最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ④ ~総評~

■ハロン湾クルーズはいくらで行ける!?■


クルーズでは、11日間が基本。
日本から飛行機で出発し、1泊ホテルに泊まり、クルーズ7泊。
アジアでは、3泊5日が最短。

もっと短い、気軽なクルーズをと、以前からハロン湾クルーズが気になってました。
あくまで、ハロン湾を楽しむのがメインで、船を楽しむのは二の次。
私がご案内しているクルーズとは違います。
旅行の延長としてのハロン湾クルーズです。
1泊よりも断然2泊をおすすめします。
1泊では馴染む前に下船します。

値段は嘘はつきません。
その代金が、設備、サービス、料理、客層、全てに反映されます。

今回、ハノイのホテル、クルーズでは、ネットの口コミを参考にしました。
感想は、ひとそれぞれですが、実際に行っているの?というのもあります。

同じような代金でも良し悪しがあります。
満足していただき、次の旅行もお願いするというのが、
旅行会社の存在意義です。

どのような行程で、いくら位で行けるのか、今、さっと見積ります。
例)2019年 1/24-26 成田発着 2泊4日

【コース】
・1/24 VJ933 成田09:30/ハノイ14:00
 日本語ガイド&専用車でハノイ市内ホテルへ (ハノイ泊)
・1/25 朝食後、船会社送迎車にてハロン湾へ。
 クルーズ乗船。
・1/26 昼食後、下船。
 船会社送迎車にてハノイ空港へ。
・VJ932 ハノイ00:55/成田08:00
※VJ:ベトジェットエア(LCC)

【旅行代金(お一人様・2名1室)】
①ホテル:セリーヌ・プレミア&レガシークルーズ:お一人様 69,000円
②ホテル:オーギャラリー・プレミア&ペリカンクルーズ:お一人様 83,000円
※航空諸費用が別途必要です。合計:¥12,210-
 2019年1/07より国際観光旅客税:¥1,000-別途かかります。

すぐにお見積りいたしますので、お気軽にお問合せください。

■ベトナム最後の夜■


ハロン湾クルーズからハノイに1泊。同じく、セリーヌ・プレミアホテル。
旧市街をブラブラ散策が楽しい。
ハノイを散策。お洒落で清潔な店が増えました。

夕食は、ホアンキエム湖畔、ベトナム料理「Cau Go」の1階にある、
飲茶レストラン。
ここも美味しかった。
今回のベトナムでは、外れが一つもない。

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ③ ~レガシークルーズ~

■ハロン湾クルーズ乗船■


ハロンのパラダイススイーツに宿泊した後、ハロン湾クルーズへ。
日帰りクルーズ、1泊クルーズの設定もありますが、
クルーズで1泊では忙しくて、ゆっくりする時間がないので、2泊のクルーズを予約。

10年前は、クルーズ会社が数社しかありませんでしたが、
今では、30社以上も運行してます。

今回乗船するのは、レガシークルーズ。
お手軽クラスのクルーズ。全9室。2012年建造。

キャビンカテゴリーは、スーペリア、デラックスがあり、
デッキの違いで、上か下かの違い。キャビンの広さは共通15.6㎡。
トイレ、シャワー、エアコン装備。
全ての船会社で、毎食、朝・昼・夕が含まれてます。

クルーズオフィスで、チェックイン。
他の乗客は、ハノイから送迎でそのまま乗船。
小舟でクルーズ船まで約5分。
何十隻も横切りながら、どれも船は素晴らしい。
よく手配している「THE AUCO」もある。

今回、お値段がお手軽クルーズで、何も期待はしてはいけないと思ってましたが、
他の船を見ていたら、少し期待が高まりました。
もしかして、私の船も。
いいぞ、いいぞ。

レガシークルーズに近づいて来たとき、
なんだこれは!!
私の船だけが他の船と違う!
写真とは違い、大分くたびれている。
6年前の2012年デビューなので、そんなに古さを感じないと思いましたが、
想像以上に外観はボロがきている。 小舟から乗り換えいよいよ乗船。
他の船のクルーは、ビシッと制服を着ているのに対し、
レガシーのクルーは、Tシャツ、半ズボン、サンダルが制服。

衝撃だったのは、船内バイタクの匂いが充満。
バイタクの匂いとは、日本では決して匂ったことがない独特の香り。

何とも説明ができなく、
東南アジアでバイクタクシーを乗ったら、10回中9回は、この香りがします。
カンボジアに住んでいる時、この香りを科学的に作り出そうと思い、
40℃の日中で4日間、シャワーに入りませんでしたが、
この匂いを作り出せなかったです。

この匂いを嗅いだ瞬間、しまった!これで2泊は辛すぎる。
この船で日帰りのクルーズでも辛い。
一気に気分が滅入りました。

デラックスキャビンは、想像通りで、写真で見た通り。
チープなプラチックハンガー、ガタガタうるさい扇風機。
なにより室内が暑い。
エアコンが時間が決まっていて、
夜22:00~朝07:00の間しか付かないとの案内が。

出航後、島に寄港し、200段の階段がある展望台へ。
その島には、ビーチもありますが満潮の為、遊泳不可。
気落ちしていたので、200段の階段を登る気にもなれず、
蒸し暑い暑い中、座り込んでました。
全ての船、乗客がこの島に立ち寄るので、ギャーギャーと、某国の観光客が騒ぎます。

我慢、我慢。たかだか2泊じゃないか。自分にいいきかせます。

また違う島に寄港し、カヌー体験後、船に戻り、初めてのディナー。
できれば他の乗客と別々のテーブルになりますように。
と、願っていたのですが、そんなスペースはもちろんなく、相席テーブル。

同じテーブルの乗客は、
アメリカ・オクラホマの男性一人旅。
スペイン・バルセロナのカップル。
スペイン・マドリッドのカップル。
皆さん若く20~30代。1泊クルーズ。

他のテーブルでは、
オランダ・アムステルダムの4人家族。
ポルトガルからの40代カップル。

知らない人と、それも欧米人と一緒の食事は、一番苦手。
愛想笑いも必要だし、なにより気を遣う。
今にも逃げ出したい。

料理は、ベトナム料理を大皿に取り分けます。
良く言ったら、取り分ける。
悪く言ったら、つっつきあう。
欧米人は、つっつきあうのは大丈夫なのだろうか。

アジアで家族旅行でも、一人ずつ。一品一品を注文していることをみかけます。
通常4人前で食べる大きな魚を、家族4人同じ魚を注文。
注文した料理はそれだけで、ナイフとフォークでいただく。
アジア人からみたら、もったいない。
せっかくの食事なのに、いろんなものを食べたい。

カンボジア滞在時、カンボジア人と一緒に食べるのが、苦痛でした。
おかずは、自分の皿に取り分けて、お米と一緒にいただくのはいいのですが、
スープは取り分けなく、スープにスプーンを取りそのまま口に入れます。
時間が経ってきたら、そのスープが濁ってきて、
口に入れた米粒、油が浮いてきます。

住んで初めの頃、頑張って馴染もうと、
みんなの視線を感じ、美味しいか!?と聞いてくるので、
そのスープをいただき「美味しい!」の返答。
日本の鍋も欧米人から見たら、そんな感じなのかもしれません。

料理は、たくさん出てきます。
大皿を回し、取り分けていただくので心配無用でした。
同じテーブルの方は、肉だけは食べますが、それ以外殆ど食べません。
こんな美味しいものが分からないなんて。

気持ちを切り替えて、楽しんだもの勝ちだ。
人の事より、自分が楽しもう。
他の乗客も私と同じで、初めは堅かったのですが、お酒が入るうち、
皆さん自然に溶け込めました。

オクラホマから攻略して、バルセロナへ。
向い合わせのバルセロナの女性は、モデルをやっており絶世の美女。
片言で話をしているうちに、楽しくなってきました。
マドリッドも加わり、大いに盛り上がりました。
日本からといったら、皆さん興味津々でいろいろ聞かれます。

楽しい。
楽しいじゃないか!
気が付いたら、他のテーブルは誰もいなく、
私たちのテーブルだけが残っていました。

食後は、イカ釣り。
みなさん、もう気を遣うということはなく、楽しい時間を過ごしました。

船は、夕食時前に錨を下ろし停泊。
湾内なので波が一切なく、揺れることはありません。
船が多くなりすぎて、飽和状態。
周辺には約20~30隻が停泊しています。

他の船でカラオケをやっている船も。
雰囲気も何もありません。

デッキに上がり、雲が多く星空は見えなかったけど心は満足。
ハロン湾洋上では、ぐっすり寝ることができました。

ハロン湾クルーズ

6時前には目が覚め、ダイニングでは、クルーが椅子をくっつけて寝てました。
バイタクの匂いの元はここからでした。

デッキでハロンの朝日。
朝食後、皆さんは1泊なので別コースでここでお別れ。

船を乗り換え、夕方まで他の船の2泊コースの混載クルーズへ。
ハロン湾の奥の方までクルージング。
島に立ち寄りカヌー。洞窟観光。
ぐっと船が少なくなり、天気も晴天。
想像していたハロン湾クルーズになりました。 夕方、レガシークルーズに戻り夕食。
2泊目の乗客は、1泊目と雰囲気がガラリと変わり、
60代のフランスご夫婦2組。
台湾の若者4名。
ドイツからのご家族4名。
今日も一緒にテーブルかと思ったら、別のテーブルを用意。
ゆっくり味わっていただくことができました。

慣れて馴染んできて、ゆっくりするのんびり、楽しむ要領が分かってきます。
クルーは6名。仲良くなってきて、皆さんにはいろいろお世話になりました。
喫煙率100%。いつでもどこでも加えタバコ。
ダミ声の三又 又三 氏そっくりさんが、なかなかいい味わい。

朝食、昼食を船内食べた後下船。
フランス人ご夫婦2組と一緒の送迎車でハノイのホテルへ。

初め乗船の時には失敗した。と、思いましたが、
馴染んできて、楽しくなってきました。
レガシー気に入りました。
料理も美味しく、クルーのサービスもしっかりしていて、
クルーに気を遣うことなくフレンドリー。
満足し、楽しむことができました。

ベトナム・ハロン湾クルーズ&タイ・バンコク ②ハロン湾クルーズ

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ② ~ハロン~

■ハノイからハロンへ■


ハノイでのホテルは、旧市街にある「セリーヌ・プレミア・ホテル」
某口コミサイトで人気4番目の中級ホテル。
ホアンキエム湖まで徒歩5分。

このホテルに、ハノイ到着日、ハロン湾クルーズから帰ってから宿泊。
合計2泊しました。

ロケーションは、旧市街のど真ん中にあり、人々の生活を垣間見れます。
周辺では、朝から豚、鶏を丸ごと捌いたりと散策が面白い。

値段が安いホテルなので、この金額では十分満足です。
ただ、普通に良いホテルと比べるものではありません。
口コミサイトで上位は、お安いホテル上位という位置づけです。

■パラダイス スイーツ ホテル ハロン■


翌朝、08:00にクルーズ会社の送迎車がホテルにお迎え。
約4時間のドライブでハロン湾へ。
つい最近、高速道路が開通し、2時間半でハノイからハロンまで行くことができます。

田舎道をドライブ。
途中、ドライブインでの休憩。刺繍屋、真珠屋立寄り。

そのままハロン湾クルーズに乗船せず、ハロンの街で1泊します。
「パラダイス スイーツ ホテル」
ハロン湾日帰りクルーズ乗船場の前にあり、
これから開発される場所にあるので、商店が数件あるのみで他には何もない。
この素朴さがいいのです。

ホテルは4つ星クラスで雰囲気が良く快適。
部屋も32㎡とまずまずの広さ。
ホテルのレストランも雰囲気もよく、お手軽な値段設定。
到着後、お昼は横のホテル系列のベトナム料理レストラン。
今回の旅では、料理が美味しい。ベトナム料理ってこんな美味しかったかな。
プールはホテル内になく、ホテルのカートで約5分送迎。
ホテル所有のプール、ビーチがあります。
プール、ビーチでゆっくりした後は、ホテルのスパ内でのサウナ。
プライベートのジャグジー、サウナがあり、1回US$30-。 おもいっきり楽しんだら、すっかり夜。
夜の雰囲気もなかなかよく、ホテルの歩道に提灯がライトアップされ、
ホイアンに来たかのよう。

ホテル内レストランで夕食。
オマール海老のビスク、マッシュルームスープ、カラマリ、
ベトナム焼きそば、カルボナーラ。
何を食べてもうまい。そして安い。

ぐっすりと眠りました。こんな気持ちよく寝たというのはいつ以来だろう。

早朝、自然に目が覚め、ランニング。
日帰りのクルーズは、すぐ近くにありますが、
宿泊クルーズは、各社港にオフィスが点在しており、そこでチェックイン、乗船します。
走って往復1時間。全てのオフィスを見た後、ホテルで朝食。
いたって普通レベルの内容です。
パラダイススイーツホテル

10:50にチェックアウト後、ハロン湾クルーズのオフィスへタクシー約3分。
いよいよ2泊のハロン湾クルーズに乗船します。

ベトナム・ハロン湾クルーズ&タイ・バンコク ①ハノイ~ハロン

最短2泊で行ける ハロン湾クルーズ① ~ハノイ~

■以前から気になっていたハロン湾クルーズへ■


以前から気になっていたハロン湾クルーズ。
数年前、シンガポール発着のロイヤルカリビアンで、ハロン湾に寄港するコースを乗船。
台風で抜港になり行くことができませんでした。

10年以上前から、数多く私のお客さんでは殆どが1泊。
お客さんの感想は、評判が良い。
日中の景色、夕日、朝日、全く違った景色になり、
湾内なので全く揺れることがなく、まるでガラスの上に乗っているよう。
夜は満天の星。

これは一回、行かないといけない!

以前から思っていたのですが、この夏、初めてのハロン湾クルーズを体験しました。

■16年ぶりの再会■


2018年 8月08日 関西空港09:30発、台北経由でハノイ15:25到着。
ハノイ空港内で乗り継ぎはたまにしますが、ハノイに行くのは約16年ぶり。

新しく綺麗な空港。市内へは約45分。
以前からは想像していなかった高層ビルが建ち、すっかり様変わりしてます。

旧市街にホテルを取り、まずは私がカンボジア滞在時にお世話になった方へご挨拶。
何も連絡しないで会社へ、約16年ぶりの再会。
仕事が終わってから夕食をご一緒に。

ホアンキエム湖畔にある、ベトナム料理「Cau Go」
湖を一望できるお洒落なレストランへご案内していただきました。

雰囲気が良いのはもちろん、上品な味付けで、料理の選び方が良く、
ベトナム料理ってこんな美味しかったかな。

その方は日本人で、当時、私がカンボジア滞在しているころ、
同系列の会社で、ホーチミンに滞在していました。
以前、このブログでも書いたように、ベトナムには足を向けて寝ない位に、
お世話になった方です。

同年代の方で、ホーチミンに7年滞在した後、ハノイに来て14年。
話が面白い!
世界の宗教の3つの聖地、イスラエル・エルサレムへ行った時の話を、
面白おかしくあっという間に3時間がたちました。

本当にありがたいことです。
たった2-3年しかいなく、殆どご一緒に仕事をしたことがなく、
ホーチミンで3-4回しかあったことはなかったのですが、
16年ぶりでもこんなに温かく迎えていただいて。

その頃、「サイゴン・スケッチ」という日本語フリーペーパーを出版していて、
(現在は「ベトナム・スケッチ」)
その中のコラムで閉口 賢の「ベトナム戦記」。
あの伝説のコラムは、この方が執筆してました。

日常を書いた、といっても半径5m程の日常。
毎月、腹を抱え、涙がでる程笑い、カンボジアに送ってくれるのを楽しみにしてました。
再開を熱望しましたが、今は会社が大きくなりすぎて、
いろいろと問題があり、不可能とのこと。

ベトナムも変わって、以前より街がきれいになり、
普通のお客様が普通に楽しんで帰っていけるレベルになった。
以前は、ちょっと変わった方が大半で、
面白みがなくなったと言っていたのが印象的でした。

私の知っている、海外に住んでいる日本人は、
実に個性的で、自分をしっかりと持っている方が多いです。
ニュースは、日本に住んでいる方よりも詳しいし、
日本を客観的に見ているので、話していて面白し、勉強になります。

以前、さんざんお世話になったのに、今回も受け取っていただけずご馳走になりました。

一緒に写真を撮りましたが、
会社へ伺った際、ガイドへの注意事項が書いており、
「出発時間の10分前には着いているように」
「問題があったらすぐに会社に連絡するように」
「お客様の写真を勝手にSNSなどに載せないように」
と書いていたので、勝手に載せません。