コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~

パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)

クルーズ 7日目
5/01 パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 08:00/19:00
クルーズ最後の寄港地。
無料シャトルバスで約10分。
街の中心であるパルマ大聖堂へ。
スペインでもマスク姿はありません。

バスを降りて、目の前のパルマ大聖堂を目指します。
横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていた時、
自転車に乗った男性が「オラ!」と怒鳴られました。
「なにコラ!」と反射的に言ってしまいそうになりました。

スペインでは、歩道の横に自転車専用道があり、
信号待ちの際、知らずにそこに立っていたのが、後になって気づきました。

また、スペイン語でのあいさつが「Hola!(オラ)」
英語でのHi!みたいなものだそうで、朝、昼、夜といつでも使える表現。

ネタのような話ですが、本当にあった話です。
今回行った先では、皆さん優しく、礼儀正しい。
因縁をつけるような人には、一切出会いませんでした。

パルマ大聖堂は、イスラム教徒からマヨルカ島を奪回して、1601年に完成。
1851年の地震によって建物の正面部分が大きく壊れ、
その修復工事にアントニ・ガウディが関わり、壁画・説教台・天蓋などをデザイン。

大聖堂の周りには旧市街があり、レンガや石畳の作りが風情があります。
たまたま入った教会では、日曜礼拝が行われていました。
メインストリートのボルン通りは、道の両脇にブランドショップが並び、
レストラン、カフェ、おみやげ屋さんなどがたくさん軒を連ねています。
ワゴンカフェ、雑貨ショップもあり、歩いているだけで楽しめます。
最後の寄港地を楽しんだ後、船へ戻り、下船準備。
夜22:00までにスーツケースを部屋の前に出します。

最後のディナーは、メインダイニング。

オーシャニアでは、特典「O Life Choice」があります。
船内WIFI無制限が付いており、
さらに1つ選ぶことができます。
・シップボードクレジット 7泊/$400(1室)
・エクスカーション 7泊/4コース(1室)
・ビバレッジパッケージ(1室2名まで)
日数が多くなれば、特典も多くなります。

今回、シップボードクレジットを選びました。
船内での支払いに利用することができ、チップにも充当することができます。
キャビンのテレビから請求明細を見ることができます。

クルーズでは、カジノをしなければ殆どお金を使うことがなく、チップ代に充当しました。
船内チップ:一人1泊$16-×7泊=$112-
それでもまだ余っていたので、免税店でショッピング。
バーでモヒート。

旅の最後の夜は感傷的になりますが、クルーズではさらに強くなります。
やっと船に馴染んで、乗客、クルーとも親しくなった頃に下船。

クルーズは乗船から下船まで起承転結。
普通の旅では経験できない物語があります。
今回も、人との出会い、7泊という短い期間でも、いろいろな物語があり、
かけがえのない思い出となりました。
私にとってクルーズは特別なものです。

コロナ禍で、予約しては中止を繰り返し、2年半ずっと海外クルーズを夢見ていました。
人は夢がないとなんとも虚しく、心が乾き、目標がないとやる気も起きません。

また頑張って必ず戻ってきます。

バルセロナ(スペイン)

クルーズ 8日目
5/02 バルセロナ(スペイン) 06:00

朝、目が覚めると暗いうちに、バルセロナに入港していました。

朝食をとり、お世話になったクルー、仲良くなった乗客に挨拶し、下船。
昨夜預けたスーツケースが番号順に並べられ、そのまま下船。

当日、飛行機に乗る方は、バルセロナ空港へのデリバリーサービスもあります。

バルセロナ港は、地中海クリーズの玄関口。
大きな港で10のターミナルがあります。

各クルーズターミナルの前にタクシー、シャトルバス乗り場があり、
徒歩ではヨーロッパ橋を渡り約40分。
シャトルバスはコロンブスの塔まで約15分、3ユーロ。

コロンブスの塔までバスに乗り、バルセロナの目抜き通りランブラス通りを歩いてホテルへ。
ランブラス通りは、朝9時というのに凄い人で賑わってます。
ここでも誰もマスクは着けておりません。

バルセロナで3泊した後、日本に帰国します。

ホテル バルメスにチェックイン。
バルセロナの繁華街で、カタルーニャ広場まで徒歩約15分。
周辺にはレストラン、ブランドショップが立ち並び、ロケーション抜群です。

カタルーニャ広場からランブラスを散策し、ブケリア市場の海鮮料理で夕食。
本場のパエリアを食べたい。
お腹一杯になり、お金を支払い店を出ると、すぐ横に焼きそば屋の行列。
うかつにも並び、また食べてしまいました。

5/03 バルセロナ(スペイン) 

帰国便は5/05 09:20発。
日本入国は、現地出発72時間以内のPCR陰性証明が必要です。
厚労省フォームで、日本のアプリ My SOSに添付して送信します。

クリニック探したら、在バルセロナ日本国総領事館ホームページにクリニックの紹介がありました。

Centre Mèdic Travessera 
市内(サグラダファミリア地区)にあり、予約なしで受けることができます。
朝9時に行ったら、一人並んでいました。

外で約5分程待ち、係の方が問診票を持っていただき記入。
クリニックの中に入り受付、クレジットカード決済。

検査結果のタイミングによって料金が違います。
・2時間:130ユーロ
・24時間:90ユーロ
今回、24時間で結果がでるタイプを選びました。

すぐに番号で呼び出され、PCR検査。
鼻の中に綿棒を入れるのに慣れてきました。
待ち時間も合わせて15分で終了。
結果は翌朝メールにて送られてきます。
ただ、厚労省フォームの陰性証明が必要で、翌日また取り行かなければいけません。

検査が終わったので、今日はゆっくりバルセロナ散策。

徒歩でカタルーニャ広場からランブラス通りを経て、ゴシック地区へ。
ゴシック地区にプーチンが牢獄に入れられている絵を建物に描いていました。
広場ではウクライナ侵略反対のデモ。
今夜、どこかの教会でコンサートの告知。

徒歩約40分でサグラダファミリアへ。
夕食はホテル近くのケバブ屋さん。
愛想の良い、サービス精神旺盛のトルコ人が経営。

ビーフとチキンのミックスケバブの下には、フライドポテト、サラダがぎっしきり。
美味しさの秘密は、親父の汗が塩味の隠し味。

ビールを飲んで一人12ユーロ。
美味しく、ボリューム満点。かつリーズナブル。

ホテルへの帰り道、偶然、教会でコンサートが行われてました。
ゴシック地区で告知をしていた教会か分かりませんが。
50人程の方がピアノ演奏で合唱。
素晴らしく、ついつい最後まで聞き入ってしまいました。

最後の曲は、ジョンレノン「イマジン」。
しっかりと受け止めました。

Imagine John Lennon & Yoko Ono

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ① ~東京出発 ニースへ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ② ~クルーズ出港 モンテカルロ~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ③ ~イタリア~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ④ ~フランス~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑤ ~スペイン~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑥ ~バルセロナから日本帰国~
コロナ禍後、初めての海外クルーズへ ⑦ ~旅の終わり~