スペクトラム・オブ・ザ・シーズ
フィリピン・沖縄クルーズ ③香港出航

■ 香港カイタッククルーズターミナルへ ■


2020年 1/02 クルーズ乗船日
07:00ホテルチェックアウトをして、香港・カイタッククルーズターミナルへ。

11:00チェックイン開始ですが、本日下船するお客様にご挨拶がしたくて、
09:00にターミナルで待ち合わせ約束をしました。
早めに行って下船するのを待つべく早すぎる程の出発時間。

地下鉄を乗り継ぎ、クルーズ最寄り駅の九龍湾駅に08:00前に到着。
クルーズターミナルは車で約10分の距離なので、充分余裕がありました。

駅前からクルーズターミナルまでのシャトルバス乗り場があり、
同じ方面への通勤客が40人位並んでます。
私も並び待っていたら、シャトルバスのピストン送迎が遅くあっという間に08:30。
この感覚で行くと約束の9時を超えてしまう。

並ぶのをやめ、タクシー乗り場を探しましたが、なかなかみつからず、
何人も聞いて、やっとタクシー乗り場がありましたが、5組ほど並んでいます。
少し遅れる事を電話しましたが、お客様の電源が切れてます。

やっとタクシーに乗れたのが08:50。
初めてお会いするのに遅れるのは致命的。
クルーズターミナルに到着したのが09:02。
走って探しお会いすることができました。

お客様は早くに下船され、その場所で1時間以上待っていて、
また香港は暑いとの情報で、薄手の服を着ており、
ブルブル震えながらお待ちいただいておりました。
お茶でもと思いましたが、ターミナルはお茶を飲むようなところはなく、
3分ほどの立ち話で、お客様は香港空港へ向われました。
私の一方的なお願いで、本当に申し訳ないことをしました。

香港・カイタッククルーズターミナル
以前のカイタック空港をクルーズターミナルに。
2013年にオープンの新しいターミナルです。

チェックインカウンター数は、ふんだんにあり待ち時間のストレスはあまり感じません。
世界では巨大クルーズ専用のターミナルが国を挙げて、競うように作られてますが、
日本では皆無です。
この差がクルーズ人口と比例するばかりか、外国人客誘致にも将来影響してきます。

■ RCI 最新船 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ乗船 ■


今回乗船する船は、RCI ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 
2019年 4月デビューの最新船 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ
 総トン数:168,666トン 全長:347m 全幅:41m
 船客定員:4,246名 クルー:1,551名 就航年:2019年4月

この船会社のキーワードは、「洋上のアミューズメントパーク」
全てがダイナミックで、スケールが桁外れ。これぞアメリカ!

11:00チェックイン。あっという間に完了し船内へ。
乗船前のワクワク高揚感は、クルーズしか味わえません。
今回は仕事ではなくプライベートなので、おもいっきりダラダラする。
好きな時に寝て、お腹が空いたら食べて、この日の為にとっておきの本も持参。

寄港地は二の次。
その時の気分で行動するのがクルーズの醍醐味。
沖縄、フィリピンに行くというだけで、どこに寄港するかは何も調べませんでした。

今回のコースは、香港発着 7泊8日
中城(沖縄)、フィリピンのサロマグ、スービックベイの3カ所。
あとの3日は終日クルージング。

船内は、さすがにできたばかりの最新船。
ロイヤルカリビアン独自の発想で、なんでこれが船にと驚愕します。
2層吹き抜けのロイヤル・エスプラネードは、街の一角。
ショッピングアーケードには、免税店、ブランド、ジュエリーショップなど。
その他にも、展望カプセル、スカイダイビング、船上サーフィン、バーチャルトランポリン、
ゴーカートなどなど。

そして後尾には床から天井まで270度パノラマにで大海原を眺めることができます。
夜にはそこがハイテクを駆使したショースペースに。ここのショーが凄いのです。

なんでこんなものが船に!?と、圧倒されっぱなし。船内楽しすぎるのです!

これを船に取り入れたら楽しいだろうという奇想天外な発想。
そして、そのとんでもない発想が実現してしまう。
アメリカのダイナミズムを感じます。
日本だったらこのような奇想天外な発想は、変人扱いされて終わります。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ

2020年 1/02 16:00 香港を出航。
最初の寄港地、沖縄へ向け船は東へ。
どんより曇っていた天気も、出港時には晴れ渡り明るい気持ちになります。
プールサイドではカリビアンミュージックの生演奏。
リゾート気分が盛り上がります。

今回選んだのがキャビンは、スーペリア・ベランダ(18.3㎡+5.1㎡)
上層階トリプル対応のキャビンなので、一回り大きく感じます。
十分な広さで、明るい色を使っているので開放的です。

日本人にはバスタブが欲しい所ですが、
最近の船は、上級スイート以外バスタブは付かないシャワーのみが主流となります。
バスタブがない分、部屋を少しでも広く使えます。
プール、ソラリウムにジャグジーがあります。

クルーズは早く予約をすれば、好みのキャビンを選ぶことができ、クルーズ代もお得です。

旅の楽しみの一つに食事。
スペクトラム・オブ・ザ・シーズは、7泊では制覇できない程、選択肢があります。

・メインダイニング
・ビュッフェレストラン
・イタリアンレストラン
・ステーキハウス
・創作料理レストラン(今回は中華料理)
・日本料理
・カフェトゥセブンティ
・ピッツェリア
・ドッグハウス(ホットドック)

初日のディナーは、メインダイニングを選択。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ フィリピン・沖縄クルーズ ②香港出航

ホーランド ウエステルダム 日本寄港 船内レポート 

■ホーランド・アメリカ・ライン ウエステルダム■


2018年 10月17日(水)大阪港にウエステルダムが寄港。
ホーランド・アメリカ・ラインの日本寄港では、
フォーレンダム、アムステルダムの6万トンクラス。

今回は、一回り大きな8万トンクラス。
この船が来年2019年日本発着クルーズを行います。

クルーズは、設備はどの船も同じようなもので、その設備を何人で使うかです。
スモールシップになる程、乗客が少なく、混雑しなくなります。

このクルーズ会社、ホーランド・アメリカ・ラインは全15隻。
どの船も10万トン以上はありません。
最新の船、コーニングスダムで99,500トン。
それ以上大きな船ではサービスが行き届かないとの理由です。

今回、一回り大きな船でのメリットは、ベランダ客室が多数造られており、
お手頃な代金でベランダ付に乗船することができます。
6万トンクラスのベランダは、スイート以上になるので、その分代金が上がります。

昨年2017年に改装されており、船の隅々綺麗です。
シックな色使いで、落ち着いた大人の雰囲気がホーランドでしたが、
ウエステルダムは、改装により、落ち着いた雰囲気を残しつつ、
スタイリッシュなデザインも融合されてます。
悪く言えば、地味でしたが、いたる所に最新鋭の設備も取り入れているので、
やっぱりホーランドは良いと乗ってみてつくづく思いました。
他の船とは何かが違います。

ホーランド ウエステルダム 船内動画


■ホーランドをおすすめする理由■


高額なラグジュアリー船と比べれば、断然ラグジュアリーの方が良いのに決まってます。
ホーランドは、カジュアル船と比べそれほど高くありません。
コースによれば、カリブ海などは、カジュアルと同代金もあります。
ホーランドはコストパフォーマンスが断然に良いのです。

客層は高めで、アメリカ人が約70~80%と圧倒的に多く、至って普通の客層です。
何も気をつかい、肩肘を張るような感じはないので、
我々日本人が乗っても何も気をうかうことはありません。

夜23:00には船内ひっそりと静かになり、夜が早い印象です。
それ以降でも楽しめる施設は多数あります。
この落ち着き感が大好きなのです。
「フー!!」と、いう人もホーランドでは見たことがありません。

客層が雰囲気、旅の良し悪しを左右します。
ホテルでも、船でも同じですが、船の場合、さらに重要です。

クルーは、殆どがインドネシア人。
インドネシアにクルーズ専門学校があり、そこをでてホーランドへクルーとして乗船します。
すれ違ったら、笑顔で挨拶をしていただけます。
他のお手軽な船では、乗客とクルーとの対比が少なく、
とにかく忙しくしている為、それどころでないという感があります。

メインダイニングの料理は、他船とそれほど変わらなく、
飛びぬけている感はありませんが、普通に美味しくいただけます。

他船との違いは、ビュッフェレストラン。
ラグジュアリー船以外は、ビュッフェは、毎日殆ど同じメニュー。
1週間のクルーズでは、最後の方は飽きがくるのは否めません。
ホーランドでのビュッフェで飽きがきにくいのは、
日替わりでフェア料理があります。
今日は、インド料理、中華料理、日本料理など、いろいろと工夫してます。

そして何より、ビュッフェでは、サーブしていただける点です。
ビュッフェでは、各自好きなように自分で取るので、
どうしても料理がグジャグジャになって、
半分を過ぎると、見るだけで食欲が失せます。
ホーランドは、各ブースにクルーがサーブすますので、
綺麗なまま、お皿にとりわけていただけます。

■2020年/2021年 日本発着クルーズはこの船で!!■



2020年春・秋、このウエステルダムで日本発着クルーズが3コース設定されてます。 

●2020年 春 ウェステルダム
横浜発着 14泊15日 神戸、大阪から乗船も可能です。
日本人コーディネーター乗船
A 2020年 3月28日(土)-4月11日(土)沖縄・台湾 
B 2020年 4月11日(土)-25日(土)日本周遊・ロシア

●2020年 秋 ノールダム(ウェステルダム姉妹船)
横浜発着 14泊15日 沖縄・台湾・済州島
2020年 10月12日(月)-26日(月)

●2021年 春 ノールダム(ウェステルダム姉妹船)
横浜発着 14泊15日
A 2021年 3月27日(土)-4月10日(土)沖縄・台湾
B 2021年 4月10日(土)-24日(土)日本周遊・ロシア

ホーランドのコースで、7泊8日のコースは少なく、
殆どが10泊以上のコースになります。
日本人にとって7泊はロングクルーズと感じても、
欧米では、7泊はショートとしてとらえる方が多いのです。
乗船して馴染んできた頃には下船。
一般的な7泊では、同グループ船会社のプリンセス・クルーズに任せる方針です。

例年、ホーランドの日本発着では、日本人が1割くらいの乗船です。
殆どが北米の方ですので、日本発着でも船に入れば外国の雰囲気。

クルーズ初めての方でも日本人コーディネーター乗船してますので、
ご安心して乗船していただけます。

2020年春コースは、ブロックして押さえてますので、各カテゴリーに現在空きがあります。
ご予約お待ちしております!!

HAL ウエステルダム 2020年【春】横浜発着クルーズ 14泊

HAL ウエステルダム 2020年【秋】横浜発着クルーズ 14泊

HAL ウエステルダム 2021年【春】横浜発着クルーズ 14泊

ホーランド・アメリカ・ラインをより詳しく

ウィンドスタークルーズ スターレジェンド 船内レポート

■ウィンドスタークルーズ スターレジェンド 1万トンクラス■


2019年 日本発着クルーズ 大阪~横浜 10泊11日。
ウィンドスター・クルーズ「スターレジェンド」

4/06(土)大阪出航前に乗船しました。
ウィンドスター・クルーズは、帆船3隻を運行しておりますが、
2014年にシーボン・クルーズから1万トンクラスを3隻購入。
約20億円をかけ全改装。

スター・レジェンド、スター・ブリーズ、スター・プライド。
スタークラスとして生まれ変わりました。

現在の主流が、10~13万トンクラス。
ましてや世界最大船が22万トン。

それに対して1万トンクラスのスモールシップ。
一週間以上乗船したら、小さすぎて、パブリックの設備に限界があり、
物足りなさを感じるのでは。と正直思ってました。

実際に乗船するとそんな心配全くありません。
大型船並みに設備があるのです。
その設備を満室の場合でも212人で利用ことになるので、
全くといっていい程、混雑には無縁。

クルーは、お客様のお名前、好みも覚えるような温かみのあるもてなしが、
ウィンドスタークルーズの売り。
また乗客が少ないので、乗客同士距離が近くなるので、
仲良くなり、一緒に食事というのがこの船の楽しみ。
そんな交流が苦手な方も、ダイニングでは二人席も多数用意しているので、
何も心配する必要がありません。

クルーは、インドネシア人が多く、肩の凝らない笑顔あふれるサービス。
しっかりとトレーニングされております。

他船でもいろんな国のクルーが居ますが、
やはりインドネシア人のクルーは落ち着きます。
明るくフレンドリーなので楽しくなってきます。
それでいて礼儀をわきまえているので、馴れ馴れしくはなく線を引いている。

いいクルーズには、それに比例して客層もよくなります。
金銭的にも心にも余裕がある人が多いので、
自分さえよければいいという人が極端に少なくなります。
それを知っているので、相手が気持ちよくなる行動をします。
乗客は重要な要素です。

メインダイニングはアンフォラ・レストラン。
好きな時に好きな方と行くことができるオープンシーティング。

料理には定評があります。
北米の美食料理団体・ジェームズピアード財団が特選したシェフの料理が、
船上で再現されます。

堅苦しいフォーマルがないのもおすすめのポイント。

良い事ばかりを書きましたが、
個人的なマイナスポイントといえば、オールインクルーシブではないので、
アルコール、船内WIFI、ランドリーサービスが別料金になります。
それも今年から、オールインクルーシブパッケージ:1泊80ドル台を、
新たに設定するそうです。
知れた金額ですが、そうなれば、何もお金の心配なく存分に楽しめます。

ラグジュアリークルーズでありながら、お手軽な代金設定。
この内容でこの値段。
私の一押しのクルーズです。

ウィンドスター・クルーズでは不定期で特別セールが開催されます。
1,000ドル台のコースもありますので、その時にはこのブログで紹介します。

ウィンドスター・クルーズ ページへ

スターレジェンド 船内動画

エメラルド・ウォーターウェイズ 動画で紹介

■あじわうように旅をする リバークルーズ■


海のクルーズは、それなりの大きさの規模で、エンターテイメントの充実、
ダイニングも選択できます。

それに比べ、リバークルーズは乗客は大体150名。
小さな船なので、その分サービスが手厚くなります。
乗下船が楽。
降りたいと思ったら、すぐに降りることができ、
すぐに乗船し部屋に帰ることができます。

盛大で華やかなショーはない分、キャビン目の前に見えるのは、
人々の生活を垣間見ることができる点。
ゆったりのんびり、味わうように旅をするのがリバー。
大人のクルーズです。

寄港地観光が含まれているクルーズもありますが、
クルーズの醍醐味は、何にも決めなく何にも束縛されないところ。
特にリバークルーズの寄港地は街の中心が殆どなので、
気分でご自身の足で街を歩きたい。

疲れたり、小腹が空いたり、土産を持つのが億劫な場合など、
すぐそこに自室があるので、とにかく楽で、楽しめます。

■エメラルド・ウォーターウェイズ■


数あるリバークルーズで新しい船会社が、エメラルド・ウォーターウェイズ。
この船は、デザインがスタイリッシュでセンスの良さが光ります。

​オール・インクルーシブタイプのリバークルーズです。
チップ、食事中のお飲み物、寄港地観光、空港からの送迎が含まれます。

どんなに説明しても、百聞は一見に如かずで、
動画をご覧いただいた方が、分かりやすいです。

動画はヨーロッパリバークルーズですが、
2019年夏にメコン川クルーズをデビューする船は驚きです。
カンボジア・シェムリアップ~ベトナム・ホーチミン 7泊8日

ホーチミンでは、他の船会社では乗船場まで車で移動しますが、
エメラルド・ウォーターウェイズでは、サイゴン川の街の中心で乗下船できます。

この船のデザインには驚かされます。
こんな船で旅がしたい。私も日に日に思いは募ります。

自分自身へのご褒美に。
次の旅行はリバークルーズを候補に挙げてください。

エメラルド・ウォーターウェイズ動画

エメラルド・ウォーターウェイズ コース一覧
エメラルド・ウォーターウェイズ ページへ

スーパースター・ヴァーゴ 日本発着クルーズ
2017年 大阪港出航

スーパースター・ヴァーゴ 日本発着クルーズ 


2017年7月08日(土)大阪港を出航

大阪港:毎週土曜日出航
横浜港:毎週日曜日出航
11月19日(日)まで毎週出航します。

7泊8日クルーズで、清水~鹿児島~上海(中国)へ寄港。

スター・クルーズは、ゲンティン香港が運営し、
ラグジュアリーの人気船、クリスタル・クルーズもこの会社。
スーパースター・ヴァーゴは、アジア人向けのサービス。
料理は日本人の口にあい、特に中華が美味しいと評判です。

2017年 日本発着クルーズ 第一回目 大阪出航

ウェルカム・セレモニーではピコ太郎のショー。
PPAP:ペンパイナッポーアッポーペンは、関連動画で2億回再生とのこと。

ピコ太郎こと、古坂大魔王さんはサービス精神旺盛で、
カメラを向けたら、すぐにポーズをとってくれ、
誰にでも、どこでも愛想がよく。裏表ない、
いい人なんだろうな~と、想像できます。
同じ青森人として、応援してます!!

スーパースター・ヴァーゴ日本発着クルーズでは、
よしもとに所属する芸人やタレントがシアターでエンターテイメントがあります。
毎週土曜日大阪発着のクルーズ、
毎週日曜日横浜発着のクルーズのいずれにご乗船をいただいても、
7泊8日のクルーズ中1回開催されます。

今回、初めてアジアのクルーズ会社、スター・クルーズに乗船しました。
一番感じたのが、料理が美味しい。

日本クルーズ第一回目セレモニーだったので、
特別に良い食材をだしているのかもしれませんが、
北京ダック、カニがたっぷり入った、キャビア入りサラダ。
海鮮チャーハン、カモ肉のパテ、海老のすり身。サテ。
どれもアジアで食べる本場の味です。

ピコ太郎
スーパースター・ヴァーゴ
総トン数:75,338トン 乗客定員:1,870人 乗務員数:1,225人
全長:268m 全幅:32m 就航年:1999年

スーパースター・ヴァーゴ 日本発着 コース詳細