釜山で一番美味しい食堂は? 快適!?フェリー19時間の船旅

再びのパンスタフェリー

往路同様にパンスターフェリーで大阪へ帰ります。
コモドホテルを11:00チェックアウトで釜山駅へ。
韓国での最後の食事をいただきます。

「済州家 釜山駅店」
あわび粥が有名な人気店。
西面、南浦にも店舗があり、新しい釜山駅店へ。

美味しいおかずがたくさん出てくるのが嬉しい。
あわび粥は、肝が入っているので緑色。
見た目よりも濃厚で、磯の香りがします。
生あわびとウニのスープも美味しかったのですが、やっぱりあわび粥。

滞在中の食事で、このあわび粥が一番美味しかった。
お腹も心も満たされ気分よく、歩いて釜山国際旅客ターミナルへ。

釜山駅と釜山国際旅客ターミナルは遊歩道オートウォークで繋がれていて、
約20分かかりますが、楽に行くことができます。

13:30からチェックイン開始。
釜山~博多間のビートルの時間と重なっており、ターミナルの出入国と結構な賑わい。
免税店があり、品数も充実しています。セブンスターあり$36-。

スケジュールは往路と同じく、釜山港15:00~大阪南港10:00+1
19時間の船旅。
往路で勝手知ったるので、のんびりと船旅を味わえます。

15:00出航。
往路は台風の影響でかなり揺れましたが、帰りは全くと言ってもいいほど揺れません。
船内の大浴場・サウナを満喫して夕食。

往路の食事は、韓国料理がメインで正直に口に合わないのが多く、
韓国料理ってこんなものかと思っていたのですが、復路のメインはカツカレー。
美味しくいただきました。

関門海峡に入り、22:00頃 関門橋通過。
ゆっくりと寝ることができました。

翌朝、自然に目が覚め、07:30-08:20 朝食。
その後、明石海峡大橋を通り大阪南港へ。

文化の違い
私は煙草を吸います。
ホテルの部屋は禁煙で、玄関横に喫煙所を設置しています。

喫煙所では唾を吐いている為、足の踏み場がないほど。
こちらはお邪魔させていただいている立場で、その国の文化を否定する事はできません。
と、自分に言い聞かせていました。
Lamerホテルでも唾で足の踏み場はありませんでしたが、
目の前で唾を吐くのは見かけませんでした。

コモドホテルでも恐ろしいほどに足の踏み場がないレベル。
その時、若い方が私の横に来て、目の前で唾を吐き、それもペッではなくドロ~。
それも何回も何回も。
たまらずに言ってしまいました。
「汚い!誰が掃除するんだ!」
吐くのは止めましたが、おっさん何いうてんねん。みたいな態度。

その日反省し、この国の文化なので絶対に言わないと心に決めました。
「嫌だったら来るな」が、正論だと思います。

翌日、また違う人が真横に来て、何回もドロ~。
昨日、あれだけ心に誓ったはずなのに言ってしまいました。
「汚い!誰が掃除するんだ!」

その日も反省し二度と言わない。と、心に誓いましたが、翌日も言ってしまいました。

嫌なら来るべきではありません。
すみませんでした!!

釜山 幽霊が出る?ホテルへ

コモドホテル 釜山 Commodore Hotel Busan
BUSAN LAMER HOTELを2泊した後、ホテルを変えて3泊します。
コモドホテル 釜山へ移動します。タクシーで約20分。
4つ星ホテルで1979年開業の老舗ホテル。
韓国伝統様式で、釜山のランドマーク的存在です。
チェックイン15:00は厳格で、それまでチェックインできませんでした。
それまで周辺を散策して15:00に戻った時には、
ロビーではチェックイン待ちでの多数の方が待っていました。
宿泊した部屋は、プレミアム デラックスツインルーム(24㎡)。
8F ハーバービューで夜景が最高です。

バスタブ、トイレはウォシュレットなし、セフティーボックス、冷蔵庫、ガウン。
アメニティは、歯ブラシ、髭剃りなど一通り揃っています。
清掃は行き届いており、老舗ながらも綺麗で清潔感があります。

パブリックは、ジム、プール(プール利用 宿泊客2,000ウォン)
外せないのが大浴場・サウナ。残念ながら男性のみになります。
別料金で宿泊客:11,000ウォン(約1,200円)。

昨日までのBUSAN LAMER HOTELの大浴場・サウナと雰囲気が全く違います。
設備も庶民的な雰囲気で混みあっているのに対し、
こちらはロッカールーム、大浴場は高級感があり、利用客が少なくゆっくりできます。

サウナは高温、中温、ミストサウナの3種類。
浴槽は、高温、中温、水風呂。洗い場多数。

こちらも一角に垢すりコーナーがあり、ロッカールームに2名待機。
風呂上がりの休憩室(喫煙所)もあり、パンツ、ガウンの貸し出し。
その他、マッサージ、理容室完備。

ここでも浴槽に入りながら携帯電話で話している人がいました。

このホテルは、朝食、夕食のビュッフェも有名らしく、宿泊客でない方も来られるとの事。
朝食は、宿泊客で前日までの予約で、21,000ウォン。(約2,300円)
韓国料理、洋食、サラダ、パン数多く取り揃えてます。
海外ホテルのオムレツで、ふわっとした日本レベルは期待できませんが、
ここのオムレツは素晴らしかったです。
全て美味しくここは価値があります。

驚いたのは、韓国人の殆どの方が、カップラーメンを食べるのです。
カップラーメンとお湯がセットしていて、何で用意されているのか分かりませんでした。

上質な料理があるホテルの朝食で、なんでカップラーメン!?
隣の近い国でも大きな文化の違いを感じました。

周辺の食事処
コモドホテルは釜山駅と釜山最大の観光地である南浦洞の中間の高台に位置します。
周辺に食堂が数軒ありますが、釜山駅、南浦洞へ散策がてら行きました。
南浦洞は釜山最大の繁華街。夕方からは屋台が出店します。
南浦洞(国際市場、釜山タワー、チャガルチ市場周辺)の食堂

「トルゴレ スンドゥブ」
老舗 スンドゥブチゲ専門店
スンドゥブ、味噌チゲを両方注文しましたが、スンドゥブの方が好みです。

「南浦参鶏湯」
老舗 参鶏湯(サンゲタン)専門店
韓国では暑い夏に食べるスタミナ料理。
丸鶏の中に高麗人参やもち米などを詰めて煮込む、韓国の伝統料理。

「ハルメ伽耶ミルミョン」
1974年創業ミルミョン専門店
200席が満席になって行列ができるという地元でも評判とのクチコミでしたが…。
期待値のハードルを上げたのがいけなかった。

幽霊がでるホテル!?
コモドホテル 釜山を検索したら、予測で幽霊とでてきます。
某大手検索サイトでも「コモドホテル 釜山 幽霊 80% OFF!」と
広告が出てくるのは笑ってしまいました。

今回3泊して、フロントで仲が良くなった方(真面目)と雑談をしていて、
失礼ながら、このホテルを予測検索で幽霊と出ることを知ってますか?と、
カタコトの日本語で、
「それは聞いたことがあります。」
実際に見た人がいるのですか?
「40年やっていたら見た人はいます。」
真面目に丁寧な回答に思わず笑ってしまいました。

実際には大型ホテルでかなりの人が出入りし賑やかなので、そんな雰囲気は一切ありません。
昼間から企業のイベント等がバンケットで行われ、
泊まるだけでなく、パブリックの要素が強いホテル。

コモドホテルに泊まってみて、部屋からの港の眺めは最高で、特に夜景は圧巻です。
夜景の写真を撮りましたが、画像数の問題なのか綺麗に撮れませんでした。

ホテルの目の前にコンビニあり、徒歩5分にコインランドリー。
朝食、大浴場・サウナ、値段よしのホテルでした。
食事処が少し距離があることだけです。

初プライベートでの韓国・釜山

初めての食事はデジクッパ

今まで韓国へは添乗、クルーズ寄港で来ておりますが、
自ら韓国に行こうと思ったことはなく、プライベートでは初めてです。

今回、釜山に5泊しますが、2つのホテルに宿泊します。

釜山国際旅客ターミナルからタクシーで約15分。
BUSAN LAMER HOTEL に2泊します。
凡一駅から徒歩5分。
周りにはコンビニ、24時間営業の小奇麗でお手軽な食堂がたくさんあります。

なぜこのホテルかといえば、大浴場・サウナ・ジムがあること。
2つ星クラスですが、作りがしっかりしていて、ロビーも奇麗。
横の別館に大浴場・サウナ・ジム棟になります。

11:00に到着し、まだ部屋には入れないとの事で、どう時間を潰そうかと、
フロントの方に聞いたら、甘川文化村を勧められ、地下鉄・バスに乗り行きました。
駅からバスが分からなく、人に聞いたらみんな優しく教えていただきました。

駅から見たら高台にあり、すぐに歩いて行けそうですが、
実際にバスで行ったら、急な坂道を登るので、バスで行って正解。

甘川文化村を散策していたら、周りの方の電話警報が一斉になりました。
朝鮮戦争が始まったか!と本気で思いました。
聞くと、高温警報で、熱中症注意のメッセージとの事。

暑さは大阪と比べたらまだましでしたが、
この日が一番暑く、体感で35℃以上あったかと思います。

「甘川文化村」
朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた人々が家を密集して建てた
山肌の集落・タルトンネ(貧しい人々が集まって住みはじめたという町)が始まりで、
2009年から町おこしが行なわれ、展望スポットを多数設置。
美しい街並みが眺められる人気の観光名所に。
新しい釜山の観光地です。

ホテルの凡一駅に戻ったら、14:00過ぎ。
腹が減った!!!
事前の下調べは全くしていなく、いつも適当に店に入りますが、
初めての食事で失敗したくない。

ネットで凡一駅レストランで調べたら、
すぐ近くに有名なデジクッパ店「ハルメクッパ」がでてきました。
創業60年の店で、かなり評判が良い。
14:00過ぎなのに5組程の方が炎天下の中行列をなしています。

「デジクッパ」豚のスープご飯
朝鮮戦争時代に釜山に避難してきた北側の人たちが伝えたと言われ、
釜山の郷土料理として、大人気の韓国料理の一つ。

やっと着席し、デジクッパを注文。
あら塩、アミエビで好みの味を整えいただきます。
分厚く切られた豚が煮込んであるので、柔らかく臭みはありません。

これは美味しい!そして安い!7,000ウォン(約800円)
これからの5泊、食には困ることがなく期待以上の旅になる事を確信しました。

BUSAN LAMER HOTEL

BUSAN LAMER HOTELにチェックイン。
ここに泊まる目的は、大浴場・サウナ・ジム。

2つ星ホテルなので全く期待していませんでしたが、
エントランス、ロビーはしっかりとした造りで、ちゃんとしたホテルです。

ロビーではコーヒーマシンがあり、いつでも飲めるのが嬉しい。
改装したばかりか、ロビー、客室全て綺麗で、清掃も行き届いています。
部屋はプレミア デラックスツイン(27㎡)。
シャワーのみでバスタブはなし。
冷蔵庫、セブティーボックス、ドライヤー等の設備があり、全く問題ありません。
9階の部屋の窓からは、周辺の景色も見えます。
ジム、大浴場、サウナへは、1日1回チケットをいただけます。
営業時間が05:00~20:00。
朝、ジムに行きランニング。大浴場、サウナを堪能しました。

地元の常連客が殆どで、日本のスーパー銭湯と同じ要領です。
1F受付でカギを受け取り3階男性浴場へ。
下駄箱に靴を入れ、脱衣場ロッカーで着替え浴槽へ。

入り口にタオル、洗い場にシャンプー、石鹸、垢すりタオル、歯磨き粉を設置しています。
日本では入り口のタオルを持って中に入るのですが、
こちらでは中に持っていかず、出た後に体を拭く役割です。

中には垢すり師が2人おり、垢すりが受けられます。(垢すりコース25,000W~)
ドライサウナ、浴槽は3つ(40℃、44℃、25℃)。

日本とは違うのは、歯磨きしながら歩き回る人が多く、湯舟に入りながら歯磨きする人もいます。
これはパンスターフェリーの大浴場でも見かけました。
また、湯舟に入りながら携帯電話をみている人も多く見かけました。

ホテルに大浴場・サウナ・ジムがあるとないのでは、
旅の満足度が全く変わってきます。

ホテル1Fにカフェがあり、本来そこで朝食を提供されますが、
現在改装中で朝食をいただくことはできませんでした。
周りにはたくさん小奇麗な安い食堂があるので、困ることはありません。

BUSAN LAMER HOTEL 2つ星表記ですが、3つ星以上をつけてもいいと思います。

Lamer Hoel周辺の食堂

主にホテルの周辺徒歩3分以内の食堂をに行きました。
どの食堂も小奇麗で美味しくお手頃料金。外れの店は一軒もありません。

・キジャン ミョルチククス 麺類専門店 

・ミルミョン専門店
釜山の名物 小麦粉麺の冷麺。
後日、有名店でもいただきましたが、冷麺ではここがダントツに美味しかった。
・デジクッパ専門店
ホテルの真横にある豚のスープご飯屋。
・元祖ハルメナッチ
釜山名物テナガダコの辛炒めの創業店。
テナガダコ、エビ、ホルモン、締めに乾麺を注文。
全て店員が調理していただき、途中で触ろうとしたら怒られます。