コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ⑤ ~韓国・仁川~

仁川のホテルへ
最後の1泊は仁川空港近くのホテルをとっていました。
「ホテル ツアー インチョン エアポート」
仁川国際空港から2つ目の「雲西駅」目の前のホテルで、
周辺にはコンビニ、レストラン多数。向かいにはロッテマートもあります。
ゴールデン チューリップ 仁川エアポートホテルの建物ですが、
数ルームを間借りして運営しています。

フロントなどパブリックはゴールデン チューリップ。
部屋の作りは、ほぼ同じですが、ホテル ツアー インチョンの方がかなリーズナブル。

スタンダード ツインルーム 27㎡
まだ新しいホテルで清潔感があり、
歴史のあるヨンビンホテルからこちらに来たので、何もかも新しく綺麗で感動しました。

夕食を食べに街を散策。
食べる所は多数あるのですが、どこがよいのか分かりません。

こういう時は、客が多い店に間違いない。
満席の店でメニューを見て、スンドゥブ専門店に入りました。

「北昌洞スンドゥブ 空港新都市店」
海鮮スンドゥブを注文。
辛いと思ったら、マイルドな味わい。これは旨い!

ソウル4日目 帰国
翌日、11:00 ホテルチェックアウト。

昨夜の店のホルモンスンドゥブが気になって、また来てしまいました。
美味しくいただき、仁川空港へ。

仁川空港から帰国
空港鉄道 雲西駅から2つ目に仁川空港第1ターミナル駅。
約20分間隔に列車がでています。
OZ116 仁川19:20/関西21:05 アシアナ航空で関西へ。

空港制限エリア内では、どこでも高額。
ミネラル水500mlが安くても500円以上はするのですが、
仁川空港内の売店、レストランなど市内と同じ値段です。

ミネラル水が100円ちょっとで購入でき、
仁川-関西は2時間かからない短距離路線ですが、機内食がでました。

今まで韓国へは、仕事である添乗業務、クルーズの寄港で行ったことがありますが、
プライベートでは、自ら行こうと思ったことはありません。

今回、初めてソウルにプライベートで来ました。
3泊しましたが、どこに食事に行っても美味しいのです。
高級店には行きませんでしたが、安くて清潔でお腹一杯いただきました。

人も良い方ばかりで、道を聞いたら、皆さん優しく丁寧に教えていただきました。

過去の政権の日本に対する言い分は、「1000年の恨み」だそうな。
反日を掲げれば支持率が上があるのは、国民の民度。
そういう国へは行きたいわけがありません。

現政権になり日韓関係も緩やかになりました。
支持率が下がり、歴代政権のように反日を持ち出すのか見ものです。
国民の顔色を見ながら、最高裁の判決まで覆す国ですが、
世界にリンクして着実に賃金が上がっています。

1990年初頭、韓国の平均賃金は日本の1/2でしたが、
今現在、日本は韓国に抜かされました。
30年前と賃金が同じで、上がっていない日本。
世界の順位がどんどん下降しています。

2023年の日本の一人当たり名目GDPランキングは34位の33,950ドル。(成長率0.3%)
韓国は35位で33,147ドル。(成長率2.2%)
一人当たり名目GDPランキングでも追い抜かれるのは時間の問題です。

何もお金を稼ぐことだけがよいのではありません。
国民一人一人が将来も安心して暮らしていくことができ、
夢を描け、誇りをもち、自信を持ち生きていける国が、
この順位そのものではないでしょうか。

コスタクルーズ 専用サイト

コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ④ ~愛しのヨンビン ホテル~

愛しのヨンビン ホテル
ソウル1日目
コスタ・セレーナを下船して、送迎バスで仁川空港へ。

これから3泊ソウルを楽しみます。
東大門・ヨンビンホテル2泊。
仁川・ツーリストホテル1泊を予約しました。

仁川空港より空港鉄道・地下鉄でソウル・東大門へ。
一回乗り換えで約90分。東大門歴史文化公園駅より徒歩約5分。

地下鉄の駅周辺は、食堂、カフェなどが多数ありますが、
一歩入ると昭和40年代前半にタイムスリップしたような街並み。
洗濯屋、一人工場など懐かしい雰囲気のど真ん中に、ヨンビンホテルがあります。

このヨンビンホテルは、エコノミークラスホテルですが、
私の旅の楽しみである大浴場・サウナ付きなのが選んだ決め手。

フロントでチェックイン。30歳前後であろう男性が対応。
サービス精神皆無で、恐ろしいまでの不愛想。

何も言う事なく、もちろん何も案内なしで、昔ながらのシリンダーのカギを渡されました。
このクラスのホテルで、サービスなど期待していませんでしたが、
想像以上の対応に驚きました。

部屋はツインルーム(30㎡)
日当たりが悪いのか部屋自体薄暗く、
窓は型ガラス(一切見えないガラス)は付いてますが、開けて眺望を楽しむ雰囲気でなく、
下手に窓を動かしたら寝ている虫を起こしそうで、結局1回も開けませんでした。

設備は冷蔵庫、ドライヤーなど一通り揃っています。
冷蔵庫の中にペットボトルの水が2本、無料で用意されていますが、
冷蔵庫が最強の為、2本ともにカチカチに凍っています。

なぜかラベルがなく、いつどこで作ったのが分からなく、
ホテルスタッフが水道水で手作りしているのを想像して遠慮しました。

仕事ができる机・椅子がありますが、コンセントが机の奥で手が届かない所にあり、
奥に手を入れすぎたら、生き物に接触しそうで他のコンセントを探しました。

ベッド横のコンセントがあり、ベッドの上にパソコンを設置し、椅子をもっていって作業。
椅子を動かしたら、椅子の裏側の布がボロボロと落ちてきて部屋中に散乱。

部屋内は禁煙。壁に漢字(繁体字)でかでかと「違反5,000元」
英語、ハングルではなく漢字という事で客層が分かりました。

愛煙家は、廊下奥に非常階段があり、そこで喫煙できます。(未確認)
非常階段のドアは24時間開けっ放しで、防犯感覚ゼロ。

そんなホテルですが、ここを予約したのが、大浴場・サウナがあること。
1泊1回利用することができ。営業時間06:30-18:00。

宿泊しなくても大浴場に入れるので、地元の方が利用が多く、
ローカル感が漂い、年季が入っていますが、不衛生ということはありません。

ドライサウナ、ミストサウナ、大浴場は3つ浴槽があり、43℃、39℃、大きな水風呂(20℃)。
旅でのサウナ、大浴場付ホテルは、満足度が全然違います。
昨年、釜山でもローカルサウナに行きましたが、ソウルの方がマナーが良く感じました。

私は最後にソウルに来たのは、20年以上前。
それも仕事である添乗できたので、ガイドに任せっきりで全く分かりません。

フロントにおすすめの食事を聞きに行きました。
フロントには例の恐ろしいまでの不愛想男。
「美味しい所を教えていただけますか」と、丁重に聞きました。
すると、日本語で目も合わさず「ない」の一言。日本語堪能だったのです。
耳を疑い、もう一度聞いたら、「ない」とはっきり聞こえました。
「ない」と言った後も何かの作業をしていてずっと目は合わせません。

あまりの態度に閉口しましたが、
「遠くてもいいので、あなたの好きな食事処を教えてください」と食い下がりました。
「ここに美味しいものはないけど、たまに行く」と言いながら豚焼肉の店を教えていただきました。

「フンブコル炭火テジカルビ」ホテルから徒歩約10分。
19:00頃に行き満席でしたが、すぐに席が空きました。
サムギョプサルとスペアリブをいただき、どれも美味しい。

満たされて気分よく夜の東大門周辺を散策して早めに就寝。

ソウル食べ歩き
ソウル2日目
朝からサウナ・大浴場を満喫して、フロントにおすすめの昼ごはんを聞きに。
昨日の恐ろしいまでの不愛想の方ではなく、初老の男性。
優しく日本語堪能で、2軒教えていただきました。

昼食は、「平壌冷麺」
ホテル裏にあり、ミュシュランガイド2017-2024 8年連続掲載
冷麺、ビビン冷麺 各15,000ウォン(約1,700円)
冷麺にしては高いのですが、美味しくいただきました。

食後、あてもなくソウルを散策。

夕食は、「陳玉華 ハルメ元祖タッカンマリ」
ホテルから徒歩約20分

鶏料理で参鶏湯は知っていましたが、タッカンマリ(鶏の水炊き)は初めて聞きます。
17:00過ぎに行ってみると、3階建ての大きな食堂には既に満席状態。
超人気店なのが分かりました。

運よくすぐに席に案内され、テーブルには初めから鍋の中に、
鶏、トッポギ、ジャガイモがセットしています。
注文は、飲み物と追加分で、キムチはセルフ。

店員が鶏をハサミで切って、煮立ったら出来上がり。
好みでコチジャン、粗塩を加えていただきます。
出汁が決め手で、雑炊をいただきました。

食べ終わり、店を出るときには長蛇の列。
安くてボリュームもあり美味しくいただきました。

ソウル3日目
朝、サウナ・大浴場を満喫。
12:00ホテルをチェックアウトして昼食へ。

1日目夕食をいただいた「フンブコル炭火テジカルビ」へ。
メニューにあった「プルコギ定食」「ケジャン定食」がどうしても食べたかったのです。

食後、預けていた荷物を取りにホテルへ。
恐ろしいまでの不愛想の彼とホテル前で会いました。
良い店を紹介していただいたので、一言お礼を。

無口どころか、機関銃のようにしゃべりだし、
中国の黒竜江省(ロシア国境近く)から母親と出稼ぎに。
日本のアニメが好きで、ビデオを見ていたら日本語が話せるように。

出勤前だから大丈夫と、気が付いたら40分以上立ち話をしていました。
恐ろしいまでの不愛想ではなくて、恐ろしいほどの人見知りでした。
フロント業務で人見知りとは、さずがヨンビンホテル。

「ヨンビンホテル」の意味を調べたら「迎賓館」という意味。
まさしく迎賓館。
またソウルに来たらヨンビンホテルに泊まりたい。

コスタクルーズ 専用サイト

コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ③ ~韓国・大山港下船~

船内をくまなく探索
クルーズ4日目 終日クルージング。

昨日までの大雨はなんだったのか?というくらい快晴。
暑くも寒くもない最高の気候。

いつもの旅の楽しみ。
朝食後、ジムでたっぷりジョギングの後、船内を散策。
終日クルージングの日は、免税店、カジノが終日オープン。

現在、クルーズ最大客船は22万トンに対して、コスタセレーナは約半分の114,500トン。
最大客船の半分といってもかなりの大きさがあり、
1週間乗船しても全て把握できません。

ましてや今回4泊5日のショートクルーズなので、
最終日にこんな施設があったのかと、気付くことが多いのです。

昼食は、初めて行くもう一つのメインダイニング「リストランテ チェレス」へ。
あまり知られていないのか、かなり空いて、いつも行くビュッフェとは料理内容も違います。

イタリア人の人生観 マンジャーレ、カンターレ、アモーレ
最後の夜はガラディナー。
特別な夜のイベントという意味ですが、クルーズ中1回はガラディナーがあります。

食後、クルーが歌、踊りを披露します。
コスタの魅力は、飲んで歌って踊ってを地で行きます。

イタリア人の人生観に「マンジャーレ、カンターレ、アモーレ」食べて、歌って、恋をする。
というのがあるそうです。
明日の不安より、今を精一杯生きている感があります。

将来の不安から、節制をして気づいたら体が動かなく気力もなくなっていた。
と、いうことにならないよう、
今を全力で楽しみ、今を精一杯生きようと、改めて思いました。

韓国・大山港下船 仁川空港へ
クルーズ5日目 韓国・大山港 08:00入港。
キャビンは08:00までに退出、朝食をとり09:30に下船。
韓国入国、税関手続き後、
瑞山大山港国際旅客ターミナルより仁川国際空港まで車で約2時間。

仁川国際空港 第2ターミナル到着

コスタ・セレーナに乗船して
とにかく賑やかな楽しいクルーズでした。

クルーズ船社は世界で200社を越え、各社様々な特色があり、
お客様にあった船社をアドバイスをしてご予約いただき、
安心してご乗船いただき、安全にご帰国いただくのが弊社の使命です。

コスタ・クルーズは、弊社で取り扱うクルーズ船社の中で一番お手軽なクルーズです。
リーズナブルな価格設定、大人同室の小人が無料ということもあり、
乗客層はファミリー層、若い方も目立ち、賑やかになります。

海外では週末旅行感覚でカジュアルクルーズを乗船しているので、
日本で言う豪華客船のイメージである、正装、ダンス、世界一周とは違うかもしれません。
普段着の気軽なお手軽旅です。

サービスは、乗客数:クルー数の割合になり、
クルー数の割合が多くなれば、手厚いサービスになります。

カジュアル船では、乗客数に対してクルー数(人件費)を抑えているので、
サービスに期待はできません。

今回のような少ない乗客のコースであれば、
ストレスのない、満足いくサービスを受けることができました。

食事は、今回ディナーを毎食メインダイニングでいただきお腹一杯になりました。
スープをお椀でいただくのはどうかと思いますが。
この価格設定でよく頑張っていると思います。

コスタクルーズのおすすめポイント
・ファミリー層・・・大人2名以上、同室の小人無料
・一人旅・・・1名1室200%かかりますが、元がリーズナブル
・賑やかなパーティー

全ては代金とのバランスになります。
カジュアルクラスのリーズナブルな価格設定で、
世界のクルーズ人口が爆発的に増加しました。
誰でも気軽に乗船でき、気楽に楽しめるコスタクルーズ。

当社はコスタ日本地区販売代理店です。
空き状況、代金をその場でご案内、仮予約が可能です。
お問い合わせよろしくお願いいたします。

コスタクルーズ 専用サイト

コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ② ~鹿児島寄港~

のんびりできる終日クルージング
クルーズ2日目 終日クルージング。
雲一つない晴天で気温は23℃。
終日クルージングは、どこにも寄港しないので、船内はゆったりとした空気が流れます。

昨夜は23時には就寝、自然に目が覚めたのが8時半。
約9時間以上も一回も起きることなく熟睡。
こんな良く寝たのは久しぶりの事で、すこぶる体調が良い。
クルーズは良く寝れるのです!

朝食をビュッフェレストランでとりました。

私の旅の一番の楽しみ。
朝、フィットネスセンターで大海原を眺めながらのジョギング。

いつもはその後、サウナで読書をするのが楽しみなのですが、コスタはサウナが有料。
サウナのみは利用できず、ソーレミオスパ1日利用が$49がかかるので、

読書はキャビンのバルコニーですることに。
眠くなったらベッドで昼寝。これはこれで満足しました。

スパエリア

遅い昼食もビュッフェレストランへ

クルーズに乗船したら、行くところが決まってきて、
一番行ったのがデッキ5「グランドバー・アポロ」。

このバーには美味しいコーヒーがあり、何といってもスモーキングラウンジがあります。
冷房が効いていて心地よく、一日に何回もコーヒーを飲みながらゆったりとしていました。

ドリンクパッケージについて
ドリンクパッケージを付ける事を強くおすすめします。
コスタは飲み物も有料で、円安もあってビール1杯 1,000円ちょっと。
パッケージには、水、コーヒー、ビール、ワインの他、カクテル等も多数含まれ、
レストラン、ラウンジ・バーでいただく事ができ、何より優雅な気分になります。

ドリンクパッケージ(My Drinks)船内で購入は1日:$36。
クルーズ予約時に購入の場合、1日4,000円ちょっと。
クルーズ予約時が断然お得なのです。

あっという間に夕食。メインダイニングへ。

クルーズ唯一の寄港地 鹿児島

クルーズ3日目 鹿児島寄港
昨日まで快晴だったのが、朝から雨。それも叩きつけるような大雨。

いつもお世話になっている、鹿児島市内のお客さんにご挨拶後、天文館へ。

2年前にたまたま通りがかり、お昼にラーメンをいただきました。
一口いただき、「これはなんだ!」と、衝撃を受けました。
その時、鹿児島で3泊しましたが3回食べに行ったほど。
すぐ近くにうなぎ屋もあり、そこは2回。
鹿児島には何でもあり、全てが美味しい!!

2年ぶりの再来店。「鹿児島らーめん 豚とろ」
麺、スープ、そしてチャーシュー、全てが絶品なのです!

デザートに鹿児島名物 氷白熊「天文館 むじゃき」へ。
フワフワかき氷にたっぷりの練乳。
大阪のコンビニでも売られていて、好きでたまに頂きますが、本場は全然違います。
レギュラーサイズは大きいなのベビーサイズを注文。

今まで大阪、それも北大阪のお客さんしか取り扱っていなかったのですが、
クルーズをやるようになり、全国のお客さんと出会うことができました。

団体旅行の場合、お会いして打ち合わせする約束は取りやすいのですが、
クルーズは基本個人旅行なので、相当仲の良くならないと、
ご自宅までお伺いすることはなかなか難しいです。

ありがたいことに日本全国のお客さんと出会い、お伺いできるようになりました。
こんな嬉しく有難いことはなく、クルーズをやっていて本当に良かったと、幸せを感じます。

鹿児島 17:00出港
晴れていたら目の前に桜島が見えるとの事ですが、残念。

最終日が近づくにつれて、さらに盛り上がり、夜はまだまだ続きます。


コスタクルーズ 専用サイト

コスタ・セレーナ ゴールデンウイーク ショートクルーズ① ~東京出航~

コロナで翻弄されたコスタ・セレーナ
2024年 5/04 ゴールデンウイーク 東京~韓国・大山へショートクルーズに乗船しました。

コスタクルーズは年間を通して、ずっと日本発着を運航しており、
日本発着クルーズでは一番本数の多いクルーズ会社でした。
2020年、2021年コロナにより運航することができませんでした。

2022年日本発着クルーズを決定し、コース発表、予約も多数いただきました。
その頃、他の殆どの国では完全開国。完全にコロナは終わっていて、
旅行業界 航空、ホテル、クルーズ各社が史上最高額更新を連発。
その頃、日本は「密です!」
出航ギリギリまで運航予定でしたが、とうとう2022年全てのコース中止を発表。

2023年も日本発着クルーズを早くに決定し、コース発表、予約も多数いただきました。
日本は、まだまだコロナ利権優先なのか、決断できない、煮え切らない態度に愛想を尽かし、
2022年10/24に早々と中止を発表。2023年日本発着クルーズは全て取消決定。

完全に日本を見切り他の国での発着クルーズを運航。
5月ゴールデンウイーク後、完全開国しましたが、時すでに遅し。

コスタクルーズは、日本発着から撤退する形になりました。
今年2024年は数本の旅行会社のチャーターのみとなり、今後も日本発着の予定はありません。

そんな中、コスタ・セレーナは、チャーターの合間のクルーズで、
東京から韓国・大山まで4泊5日のショートクルーズに乗船することができました。

誰でも気軽に乗れるカジュアルクルーズ
コスタクルーズの魅力は何といってもクルーズ代金にあります。
かなりお安い値段設定で、幅広い客層を対象にしています。
小人無料(大人2名同室)というのもファミリー層が多い所以です。

誰もが気軽にお得に楽しむことができるクルーズなのです。

シップデータ

クルーズ会社コスタクルーズ
船 名コスタ・セレーナ
シップデータ総トン数:114,500トン 全長:290m 船客定員:3,780名
乗組員数:1,100名 建造年:2007年(2023年改装)

コース

日付寄港地入港出港
15/04(土)東 京20:00
25/05(日)~終日クルージング~
35/06(月)鹿 児 島08:0017:00
45/07(火)~終日クルージング~
55/08(水)大 山(瑞山/韓国)08:00

東京国際クルーズターミナルは2020年開業。
「東京国際クルーズターミナル駅」から徒歩すぐ。
そこまで大きくはないので利用しやすいクルーズターミナルです。

チェックインもスムーズで、いざ乗船。
乗客は韓国人、フィリピン人が圧倒的に多い印象です。

イタリア客船で船内に入ると明るく陽気な雰囲気。
クルーは自然で自由奔放。
鼻歌を唄っているクルーもいるので、明るい雰囲気に見えるのだと思います。

コスタの客船は写真で見る限り、ギラギラした色使いは落ち着かなく好みではありませんが、
実際に船内に入ってみたら、そこまでギラギラしていません。
写真選択はコスタ担当者のセンスなのだと思いますが、写真で見るより落ち着いた雰囲気です。

キャビン(客室)
今回宿泊したのは、バルコニー客室(18.2㎡)
落ち着いた色使い、機能的な造りで収納も十分。
ベッドはツイン(2ベッド)になっており、小さいサイズ。

キャビンの設備
設備はホテル同様に揃っており、何不自由はありません。

アダプターは、USB、プラグAタイプ(日本)、プラグCタイプ(ヨーロッパ)。
キャビンごとに個別に温度調整ができます。

韓国の乗客が多かった為、韓国テレビが5チャンネル以上あり、
日本はNHKワールド(英語)のみ。これは乗客数によって変わるのかもしれません。

クルーズの喫煙事情
日本での喫煙は日に日に肩身が狭くなっていますが、ヨーロッパでは喫煙者が多くタバコ天国です。
人混みの中でも、くわえタバコが普通にいます。

コスタセレーナでの喫煙スペースは、デッキ10、デッキ5(スモーキングラウンジ)、
そして各キャビンバルコニーに灰皿が設置されています。

以前コスタは、キャビン内に灰皿が置いていましたが、さすがにキャビン内禁煙となりました。
その他、殆どの客船でバルコニーで喫煙できましたが、今はバルコニーでも禁止されています。

コスタはチェックインの際にクルーズカードは渡されず、キャビンに置いています。

船内至る所にクレジットカード登録機があり、
乗船から48時間以内にクレジットカード登録をします。
手続きは簡単で数秒で終わります。

クルーズカードの役割
①身分証明…パスポートのデータを登録し、乗下船時に必ず必要
②カードキー…客室の鍵
③船内クレジットカード…船内のお支払いをクレジットカードと同じ要領でご利用

緊急避難訓練
乗船後24時間以内に避難訓練を行わなければいけません。
以前はどの船会社でも実際に避難訓練が行われ、一人ずつチェックを受けます。
行かなかったら、後から必ず呼び出され避難訓練を行います。

避難訓練といっても、正しいライフジャケット装着の仕方くらい。
すぐに終わりますが、待ち時間が長く疲れます。

今現在、殆どのクルーズ船では、避難訓練をビデオ視聴します。
これで劇的に楽になりましたが、コスタでは今も実際に避難訓練を行っています。

初日メインダイニングでのディナー

乗船初日のディナーはメインダイニングへ。

入り口にはメニューサンプルの展示。
注文したら必ずイメージとかけ離れているものもあり、
当たり外れもあり、それも楽しいのです。

テーブルに着くと、QRコードを使ってメニューを見ることができます。
カジュアル船ではこれがスタンダードになり、極力、労力を省いて、
その分、クルーズ代金に反映させています。
スマホができない場合、メニューを持ってきていただけます。

今回のクルーズでは乗客が少ないので、待つことなく飲み物、料理がでてきました。

他の客船と違うのは、コスタクルーズは、基本的なもの以外は有料になります。
夜食も夜通し営業しており、ハンバーガー、麺類、アイスクリーム、ピザなど。

コスタクルーズは夜が遅い。
他の客船では23時には船内静寂に包まれるのに対し、
コスタクルーズでは、23時から夜が始まるといった感じ。

ちなみに私は23時には就寝。


コスタクルーズ 専用サイト