地中海クルーズの旅⑪ ~帰国~

13日目 5/03 ドバイ(アラブ首長国連邦)から帰国の途へ
今回の旅行も後は帰るだけとなりました。
旅行を振り返り、今回のコースは最高でした。
今回のMSC東地中海クルーズは、コース重視により決定しました。

ベニスのホテルで1泊。
ベニスを出航し、バーリ(イタリア)~カタコロン(ギリシャ)~ミコノス(ギリシャ)~
アテネ(ギリシャ)~終日クルージング~ドブロブニク(クロアチア)~ベニス
そしてドバイのホテルで2泊。
当初は、トルコのイズミール、イスタンブールを寄港するコースでしたが、
政情不安により、ギリシャに変更になりました。

フェリーは目的地に、予定時間通りにいく交通手段に対して、
クルーズは、最終目的は船で、楽しむ為のものです。
その為、コース変更はよくあることです。
船会社は、より安全に考慮し、お客様が安心して楽しめるように。
これが単なる交通手段のフェリーとの大きな違いです。

毎年、ゴールデンウィークにツアーを組んでおります。
私もご一緒に同行してます。

クルーズは、団体ツアーで行くものではありません。
何も予定を決めずにその日の気分、天候、体調で、
その日にやりたいことを決める(決めなくてもよい)。
これがクルーズの醍醐味だと思います。

他社のクルーズツアーでは、びっしりと予定が入ってます。
言葉の不安、どうしたらいいのか分からないとの不安があるから、
添乗員付のツアーに参加するのだと思います。

海外旅行、特にクルーズではパターンが決まってます。
何も言葉ができなくても、パターンが決まっているのだから、
事前に細かすぎる程、ご説明しております。

何もわざわざ他人に合わす必要ありません。
マイペースに好きなように楽しむ。
それがクルーズの醍醐味です。

私の場合、団体でクルーズに行くこともありますが、
個人旅行の集まりで、旗を持って大声をかけることはありません。
ある程度の行程を組み、
例えば、ホテルチェックイン時間前到着の場合、
そこが見所のメインであり、個人で行くことが難しい等で、
観光を付けることはありますが、それ以外、自由です。
事前に各自手配も対応しております。

団体ツアーに慣れているお客様は、
空白(フリー)があるほど、もったいないと考える方が多いように思います。
行程を埋めたがります。

食事も何食ついているかもポイントです。
団体ツアーの食事は、旅行代金が高ければ集客しにくいので、
どうしても安い食事になります。
食事は、当日の体調、気分で食べたいものが変わりますし、
そこでしか食べれない物、雰囲気等、変わってきます。
もちろん値段と内容は比例します。

どうしてもビジネスベースで考えたら、
内容よりも安くし、より多く集客し、無難な一般的なコースを作ります。
そこのツアー催行旅行会社の上層部はそのコースに行くかと言ったら、行きません。
そんな団体で、他の客に気をつかい、
びっちり埋められたコース、安い美味しくない食事はしません。

今回のMSCクルーズはカジュアルクラス客船で、大衆船です。
2,500人乗船して、サービスのクオリティを求めるれません。
それだけ多くの乗客を乗せる代わりに、代金をお手頃に設定してます。
その為、どこに行くにも混んでます。
プールのデッキチェアは横との間隔がビッチリで、
肘があたりそうで、朝早く席を取らないと、すぐに埋まってしまいます。
レストランでも感覚がビッチリ。
2人掛けのテーブルは殆どありませんので、基本ハネムーンでも円卓で10人席。
いろんな国の方と知り合えます。

MSC、コスタクルーズのイタリア船は子供代金が無料なことから、
子供、家族連れが多く、ゆっくりとした雰囲気は味わえません。
プレミアムクラス客船以上は、子供の人数制限、
トリプル(3名1室)以上の制限があり、規定以上は予約操作ができなくなってます。

ただ、カジュアル船は楽しいのです。
ショーは、言葉が一切分からなくても、
分かるような内容で誰が観てもわかる内容です。

船内の雰囲気もカジュアルなので、何も気をつかうことはありません。
何よりクルーズ代金がお手軽なのです。

今回は、コース重視で、クルーズ船は期待してませんでしたが、
楽しく遊べ、食事、対応、サービスも、他のカジュアル船と同じレベルです。

カジュアル船は、船会社の用意したサービスを楽しむもの。
こちらからのリクエストは通じないので、
そこを割り切ったら、楽しむ事ができます。

カジュアル船は、サービス、客層、雰囲気等、
全然違うものですが、やはりクルーズはよいものです。

大事な、かけがえない旅行。
お一人様から、心をこめてご提案します。

ご予算内で、どうしたら予想以上のものになるかを、全力でご提案致します。

地中海クルーズの旅⑧
~ベニス下船・ドバイへ~

10日目 4/30 ベニス下船。ドバイへ


4/30(土)ベニス(イタリア) 09:00入港

クルーズ下船日。
4/23 ベニスを出航し、バーリ~カタコロン~ミコノス~ピレウス~ドブロブニク
と寄港しベニスに帰ってきました。
7泊8日のクルーズは、あっというまです。 09:00にベニスに入港します。船内新聞には、07:30にキャビンをでて、
我々は、09:50にシアターに集合後、下船となります。
シアターでは、待っている間、少しでも退屈せずにお客様を楽しませようと、
クルーが、マジックショーを面白おかしくやっていました。 2500人が下船するには、2時間以上かかります。
ベニスクルーズターミナルにて下船し、荷物をピックアップ。
モノレールでローマ広場まで向かいます。 少しでも時間があるので、私がローマ広場で荷物を見張り、
もう一度、お客様は1時間半のベニス散策。
その後、ベニス・マルコポーロ空港へ。約30分。 ベニス空港からドバイまで約6時間。
エミレーツ航空 EK136 ベニス 15:55発 ドバイ 23:55着
ドバイ到着後、約10分で今回のホテル
ハイアットリージェンシー・ドバイ クリークハイツにチェックイン。
部屋に入ったのは01:00でした。

地中海クルーズの旅⑦
~クロアチア・ドブロブニク~

9日目 4/29 クロアチア 世界遺産ドブロブニク


4/29(金)ドブロブニク(クロアチア) 09:00-15:00

今回のクルーズで最後の寄港地、クロアチア・ドブロブニクに寄港。
あいにくの雨模様で、クルーズターミナルから約10分。
ドブロブニクの中心までタクシーを利用しました。1台/13ユーロ。
「アドリア海の真珠」といわれるほど、どこを見ても絵になる素晴らしい街です。
ドブロブニク旧市街は城壁に囲まれ、1-2時間で廻れる広さです。
旧市街を散策し、一つ一つの路地が絵になります。 晴れてきたのでスルジ山をロープウェイにて上りました。
こちらから観るドブロブニクは絶景です!! ドゥブロヴニク朝、来たときには雨模様。雨のドブロブニクもなかなかのものです。 天気も良くなって、アイスクリームを食べようということになり、私がお客様の分もまとめて支払いました。
食べ終わって、またタクシーで帰ろうと、タクシーを分乗して乗り込み、
移動中にお金を出そうと思い、カバンの中を探しても財布がない。
どこを探しても見つかりません。
すられました!!
あれだけ、お客様にここは日本と違いますよ!
十分に気を付けて下さいと、何回も言っていたのが、
私がやられてしまいました。
ユーロ全額とクレジットカードをやられました。
すぐに電話をして、クレジットカードを止めました。

気を取り直して、考えたらお客様じゃなくて、本当に良かったと思います。
綺麗ごとでなく、無事に旅行が終了し、
お客様に良かったと喜んでもらえるのが、心の底から思います。

また、今回はカジノをやってません。
いつもは、すられた何倍もの額を船会社へ貢献しており、
お客様の前では、顔にだしてませんが、
いつもかなり落ち込んでます。
それに比べればと、笑い話になりました。

ドブロブニクでは、写真を撮りまくりました。
私は写真等、全然興味がありませんが、
写真を撮りまってしまう街です。

地中海クルーズの旅⑤
~クルーズ 洋上からお届けします~

6日目 4/26 ミコノス(ギリシャ)


4/26(火)ミコノス(ギリシャ) 08:00-20:00
今回のクルーズでは、4/26 イズミール(トルコ)、4/27 イスタンブール(トルコ)
に寄港する予定でしたが、政情不安により、トルコを取り止め、
ミコノス、アテネ(ギリシャ)に変更になりました。
かえってお客様は、トルコよりも、こちらのコースの方がよく、喜んでおります。

エーゲ海に浮かぶミコノス島は、白亜の建物、紺碧の海、
どこまでも高く青い空。
穏やかな日差し、心地よい風。
全てが完璧です!!

本当にミコノスは素晴らしかった。
船に戻り、ランチを取り、しっかりと運動します。
大海原を眺めながら走るのは、本当に気分が良く心地よい汗をかけます。
これはいいと、日本でも今まで2回、スポーツジムに入会しましたが、
2回ともすぐに退会。
今度こそは、毎日歩こうと思います。 運動した分、お腹がすきます。食事も美味しい!! 食後は、毎日の定番で、ラウンジでコーヒーを飲みます。
いつもの歌手。
この人の歌を聞かないと一日が終わらなくなってきました。

嬉しかったのが、お客様が夜食におにぎりと、シジミ汁をキャビンまで、
差し入れていただきました。00:00。
寝ていたのですが、ガツガツと美味しくいただきました。
それから火がついて、夜食ビュッフェにピザ、サンドイッチを
食べに行ってしまいました。

7日目 4/27 ピレウス(アテネ/ギリシャ)


4/27(水)ピレウス(アテネ/ギリシャ) 07:30-19:30

ピレウスからアテネの中心地まで約40分。
地下鉄ピレウス駅まで徒歩で行こうと10分歩いたのですが、
あと10分先とのことで、断然。
クルーズターミナル横に2階建てバスのトップ・オン・バスで廻ることにしました。
アクロポリス前で下車して、徒歩でプラカ地区を散策。
シンタグマ広場まで散策。
ギリシャ危機の1年前には、一日の引出し額が60ユーロまで。
国が大混乱していたとは思えません。 ピレウスに帰る途中、大渋滞。
原因はオリンピックの聖火ランナーが通りを走り、交通規制。
オリンピアから、聖火が運ばれてアテネを通り、リオデジャネイロ オリンピックへ。
ピレウスには、コスタ・デリチョーザが寄港。

地中海クルーズの旅④
~クルーズ 洋上からお届けします~

4日目 4/24 バーリ(イタリア) 世界遺産アルベロベッロへ


4/24(日)バーリ(イタリア) 11:00-17:00
ベニスを出航して、クルーズで初めての朝を迎えました。

今日は、お客様がどうしても行きたいと、
世界遺産・アルベロベッロに行きます。
バーリから車で約1時間。
とんがり帽子の屋根が特徴の街です。
ベニスと対象的で、田舎ののんびりした雰囲気。
イタリアは奥が深いです。

そしてバーリが生んだ世界的に有名な歌手・歌。
日本のビールのCMでもおなじみです。
その曲の合唱でクルーズまで帰ってきました。

今夜のテーマは、イタリアン・ナイト。
ディナーの服装は、イタリアの国旗の色。
赤・白・緑。
これはあくまでクルーズを楽しむもので、強制でもなんでもありません。
5日目 4/25 カタコロン(ギリシャ) オリンピアの玄関口の街


4/25(月) カタコロン(ギリシャ) 11:00-17:00
船はアドリア海を南下してクルーズ。
イタリアとギリシャには、1時間の時差があり、
日付が変わる00:00に1時間、時計を進めます。

今日の寄港地はカタコロン。
小さな街で、歩いて1時間もあれば全部まわれます。
オリンピック発祥のオリンピアは、こちらから車で約40分。
オリンピア遺跡の玄関口です。

この街もブラブラ散策し、時間がゆっくりと流れ、雰囲気が良い街です。 街を堪能して、船に戻って遅めの昼食。 夕食は、スペシャリティ・レストランを予約。
「オリエンタル・プラザ」
アジア料理で、日本食、中華料理、タイ料理。
基本的にアラカルトですが、セットメニューを注文。23ユーロ。
まずまずです。
メインに飽きた時には良いと思います。