2020年 1/06 クルーズ5日目 フィリピン・サロマグ
船は沖縄を出港して南へ。終日クルージングを1日挟みフィリピンへ。
南下するにしたがい、暖かな日差しから灼熱の太陽に。
フィリピン・サロマグは、12月スペクトラム・オブ・ザ・シーズが初めてのクルーズ寄港。
今回が2回目のクルーズ寄港。
首都マニラと同じルソン島北西に位置し、マニラまで約430km。
イロコスへの海の玄関口。
外国観光客にはまだ知られていませんが、
セント・オーガスチン・パオアイ教会は世界遺産に登録。
ビガンはスペイン統治時代の街並みが残っていて、ヨーロッパを思わせる風情が漂います。
テンダーボートでの上陸。
何もない田舎町に無理やり作ったクルーズ港。
ブラブラ散策をしようにも、民家がポツリあるだけで、
商店もなく田舎道しかありません。
ここは離れた観光地へ、エクスカーションに入るしか選択がなさそうです。
外国人が珍しく、人懐っこい笑顔で皆さん挨拶してくれます。
バイクタクシーで市場へ約10分。
市場では、会う人皆さん笑顔で手を振って挨拶していただきました。
心温まる素朴な町です。
イギリスのカリスマ料理家ジェイミー・オリバーが展開するレストランの洋上支店。
ここでビフテキの連続記録が途絶えます。
ランチにローストビーフをいただきましたが。
2020年 1/07 クルーズ6日目 フィリピン・スービックベイ
今回のクルーズ最後の寄港地は、スービックベイ。
首都マニラと同じルソン島。マニラまで約150km。
アメリカ海軍のスービック海軍基地が1991年返還された後、経済特別区に。
ホテル、カジノ、ショッピングモールがあり、アメリカ西海岸と同じ町のつくり。
比較的治安もよく、マニラからも近く、ビーチも静けさがあり、
ショッピングモールの反対側は、アジアのゴチャゴチャ感もあり、
今度ブラっと来てみようと思います。
2020年 1/08 クルーズ7日目 終日クルージング
フィリピンを出港し香港を目指し西へ、終日クルージング。
西に進むにつれ、ジリジリ照り付ける常夏から、風が変わり、肌寒くなり、
旅の終わりが迫ってきます。
2020年 1/09 クルーズ8日目 08:00香港入港
下船後、香港空港へ。
その日の夜には関西空港到着。
今回、終日クルージングが3日間ありましたが、
寄港地がない方がゆっくりでき、私の好みです。
クルーズでの7泊8日は、通常の旅行と比べて時間が経つのが早く感じ、
あっという間です。
下船が近づくにつれ、感傷的になります。
通常の旅行ではこんな気持ちにはなれません。
慣れ親しんだクルー、いつも行動パターンが同じ乗客、定位置の場所。
乗船前のワクワクした高揚感。下船する前の寂しさ。
クルーズは物語。起承転結があります。
今回乗船したスペクトラム・オブ・ザ・シーズは、
168,666トン、船客定員:4,246名の大型船。
どこに行くにも混みあっているのは覚悟しておりましたが、
乗下船ともスムーズで、施設の利用のランニングマシーンでは混みあって、
並んだ日もありましたが、さほどストレスは感じませんでした。
料理は、スペシャリティレストランは美味しく、
メインダイニングでもクルーズ代金と比較して十分満足いくレベルです。
船内は、さすがロイヤル・カリビアン・インターナショナル。
洋上のアミューズメントパークという呼び名に相応しく乗客を楽しませます。
賑やかなのが好きではない場合、キャビン等でゆっくりする選択もあります。
それぞれの楽しみ方ができる。それがクルーズの素晴らしさです。
今回の客層は、香港が50%。
あと、中国本土、オーストラリア、ロシアが多く、日本人は約20名ほど。
香港の方は礼儀正しく、気持ちよくクルーズができました。
テーブルに麻雀を持ち込んで毎日楽しんでます。
喫煙エリアに毎晩8人くらい酒盛り。
人に迷惑はかけてないので、何も気にはなりませんでした。
ただ、クルーズ代金と客層は比例します。
それを事前に理解すれば、何もストレスは感じないです。
今回、オーストラリア人家族(ご夫婦、娘10歳、息子8歳)と仲良くなり、
シドニー郊外のビーチから数歩に住んでおり、奥さんが私と同じ年。ご主人は1つ上。
お子さんは二人ともその日が同じ誕生日。
ご主人は大工。奥さんは小学校教師の一般的な家庭です。
休みは6週間。香港乗船前に上海で数泊。
香港下船後、香港で数泊して後、ドバイから7泊8日でMSCアラビア海クルーズ。
今を楽しんでます。
これの何が贅沢?普通らしい。
日本の同じ年代で、なかなかいない。
2018年のクルーズ人口で日本がやっと32万人。
オーストラリアは134万人。(総人口約2,499万人)
総人口は日本の1/5でクルーズ人口が日本の5倍。
GDP(2017年)
オーストラリア:USD1.323兆(一人当たりUSD53,799)
日本:USD4.872兆(一人当たりUSD38,428)
社会構造、貯金する文化の違い、勤勉な国民性、
休みなく働くことが美徳といったらそれまでですが、
いつかでなく、今をもっと楽しんでもいいと思います。
そこから得るものが必ずあります。
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