ベトナム・ダナン&ホイアンへの旅③ ~ ホイアン ~

ホイアン Lantana Riverside Hoi An Hotel
20年以上前になりますが、私がカンボジア滞在時、
旅行雑誌のライター・カメラマンの方と知り合い、今も交流があります。
世界中を取材して渡り歩いている方で、
どこが良かったかを聞いたら、「ベトナム・ホイアンは良いよ!」との答え。

その頃、そこまでホイアンが紹介されていなく、私は全く知りませんでした。
それからしばらくして、カンボジアからホイアンに行きました。

何も下調べすることなく行ったので、夜の美しさに驚きました。
町全体にランタンが灯り、幻想的な雰囲気。
こんな素晴らしい所をなぜ知らなかったのか。と、いう思いでした。

事前に予約をしていたホイアンホテルの専用車が迎えにきました。
約40分移動。Lantana Riverside Hoi An Hotelにチェックイン。
こちらで1/02-1/06の4泊します。

事前にホテルへ、サウナの有無、値段をメールで問合せます。
中級ホテルは、まず回答がありません。
5つ星ホテルほど、すぐに回答があり丁寧な説明があります。

今回のLantana Riversideホテルは、中級ですが、
回答が早く、サウナはなかったのですが、感じがよかったので予約しました。

ダナンとは40分の距離ですが、雰囲気がガラリと変わります。
静かでのどかな雰囲気。部屋からは目の前の川を見ることができます。

部屋:ラグジュアリースイート・リバービュー(40㎡)
大きな大理石のバスタブ。(最初の10分しかお湯がでないので溜められません)
旧市街まで徒歩約20分。

朝、朝日とともに鶏の声で目を覚まし、川に沈む夕陽を眺める。
これがしたかった。
ただ、今回ずっと天気が悪く、太陽を見たのは帰国する空港で約5分間だけ。

翌日、自転車を借りてサイクリング。
のどかな田んぼ道を通りビーチへ。
途中、ヤシガニ釣りをずっと一緒に見ていたり。
ダナンの賑やかさよりも、断然こちらの素朴な雰囲気が好きです。

食事は、ホテルの周りにレストランが数軒ありので困りません。
旧市街にバインミー(ベトナムサンドイッチ)の超有名店があり、
安くて美味しく、結局3回通い食べてしまいました。

お持ち帰り客で並んでいますが、店内で食べる場合、すぐに席に通してくれます。
バインミーは20種類ほどあり、どれもはずれはなく、美味しくいただきました。
私が好きなのは、ビーフ&エッグ、エビチリ。一つ約200円。

バインミーとは別にカウンターでお土産にチリピーナッツを売っています。
1つ購入して帰国後食べたのですがこれがまたピリ辛でうまい!
10個ほど買ってくればと後悔しました。

バインミー・フォン Bánh Mỳ Phượng
https://www.facebook.com/banhmyphuongha/

ホイアン旧市街は、昼と夜では雰囲気が全く異なります。
夜の方が断然素晴らしいのですが、人の多さに驚きます。
まだ中国人は殆ど見かけませんが、これで中国人が来れるようになったら凄い事になります。

以前来たときは、もっと静かで幻想的だったのを思い出します。

今は誰でもスマホを持っていて情報は共有され、
便利になった分、人との触れ合いが極端に減りました。
当時の素朴な雰囲気とは、少し変わったような気がしました。

ベトナム・ダナン&ホイアンへの旅② ~ ダナンで年越し ~

ダナン Fivitel Da Nang Hotel
ダナン空港 17:40到着
気温は20℃前後。暑くもなく、寒くもない。私にとっては丁度よい快適な気候。

ダナン空港からタクシーでホテルへ。
ダナンでの初めのホテルは、Fivitel Da Nang Hotel。
空港から約15分。
ハン川沿いにある26階建てのホテル。

こちらのホテルで12/27-30の3泊します。部屋はデラックスキング(35㎡)
部屋からの景色が素晴らしく、特に夜景は絶景。

旅の目的は、いつもの事ながら、
朝ジョギングをして、サウナに入り、読書をして、
街をブラブラ散策し、美味しいものを食べる。
その間に仕事もする。

これが私にとって、何よりの楽しみで至福の時。
これがあるから頑張れるのです。

夕食は徒歩7分の場所にあるベトナム海鮮料理。
駐在の方のブログで知り、海鮮でも何でも1品が日本円で約300円。
おもいっきり海鮮を食べよう。

シャコ塩焼き、手長エビのタマリンドソース、牡蠣グリル、帆立グリルなど満喫しました。
また安いのです。ビールも飲んで一人約¥1,000-ちょっと。
結局、夕食に3回来てしまいました。

ベトナム海鮮レストラン Năm Rảnh Quán
https://www.facebook.com/Namranhquan/?locale=vi_VN

ホテルで自転車を借りれるとの事で、エントランスまで持って来てもらったのですが、
2台ともチェーンが外れ、ブレーキも効かなく、サドルが固定できずグルグル回る。
丁重にお断りしました。

ホテルから街の中心のハン市場まで徒歩で約50分。
川沿いを散策するのはちょうどよい距離。

ホテル内にサウナがありましたが、有料で一人1回45分約¥1,500-。
有料なので気軽には行くことができず、1回だけ利用。

ジムのランニングマシーンは3台ありましたが、ロゴが漢字なので中国製?
3台とも始めから角度がついており、かなりの上り坂。
いくら操作しても平坦にはならず、走っていると回るマットがずれて、何回も転びそうになります。

スピードを8に設定しても、急に最高速の15になり、摩擦で火が吹くほどの速さに。
命の危険を感じました。
誰も利用する人を見たことはありませんが、、
滞在中ずっと利用していると愛着がわいてきた頃にチェックアウト。

ダナン GRANDVRIO City DANANG
12/30にFivitel Da Nang Hotelをチェックアウト。

タクシーで約15分移動。GRANDVRIO City DANANGにチェックイン。
こちらで12/30-1/02の3泊します。

街の中心から北側に位置し、ハン川もすぐ近く。
ここは、日本資本のグランヴィリオホテルグループ。
日本式の大浴場、サウナがあることから選びました。

海外なので、大浴場といってもあまり期待はしてなかったのですが、大正解!でした。

大浴場専用受付があり、ロッカーのカギをいただきます。
ロッカー内にはフェイスタオル、バスタオル完備。
パウダールームにはドライヤー、歯ブラシ、綿棒が用意。

大浴場は大きな湯船に多数のカラン。
サウナも8人は入れる大きさ。もちろん水風呂も。
日本のスーパー銭湯と全く同じレベル。
朝06:00~深夜01:00 開いており、宿泊者は無料で何回でも利用できます。
これは最高です!!

以前あったホテルを居抜きで2017年オープン。
部屋、設備は古さは感じますが、大浴場が良すぎるので問題ありません。

部屋は、スーペリアルーム・バスタブ付き(35㎡)
眺望は当たりはずれがあると思いますが、今回ははずれ。
カーテンを開けると刑務所のような建物が目の前に。

スパの奥にジムがありましたが、ランニングマシーン1台のみ。
ホテルを出てすぐにハン川の遊歩道があるので、そこで存分にジョギングできます。
川沿いをランニングは気分が良い。

また、ランドリールームがあり、洗濯機・乾燥機4台あります。有料で1回約¥500-。

2022年 大晦日。
部屋のテレビは、NHKプレミアム、民放の合計6チェンネル視聴可。
昨年はパタヤで孤独のグルメをずっと見ていた記憶がありますが、
今回も朝から晩まで、ずっとテレビ東京で垂れ流していたので、ダナンでも見ていました。

孤独のグルメを見ていたら、「腹が減った」。
海鮮ばかり食べていたので、気分は飲茶の一択。
ホテルから徒歩約25分の飲茶レストランへ。

飲茶レストラン Dim Sum
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063554261054

ここがまた安くて美味しいのです。
ビールも飲んで、満腹に食べて、一人約¥1,000-ちょっと。
結局、ここも夕食に3回来てしまいました。

大晦日は、ドラゴンブリッジでイベントもやっていたみたいですが、
部屋で紅白歌合戦、ゆく年くる年を見ていたら、寝てしまいました。

0:00前に爆竹、花火の音で起き、外に出たら、多数の人が出歩いて盛り上がっていましたが、
朝まで生テレビを見ながら、いつのまにか寝ていました。

2023年 元旦
コロナも終息し、今年は良い年になる。してみせる!

朝食には日系ホテルだけあって、お雑煮、芋きんとん、かまぼこ、紅白なます。
朝、川沿いを初ジョギング。大浴場で初風呂。初サウナ。
最高の一年のスタートになりました。

夜は、ベトナム中部名物料理「ミークワン」。
海鮮ベースの濃厚タレを絡めて食べる麺料理。

ドラゴンブリッジのファイヤーショーへ。
横にあるナイトマーケットでは、YAMAHA主催ののライブイベント。

ダナンの街で至る所に現れる、着ぐるみの愛すべきキャラクター。
飴を売っています。
手作り感満載で、相当汚れています。
ここまでかけ離れていたら、著作権には触れないので安心して見ていられます。

21:00から約15分間、橋の欄干をドラゴンに見立てて、
ドラゴンの口から火、そして水を吹きます。
ただそれだけですが、大盛り上がり。

このホテルの大浴場が気に入り、宿泊代もお手軽なので、
次回は1週間位ずっとここで滞在し、ゆっくりするのも良いです。

ベトナム・ダナン&ホイアンへの旅① ~ ベトナムへ ~

コロナ禍後、3回目の海外へ
2019年年末から始まったコロナ騒動からまる3年。
世界では、ほとんどの国で完全開国。

入国時に必要だった、陰性証明、ワクチン接種証明書が撤廃。
これで以前のように海外へ行けるようになりました。

日本は完全開国とはいかず、ワクチン接種3回証明を事前登録
もしくは、72時間以内の陰性証明で入国可能。
とはいえ、以前のように普通に行けるようになりました。

1年前の年末年始はコロナ禍後、初めての海外をタイへ。
タイ入国は、陰性証明、アプリ登録、1泊隔離、保険加入義務。
そして急に連絡がきて入国5日以内にPCR検査。

日本入国では、72時間以内の陰性証明、MY SOS登録、帰国後も15日間の自宅待機。
毎日の健康報告、位置情報を送信など、今考えると相当なハードルがありました。

出発前は本当に行けるのだろうか。と思いながら、一つ一つクリアしていったら、
なんてことはなく、いつも通りにタイを満喫しました。

今回はコロナ禍後、3度目の海外。
緩和され事もあり、やっといつも通りの旅ができる。

理想のホテルを発見!
コロナ前、ベトナム・ダナンが脚光を浴びており、ハノイ在住の友人(現地オペレーター)の話では、
日本-ダナン直行便就航で日本人観光客が急増。
ホーチミン、ハノイと同等の人数がダナンに来ているとの事。

ベトナム第三の都市で、中部に位置し、ビーチリゾート、街の散策も丁度良い距離、
そして古都・世界遺産ホイアンが約40分の距離。

ホテルを調べたら、私の理想ピッタリのホテルを見つけました。
Sel de Mer Hotel & Suites
2019年にオープンの新しいホテル。
ビーチ沿いのオーシャンフロント。
部屋はバルコニー付。
サウナ無料、フィットネスジムも充実。
一応ローカル5つ星ホテル。
何よりもお手頃価格。
これ以上何を望むのか!というパーフェクトなホテルです。

このホテルをコロナ前から行こうと、予約しては行けずに取消しを3回。
やっと3年越しで理想ホテルに行くことができるのです。

ベトナムビザの免除は15日以内!?
それにしても航空券代が高い。
ロシアによるウクライナ侵攻で原油が高騰。
燃料サーチャージが航空券代より高く逆転現象が続いており、
いつもの2倍の代金になっています。

ベトナムビザ免除は15日以内。
海外でもパソコンを持参し、通常通りの業務ができるので、何も問題ありません。
まるまる15日間行くべく、航空券をとりました。

12/27 VN331 関西10:30/ハノイ13:50
12/27 VN173 ハノイ16:10/ダナン17:40
1/10 VN174 ダナン19:10/ハノイ20:40
1/11 VN330 ハノイ00:40/関西06:40

合計16日間になりますが、復路が1/11 00:40発のフライトなので、
ベトナム出国は1/10になり、15日間となります。
なので、ビザは要らないと思い込んでいました。

これが仕事で、お客さんが行く場合、少しでも不安要素があれば、
すぐに確認するのですが、それが自分となったら、なかなか動きません。

ふと出発5日前に念の為、ベトナム航空に確認しました。
この日程ではビザが必要との事。
ベトナム入国してからビザを取得すると伝えると、
ベトナムに入ることができないので、日本の空港で搭乗不可になるとの事。
急いでオンラインビザを申請。
2~3日後にビザがメールで送られてきました。

以前は、領事館に申請に行って、1週間後取りに行っていたのですが、
今は便利な世の中になりました。

確認せずに空港に行っていたら、日本出国できませんでした。

関西空港よりベトナムへ
朝早いフライトなので、前日より関西空港近くのホテルを取りました。

ホテルアストンプラザ関西空港
関空から往復送迎、大浴場がある国道沿いのホテル。

1泊朝食:¥10,000-で旅行割30%割引。+地域クーポン:@¥3,000-×2名=¥6,000-
実質¥1,000-で宿泊したことになります。
ツインルーム(16.8㎡)

夕食はそのクーポンを使ってくら寿司で、おもいっきり食べ、
大浴場にゆっくり浸かりぐっすり就寝。

翌朝、朝食後、関空へ送迎していただきました。

一年前に関西空港から出発した時は、殆ど人を見かけません。
離発着便も数本で、空港内電気も消えて、閑散としていましたが、
今回は、アジア系航空会社のチェックインが重なる時間帯で、アジア系の方が多く活気があります。
完全にコロナ前の光景です。

寂しいのは日本人が極端に少ない。
日本の空港の出発ターミナル、それも年末年始。
日本人1に対して外国人9の割合に見えました。

チェックインでビザを言われるかを、わざとビザを出しませんでした。
するとすぐに「ビザはお持ちでしょうか」と、確認されました。
ベトナム入国の際にもビザを提示させられました。

セキュリティチェックには、かなりの行列。
稼働しているレーンが少なく、完全に人手不足。
かなりの時間並びました。
ギリギリに行くと搭乗できない場合もあるので注意が必要です。

ベトナム航空 VN331 関西10:30発 ハノイ行き 機内は満席。

ハノイ13:50定刻通り到着。

ベトナム入国。ターンテーブルで荷物を受け取り、
税関前でベトナム航空のスタッフが国内線の乗り継ぎチェックをしていました。
名前をチェックした後、「左へ行ってください。」の一言。

到着口を出て左へ行っても何もないので、また係に聞きに行こうと思ったら、
ベトナム名物の家族親族一同が出迎えの人だかり。
混雑していて、中へ戻る事はできません。

荷物を引きながら、国内線シャトルの看板の方へ。
無料で国内線ターミナルへバスが出ていました。

誰もスーツケースは持っていなく、この時点で乗り継ぎ預けがあったこと知りました。
バスには数段のステップがあり、重い荷物を運ぶのはしんどかった。
5分程の距離で国内線ターミナルへ到着。

国内線ターミナルでは、さらに人がごった返し、ベトナム航空のカウンターも長蛇の列。
セキュリティチェックにも長蛇の列。
荷物預け専用カウンターに並びましたが、絶対に間に合わない。
係の人に言って、優先的にゲートまで案内していただきました。

気になって今調べたのですが、
やはり、国際線到着 ターンテーブルで荷物を受け取り、国内乗り継ぎの看板で荷物を預ける。
そういうことだったのか。今、納得しました。

無事に国内線に乗ることができ、VN173 ハノイ16:10/ダナン17:40到着
荷物を受け取り、ホテルへ向かいます。

日々新しい出会い。幸せを感じます。

2023年に入り、コロナ禍からまる3年。

海外では約1年前から終息していましたが、
やっと日本でも終息が近づいてきていると感じます。

昨年はこのまま仕事が入ってこないんじゃないかと、不安な日々でした。

ただ欧米では、コロナ終息で今まで旅行に行けなかったストレスが一気に爆発。
クルーズ各社、航空会社など、史上最高益を更新。
それに対して、コロナで人を削減しているので、極端な人手不足。
空港まで閉鎖し、航空機も飛べない程になりました。

その頃、日本では全員がマスク姿(今もですが)で、テレビは連日コロナ報道。(今もですが)
まだ先になるが、日本も欧米並みに必ず波が来ると信じていました。

今年に入り、流れが変わったのが分かります。
線を引いたように仕事がどんどん入ってくるようになりました。

クルーズでは主に日本発着クルーズですが、海外クルーズも増えてきております。
クルーズ以外の国内旅行もお取り扱いしているので、以前からのお客様がお申込みいただきます。

毎日、新規のお客様から、コロナで中止になった方から、どんどん連絡があります。

2020年1年間の売上6万円。粗利6千円。
まだまだ笑い話には早すぎます。
決して気を緩めてはいけない。

ただ、今は毎日が楽しい。
今日はどんな人と巡り合うのか。
幸せを感じております。
本当に感謝いたします。

南極からのお便り

お客様から南極よりお便りをいただきました。

2023年 1/12 羽田空港からご出発。南極へ。

私はその前日、ベトナムから朝便到着。
何かあった場合、すぐに対処できるように前日の朝に帰国する行程を組んでいました。

深夜便でハノイ00:40発。
周りにはベトナム人団体観光客に見事に囲まれました。

皆さん、目印にツアーの白い帽子をかぶり、20~30代の若い方が大半。
初めて飛行に乗るような方ばかりで、嬉しくて嬉しくてしょうがない様子。
聞いたら、4泊で日本を観光するのだそうだ。

ベトナムは経済力がつき、団体ですが普通に海外旅行するようになったのです。
そして日本を選んでいただいた。
嬉しい限りで、存分に日本を満喫してくださいという思いです。

しかし、初めての飛行機で深夜にも関わらず絶好調。
嬉しくてしょうがないので、何でも気になるのです。

隣座席の男性は、スーツケースを膝の上に置き抱いたまま。
上の収納棚に入れたらいいですよ。と、そんな調子です。

私は通路側に座っていたのですが、手を1cmでも動かそうものなら、
両隣りの4名、斜め前後の合計8名が一斉に私を見ます。
景色を見ようと首を数センチ動かしても、8人が一斉に私を見ます。
それもずっと顔を見続けるのです。

機内飲物サービスが来ました。
斜め前の男性は、ビールを注文。
周りの方に「俺はビールをたのんだぞ!」と自慢げに勝ち誇っています。
隣の方は、「ペプシ!」と注文。
私に「これはうまいから、お前もこれを頼め!」

おつまみのピーナッツ配られ、私が食べ終えると、隣の方が、「これも食べろ!」
と自分の分を私の差し出してくれます。
「いいよ、食べて」と、言っても引き下がりません。
5回程、やり取りをした後、ありがたくいただきました。
そんな調子なので、私も楽しくて殆ど眠れませんでした。

1/11 06:40 関西空港到着。
ベトナム人団体と別れを告げ、日本帰国。

帰宅後、相当疲れていたのか16:00には床につきました。
まさか朝まで寝れないだろうと、目覚ましはセットせずに気を失うように寝ていました。

明日1/12、大事なお客様が南極にご出発される日。
それまでに起きてスタンバイしておこう。

携帯バイブがなったような感じで目を覚ましました。
時間は1/12の朝7時過ぎ、約12時間寝ていたことになります。これまでの最高新記録。

携帯電話を見たら、2回不在着信。
南極に行かれるお客様からの着信。
焦りました。
何かあったのではないか!

寝ぼけながら、すぐにお客様へ電話すると、
空港カウンターでチェックインしている最中で、
チェックインカウンター係の方が、チリへの必要書類がないので搭乗できない。

まさか!
電話を係に代っていただいて、
何度も確認し、昨年の春には登録が撤廃になっているはずなのに、最近また復活したのですか!?
それを係員にいったら、「そうですか。こちらが古い資料なんですね。」
一言でチェックインできました。
係員も各国の入国状況を把握できる訳がない。
ましてや、コロナで地球の裏側のチリに行く人がなかなかいなかったのだと思います。
寝ぼけながら何が起こったのか分からず呆然となりました。
それから数時間はご連絡がないので、無事に出発されたのだろうと一安心。

南極へは、羽田~ロンドン(約12時間50分)、
ロンドン~マドリッド(約2時間30分)を経由し、
マドリッド~チリ・サンティアゴ(約14時間30分)へ。
所要約32時間超え。

クルーズ前にチリの首都サンティアゴ、ビーニャ・デル・マルに4泊。
そしてチャーター便でサンティアゴ~プエルトウィリアムズ(約5時間)

チリ・プエルトウィリアムズからクルーズで南極半島上陸。
シルバーシークルーズ シルバー・ウィンド12泊。

クルーズでプエルトウィリアムズに帰港し、チャーター便でサンティアゴ。
サンティアゴ2泊した後、帰国の途へ。

コロナ後、久しぶりの仕事。
うまくいきますように。と、願うばかりでした。

お客様からサンティアゴに無事到着、ホテルチェックインのご連絡。
そして、「ピーニャデルマル パライソより 只今 順調に旅を続けています♪」
との写真をいただきました。

南極からのお便り
「今日は南極でのツアー最終日です。
 明日からはドレーク海峡を渡る航海に入ります。
 今まで防寒ブーツが短くてゾディアック降りる時海の中に降り浸水したくらいで、
 後は問題無く今のところ進んでいます。
 食事も美味しく一流ホテル並みの船内生活で快適です。
 後少し帰るまで気を緩めずに旅行します。」

スケッチをお送りいただきました。

コロナ禍の3年間、感謝の気持ちを完全に忘れておりました。
本当にありがたいです。
本当に本当に感謝いたします。