが、
想像以上に外観はボロがきている。 小舟から乗り換えいよいよ乗船。
他の船のクルーは、ビシッと制服を着ているのに対し、
レガシーのクルーは、Tシャツ、半ズボン、サンダルが制服。

衝撃だったのは、船内バイタクの匂いが充満。
バイタクの匂いとは、日本では決して匂ったことがない独特の香り。

何とも説明ができなく、
東南アジアでバイクタクシーを乗ったら、10回中9回は、この香りがします。
カンボジアに住んでいる時、この香りを科学的に作り出そうと思い、
40℃の日中で4日間、シャワーに入りませんでしたが、
この匂いを作り出せなかったです。

この匂いを嗅いだ瞬間、しまった!これで2泊は辛すぎる。
この船で日帰りのクルーズでも辛い。
一気に気分が滅入りました。

デラックスキャビンは、想像通りで、写真で見た通り。
チープなプラチックハンガー、ガタガタうるさい扇風機。
なにより室内が暑い。
エアコンが時間が決まっていて、
夜22:00~朝07:00の間しか付かないとの案内が。

出航後、島に寄港し、200段の階段がある展望台へ。
その島には、ビーチもありますが満潮の為、遊泳不可。
気落ちしていたので、200段の階段を登る気にもなれず、
蒸し暑い暑い中、座り込んでました。
全ての船、乗客がこの島に立ち寄るので、ギャーギャーと、某国の観光客が騒ぎます。

我慢、我慢。たかだか2泊じゃないか。自分にいいきかせます。

また違う島に寄港し、カヌー体験後、船に戻り、初めてのディナー。
できれば他の乗客と別々のテーブルになりますように。
と、願っていたのですが、そんなスペースはもちろんなく、相席テーブル。

同じテーブルの乗客は、
アメリカ・オクラホマの男性一人旅。
スペイン・バルセロナのカップル。
スペイン・マドリッドのカップル。
皆さん若く20~30代。1泊クルーズ。

他のテーブルでは、
オランダ・アムステルダムの4人家族。
ポルトガルからの40代カップル。

知らない人と、それも欧米人と一緒の食事は、一番苦手。
愛想笑いも必要だし、なにより気を遣う。
今にも逃げ出したい。

料理は、ベトナム料理を大皿に取り分けます。
良く言ったら、取り分ける。
悪く言ったら、つっつきあう。
欧米人は、つっつきあうのは大丈夫なのだろうか。

アジアで家族旅行でも、一人ずつ。一品一品を注文していることをみかけます。
通常4人前で食べる大きな魚を、家族4人同じ魚を注文。
注文した料理はそれだけで、ナイフとフォークでいただく。
アジア人からみたら、もったいない。
せっかくの食事なのに、いろんなものを食べたい。

カンボジア滞在時、カンボジア人と一緒に食べるのが、苦痛でした。
おかずは、自分の皿に取り分けて、お米と一緒にいただくのはいいのですが、
スープは取り分けなく、スープにスプーンを取りそのまま口に入れます。
時間が経ってきたら、そのスープが濁ってきて、
口に入れた米粒、油が浮いてきます。

住んで初めの頃、頑張って馴染もうと、
みんなの視線を感じ、美味しいか!?と聞いてくるので、
そのスープをいただき「美味しい!」の返答。
日本の鍋も欧米人から見たら、そんな感じなのかもしれません。

料理は、たくさん出てきます。
大皿を回し、取り分けていただくので心配無用でした。
同じテーブルの方は、肉だけは食べますが、それ以外殆ど食べません。
こんな美味しいものが分からないなんて。

気持ちを切り替えて、楽しんだもの勝ちだ。
人の事より、自分が楽しもう。
他の乗客も私と同じで、初めは堅かったのですが、お酒が入るうち、
皆さん自然に溶け込めました。

オクラホマから攻略して、バルセロナへ。
向い合わせのバルセロナの女性は、モデルをやっており絶世の美女。
片言で話をしているうちに、楽しくなってきました。
マドリッドも加わり、大いに盛り上がりました。
日本からといったら、皆さん興味津々でいろいろ聞かれます。

楽しい。
楽しいじゃないか!
気が付いたら、他のテーブルは誰もいなく、
私たちのテーブルだけが残っていました。

食後は、イカ釣り。
みなさん、もう気を遣うということはなく、楽しい時間を過ごしました。

船は、夕食時前に錨を下ろし停泊。
湾内なので波が一切なく、揺れることはありません。
船が多くなりすぎて、飽和状態。
周辺には約20~30隻が停泊しています。

他の船でカラオケをやっている船も。
雰囲気も何もありません。

デッキに上がり、雲が多く星空は見えなかったけど心は満足。
ハロン湾洋上では、ぐっすり寝ることができました。

ハロン湾クルーズ

6時前には目が覚め、ダイニングでは、クルーが椅子をくっつけて寝てました。
バイタクの匂いの元はここからでした。

デッキでハロンの朝日。
朝食後、皆さんは1泊なので別コースでここでお別れ。

船を乗り換え、夕方まで他の船の2泊コースの混載クルーズへ。
ハロン湾の奥の方までクルージング。
島に立ち寄りカヌー。洞窟観光。
ぐっと船が少なくなり、天気も晴天。
想像していたハロン湾クルーズになりました。 夕方、レガシークルーズに戻り夕食。
2泊目の乗客は、1泊目と雰囲気がガラリと変わり、
60代のフランスご夫婦2組。
台湾の若者4名。
ドイツからのご家族4名。
今日も一緒にテーブルかと思ったら、別のテーブルを用意。
ゆっくり味わっていただくことができました。

慣れて馴染んできて、ゆっくりするのんびり、楽しむ要領が分かってきます。
クルーは6名。仲良くなってきて、皆さんにはいろいろお世話になりました。
喫煙率100%。いつでもどこでも加えタバコ。
ダミ声の三又 又三 氏そっくりさんが、なかなかいい味わい。

朝食、昼食を船内食べた後下船。
フランス人ご夫婦2組と一緒の送迎車でハノイのホテルへ。

初め乗船の時には失敗した。と、思いましたが、
馴染んできて、楽しくなってきました。
レガシー気に入りました。
料理も美味しく、クルーのサービスもしっかりしていて、
クルーに気を遣うことなくフレンドリー。
満足し、楽しむことができました。

ベトナム・ハロン湾クルーズ&タイ・バンコク ②ハロン湾クルーズ