日本人の旅行のあり方

隙間がなく動くのが旅行

今回、ダイヤモンド・プリンセス日本発着を乗船して違和感を感じました。

シアターが満席で入れないのを初めて経験。
通常ある程度、席が埋まることがあっても、満席になる事はまずありません。

終日クルーズでは、船内イベントプログラムをずっと持ち歩いている方をを多く見ました。

乗船日、2日目に添乗員がツアーバッジを付けた団体をぞろぞろと船内を案内。
「ここがピザ屋です」「ここがプールです」
ご年配の方だけでなく、30代、40代の方もぞろぞろとついて行きます。

それが一部少数ではなく、大多数に感じ受けました。

日本人の大半は、お膳立てされたものを与えられないと何もできないのかもしれません。

私がクルーズをやり始めた頃、募集ツアーを行い添乗で同行していたのですが、
あるクルーズ乗船中にお客さんが「どうなっているんだ!!」と、激怒して言ってきました。
聞いてみると、「明日の予定が何もない」との事。
何をおっしゃっているのか意味が分かりませんでした。
よくよく聞いてみると、フリーはありえないとの事で、
起きてから寝るまで、隙間なくビッチリと予定を詰め込まないと気が済まないらしい。

一緒にエクスカーションデスクに行き、
自分の時間が無くなりますが、本当に良いのですか?とお伺いした上で、
隙間なくビッチリ詰め込み予約を入れました。
満足されて機嫌をお直しいただきました。

そもそも寄港地観光を行きたい場合、
エクスカーションデスクでお好きなコースを予約をしてください。
と、ご案内していましたが、募集ツアーでしか行ったことがないせいか、
何でも添乗員に言わない(支払い)といけないと思い込んでいたのだと思います。

そのお客様は、大人4名様で内側客室4名1室でお申込み。
内側はドアを閉めたら真っ暗になり時間が分からず、
換気が弱く、トイレは4人分の匂いが逃げません。
その中で2段ベッド。
修行の目的で行くならよいのですが、説得し内側2室に分かれていただきました。

募集ツアーのお客様は空白を嫌います。
ビッチリと隙間なく詰め込まなければ悪なのです。
当時この事が初めて分かりました。

こうした感覚は戦後日本の団体旅行で植え付けられた旅行形態なのではないでしょうか。
旅行会社がコミッション獲得の為に、観光地にプラスして土産屋に立ち寄るため、
隙間ない苦行の行程になります。

朝バスで出発して、トイレ休憩10分。
昼食はドライブインでギュウギュウ詰め団体席。飲物はお茶のやかんリレー。
観光地にプラスして土産屋を何か所も。
やっと宿に入るころにはすでに暗く、夕食(宴会)時間までに急いで大浴場で行水。
宴会後、休む暇なく二次会場へ、深夜までカラオケ公害が続きます。
やっと床に入れますが、定員4-6人1室。プライバシーがない中での雑魚寝。
翌日も朝から夜の到着までビッチリ隙間なし。
体力的にも精神的にも疲れに行くのが旅行なのです。

募集ツアーは、見ず知らずの方と団体で行くのを、私には理解できません。
モラルがある方ばかりでしたら良いのですが、世の中良い人ばかりではありません。
何でお金を払ってまで気をつかわなければならないのかと思ってしまいます。

安いのが正義
今、これを書いているときに、日本発着クルーズの問い合わせ。
先日乗船したダイヤモンド・プリンセスでのダイニングで相席になり、
値段がいくらで、安いのを自慢するとの事です。
初対面でそういう話を恥ずかしげもなくしている方もいらっしゃるそうです。
貴重で大事な時間に、初対面で下世話な話をされたら、私はその場で席を外します。

その問い合わせは「直前割」。
ダイヤモンド・プリンセス日本発着は、「直前割」という設定を開始しました。
その「直前割」を予約して安く乗られた方が自慢をするのだと思います。

海外クルーズでは、売れないコースがあればフラッシュレートを設定するのは以前からあります。
・ご予約後キャンセルでも一切の返金がない。
・キャビン番号がギャランティで選べない。
・ご予約後24時間の支払い。
・郵送物なし(メールのみ)
などの条件があり、代金をお安くしています。

通常代金では、好みのキャビン番号を選べ、既定の取消条件。
モノの値段は重要と供給により設定されます。

日本発着のお客様層は、海外クルーズのお客様層と違い、大半が募集国内ツアーのお客様です。
今後も交じり合うことはありません。

最近特に目立つのが、お客さんからの問い合わせの際、
「御社が一番安い」と言われることがあり、初めは貶されているのかと思いました。
私は安売り競争は参加するつもりはありません。
キャンペーンが発表されたら、すぐに公開するの為なのかもしれません。

高級船では全くないのですが、お手軽な船に限っての事で、
その方は毎日のように細かい問い合わせがありますが、決まることがないのが特徴です。

何日も時間、労力をかけて数百円、数千円単位を調べ小出しに問い合わせするなら、
その時間、労力を働いたら、もっといい旅ができるのに。と、いつも思います。

これは旅行に限ったことではなく、
この国ではただ安いのが正義という方が多くなってきているのを感します。

ダイヤモンド・プリンセス 6/03乗船します!

ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ
今週末から乗船します。

日本発着の場合、ワクワク感が全くといっていいほどありません。
海外クルーズの場合、飛行機で海外へ行き、クルーズ乗船前にホテルに数泊します。
そしてクルーズへ。
海の色も、文化も、人も全てが非日常です。
ワクワクした高揚感はクルーズならではです。

対して日本発着は基本的に日本を廻ります。
今回、自宅から1時間以内で行ける神戸港から出航。
高知、鹿児島、済州島に寄港しますが、
以前、添乗業務で日頃行っている所なので全て日常です。
寄港地では日本の電波が入り、普段通りに電話がかかってきます。

コロナ前は船内では日本発着にもかかわらず、
添乗員が旗を持って団体客をぞろぞろ連れて大声で案内。
水筒を持参し、ウォーターサーバーで並んでいるのが特徴です。
夕食レストランで、その水筒の水を飲む仏様もいらっしゃいます。

コロナでどう変わっているか期待します。

出発まであと5日ですが、ちょうど台風が直撃しそうな進路。
一本前のに現在クルーズ中の5/27発 台湾・沖縄クルーズは、
台風の影響で、長崎、釜山、博多へ寄港地変更を前日に決定連絡が入りました。

台風でどこの寄港地になるのか。
ミステリーツアーの様相になり、楽しみになってきました。
ただ、寄港地変更は何も問題ありませんが、
中止だけは避けていただきたいと思うばかりです。

ダイヤモンド・プリンセス日本発着クルーズ。
何だかんだ言っても、クルーズに乗れるだけで楽しみで幸せです。

コロナ終息し初めての大型連休

コロナ騒ぎが終息し、初めての大型連休である2023年ゴールデンウイーク。
ありがたく大勢のお客様が海外へ。

待ちに待った、約3年ぶりの海外旅行、海外クルーズ。
いつもと違うのは、現地からリアルにご連絡をいただきました。
「今、到着しました!」
「今、船に乗船しました!」
「プールサイドでビール飲んでいます!」などなど。

明らかにいつもとは意気込みが違いました。
ずっと行きたくて行きたくて、待ちに待っていたのを実感いたします。

やっと通常通りの旅ができるようになりました。

4/29 急遽、水際対策(Visit Japan)廃止の決定。
5/08 感染症2類から5類へ。
一年遅れて日本も完全開国しました。

日本発着クルーズも昨日、クルーズ会社から連絡がありました。
(ダイヤモンドプリンセス、クイーンエリザベス 日本発着クルーズ)
・ワクチン不要
・陰性証明不要
・Visit Japan不要

完全に通常の旅行になりました。
さあ、どんどん海外へ!!クルーズへ!!
お申込みお待ちしております!!

日々新しい出会い。幸せを感じます。

2023年に入り、コロナ禍からまる3年。

海外では約1年前から終息していましたが、
やっと日本でも終息が近づいてきていると感じます。

昨年はこのまま仕事が入ってこないんじゃないかと、不安な日々でした。

ただ欧米では、コロナ終息で今まで旅行に行けなかったストレスが一気に爆発。
クルーズ各社、航空会社など、史上最高益を更新。
それに対して、コロナで人を削減しているので、極端な人手不足。
空港まで閉鎖し、航空機も飛べない程になりました。

その頃、日本では全員がマスク姿(今もですが)で、テレビは連日コロナ報道。(今もですが)
まだ先になるが、日本も欧米並みに必ず波が来ると信じていました。

今年に入り、流れが変わったのが分かります。
線を引いたように仕事がどんどん入ってくるようになりました。

クルーズでは主に日本発着クルーズですが、海外クルーズも増えてきております。
クルーズ以外の国内旅行もお取り扱いしているので、以前からのお客様がお申込みいただきます。

毎日、新規のお客様から、コロナで中止になった方から、どんどん連絡があります。

2020年1年間の売上6万円。粗利6千円。
まだまだ笑い話には早すぎます。
決して気を緩めてはいけない。

ただ、今は毎日が楽しい。
今日はどんな人と巡り合うのか。
幸せを感じております。
本当に感謝いたします。

日本帰国で思うこと

年末年始ベトナムへ行き、一昨日1/11の朝に帰国しました。

ベトナムも完全開国しており、コロナ前と全く変わらない状況になっています。
今回はコロナ前から計画していた中部。ダナン&ホイアンへ。

ウクライナ侵攻での燃油高騰の影響で、航空券代が高騰。
ダナン往復は、通常は5万円以下のイメージですが、
今回の年末年始では、LCC格安航空券でも10万円位。
それでも行きたい。これだけは譲れません。

前回の年末年始(2021-2022年)は、タイ・パタヤ&バンコクへ。
事前の書類、登録、PCR陰性証明、隔離ホテル手配などがありましたが、
今回は日本帰国だけのワクチン3回接種証明だけで、コロナ前の全く通常の旅行でした。

殆どマスク姿は見ることはありませんでした。
ベトナムは通常通り活気にあふれ、空港ではベトナム名物の親戚一同のお見送り、お出迎えで大混雑。

完全にコロナの事は忘れていましたが、関西空港に到着した際、状況が一変。
厳格で物々しい雰囲気。誰もが緊張して会話もなくなります。
ゲート間のモノレールは運行中止しており、約10分程歩いて検疫へ。

海外から帰ってきて思うことは、まだこんな事をやっているの。
ベトナムに旅行に行ったのに、到着後すぐにタイムトラベル。

外国人は現地空港でも機内でもマスクは着けていませんが、日本到着後、全員マスクを着けます。
日本はマスクをしないと入れない厳しい国。というのが世界に徹底されています。

それでも日本は感染者数が世界トップクラス。
訳が分かりません。

感染症2類相当。
これだけ世界とかけ離れた状況の日本。
いつまでコロナビジネスを引っ張り続けるつもりなのでしょうか。
帰国後、一気に冷めてしましました。