タイ・カンボジア陸路の旅① ~マカオ経由でバンコクへ~

私の青春 カンボジア陸路旅
2021年5月 コロナ騒ぎ真っ只中。
カンボジアの友人 チャンヤさんから1枚の写真が送られてきました。

写真だけで何もコメントはなく、葬儀のようで遺影が誰だか分かりません。
まさかと思い確認したら、上倉さん。
今でも信じられません。

遺骨は日本大使館が管理し、日本のご親族に受け渡されたとの事。

日本のご親族の連絡先が分からなく、せめて葬儀が行われた寺へ手を合わせに。
そして葬儀、お別れの会を発起していただいたLidaさんにお礼が言いたい。

私の職歴㉖ ~恩人~

今から約24年前、私がカンボジア滞在時の一番の楽しみがタイに行くこと。
その頃のカンボジア・シェムリアップは何もなく、
チョコレートが食べたくてもどこにも売っていない。
カンボジアのローカル食堂では、伝統調味料のハエが料理の中に大量に入り食欲減退。
1か月で10kg痩せたほど。

バンコクもしくは、タイ側国境アランヤプラテートへは2-3ヵ月に1回行っていました。
シェムリアップ~バンコク・ドンムアン空港へは飛行機で1時間。
それだと値段も高額になるし、旅本来の楽しみが分からない。
陸路なら旅の醍醐味が味わえる。

当初、シェムリアップからタイの国境ポイペトまで、
ピックアップトラックで舗装なし悪路での約8時間。

ピックアップトラックの定員は、もうこれ以上乗れない限界からさらに詰め込む。
運転席列には4人。股にギアを跨ぎ、
通常物置の後部座席は人が乗らない造りでずが、無理やり5人詰め込みます。
荷台には豚、鶏、人、荷物をこれ以上載せれない所からさらに上積み。
1mmも隙間がなくなればやっと出発。

途中に食堂、ガソリンスタンドはもちろん、トイレという概念がないので地雷に気を付けてその辺で。
必ず数か所タイヤが泥にハマり、全員で押さないとならない。
ポイペトに着いた頃には泥だらけ。
ズボンのポケットに物を入れたら最後。足が血まみれに。
ボックスタバコを入れていたら、箱の突起部分が足に擦れ、
ビッチビチで足はもちろん、手も1cmも動かせない為、ポケットの箱を動かすことができない。

カンボジアを思い出すたびに、過酷な悪路旅が脳裏に浮かびます。

それも年々整備され、ポイペトのカジノでは新たなホテル。
道路も広く整備、バスも運行され、今では2時間半で快適行けるようになりました。

この陸路旅は私の青春そのもの。
何十年ぶりかに陸路旅へ。

私の職歴⑬ ~エンジョイ カンボジア!~
関西空港からマカオ経由でバンコクへ
2023年12/28 関西空港からマカオ経由でバンコク・ドンムアン空港へ。

航空会社は、NX マカオ航空 かなり格安に夏前に発券していました。
航空券はエコノミーでもクラスがあり細分化され、需要と供給でクラスを販売されます。
大体330日前の発売し、初めはそこそこ高いクラスで販売し、
状況に応じて最安のクラスを販売するのですが、今回は最安のRクラス。
諸費用合わせて¥50,000-切ります。

マカオ航空はLCCではなく、フルサービスキャリア。受託荷物25kg。
バンコクはスワンナプーム空港、ドンムアン空港どちらも運行しており、
久しぶりにドンムアン空港を選択。
ドンムアン空港⇒モーチットバスターミナル⇒アランヤプラテートへの陸路ルート。

<スケジュール>
12/28 NX855 関西13:45/マカオ16:55(所要:4.10)
12/28 NX936 マカオ19:40/バンコク21:50(所要:3.10)
1/10 NX935 バンコク22:45/マカオ02:30+1(所要:2.45)
1/11 NX856 マカオ08:15/関西12:45(所要:3.30)

安さにつられてすぐに発券しましたが、
往路の乗り継ぎは2時間45分で理想的ですが、
復路が深夜着の5時間45分の乗り継ぎ。

私自身マカオ空港は初めてで、お客さんの話では何もない小さな空港とよく聞いていました。
深夜は店は全部閉まっているし、マカオに入国してもカジノしかなく、中途半端な時間。
その時の気分で動きます。

マカオ航空は前日の出発国14:00にオンラインチェックインがオープン。
通路側をリクエストすることができました。

関西空港は活気が戻り、カウンター、セキュリティーに長蛇の列。
3時間前までにはカウンターに着きたい。

かなりのフライトが戻ってきていますが、関西空港は殆どがアジア線。
主に中国線が目立ちます。
モニターでロング線はフィンランド航空のみ。
アジア人が圧倒的に多く、日本人、欧米人が少ない。

関西空港はつい先日、制限エリアを大改装。
今までとは全く違い、ゲートを繋ぐモノレール移動の所に、
免税店、土産店、レストランなどの店舗が並びます。
両替の都市銀行なども撤退。出国審査後すぐのKIX CURREMCY EXCHANGE一か所のみ。

3時間前には空港に到着してましたが、チェックイン、セキュリティーに時間がかかり、
バタバタ状態でコーヒーを飲む時間もなくすぐに搭乗。

今回マカオまで4時間余りの近距離なので、問題ありませんが、
ロングフライトの場合、搭乗前にゆっくり一服したい。

あっという間にマカオ空港に到着。
乗り継ぎのセキュリティを通りゲートへ。

中国の空港ではセキュリティでライターを取られますが、今回は運よく取られませんでした。

何もない小さな空港と聞いていましたが、
免税店、レストラン、ラウンジもあり困ることがありません。
ただ19:00には閉店します。朝は早い免税店で7:00位に開店。
喫煙所も2か所あります。

マカオからバンコクまで3時間のフライト。
あっという間にバンコク・ドンムアン空港に到着。

着いた途端、バンコクの熱風。
年末年始はバンコクは最も涼しい時期ですが、30℃近くあるような熱気。

スワンナプーム空港は洗練された巨大な国際空港という感がありますが、
ドンムアン空港は、民家も近いせいかタイの活気が味わえます。

ターミナルを出たところで熱風と排気ガスでの一服。
ドンムアン空港の方がタイに来た!という感じになります。

タクシーでモーチット寄りのホテルへ約15分。
Livotel Hotel Kaset Nawamin Bangkok
23:00頃に到着しチェックイン。

ホテルの周りには、同クラスのホテルが数軒並び、
コンビニ、カフェ、屋台、コインランドリーも。
小腹がすいたので、屋台で軽く汁なしそばをいただきました。

翌朝、周辺を散策。
バンコク中心部から30分の距離ですが、懐かしいタイがあり、
たくさん食堂があり朝食がいただけます。

ホテルを8:30にチェックアウトして、タクシーで北バスターミナル(モーチット)へ。
タイ最大級のバスターミナルで、タイ全土へ運行してます。

タクシーの運転手に「ミニバスの方がいいんじゃない」と2-3回言われました。
しっかりと時間が決められているバスの方がよかったので、
北バスターミナルまでお願いしました。

北バスターミナルのアランヤプラテート行カウンターへ。
すると「今日は満席」。
こんな言われたのは初めての事で、どうやら今の主流はミニバスということが分かりました。

ミニバスのターミナルは道を挟み向かいになりますが、
片側3車線大きな道で横断歩道がありません。
歩道橋の急な階段をスーツケース25kg×2個を同時に運びます。

踊り場がない休憩することができない、階段を上らなければなりません。
血管が破裂しそうになり、途中力が入らなくなり、落としそうになりました。
登り切ったところで、一つづつ運んだら楽なのに気づき、
下りは1つづつ運び事なきを得ました。

年末年始帰省の影響かミニバスもかなりの人で、座って待つスペースもありません。
09:30にミニバスカウンターへ。
アランヤプラテート行は12:30しかなく、3時間も待たないといけない。
チケットを購入し、待つこと以外に選択なし。これが陸路の旅。

タイでのこの活気はバス乗り場でしか味わえません。
以前は北バスターミナルから幾度となくカンボジアに帰っていました。

ケンタッキーがあって、そこでコーネルバーガー(薄い形成肉ンバーガー)を15個ほど買って帰ります。
そのうち5個は土産で日本人に渡し、10個はその日の夕食、翌日の昼食と分けて食べるのが楽しみ。

翌日、昼休みに家にコーネルバーガーを楽しみに帰ったら、
200匹以上の蟻がコーネルバーガーに群がっているのです。
はらって全て頂きました。

シェムリアップには当時チョコレートもないレベルでしたので、
コーネルバーガーは夢に出てくるご馳走です。

12:30発ですが発車場にバスが来る気配がありません。
結局13:20にバス来て、13:30出発。
27人乗りのトヨタ・コースター。
後部座席は後部タイヤ部分が盛り上がっていて、ずっと足を曲げないといけないので避けたい。
タイの国境の街、アランヤプラテートへ約5時間。

バンコクの混雑を抜け、バスはひたすら東へ向かいます。
風景は何も変化のないタイの田舎町を走り、途中1回の休憩。
だんだんと様相も変わり、田園風景、椰子の木、夕陽。
こういう光景は陸路移動ならでは。

18:30、アランヤプラテート到着。
以前は街の中心であるアランヤプラテート駅近くに到着でしたが、国境が到着地。
今では国境の方が賑わっています。
事前に乗務員に言ったら駅近くに降ろしていただけます。

国境からトゥクトゥク約10分でホテルへ移動。
Station ONE Hotel
街の中心でバスもこちらのホテル前が到着地でした。
24年前に旧マーメードホテルがオープンした時に何回か宿泊したことがあります。

客室数:138室の立派な造りのホテルですが、
今では寂れた感があり、客室も2階の数ルームしか販売しておらず、
エレベーターも稼働していません。

1泊600バーツ(約2,600円)安い!これぞ中級ホテル。
こういう寂れた街の寂れたホテル。落ち着いた雰囲気が大好きなのです。

周辺にはコンビニ、夜には屋台が並び、徒歩5分にナイトマーケットがあります。

屋台でクイッティオ(米麺)、パッタイをいただきました。
明日は朝にカンボジアへ国境超え。
早めに就寝します。

新造船 オーシャニア・ヴィスタ乗船 ~日本からロサンゼルスへ~

オーシャニア・クルーズ11年ぶりの新造船に乗船
いつもこのブログで書いているように、私がクルーズで一番優れていると思うのが、
「オーシャニア・クルーズ」。
これはクルーズを始めた10年以上前から変わることがありません。

設備、料理、サービス、クルーのホスピタリティの高さ、客層。
そして何より重要なのが代金。コストパフォーマンスが高いです。

高額なラグジュアリークラスは良くて当たり前。
実際に予約するには二の足を踏みますが、
オーシャニアクルーズであれば、頑張ったら乗れるレベルだと思います。

オーシャニアクルーズは2012年にオーシャニア・リビエラを就航。
それ以来の新造船「オーシャニア・ヴィスタ」が今年春デビューしました。

船名:オーシャニア・ヴィスタ 総トン数:67,000トン
全長:251m 全幅:32m 就航:2023年
乗客定員:1,200名 乗組員数:800名

今までのOクラス(リビエラ、マリーナ)と同じ大きさの姉妹船。
デビュー前の写真では、今までの客船より、よりラグジュアリー感があり、
期待が高まっていました。

今回、オーシャニア・クルーズより、お披露目乗船の招待を受け、
ロサンゼルスのホテルで2泊し、ロサンゼルス発着で2泊乗船します。

羽田空港よりロサンゼルスへ
AA8428 大阪08:30/羽田09:35
AA026  羽田20:15/ロサンゼルス14:15

東京で半日とったのは、散髪をする為。
今から6年前、コスタネオロマンチカ東京晴海港下船。
東京に1泊して大阪へ帰る際、偶然通りがかった市ヶ谷駅近くの散髪屋さんに引き付けられました。

オーナー、奥様と意気投合。
政治、経済、スピリチャルな話まで、話が面白いのです!
年に数回ですが東京に行った際は必ず行くようになり、いろいろと教えていただき、
大阪にも会いにお越しいただきいただきました。

その方が、私の一番のおすすめの船で行くと、
今年のゴールデンウィークに初めてのクルーズに行っていただきました。
オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ ローマ~アテネ。
ありがたく想像以上のご満足いただき、いろいろとご感想をお聞かせいただきました。

今回行ったら、来年の初夏に北欧へオーシャニアで行く。との事。

あの時、偶然通りがかり、引き寄せられて入った散髪屋さん。
人の出会い。
縁というものを確かに感じます。

サイトウヘアーサロン
住所:東京都千代田区五番町3-1 ℡:03-3222-7962

腕は確かです!

ロサンゼルス空港からの移動
ロサンゼルス空港到着14:00。

ロサンゼルス空港は、1日平均1,500便のフライトを運航する、
世界で1番の発着がある空港とのこと。
ターミナルは9つもあり、大きすぎて掴みどころがありません。

ターミナル前からタクシーを乗車することができなく、
タクシーを利用する場合、まずは無料シャトルバスで「LAX-IT」へ行きます。

AAのターミナル4から「LAX-IT」まで約10分。
一般のタクシー、シェアライドのUber、Lyftはここから乗車します。
別にレンタカー、ホテル送迎は専用ミーティングポイントがあり、看板がでています。

初めてUberを利用しました。
「LAX-IT」では、かなりの乗客でミーティングポイントが不安でしたが、
エリア・番号看板があり、すぐに分かりました。

事前に行き先を登録し、複数の車の中から選択。
車種、値段(価格変動制)も様々で、ドライバーの評価を見て選べるのは安心です。
どの車も約5分以内に到着と表示。

クレジットカードを事前登録しているので支払いの手間がなく、
チップは現金で用意していたのですが、その必要がなく、
乗車後、アプリにメッセージが届き、チップを10%、15%、20%をクリックするだけ。
画期的で本当に便利です。

今回、Uberをロサンゼルスで数回利用しましたが、どのドライバーも親切丁寧な良い方ばかり。
以前はもっと台数あったみたいですが、一定基準を設け淘汰されたとの事。
乗客も評価されるので、お互いに安心して乗車できそうです。

約30分で「フェアモントセンチュリープラザ」到着。
オーシャニアクルーズの前泊利用ホテル。
ビバリーヒルズに近いエリアで、ショッピングモールは徒歩5分。

ロサンゼルスレイカーズ 八村塁を観たい

クルーズ乗船までロサンゼルスで2泊します。
乗船前夜は船会社のパーティーがあり、必ず出席しないといけませんが、前日はフリー。
NBAロサンゼルスレイカーズを調べたら、その夜にレイカーズの試合がありました!
出発の前日、すぐにチケットを取りました。

アメリカ、カナダに行ったら4大スポーツをどうしても見たい。
歴史的に新しい国なので、古くからの伝統文化というものがない分、
エンターテイメントは凄いものがあります。
アメリカに来たならどうしても本場エンターテイメントを体験したい。

30年近く前にトロント・スカイドームでトロント・ラプターズ VS アトランタ・ホークスを観た以来。
ルールも何も分からずにスカイドームで当日券を購入。

開始前、館内真っ暗になり感動的な音楽とともにスポットライトで選手紹介、入場。
アメリカ、カナダ国家斉唱。
観客の盛り上がり。鳥肌立ちっぱなしでした。

試合中、観客が「ディフェンス!」の声援。
何も分からない私は「ディーペン!」と聞こえ、トロント・ラプターズのディーペン選手が大スターだと。

すっかりNBAの中途半端なフアンに。
NHK BSのNBA中継を見るようになり、その頃はシカゴ・ブルズの全盛期。
Big3
マイケル・ジョーダン
スコッティ・ピッペン
デニス・ロッドマン
試合に必ず勝ち、負けた試合は見たことがありません。

マイケル・ジョーダンが引退して観ることがなくなりましたが、
つい先日、映画「エア」を鑑賞しました。

ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話。
1984年当時、バスケットシューズ界はコンバース、アディダスが市場を占め、
ナイキが入り込むにはあまりにも壁が高い状況の中で、
まだデビュー前で無名のマイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑むストーリー。

久しぶりに良い映画を観ました。
バスケット、NBAに興味のない方でも楽しめる映画です。

ホテルがあるセンチュリープラザから、路線バスに乗って1時間。
ネットがあれば本当に便利な世の中です。
38ものバス停を経由しますが、バスがどこを走っているかわかるので、降車バス停も分かります。
ただ不安だったので、近くの乗客に聞いていたら、「次が降りる所よ」と、
ストップボタンを押していただきました。

10年あまり前にレンタカーでロサンゼルスを移動したことがあります。
ロングビーチでクルーズ下船後、レンタカーを借りて、アナハイムで1泊。
ディズニーランドへ行き、その日の夜のフライト、ロサンゼルス空港へ。

ロサンゼルス空港は北。ディズニーランドは南。
こんな簡単な行き先なので、レンタカーを借りる際、ナビ($15)は不要と断りました。
地図も何もなく、飛行機が飛んでいるところを目指せば着くと、安易に考えていました。
その頃は携帯ガラケーでネットを利用する概念がありません。

早めにディズニーランドを出発して、北へ向かいます。
飛行機が遠くに見えたので、あの辺だと目指していましたが、
途中、日が沈み暗くなり、飛行機も全く見えなくなり、どの標識も初めて見る行き先で、
空港への標識はなく、どこに向かったらよいか分かりません。

迷い込んだのが、映画に出てくる密輸取引でマシンガンをぶっ放すような港の倉庫街。
危なそうな人がポツポツいるだけで、道を聞けるような雰囲気ではありません。

そういう時に限ってトイレに行きたくなります。
車の外にでたら命の危険を感じさせる雰囲気で、我慢するしかありません。

彷徨い徐々に街の様子が変わり住宅も見えてきました。
歩いている人に道を聞いたら、走って逃げていきました。それも2回。

もうトイレの我慢の限界。
その時、スーパーがあり駆け込み、トイレを使わせていただきました。
あと1分遅かったらどうなっていたか。
韓国系の方で、空港までの道を手書きの地図で教えていただきました。
空港レンタカーのオフィスに到着。ギリギリ間に合いました。

海外では地図くらいは持って行った方がよく、ナビをケチってはいけません。

話を戻して、バス停から「クリプト・ドットコム・アリーナ」まで徒歩数分。
近づくにつれロサンゼルス・レイカーズのユニフォームを着た観客。
賑やかになりアリーナ周辺では、グッズ、ホットドックの屋台が多数。

「クリプト・ドットコム・アリーナ」
2021年にネーミングライツ(暗号通貨プラットフォーム)
毎年2月に世界最大の音楽祭・グラミー賞が行われています。

ロサンゼルス・レイカーズ(NBA)
ロサンゼルス・クリッパーズ(NBA)
ロサンゼルス・スパークス(WNBA 女子プロバスケ)
ロサンゼルス・キングス(NHL アイスホッケー)の本拠地。

アリーナ前に、NBA選手ジェリー・ウエスト、カリーム・アブドゥル・ジャバー、
マジック・ジョンソン、シャキール・オニール、NHL選手ウェイン・グレツキー、
プロボクサーオスカー・デ・ラ・ホーヤの銅像。

日本出発前日にチケットマスターで購入したチケットで無事に入場。
座席は一番安い$90。
上の座席で、コートから離れていましたが、肉眼でボールの行方も見れ、
大型モニターもあるので、雰囲気を味わうには問題ありません。

試合前の練習で八村の姿が見えない。調べたら、前回の試合でケガをして欠場。
残念!ですが仕方ありません。

ロサンゼルス・レイカーズ vs オーランド・マジック
対戦相手が入場後、いよいよレイカーズ選手入場。
照明が消され、オーロラビジョンからいきなり大きな幕が下り、
選手一人ひとり紹介の映像後入場。鳥肌ものです!

これで八村が出てきたら、失禁するのは間違いありません。
試合は最後の最後でレイカーズが逆転勝ち。

驚きのアメリカの物価
試合後22:00頃、お腹がすいたのでアリーナ前でホットドックをいただきました。
1つ$8、コーラ$3、チップ$1。日本円で約1,800円。
このくらいであればまだ許せるのですが、試合中にアリーナ内の売店で飲み物を購入。
長蛇の列に並び、値札がなく水を1本購入。
現金不可でクレジットカードのみ。

決済の時にチップボタンがありチップなしの0がない。
あるのは、10%、15%、20%、25%、30%。
並んで水を1本買うだけで何でチップ!?
500mlの水が、日本円で1,800円でした。

ホテルの朝食はチップ込みで一人約8,000円。
安いファミリーレストランのデニーズでの食事が一人約3,500円。

今回はクルーズに乗船したので、おもいっきり贅沢できましたが、
通常の旅行ならドケチに徹した旅になります。

旅でケチケチしたくはありません。
食べたいものをいただき、好きなことをして、非日常を優雅に過ごしたい。

クルーズでは、食事、エンターテイメント等が含まれているので、
お金を気にせずに存分に贅沢な旅ができるのです。

だからこそクルーズなのです!!

オーシャニア・クルーズ 専用ページへ

釜山で一番美味しい食堂は? 快適!?フェリー19時間の船旅

再びのパンスタフェリー

往路同様にパンスターフェリーで大阪へ帰ります。
コモドホテルを11:00チェックアウトで釜山駅へ。
韓国での最後の食事をいただきます。

「済州家 釜山駅店」
あわび粥が有名な人気店。
西面、南浦にも店舗があり、新しい釜山駅店へ。

美味しいおかずがたくさん出てくるのが嬉しい。
あわび粥は、肝が入っているので緑色。
見た目よりも濃厚で、磯の香りがします。
生あわびとウニのスープも美味しかったのですが、やっぱりあわび粥。

滞在中の食事で、このあわび粥が一番美味しかった。
お腹も心も満たされ気分よく、歩いて釜山国際旅客ターミナルへ。

釜山駅と釜山国際旅客ターミナルは遊歩道オートウォークで繋がれていて、
約20分かかりますが、楽に行くことができます。

13:30からチェックイン開始。
釜山~博多間のビートルの時間と重なっており、ターミナルの出入国と結構な賑わい。
免税店があり、品数も充実しています。セブンスターあり$36-。

スケジュールは往路と同じく、釜山港15:00~大阪南港10:00+1
19時間の船旅。
往路で勝手知ったるので、のんびりと船旅を味わえます。

15:00出航。
往路は台風の影響でかなり揺れましたが、帰りは全くと言ってもいいほど揺れません。
船内の大浴場・サウナを満喫して夕食。

往路の食事は、韓国料理がメインで正直に口に合わないのが多く、
韓国料理ってこんなものかと思っていたのですが、復路のメインはカツカレー。
美味しくいただきました。

関門海峡に入り、22:00頃 関門橋通過。
ゆっくりと寝ることができました。

翌朝、自然に目が覚め、07:30-08:20 朝食。
その後、明石海峡大橋を通り大阪南港へ。

文化の違い
私は煙草を吸います。
ホテルの部屋は禁煙で、玄関横に喫煙所を設置しています。

喫煙所では唾を吐いている為、足の踏み場がないほど。
こちらはお邪魔させていただいている立場で、その国の文化を否定する事はできません。
と、自分に言い聞かせていました。
Lamerホテルでも唾で足の踏み場はありませんでしたが、
目の前で唾を吐くのは見かけませんでした。

コモドホテルでも恐ろしいほどに足の踏み場がないレベル。
その時、若い方が私の横に来て、目の前で唾を吐き、それもペッではなくドロ~。
それも何回も何回も。
たまらずに言ってしまいました。
「汚い!誰が掃除するんだ!」
吐くのは止めましたが、おっさん何いうてんねん。みたいな態度。

その日反省し、この国の文化なので絶対に言わないと心に決めました。
「嫌だったら来るな」が、正論だと思います。

翌日、また違う人が真横に来て、何回もドロ~。
昨日、あれだけ心に誓ったはずなのに言ってしまいました。
「汚い!誰が掃除するんだ!」

その日も反省し二度と言わない。と、心に誓いましたが、翌日も言ってしまいました。

嫌なら来るべきではありません。
すみませんでした!!

釜山 幽霊が出る?ホテルへ

コモドホテル 釜山 Commodore Hotel Busan
BUSAN LAMER HOTELを2泊した後、ホテルを変えて3泊します。
コモドホテル 釜山へ移動します。タクシーで約20分。
4つ星ホテルで1979年開業の老舗ホテル。
韓国伝統様式で、釜山のランドマーク的存在です。
チェックイン15:00は厳格で、それまでチェックインできませんでした。
それまで周辺を散策して15:00に戻った時には、
ロビーではチェックイン待ちでの多数の方が待っていました。
宿泊した部屋は、プレミアム デラックスツインルーム(24㎡)。
8F ハーバービューで夜景が最高です。

バスタブ、トイレはウォシュレットなし、セフティーボックス、冷蔵庫、ガウン。
アメニティは、歯ブラシ、髭剃りなど一通り揃っています。
清掃は行き届いており、老舗ながらも綺麗で清潔感があります。

パブリックは、ジム、プール(プール利用 宿泊客2,000ウォン)
外せないのが大浴場・サウナ。残念ながら男性のみになります。
別料金で宿泊客:11,000ウォン(約1,200円)。

昨日までのBUSAN LAMER HOTELの大浴場・サウナと雰囲気が全く違います。
設備も庶民的な雰囲気で混みあっているのに対し、
こちらはロッカールーム、大浴場は高級感があり、利用客が少なくゆっくりできます。

サウナは高温、中温、ミストサウナの3種類。
浴槽は、高温、中温、水風呂。洗い場多数。

こちらも一角に垢すりコーナーがあり、ロッカールームに2名待機。
風呂上がりの休憩室(喫煙所)もあり、パンツ、ガウンの貸し出し。
その他、マッサージ、理容室完備。

ここでも浴槽に入りながら携帯電話で話している人がいました。

このホテルは、朝食、夕食のビュッフェも有名らしく、宿泊客でない方も来られるとの事。
朝食は、宿泊客で前日までの予約で、21,000ウォン。(約2,300円)
韓国料理、洋食、サラダ、パン数多く取り揃えてます。
海外ホテルのオムレツで、ふわっとした日本レベルは期待できませんが、
ここのオムレツは素晴らしかったです。
全て美味しくここは価値があります。

驚いたのは、韓国人の殆どの方が、カップラーメンを食べるのです。
カップラーメンとお湯がセットしていて、何で用意されているのか分かりませんでした。

上質な料理があるホテルの朝食で、なんでカップラーメン!?
隣の近い国でも大きな文化の違いを感じました。

周辺の食事処
コモドホテルは釜山駅と釜山最大の観光地である南浦洞の中間の高台に位置します。
周辺に食堂が数軒ありますが、釜山駅、南浦洞へ散策がてら行きました。
南浦洞は釜山最大の繁華街。夕方からは屋台が出店します。
南浦洞(国際市場、釜山タワー、チャガルチ市場周辺)の食堂

「トルゴレ スンドゥブ」
老舗 スンドゥブチゲ専門店
スンドゥブ、味噌チゲを両方注文しましたが、スンドゥブの方が好みです。

「南浦参鶏湯」
老舗 参鶏湯(サンゲタン)専門店
韓国では暑い夏に食べるスタミナ料理。
丸鶏の中に高麗人参やもち米などを詰めて煮込む、韓国の伝統料理。

「ハルメ伽耶ミルミョン」
1974年創業ミルミョン専門店
200席が満席になって行列ができるという地元でも評判とのクチコミでしたが…。
期待値のハードルを上げたのがいけなかった。

幽霊がでるホテル!?
コモドホテル 釜山を検索したら、予測で幽霊とでてきます。
某大手検索サイトでも「コモドホテル 釜山 幽霊 80% OFF!」と
広告が出てくるのは笑ってしまいました。

今回3泊して、フロントで仲が良くなった方(真面目)と雑談をしていて、
失礼ながら、このホテルを予測検索で幽霊と出ることを知ってますか?と、
カタコトの日本語で、
「それは聞いたことがあります。」
実際に見た人がいるのですか?
「40年やっていたら見た人はいます。」
真面目に丁寧な回答に思わず笑ってしまいました。

実際には大型ホテルでかなりの人が出入りし賑やかなので、そんな雰囲気は一切ありません。
昼間から企業のイベント等がバンケットで行われ、
泊まるだけでなく、パブリックの要素が強いホテル。

コモドホテルに泊まってみて、部屋からの港の眺めは最高で、特に夜景は圧巻です。
夜景の写真を撮りましたが、画像数の問題なのか綺麗に撮れませんでした。

ホテルの目の前にコンビニあり、徒歩5分にコインランドリー。
朝食、大浴場・サウナ、値段よしのホテルでした。
食事処が少し距離があることだけです。

初プライベートでの韓国・釜山

初めての食事はデジクッパ

今まで韓国へは添乗、クルーズ寄港で来ておりますが、
自ら韓国に行こうと思ったことはなく、プライベートでは初めてです。

今回、釜山に5泊しますが、2つのホテルに宿泊します。

釜山国際旅客ターミナルからタクシーで約15分。
BUSAN LAMER HOTEL に2泊します。
凡一駅から徒歩5分。
周りにはコンビニ、24時間営業の小奇麗でお手軽な食堂がたくさんあります。

なぜこのホテルかといえば、大浴場・サウナ・ジムがあること。
2つ星クラスですが、作りがしっかりしていて、ロビーも奇麗。
横の別館に大浴場・サウナ・ジム棟になります。

11:00に到着し、まだ部屋には入れないとの事で、どう時間を潰そうかと、
フロントの方に聞いたら、甘川文化村を勧められ、地下鉄・バスに乗り行きました。
駅からバスが分からなく、人に聞いたらみんな優しく教えていただきました。

駅から見たら高台にあり、すぐに歩いて行けそうですが、
実際にバスで行ったら、急な坂道を登るので、バスで行って正解。

甘川文化村を散策していたら、周りの方の電話警報が一斉になりました。
朝鮮戦争が始まったか!と本気で思いました。
聞くと、高温警報で、熱中症注意のメッセージとの事。

暑さは大阪と比べたらまだましでしたが、
この日が一番暑く、体感で35℃以上あったかと思います。

「甘川文化村」
朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた人々が家を密集して建てた
山肌の集落・タルトンネ(貧しい人々が集まって住みはじめたという町)が始まりで、
2009年から町おこしが行なわれ、展望スポットを多数設置。
美しい街並みが眺められる人気の観光名所に。
新しい釜山の観光地です。

ホテルの凡一駅に戻ったら、14:00過ぎ。
腹が減った!!!
事前の下調べは全くしていなく、いつも適当に店に入りますが、
初めての食事で失敗したくない。

ネットで凡一駅レストランで調べたら、
すぐ近くに有名なデジクッパ店「ハルメクッパ」がでてきました。
創業60年の店で、かなり評判が良い。
14:00過ぎなのに5組程の方が炎天下の中行列をなしています。

「デジクッパ」豚のスープご飯
朝鮮戦争時代に釜山に避難してきた北側の人たちが伝えたと言われ、
釜山の郷土料理として、大人気の韓国料理の一つ。

やっと着席し、デジクッパを注文。
あら塩、アミエビで好みの味を整えいただきます。
分厚く切られた豚が煮込んであるので、柔らかく臭みはありません。

これは美味しい!そして安い!7,000ウォン(約800円)
これからの5泊、食には困ることがなく期待以上の旅になる事を確信しました。

BUSAN LAMER HOTEL

BUSAN LAMER HOTELにチェックイン。
ここに泊まる目的は、大浴場・サウナ・ジム。

2つ星ホテルなので全く期待していませんでしたが、
エントランス、ロビーはしっかりとした造りで、ちゃんとしたホテルです。

ロビーではコーヒーマシンがあり、いつでも飲めるのが嬉しい。
改装したばかりか、ロビー、客室全て綺麗で、清掃も行き届いています。
部屋はプレミア デラックスツイン(27㎡)。
シャワーのみでバスタブはなし。
冷蔵庫、セブティーボックス、ドライヤー等の設備があり、全く問題ありません。
9階の部屋の窓からは、周辺の景色も見えます。
ジム、大浴場、サウナへは、1日1回チケットをいただけます。
営業時間が05:00~20:00。
朝、ジムに行きランニング。大浴場、サウナを堪能しました。

地元の常連客が殆どで、日本のスーパー銭湯と同じ要領です。
1F受付でカギを受け取り3階男性浴場へ。
下駄箱に靴を入れ、脱衣場ロッカーで着替え浴槽へ。

入り口にタオル、洗い場にシャンプー、石鹸、垢すりタオル、歯磨き粉を設置しています。
日本では入り口のタオルを持って中に入るのですが、
こちらでは中に持っていかず、出た後に体を拭く役割です。

中には垢すり師が2人おり、垢すりが受けられます。(垢すりコース25,000W~)
ドライサウナ、浴槽は3つ(40℃、44℃、25℃)。

日本とは違うのは、歯磨きしながら歩き回る人が多く、湯舟に入りながら歯磨きする人もいます。
これはパンスターフェリーの大浴場でも見かけました。
また、湯舟に入りながら携帯電話をみている人も多く見かけました。

ホテルに大浴場・サウナ・ジムがあるとないのでは、
旅の満足度が全く変わってきます。

ホテル1Fにカフェがあり、本来そこで朝食を提供されますが、
現在改装中で朝食をいただくことはできませんでした。
周りにはたくさん小奇麗な安い食堂があるので、困ることはありません。

BUSAN LAMER HOTEL 2つ星表記ですが、3つ星以上をつけてもいいと思います。

Lamer Hoel周辺の食堂

主にホテルの周辺徒歩3分以内の食堂をに行きました。
どの食堂も小奇麗で美味しくお手頃料金。外れの店は一軒もありません。

・キジャン ミョルチククス 麺類専門店 

・ミルミョン専門店
釜山の名物 小麦粉麺の冷麺。
後日、有名店でもいただきましたが、冷麺ではここがダントツに美味しかった。
・デジクッパ専門店
ホテルの真横にある豚のスープご飯屋。
・元祖ハルメナッチ
釜山名物テナガダコの辛炒めの創業店。
テナガダコ、エビ、ホルモン、締めに乾麺を注文。
全て店員が調理していただき、途中で触ろうとしたら怒られます。