コスタ・ネオ・ロマンチカ 日本発着クルーズ
乗船レポート

イタリアのカジュアル船 コスタ・クルーズ


4/28~5/03 金沢発着でコスタ・ネオ・ロマンチカ 日本発着クルーズに乗船しました。

コスタ・クルーズといえば、イタリアのカジュアル船。
「一歩船内に入るとそこはイタリア」という売り文句。

実は、昨年からコスタ―・クルーズの販売契約をしておりませんでした。
今まで、ヨーロッパ・地中海、中東・ドバイ発着のクルーズでは、
お客様はご満足いただいてたのですが、
アジア・シンガポール発着、日本発着クルーズが、
あまりにも評判が悪かったのがあります。

コスタ・クルーズの日本発着は、2012年のコスタ・ビクトリア
博多発着クルーズから始まりました。

かなりお安い値段設定。子供料金が無料といういこともあり、
私の会社でも多くのお客様にお世話になりました。

初めてのクルーズのお客様が殆どで、
リピーターに、なっていただけませんでした。一回限りのお付き合い。
アジア・クルーズでも同様。
日本発着、アジアクルーズは、値段が安く、それに比例して評判が悪かったのです。

昨年、いつもお世話になっているお客様が、
アジア・シンガポール発着のショートクルーズでお世話になりました。
いつもヨーロッパ・リバークルーズの良い船に乗船するお客様で、
初めての海のクルーズ。

初めてのクルーズでは、一番印象に残るので、
阻止をしようと手を尽くしましたが、
「日程がこの日しか行くことができない」と、決定しました。

その時のご感想
コスタ・ビクトリア シンガポールクルーズ
まちこ先生の海からのらくがき①

昨年秋、2017年 コスタ・クルーズが日本発着を決定しました。
コスタ・ネオ・ロマンチカ 日本発着クルーズ 
2017年 4月~10月
今年は、福岡、舞鶴、金沢と国内3ヵ所から乗船できるように設定。
4泊5日、5泊6日、7泊8日の5コース 全31本。

この日本発着クルーズを中心に販売強化するべく、
それにあわせて、コスタ・クルーズ 日本支社を立ち上げ。

販売するのには、新たに代理店契約が必要でしたが、
弊社では、販売するつもりはありませんでした。

以前よりお世話になっている、某クルーズ日本総代理店の方が、
今年3月にコスタ日本支社へ。

その人が入るなら、応援しないといけない。
ただ、売りたくないのが正直なところ。

ゴールデンウィークのコースにまだ空きがある。
それだったら、一回乗船し、体験してみよう。
良さがあるなら、販売契約しよう。
急遽、乗船することになりました。

コスタ・クルーズには、2009年に一度だけ日本寄港の際、乗船したことがあります。
食事もしたのですが、パスタ(リングイネのクリームソース)が美味しく、
ステーキはもうひとつの印象です。

成田空港から夜行バスで金沢へ


毎年、ゴールデンウィークには、クルーズツアーを企画して、添乗に行きます。
クルーズには団体ツアーは合いませんが、
ありがたく、全国からお集まりいただきます。
家族みたいな存在で、一年に最低でも一回は、お会いしたい。

今年は集客が悪く、私が同行したら、かなり単価が上がる為、
7年続けていた恒例のゴールデンウィークを欠席。

ただ、お客様は、関西、成田から出発します。
お見送りに成田空港へ。
お見送りといっても、「行ってらっしゃい!!」を言うだけ。
一目でもお会いしたかったのです。

2017年4月27日

関西空港から成田空港へ。
関西空港からの国内線は、22年ぶり。

阪神淡路大震災の翌日、北海道への添乗がありました。
直接被災された方はいらっしゃらなく、予定通りに催行することに。

地震の影響で、神戸~関西空港へは、とんでもない事になっているとの情報。
通常1時間30分で行けるのに、前日の夜に出発しました。
すると高速はガラガラで、1時間かかることなく到着。
空港のベンチで一晩過ごした以来です。

成田空港着いて、無性に海老ワンタン麺が食べたくなり、いただきました。
香港経由で海外に行く場合、日本~香港間は、機内食がしっかりとでて、
お腹も膨れてますが、どうしても外せないのが、香港空港での海老ワンタン麺。
あれは旨い!! お客様と会い、夕食をご一緒して、
地中海クルーズへご出発されました。

その後、新宿駅前のバスタ新宿から金沢駅へ夜行バス。
夜行バスも20年ぶりの乗車です。

その頃は、添乗ばかりに行ってて、
日程が被ったら、宴会終了後に、夜行バスで大阪に戻り、
駅のトイレで着替えて、
朝一、また添乗にでるという事が数多くありました。

その頃は4列シートしかなかったと思いますが、今は、3列シートで前後もゆったり。
足を延ばして、ゆっくりと寝ることができます。
発車後すぐに、運転席もカーテンで遮断され、車内は真っ暗に。
カーテンを明けたら光が漏れるので、風景は一切見れなかったのが、残念です。

ポナン・ロストラル 日本発着クルーズ乗船③
新宮~大阪

ポナン・ロストラル 新宮寄港


フランスの美食船 ポナン・ロストラル 日本発着クルーズ
10月13日(木)08:00-18:00 新宮寄港

フリーのシャトルバスが新宮駅までの約15分を運行。
今日も船でのんびりしますが、
新宮駅だけ雰囲気を見に行って、そのまま船へ。

昼食を食べ、今日もジム、サウナ、バーで読書。
今回は、とっておきの5冊を持ってきました。
ひたすらのんびりします。何よりの幸せ。 出港時は、和太鼓によるセレモニー。
ディナーは、ずっとメインレストランでしたので、
ビュッフェも覗きにいきました。

飲み物は、クルーズ代金に含まれます。
キャビン内の冷蔵庫、ラウンジ、バー、レストラン。
ラウンジでビールを頼んだら、おつまみが。
これも凝ってて美味しいのです。

最後の夜は、メインレストランへ。
ポナン

ポナン・ロストラル 大阪入港


10月14日(金)06:00 大阪港 入港
あっという間の4日間。
この船は、乗るたびに良さが深まります。
ますますポナン。そしてクルーズが好きになりました。

来年2017年にも春にポナンは、日本発着を行います。
ポナン・ロストラル 日本再発見クルーズ【8/9/10泊】

ポナン・ロストラル 2016年 日本発着クルーズ 新宮~大阪

まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

ドナウからのらくがき

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ 8/28 ブカレスト


8月28日 とうとうアマセレーナとクルーの皆様とお別れです。

”Your program today” に従って下船の準備です。
私達は9時発のブカレストツアーに入れて頂きました。
(飛行機の離陸が午後10頃の為)

このグループのトランクには赤色のタグを付けます。
つまり下船後の行動パターンによりトランクタグが異なるのです。
(黄色、緑、グレー、ブルー、紫、ピンク色、茶色)
これも手荷物と行動に間違いの無いように工夫されたスマートな方法ですよね。

クルーの皆様に見送られ下船。
その時ベンチに腰掛けておられたキャプテンとCo pilot の
お二人にそれぞれに記念写真をお願いしました。

Good bye とお別れをし、
色分けされたバスに乗り込みます(グループ赤)バスはほぼ満席。

いよいよアマセレーナとお別れ。
さようなら、アマセレーナ。
さようなら、クルーの皆様、そしてありがとう!

バスとクルーズマネージャーのJerenaさんは「バルカンの小パリ」と呼ばれる
ブカレストの魅力を余すところなく見せるように移動し導いてくださいました。

まずは車窓から凱旋門、
そして農村博物館【中には人馴れした猫(グレーと黒色)が古い民家に馴染んで】
にて散策、こちらではお土産物買うことができました。

その後次々と素晴らしい建築物を目にする事になりました。
アテネ音楽堂、ルーマニア貯蓄銀行、ルーマニア国立美術館、革命広場の旧共産党本部
(向い側→前にカロル1世騎馬像のあるブカレスト大学図書館)など。

素晴らしい建物です。
バルカンのパリと言われるのも理解できます。

その後、バスは私たちを素敵なレストランに連れて行ってくれました。
そこでのランチの何と美味しかった事か!!!

少食の夫も完食したほどです。
特にデザート、すごくおいしかった。
皆様がこのデザートは素晴らしく美味しいと口々に言われていました。

さて、午後からは今日のハイライト 国民の館です。
(1984〜1989年に建設、本来はチャウシェスクの館だった。
 ペンタゴンに次ぐ世界第2の大きさ、3000室の部屋)

この館は本当に本当に本当に凄い!!!!!!
お写真を見て頂ければわかって頂けるでしょうか。
ブダペストの国会議事堂をはるかに超える 
広さ大きさ、豪華さ、スケール、優雅さ、贅沢さ です。

広いバルコニーに出ると正面に、美しい庭園と左右に対面する街並みが見えます。
このバルコニーから演説をしたのはチャウシェスクではなくマイケルジャクソンだった。
”ブルガリアの皆さん”と間違えて。

バルカンの小パリ、ブカレストを堪能した私たちを
バスはヒルトンホテルに運んでくれました。午後4時頃でした。

私たち以外の皆様はホテルにチェックインの手続きです。
私共はロビーで飲み物をオーダーして一休み
(空港への迎車は午後6時→自由時間2時間)です。

その後、疲れたように見える夫を置いて約1時間程、
私はダウンタウンに行ってみることに。

大通りに出て商店街を歩いているといきなり「こんにちわ」という
日本語に足を止められました。

インドの商品を売っているお店のオーナー(インドの方)は、
日本に8年くらい住んでいたそうで日本語が時々出てきます。

そちらで2つのお土産を買い、スーパーマーケットが直ぐ近くだと教えてくださいました。
行ってみました。大きなスーパーマーケットです。

私は超お買い得なチョコレートを20Ron→600円、で買えるだけ買いました。
小銭が少し戻ってきましたがチョコレートは沢山買えました。
旅行のお土産はスーパーマーケットで買うのが一番です。
お買い得だし、美味しいし(地元の人の保証付き) 
ショッピングに満足した私はヒルトンホテルに戻りました。6時15分前でした。

空港までの迎車はもう来ていました。
クルーズマネージャーのJerena さんも私達を見送りに。

私は彼女に感謝の気持ち、日本からのお土産をお渡しました。
8日間、本当にお世話になったのですから。
ささやかなお土産なのに彼女は大感激、大喜びです。
お互いにハグして別れを惜しみました。Bye!!! Bye !!!  Bye!!!

空港に着いた私たちは航空会社のカウンターでの手続きを終え、
出国検査の後ラウンジで休息です。

ボーディングが掛かりました。
私たちを乗せた飛行機はイスタンブール経由で大阪の関西空港を目指します。

離陸時窓から見えるブカレストの街の美しい事。
この美しいブカレストをドナウのサファイア(高貴な青色)と記憶し続けたいと思います。

さようならドナウ川、さようなら宝石のように美しかった岸辺の街々よ。
この10日間の旅、素晴らしかったクルーズィングの旅を私は一生忘れないでしょう。


まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~

元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

ドナウからのらくがき

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ 8/26 ヴィディン


ブルガリアのヴィディンで迎えた朝、
今日訪れるのはベログラトチク要塞とババ.ビダ城です。

まず、ベログラトチク要塞を訪れました。
バスで1時間ちょっと、狭い道を縫うように山の中に進んでいきました。

そして降りてみると何と凄い!!! 凄い要塞砦です。
奇岩群や石灰岩のとてもユニークな自然の岩山で形成されまさに自然要塞なのです。

この要塞の歴史はローマ帝国の時代から始まるとの事。
門をくぐりドンドンと登っていきます。
高く上るにつれ麓の街並みが見えてきました。
それはそれはのどかな町並みです。

この要塞、私には大きな大きな2頭の像がこちらを向いて座っているように感じました。
この要塞は様々な伝説を生み出してきたのだそうです。

続いて、ババ.ビダ城を訪れました。
ブルガリアで最も規模が大きい中世のお城です。

門のなかに入り進んでいくと、視界にドナウ川とヴィディンの街並みが城壁の向こうに。
広いこの場所で王座を巡った権力争いのお芝居が披露されました。

シップに戻ったのは午後1時半頃でした。
ランチを頂きながら、アマセレーナは2時にヴィディンを出港しました。

貴族の娘ヴィダが生涯独身で守り続けたババ.ビダ城。

そのお城のあるこの街、ヴィディンをドナウの高貴な紫色の宝石、
タンザナイトとして思い出に残すことにいたしましょう。

クルージングもいよいよ終盤です。
今夜と明日のみとなりました。

船の中ではいろいろなイベントが企画されていました。
6時半からはフェアウェル、カクテルパーティです。

このパーティではアマセレーナの全クルーが紹介されました。
この時、Room makeのSilviaさんRandyさんなどの名前を覚えることができたのです。
皆さんの生き生きとした素敵な姿、カッコいい!!!

 7時からのディナーの後はDance the night(ダンスパーティ)です。
ディナーはオーストラリアからの母娘の方と一緒でした。
お母様はMarian、お嬢様はMariades。
オーストラリアのシドニーからでした。

我が家ではオーストラリアからの高校生のホームステイを何度か引き受けた事など、
日豪親善のお話に花が咲きました。

さて、ダンスタイムです。Myrian が Machiko と誘ってくれました。
二人でみんなで楽しくダンス!!!
こうして夜も更けクルーの皆さんと私たちのクルージングは
明日を残すのみとなってしまいました。

部屋に戻るとアンケート用紙とチップ用の袋が置いてありました。
アンケート用紙に、ほとんどExcelent(3つだけVery good)と記入しました。

こんなに素晴らしいクルーズを提供して下さっているのですから。
そして、チップの袋にも感謝の気持ちを入れさせて頂きました。

その時、Ama Waterways のロゴマークのある
25㎝四方のボックスに気が付きました。???
インフォメーションが入っているの???
と思いながら開けてみました。

何という事でしょう。
その箱の中にはターコイズブルーの美しいストールが入っていたのです。

えっえっえっ!!!。これってプレゼント???
直ぐにフロントに電話すると私へのプレゼントだとの事。

ドナウからのらくがき私は「凄く気に入りました。大切にします、ありがとう」とお礼を言いました。
感動です。感謝です。本当にありがとう、ありがとう。

明日の予定に目を通し、窓をめいっぱいに開けてドナウ川の風と空気を吸い込みました。
とうとうクルーズイングも明日のみとなったことが何だか、せつなくて…。


まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~

元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

ドナウからのらくがき

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ 8/24 ベオグラード


深夜に、ノービサードを出港したアマセレーナは、ベオグラードに停泊していました。

今日の午前中の観光は難易度1(難易度1~3がある)
のベオグラード(セルビアの首都)です。

天候にも恵まれて(日中は日本の7月初旬の気温)
まず、ベオグラード要塞」へ。

それは紀元前4世紀に造られ始め、現在の要塞は18世紀以降に造られたもの。
ドナウ川とサヴァ川が合流している要衝の地、丘の上に造られています。

堀には、第一次世界大戦以降に使われた
戦車や大砲などが置かれ、重たい気分になります。
しかし、丘の最高点まで行くと、そこからの眺めはまるで
おとぎの国に紛れ込んだように美しい。

思わず、”わぁ!”の一声が。
ドナウと川とサヴァ2つの川がまるで お互いに恋い慕うように合流しているのです。

次に旧市街の中にあるサヴァ大聖堂に(世界でも最大級の正教会、
1935年に建造開始後 戦争による中断を経て今も工事中)。

白い壁と青緑色の屋根のコントラストのまぶしい事 
聖堂の手前には多くの噴水が勢いよくあふれていました。
この聖堂は高い丘の上にあり、町のどこからでも見られるのだそうです。

その後ベオグラードの中心ダウンタウンへ。
ここでは30分ほどですが自由時間がありました。
ガイドさんから、持ち物に気を付けて! とのアドバイスがありました。

ベオグラードの威厳ある建物には街の歴史の重みが感じられました。
ガイドさんにスーパーマーケットの場所を尋ねて行ってみました。
中に入ろうとするとJanaH(ヤハン)とおじ様に声を掛けられました。

スーパーマーケットではチョコレートを沢山買いました。
お安い!!! 普通サイズのチョコレートが40円位から60円位。缶ビールが60円。
ユーローは使えないのでクレジットでお支払い。
するとレジのお嬢さんもJanaH(ヤハン)と笑顔で。日本人とわかるのですね。

ベオグラード

バスで12時頃にシップに戻ってきました。
そしてランチタイムです。
夫の胃腸の調子が良くないので、ラウンジで軽食を頂きました。
ビールは頂いたものの、何も口に入らずちょっと辛そうです。

午後のツアーは私だけ行くことになりました。
彼はお部屋でTV映画(ミッションインポシィブル等)を見ながらお休みです。

午後2時過ぎ、バスで往復1時間半程の行程のキューブリック醸造所と
アヴァラ山のツアーに出かけます。

夫がいないことに気付いた方々が”What happed to your husband?” 
御主人はどうしたの?と心配して聞いてくれました。
”He needs a little rest” と答えると “Oh, OK” と納得してくれました。

キューブリック醸造所ではブランディの作り方とテイスティング。
そして素敵なブランディパーティに招待されました。
手作りのアップルパイとチーズとハムのオードブル、
どちらもブランディとよく合い美味しい事。

こちらで素晴らしいブランディをゲット。
大切な人(息子)へのお土産に。

アヴァラ山ではエレベーターでタワーのトップまで登り、
ふもとに広がる山麓の家々と遠くベオグラードの街並みを
360度の視界より満喫できました。
その光景の美しい事。
息をのみこむような美しい景色、思わずため息が出てしまいます。

ベオグラード

バスは午後6時前にシップに帰ってきました。
私は夫が心配で直ぐに部屋に向かいました。
体調不良は続いており何度か戻したようです。
持参した薬を何回か飲んだようですが…。

いままでの疲れが弱い胃腸に現れたのでしょう。
ディナーには行けず、ミルクとソフトブレッド、アイスクリームと
ビールのルームサービスをお願いしました。

フロントのAdamさんがSureと笑顔でウィンク。
レストランのJimさんが部屋まで持ってきてくれました。
夫の体調は私にも伝染しました。
食欲が引っ込んでしまいました。

ディナーの席に遅くに付いた私の我がままオーダー
(オムレツとアイスクリーム)にもCertainly と笑顔で答えてくれました。

ありがとう、Jimさん。
シェフさん、そしてAdamさん。
フロントのAdamさんに日本から持ってきたわさびビーンズ(小袋の50個入り)を
皆さんで分けてね、と渡しました。
ほんの少しでも感謝の気持ちを表したかったのです。

夜のドナウ河畔を楽しませながら、
深夜シップはベオグラードに別れを告げていくのでした。

そうですね。私はこの街ベオグラードをドナウのトパーズと名付けましょう。
トパーズの色はブランディの色ですから…。