パンスターフェリーで韓国へ

フェリーとクルーズの違い
島国の日本は海に囲まれており、海の交通であるフェリーが発達しています。

フェリーとクルーズでは全く違うものです。
フェリーは目的地に行く移動手段。
クルーズは船旅を楽しむもの。

何がどういうふうに違うのか。
フェリーは快適な船旅なのか。
実際に両方を乗船してみないと違いが分かりません。

大阪から釜山へフェリーが運航。
瀬戸内海、関門海峡を通り19時間の船旅。

往路:大阪南港15:00~釜山港10:00+1
復路:釜山港15:00~大阪南港10:00+1

お盆休みの8/09発で予約していましたが、台風6号の影響で前日欠航が決定。
8/14が空きがあり、すぐに変更しました。

フェリーはあくまで目的地への移動手段なので欠航もありえます。

クルーズの場合、欠航することはまずありません。
出航時間をずらしたり、寄港地を変更して運航します。
出航日、帰港日は変わる事はまずありません。

多くの方が航空機などの交通機関を利用して乗下船地へ行くので、
日程、乗下船地が変われば大変な事になります。
次のクルーズもある為、よほどの事がない限り、乗下船日、乗下船地が変わる事はありません。

8/14出航も、台風7号が迫っており、欠航の可能性も出てきました。
前日に連絡があり、30分早く出港。台風接近前に逃げるように出港となりました。

初めての韓国
今まで韓国へは添乗でかなりの回数、クルーズ寄港で何回も来ておりますが、
自ら韓国に行こうと思ったことはなく、プライベートで行くのは初めてです。

フェリーは、中学校での修学旅行で別府~大阪のさんふらわあ。(2段ベッド)
25年程前に添乗で同じくさんふらわあ大阪~別府。(個室)
フェリーといえば雑魚寝のイメージがありますが、個室の場合、快適に旅ができると思います。

大阪駅からコスモスクエア駅へ約20分。
コスモスクエア駅から大阪国際フェリーターミナルまで、無料シャトルバス約5分。
駅に着いた時には台風の影響で強風。
さらに風が強くなっていき、台風が近づいているのがわかります。

無事に大阪国際フェリーターミナルに到着。
大阪国際フェリーターミナルは、売店もなく自動販売機だけの驚くほど簡素なつくり。

窓口でチェックインして、出国口前の待合所で案内まで待ちます。
その出国口は簡素なアコーディオンで仕切られているだけ。
それも倉庫の物置のような仕切り。

検疫、イミグレーションを通り、荷物は自身で船内へ運びます。
船内にエスカレーター設置されており、1Fロビーまで上げります。

フロントで部屋の鍵、食券を受け取り部屋へ移動。
船内にはエスカレーターはあっても、エレベーターがなく、階段でスーツケース運びます。

パンスターフェリーは、韓国の船会社で2002年から大阪~釜山を運航。

予約した部屋は、デラックス・スイート。
ロイヤル・スイートの下、上から2つめのカテゴリーです。

デラックス・スイート(15㎡)
冷蔵庫、テレビ、化粧台、シャワー、トイレ、ドライヤー、バスタオル、
フェイスタオル、スリッパ、アメニティセット

日本のお手軽なビジネスホテルそのもの。
窓(開閉不可)があり、トイレにはウォシュレット。ベッドの寝心地もよく快適です。
洗面台の蛇口レバーは上向き。下げれば水がでます。
これは阪神大震災後に改良され、逆になり上向きで水がでるよう規格が変わりました。
これで大体の建造年が分かり、古いのですが清掃も行き届いているので気になりません。

デラックス・スイートは、船首のVIPラウンジが利用でき、
コーヒー、水、ジュース等が用意されています。

14:30出港。
台風が迫り風はさらに強くなってきましたが、瀬戸内海は波がなく穏やかで揺れは感じません。
しばらくして明石海峡大橋を通過。穏やかな瀬戸内海をクルージング。

パブリックは、1Fロビー階に無人コンビニには、カップラーメン、アルコール、
おつまみ、お菓子、アイスクリームなどを販売。

向かいの免税店では、アルコール、タバコなど販売。
ちなみにタバコは、日本製はメビウスのみ。(1カートン$36-)
喫煙所は2F中央デッキの左右2か所。

この船はサウナ・大浴場があるのが魅力です。
入船後~23:00、06:00~09:00まで開いています。

昔ながらの銭湯そのもので、湯舟は2つ。42℃と25℃。
大海原を眺めながらの入浴。

ドライサウナは4人まで入れる広さ。
温度設定が70℃位なので、長く入らないと汗がかかなく、あと10℃上げたら最高でした。
洗い場には5つあり、リンスインシャンプー、ボディソープが設置。

夕食は1Fロビー階のレストランでのバイキング 18:30~19:30。
1時間しかなく、寝過ごしたら終了。

往路の大阪~釜山は、韓国料理が多く、
復路の釜山~大阪は、日本の料理が多い感じでした。
食事はフェリーなので、まずはお腹を満たすというレベルです。
フェリーながらも品数はあります。

食後は、レストランのメインステージでのカラオケ大会。
優勝者にはスイートに宿泊できる景品。

夜、風呂に行く際覗いたら、コテコテの昭和歌謡の雰囲気。
日本人、韓国人交互に歌っていました。

乗客層は、体感で韓国人7:日本人3の割合。
お盆休みでなかったら、もっと韓国人が多いと予想します。

夜のうちに瀬戸大橋、西瀬戸大橋、開門橋を通過。
何も揺れは感じませんでした。

瀬戸大橋

いつの間にか寝ており、一回も起きることなく朝まで熟睡。
起きたら凄い揺れ。台風の影響もあるとの事。

私は船酔いがひどく、乗船後に酔い止めを飲みます。
日本で売られている酔い止めは効かないのですが、
クルーズでいただく海外製の酔い止めは驚くほど効きます。
前日に飲んでいたので、これだけ揺れても一切酔いません。
朝食07:30~08:20では揺れている中、しっかりといただきました。

釜山港

10:00前に釜山港入港。

入国、税関を通過。
釜山国際旅客ターミナルは、釜山駅と遊歩道で結ばれており徒歩約15分。
街の中心に位置しているので便利です。

ターミナルで両替をしてタクシーでホテルへ向かいます。
これから5泊、韓国・釜山を楽しみ、このパンスターフェリーで大阪に帰ります。

ホームページ診断で目からウロコ!

ホームページ診断

ホームページより、日本全国、世界各地(日本人)から、
ありがたくお問合せ・お申込みをいただいております。
仕事をするにおいて最も重要なものであるのは間違いありません。

今、当社では6つのホームページを作っています。
どのホームページも自分の子供のように大事なものです。

- ビガー・トラベル・サービス https://vigour-travel.com/
 …弊社メインのページ 

- クルーズブログ https://cruise-blog.com/ 
 …私の個人ページ 日常を綴っています。

- 世界クルーズ紀行 https://cruise.vigour-travel.com/
 …スタッフのブログ お得情報、日常を綴っています。

- オーシャニア・クルーズ 専用ページ https://oceania-cruise.jp/
 …クルーズの中で一番コスパが良く満足度が高い。
 より詳しくご案内できるよう専用ページを作りました。

- リージェント・セブンシーズ・クルーズ 専用ページ https://regent.jp/
 …クルーズ最高峰。オーシャニアクルーズの同会社でさらに上をいきます。

- コスタ・クルーズ 専用ページ https://costa-cruise.jp/
 …クルーズで一番のお手頃価格のカジュアル客船。
 誰もが気軽にクルーズを体験できるように。

先日、商工会議所からのメールで、大阪産業創造館がホームページ診断を無料。
正直あまり期待していなく、1つでも参考になればと思い申し込みました。

図々しく、駄目で元々で6つのページを送り、2週間後に大阪産業創造館で直接面談。

ご担当の松崎さんは、20年以上ホームページ作成会社を経営している現役のwebコンサルタントでした。

なんと!
全てのページを診断していただいており、診断結果、解説を作成していただいておりました。
全てのホームページを説明するには、かなり時間がかかるので、
メインページを例に詳しく解説、改善点を指導していただきました。

私は全くの素人で、専門用語も殆ど分かりませんが、
詳しく丁寧にわかりやすく、改善のやり方・操作方法まで。
また、これはやってはいけない事など、普通はオブラートに包んで話すので、
訳が分からない事がよくありますが、本音でお話していただけました。

(株)ビガー・トラベル・サービス ホームページ診断結果 (株)ビガー・トラベル・サービス ホームページ診断結果
知らない人からの悪い評価の対応
今回一番の収穫が、Googleビジネスプロフィール。(旧Googleマイビジネス)
グーグルで社名を検索したら出てくるもので、
それまで全く気にしていなく、触りもしていなかったです。

数年前、そのGoogleビジネスプロフィールで当社のクチコミに
コメントがなく最低評価の星1つを付けた方がいます。
もちろん問い合わせがない、利用したことがない、全く知らない人です。
(評価は3件、クチコミなし。全員問い合わせもない知らない方)

何も気にしないといっても、何も当社を利用したことがない、
問い合わせもない人に評価される筋合いないので、
Googleに削除依頼をしました。が、コメントがない場合、削除ができないとの回答。

実際に利用されるお客様はコメントを書くことがなく、
読むこともないと思うので、そのまま放置していました。
(お客様にお願いをして、お客様の声を書いていただいております。)

先日、スタッフが腰痛がひどく近所の整形外科、整骨院をグーグルマップで探しました。
クチコミ0件は、本当に営業しているのか、大丈夫なのか不安になり、
やはりクチコミの多い所で評価が高い所に行ってしまいます。
その経験でグーグルマップの重要性が分かりました。

その旨を相談したら、Googleビジネスプロフィールは非常に重要で、
ネガティブな評価は逆にチャンス。
見ている人は、クチコミなしの星1つの評価はいたずらだと分かります。
その人を相手するのではなく、コメントを見ている人に対して、
誠実さをアピールする絶好のチャンス!なのだと。

目からウロコとはこういう時の言葉。
その方には、テクニック云々以前に、商売の基本を教えていただいたような気がします。

帰社後、すぐに教わったホームページの改善を行いました。
かなりの量で、すぐには反映しませんが、その日以来コツコツとやっております。

セミナー等、1年に2-3回行くことはあります。
その日だけは感銘を受けますが、自己満足で時間の無駄だったで終わってしまうことが殆ど。
今回は2か月たっても、熱いままで実際に動き続けております。
今回行ってみて本当に良かったです。

大阪市のみではなく、大阪府で事業を行っている場合、サポートの対象となります。
これは利用しない手はありません!!

大阪産業創造館 
https://www.sansokan.jp/
大阪産業創造館は大阪市の中小企業支援拠点として2001年1月に開業しました。
大阪市の中小企業支援施策の執行を担う「公益財団法人大阪産業局」が運営しており、
経営相談をはじめ、企業経営や起業に役立つ事業、ビジネスセミナーや展示会、
商談会、交流会など、多種多様なサービスで中小企業のビジネスをサポートします。
また他の様々な支援機関とも連携し、経営課題を解決するワンストップサービスをめざしています。
またセミナー・研修・イベントに使える貸出施設も充実していますので、ぜひご利用ください。

日本人の旅行のあり方

隙間がなく動くのが旅行

今回、ダイヤモンド・プリンセス日本発着を乗船して違和感を感じました。

シアターが満席で入れないのを初めて経験。
通常ある程度、席が埋まることがあっても、満席になる事はまずありません。

終日クルーズでは、船内イベントプログラムをずっと持ち歩いている方をを多く見ました。

乗船日、2日目に添乗員がツアーバッジを付けた団体をぞろぞろと船内を案内。
「ここがピザ屋です」「ここがプールです」
ご年配の方だけでなく、30代、40代の方もぞろぞろとついて行きます。

それが一部少数ではなく、大多数に感じ受けました。

日本人の大半は、お膳立てされたものを与えられないと何もできないのかもしれません。

私がクルーズをやり始めた頃、募集ツアーを行い添乗で同行していたのですが、
あるクルーズ乗船中にお客さんが「どうなっているんだ!!」と、激怒して言ってきました。
聞いてみると、「明日の予定が何もない」との事。
何をおっしゃっているのか意味が分かりませんでした。
よくよく聞いてみると、フリーはありえないとの事で、
起きてから寝るまで、隙間なくビッチリと予定を詰め込まないと気が済まないらしい。

一緒にエクスカーションデスクに行き、
自分の時間が無くなりますが、本当に良いのですか?とお伺いした上で、
隙間なくビッチリ詰め込み予約を入れました。
満足されて機嫌をお直しいただきました。

そもそも寄港地観光を行きたい場合、
エクスカーションデスクでお好きなコースを予約をしてください。
と、ご案内していましたが、募集ツアーでしか行ったことがないせいか、
何でも添乗員に言わない(支払い)といけないと思い込んでいたのだと思います。

そのお客様は、大人4名様で内側客室4名1室でお申込み。
内側はドアを閉めたら真っ暗になり時間が分からず、
換気が弱く、トイレは4人分の匂いが逃げません。
その中で2段ベッド。
修行の目的で行くならよいのですが、説得し内側2室に分かれていただきました。

募集ツアーのお客様は空白を嫌います。
ビッチリと隙間なく詰め込まなければ悪なのです。
当時この事が初めて分かりました。

こうした感覚は戦後日本の団体旅行で植え付けられた旅行形態なのではないでしょうか。
旅行会社がコミッション獲得の為に、観光地にプラスして土産屋に立ち寄るため、
隙間ない苦行の行程になります。

朝バスで出発して、トイレ休憩10分。
昼食はドライブインでギュウギュウ詰め団体席。飲物はお茶のやかんリレー。
観光地にプラスして土産屋を何か所も。
やっと宿に入るころにはすでに暗く、夕食(宴会)時間までに急いで大浴場で行水。
宴会後、休む暇なく二次会場へ、深夜までカラオケ公害が続きます。
やっと床に入れますが、定員4-6人1室。プライバシーがない中での雑魚寝。
翌日も朝から夜の到着までビッチリ隙間なし。
体力的にも精神的にも疲れに行くのが旅行なのです。

募集ツアーは、見ず知らずの方と団体で行くのを、私には理解できません。
モラルがある方ばかりでしたら良いのですが、世の中良い人ばかりではありません。
何でお金を払ってまで気をつかわなければならないのかと思ってしまいます。

安いのが正義
今、これを書いているときに、日本発着クルーズの問い合わせ。
先日乗船したダイヤモンド・プリンセスでのダイニングで相席になり、
値段がいくらで、安いのを自慢するとの事です。
初対面でそういう話を恥ずかしげもなくしている方もいらっしゃるそうです。
貴重で大事な時間に、初対面で下世話な話をされたら、私はその場で席を外します。

その問い合わせは「直前割」。
ダイヤモンド・プリンセス日本発着は、「直前割」という設定を開始しました。
その「直前割」を予約して安く乗られた方が自慢をするのだと思います。

海外クルーズでは、売れないコースがあればフラッシュレートを設定するのは以前からあります。
・ご予約後キャンセルでも一切の返金がない。
・キャビン番号がギャランティで選べない。
・ご予約後24時間の支払い。
・郵送物なし(メールのみ)
などの条件があり、代金をお安くしています。

通常代金では、好みのキャビン番号を選べ、既定の取消条件。
モノの値段は重要と供給により設定されます。

日本発着のお客様層は、海外クルーズのお客様層と違い、大半が募集国内ツアーのお客様です。
今後も交じり合うことはありません。

最近特に目立つのが、お客さんからの問い合わせの際、
「御社が一番安い」と言われることがあり、初めは貶されているのかと思いました。
私は安売り競争は参加するつもりはありません。
キャンペーンが発表されたら、すぐに公開するの為なのかもしれません。

高級船では全くないのですが、お手軽な船に限っての事で、
その方は毎日のように細かい問い合わせがありますが、決まることがないのが特徴です。

何日も時間、労力をかけて数百円、数千円単位を調べ小出しに問い合わせするなら、
その時間、労力を働いたら、もっといい旅ができるのに。と、いつも思います。

これは旅行に限ったことではなく、
この国ではただ安いのが正義という方が多くなってきているのを感します。

ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~

クルーズ5日目 終日クルージング
ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

6月07日 クルーズ5日目 終日クルージング

下船前日は、終日クルージング。
どこにも寄港しないので、ゆっくりのんびり。

デッキ14 ホライゾンコートでビュッフェにて朝食をいただきます。
初めは小さく感じ、料理の品数も一見少なく見てたのですが、
料理を数か所に分散して工夫して置いているので、品数が少ないことはありません。

6:30から22:00まで営業しており、朝食、昼食、、夕食以外にも、夜食が提供されます。
夜食では日替わりに豚骨ラーメン、カレーうどん。
見た目とは違い以外に美味しいのです。

朝食後、ジムにてジョギング、泉の湯で入浴。
終日クルージングは、船内もゆったりとした時間が流れます。
そして、あっという間に時間が過ぎていきます。

最後の夕食は、スペシャリティレストラン「サバティーニ」へ。

スペシャリティレストランでは、ステーキハウス、寿司は空いていますが、
このイタリアンは満席です。

お話した外国人乗客は口を揃えて、このイタリアンレストランを絶賛します。

雰囲気は良いのですが、2人席テーブルの間隔が狭く、会話の内容が全て聞こえます。
料理はメインダイニングと比べ、よい食材を使っていて美味しくいただきましたが、
絶賛しているのを聞かなかった方がよかった。

荷物を整理して、部屋の前にスーツケースを出します。
明日の朝には神戸に帰港し下船します。

ダイヤモンド・プリンセス日本発着は、代金もお手軽で気軽な国内旅行

今回初めてダイヤモンド・プリンセス日本発着クルーズを乗船。

全く期待はしていなかったのですが、期待以上に大満足しました。
料理も全て美味しくいただき、サービスも問題なく、
全て日本語の案内あるので、何の心配もありません。
この金額でこれだけ楽しめる。
通常の国内旅行に比べコスパの良さは比べ物になりません。

満足度は期待のハードルの高さに比例します。
プリンセスクルーズは高級船ではないので、高級船のレベルを求めたら、
期待外れになる場合もあると思います。

日本発着、尚且つショートクルーズ。
寄港地は国内で普通に電話が通じ、乗客は殆ど日本人。
どこに行っても日本語が聞こえ、神戸発着なので関西人が多く、声の大きいコテコテの関西弁。
日常そのものです。

乗船時のワクワクした高揚感。
周りの目を一切気にせず、自分なりのペースで。
日本とは違う文化にふれあう。
人との出会い。
下船前夜の何とも言えない寂しさ。

クルーズは一つの物語。起承転結があります。
今回の国内クルーズでは、乗船前の高揚感、下船前夜の寂しさが全く感じられませんでした。

初めてクルーズに乗船された方は期待外れになった方もいらっしゃるかもしれません。
国内クルーズは全く違うもので、海外クルーズをおすすめしたいです。

行きたいけど、不安、心配だという方。
その為にクルーズ専門旅行会社 ビガー・トラベル・サービスがあるのです。
クルーズは本当に良いものです!!

 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記
 ~ Final 釜山・長崎寄港~

【クルーズブログ】
 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~

ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~

クルーズ2日目 終日クルージング
ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

6月04日 クルーズ2日目 終日クルージング

08:00起床。
昨夜は波の音を聴きながら、いつの間にか22:00前には寝ていました。
私は普段、0時~1時頃に寝て06:45に起床。その間にトイレ一回。

この日は一回も起きることなく、約10時間 寝続けていたことになります。
こんなに熟睡し気分爽快なのは、最近ない感覚です。

朝、目覚めたらバルコニードアを全開。
晴天!大海原の中で 潮風、太陽を浴びます。

サッと最低限着替えて喫煙所へ。
約11時間ぶり。寝ぼけながらの一服は最高です。

コーヒーを飲みながらの一服。
とんかつとカレー以上に、タバコとコーヒーは切っても切れない関係で、
美味しさが2倍ではなく、10倍以上になります。

以前はどこの船でも客室内、バルコニーで喫煙ができたのですが、
数年前から客室内、バルコニーでは禁煙になりました。

ダイヤモンド・プリンセスでの喫煙所は3ヶ所。
・デッキ15 左舷前方 椅子・テーブルあり
・デッキ7 右舷後方 椅子・テーブルなし
・デッキ6 前方 チャーチルラウンジ 

キャビンから一番近いデッキ15の喫煙所へ。
サウナ同様、毎回同じ人ばかりに会います。

何日目かに夜中3時ごろに目が覚めて、船内静まり返っているので、
さすがに誰も居ないだろうと行ったら、なんといつもの方が居たのには驚きました。
どれだけタバコが好きなんだろう!

クルーズの喫煙所では、オーストラリア人とよく出会います。
今回はシドニーからのご婦人。

オーストラリアではタバコが高額でそのご婦人は1箱4,000円。
ちょっと吸っては、すぐ消し捨てるのです。
どれだけ金持ちなんだ!!
もっといい船に乗ったらいいのに思ってしまいます。

朝食は2か所。
デッキ14 ビュッフェ(ホライゾンコート)
デッキ6 セットメニュー(インターナショナル・ダイニング)
ビュッフェは混みあうイメージがあるので、
終日クルージングの日は、ゆっくりいただけるセットメニューへ。

入り口に和定食のサンプル。
メインにはしっかりした焼き魚。
焼き魚は日替わりで、今朝は鮭との事。迷わず和定食を注文。

味噌汁はしっかり出汁をとり、ご飯も日本の米を使用。
やはり朝の和定食は美味しい。
量は日本人に合わせスモールポーション。
物足りないので、ビュッフェに行って、もう少しいただきました。

落ち着いたところでジムへ。
数多くのジョギングマシーンがありますが、殆ど貸切状態。
時間を気にせず存分に利用できます。
大海原を眺めながらジョギング。最高です。

その後、サウナへ。サウナもほぼ貸切状態。
日本ではマナー違反ですが、海外ホテル、外国船クルーズでは、サウナに入りながらの読書。

この至福のルーティンが終わるのがお昼。
休憩後、今の気分はハンバーガー。
デッキ14 プレーゴ(ピザ)、トライデントグリル(ハンバーガー)へ。
焼き立てのピザ、映画に出てくるナイフとフォークを使うハンバーガー&ポテトフライ。

お腹一杯になり、キャビンでNHK BS1を垂れ流しながらの読書。
腹が減ったら食べ、眠くなったら寝る。

起きたら夕方。もう一度サウナで整い、その後、関門海峡を通過。

今夜はフォーマルナイト。
夕方からお洒落を楽しむ方が多く見受けられます。

私は以前、スーツ、革靴を持って行っていたのですが、最近は持って行きません。
フォーマルは強制ではなく、あくまでお洒落を楽しむもの。
服装は相手に不快を与えないレベルであれば、スーツではなくても良いと思います。

フォーマルが苦手な方は、ビュッフェに行き、
フォーマルナイトではビュッフェが混みあいます。

スペシャリティレストラン「スターリング・ステーキハウス」を予約。
カバーチャージ$39-必要ですが、メインダイニングと比べ、
素材の質、雰囲気、サービスが全く違います。

ダイヤモンド・プリンセスのスペシャリティレストランは3ヶ所。
・スターリング・ステーキハウス デッキ14 $39-
・サバティーニ(イタリアン) デッキ7 $36-
・海寿司 デッキ7 $28-位~ 以前アラカルトのみでしたが、セットメニューがありました。

私はよく量を食べる方ですが、前回のクルーズでTボーンステーキ 骨付き600gが食べれませんでした。
体調にもよると思いますが、食べれなかったのはショックでした。
あと少しが食べられず、初めて残してしまいました。

今回は、オニオンスープ、帆立のクリームソース、そしてリブステーキ400g。
同行者は、ロブスタービスク、海老づくし、サーフ&ターフを注文。

スープ、シーフードの前菜は文句なしに美味しく、
メインのステーキは固いのを想像しましたが、柔らかくて美味しい。
ペロリと完食。

フォーマルナイトでは、デッキ5 グランドプラザで、プリンセス名物のシャンパンタワー。
メインシアターでのショーはヴァイオリニストショー。

クルーズ3日目 韓国・釜山寄港

6月05日 クルーズ3日目 韓国・釜山

初めての寄港地、韓国・釜山に入港。

釜山には2つのクルーズターミナルがあり、今回は釜山港国際旅客ターミナル。
再開発中の釜山駅前の好立地。釜山駅へは遊歩道があり徒歩約15分。

もう一つは、以前、他の船で寄港した際、影島にある釜山国際クルーズターミナル。
こちらは少し離れていて、その当時はシャトルバスが無料が運行していました。

入国審査後、あてもなく歩いて釜山駅へ。

韓国といえば私の中では「参鶏湯」。
鶏肉の中に高麗人参、もち米、松の実等を詰めて煮込んだ薬膳料理。
夏のスタミナ料理で本場の専門店でしかその味は出せない。

駅のインフォメーションで聞き、近くにあるとの事。
徒歩10分でありました。参鶏湯専門店「古宮」。

ちょうどお昼時でサラリーマン、地元客で賑わっています。
ビールと参鶏湯を注文。

テーブルには高麗人参酒、徳利と御猪口がセットして置いています。
手を付けなかったら請求はされないと思いますが、せっかく来たので少し味見がしたい。

小皿にキムチ、ニンニク、ししとう、砂肝などの薬味。
あら塩で味を調整し、キムチで整える。なかなか日本では食べれません。
参鶏湯が美味しく、お酒もすすみます。

私はお酒は弱く、たしなむ程度。
ビール1本も一人では、かなり多いのですが、さらに高麗人参酒。

残すのはもったいないので、全部飲んでしまいまいました。
昼から飲んだら、さらに酔いがまわりフラフラ状態で船に戻りました。

船のサウナでアルコールを抜いた後、少しだけ昼寝。

起きたら釜山を出港、サンセット。

ディナーは、メインダイニング「インターナショナルダイニング」へ。

クルーズ4日目 長崎寄港

6月06日 クルーズ4日目 長崎寄港

今回のクルーズでは、台風一過でずっと良い天気でしたが、この日だけあいにくの雨。

「あああ~、長崎は~、今日も雨~だぁった~」
大声で歌う70歳前後の男性に3人遭遇。

メインダイニングの朝食へ。
かなり混みあっていて、オーダーするのに15分。

それでも和定食をいただきたい。今日は半熟目玉焼きをご飯に乗せて、醤油を垂らして。

何も予定はないので、焦ることは何もない。
何時間待っても目玉焼きご飯、この日の焼き魚 鯵のひらきを食べるのだ。
料理が出てくるまで1時間かかりました。

朝8時に長崎松枝ターミナル入港。
長崎ターミナルで、日本入国審査を対面で必ず受けなくてはならないとアナウンス。

10:30頃にそろそろ下船しようかと降りていったら、下船をする人の長蛇の列。
部屋でゆっくりして、12:00にはスムーズに下船することができました。

以前、長崎の中華街でちゃんぽんをいただきました。
ちゃんぽんは、気軽なラーメン同等レベルと思っていたら、
1杯2,500円位。そう気軽に食べれない高級料理。
スープが濃厚で膜が張るほど。ちゃんぽんってこんな美味しいんだと感動しました。

松枝ターミナルはグラバー坂が目の前の好立地。
中華街まで徒歩15分ですが、雨がきつくなり断念。

ターミナル目の前にちゃんぽん発祥の四海楼も予約で満席。
ちゃんぽんをあきらめ、船内ビュッフェにてランチをいただきました。

夕方、長崎出港時に地元高校生によるブラスバンドによる出港セレモニー。
強く雨が降っていたので、高架下で演奏。

2日前に寄港地変更で鹿児島から長崎に。
よくこれだけ準備ができるものだと感心します。

日本はどこの港でもセレモニーがあり、それぞれ港の色があり感動ものです。

私の中で一番記憶に残るのは清水港。
1万トン小型客船ポナンで寄港。フランス客船だけに殆どがフランス人乗客。

出港時、地元ブラスバンドに船の汽笛が応え、盛大に花火も打ち上げられました。
おびただしい数の紙テープは、乗客とお見送りとを繋ぎ、
切れるまで離すことなく心が通じ合いました。

やはり小型船になればなるほど、人との距離が近いので、
親近感が生まれ、感動も倍増するのだと思います。

長崎を出港してからは、すっかり雨も止み、今回のクルーズで一番のサンセット。

日頃、夕陽を観ることはありません。
クルーズだからこそ、自分の時間で、自分のペースで、味わうように旅ができるのです。

ディナーはメインダイニング デッキ7「サンタフェ・アイニング」へ。

こじんまりしているレストラン。2人席をふんだんに用意。
横のテーブル感覚が近く、隣の方と話が合い、昔からの知り合いのような感覚に。
意気投合して盛り上がりました。
会話も楽しく、料理も美味しくいただきました。

メインにステーキを注文。
先に食べていただら、美味しくいただけたのでしょうが、
先日のステーキハウスとは雲泥の差がありました。

 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 
 ~ Part2 終日クルージング ステーキハウス食レポ ~ 

【クルーズブログ】
 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~
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