高校時代の恩師からの便り

私の職歴⑰ ~ビガー・トラベル・サービス設立~で止まってます。
その間、ありがたいことに、ドバーッとお仕事をいただいて、
書く時間がありませんでした。

先日も、ポナン・ロストラルに乗船し、
その乗船レポートも今週中には、載せますのでご期待下さい!!

先日、高校時代の恩師から、高校の総会のお誘いがありました。

私の高校は、浪速工業高等学校。(現:星翔高等学校)
卒業して29年が経ちます。

大阪でも学力は低く、最下層クラス。
大声で卒業した高校を言うことは、ありませんが、
私は、酒井先生、小山先生が恩師ということに、胸を張れます。

卒業後は、学校にはよく顔をだして、仕事を紹介していただいてました。
この10年程、ご無沙汰しており、お会いするのは久しぶりです。

入学は、1985年。
1年の担任が小山先生。
科目は英語で柔道部顧問。

挨拶、礼儀、言葉遣いを徹底的に教えられました。
授業が終わったら、放送で「森本!職員室に来い!!」
何も悪いことはやってないのに、毎日のように呼び出し。

そして進級2年へ。
クラスを別けられ、大学への進学クラスと思いきや、
自動的に就職クラスになってました。

2年9組。酒井学級。
どうしようもない、落ちこぼれを集めた学級。
年上の方がクラスに9人。
これをまとめるのは、酒井先生しかいないと、貧乏くじを引かされたとの事。

ある日、同じクラスの米地君が、
「今日から心を入れ替える。大学を目指す」と、
酒井先生に相談しに行きました。

帰ってきたら、顔がボコボコになり、
後で分かったのですが、鼓膜が破れてました。
「お前が言うな!世の中舐めてんのか!!」

横のクラスに大久保君が大学を目指して、そのあだ名が「大学」。
そんなレベルの学校でした。

今回、酒井先生は、全員に案内状を出しましたが、
他の世代の酒井学級は、たくさん出席されてましたが、
私のクラスは、私一人が出席でした。

酒井恩師は、他の教え子もたくさんいるのに、
私につきっきりで、円卓の席も横を用意していただき、
気にかけていただきました。

酒井先生は、紙袋一杯に、各世代の修学旅行の集合写真を持ってきました。
私も何十年ぶりに見る写真。
懐かしく、目頭が熱くなりました。

私の円卓は、各世代の酒井学級。
皆が一番殴られたのは、俺の世代だと譲りません。
酒井先生の武勇伝に花が咲きました。
今だったら、1分でクビになる話です。

今年65歳で定年し、嘱託で学校に来てます。
あんな怖かった、大きな先生が小さく見えました。

最後の方で、「名刺配ったか?」と、聞かれ、
まだですと答えたら、
「よし、ついてこい!!」と、
教え子全員に一人づつまわって紹介していただきました。
「俺が一番殴ったどうしようもない奴や。旅行言うたって!!」
30回以上同じセリフでまわっていただきました。

恩師には当日言えませんでしたが、この場を借りて、
「酒井先生の教え子、森本哲也は、偉くなれませんでしたが、
誰にも恥じることなく、まっすぐ堂々と歩いております。」

酒井先生、長生きしてください。
もっと人間的に立派になる姿をみせます。

●左から酒井先生、小山先生、種橋先生(現校長)

お見送りに関西空港へ ドナウ川クルーズ
アマ・ウォーターウェイズ 

8/20(土)お客様のお見送りに関西空港へ。
広島のお客様で、なかなかご挨拶することができず、
ご挨拶を兼ねて、お見送りに行きました。

土曜日の午後は、何とも幸せな気分になります。
自宅から、関西空港までは、約90分のドライブ。

フライトは、TK047 タ―キッシュエアライン 21:30発。
自宅を17:30に出発。

関西空港へのドライブで高速からの夕陽。
タイでは、一回も夕陽、朝日を見れなかったので、
久しぶりの夕陽を鑑賞することができました。

日頃、夕陽なんてなかなか見ることができません。
土曜日の午後にドライブして、夕陽を鑑賞。
そして、何よりお客さんのお見送りで、仕事がある。
帰りに、ラーメン「一蘭」を食べよう。
最高に幸せを感じる時です。

関西空港では、無事にお客様とお会いすることができました。
ありがたく、今回、4回目のクルーズ。
前回のリバークルーズは、ロシア・ボルガ川クルーズ。
ボルガ川では、さすがにロシア船レベル。
デザートがみかんがドンと皿に乗る程。
良いサービスとは言えないレベル。

今回は、アマ・ウォーターウェイズ。
ドナウ川クルーズ ブタペスト~ブカレスト。
この船会社は、何も心配要りません。

AIRは、タ―キッシュエアライン。
航空券発券時に、例のクーデターがあり、
他の航空会社等の代案をご案内しましたが、
すぐに収まり、予定通りタ―キッシュエアラインを選びました。

先程、現地からご連絡をいただき、無事に到着。
これからドナウ川をクルーズ。

どうか、この旅行が、最高の思い出になりますように。

以下、お客様からの写真です。
アマウォーターウェイズ●アマ・セレナ ブタペスト出航
アマウォーターウェイズ●ラウンジ アマは・ウォーターウェイズでは、
 ワイン、ビール、ソフトドリンクがクルーズ代に含まれてます。
アマウォーターウェイズ●乗船後すぐでも軽食がご用意
アマウォーターウェイズ●生け花 このこだわり

お客様の声 クルーズ乗船記をいただきました!!

ありがたく、お客様の声をいただきました。

そのお客様は、元日系のキャビンアテンダントで、
現在は、マナー講座の講師をされております。

初めてご連絡をいただき、私ではなくスタッフが対応しました。
その際に、「なんて素敵な方なんだろう!!」と、
1回目のお電話で、その方の大ファンになった程です。
お話していて、相手が気分良くなり、楽しくなるとのこと。

クルーズに乗船されても、その人柄は万国共通。
すぐに世界の方々と仲良くなり、帰国後も親交を深めているそうです。

そんな方に、ずうずうしく、乗船記をお願いしました。
さんざんお世話になっているのに、
その上、旅行記をお願いするなんて、かなり勇気が要ります。

前回のボルガ川リバークルーズの際、ダメもとでお願いしたら、
クルーズの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたい。
との思いから、快くお受けいただきました。

今回も、ずうずうしく、勇気を出してお願いしましたら、
快くお受けいただき、旅行記をいただきました。

今回のクルーズは、コスタ・クルーズ。
シンガポール発着で、マレーシアを周るショートクルーズです。
イタリアのカジュアル船で、賑やかなパーティシップです。
お客様には、合わないと柔らかくご案内していたのですが、
この日しか日程がお取りできないとのことで、ご決定いただきました。

旅行記をこちらから
まちこ先生の海からのらくがき
著書を出版されております。
元国際線スチュワーデスが贈る「空からのらくがき」

空からのらくがき本当にありがたく、本当に感謝しております。
この仕事をやっていて、本当に良かったと思う時です。

ロマンチック・クリスマスディナー

青森のお客様が大阪にお越しいただき、
ディナーをご招待していただきました。

なんで!?
6月に青森に行った際、散々お世話になっておきながら、大阪に来てまで。
ここは私が!!と、相当粘ったのですが、
これ以上言ったら、逆に失礼のレベルまで言い張ったのですが。
ありがたく、ご馳走になりました。

堂島のイタリアンレストラン
リストランテ・リナッシェレ・ドウジマ

大川沿いにあり、雰囲気抜群のお店。
クリスマスなので、周りにはカップルばかり。
今回は、クリスマス特別ディナーメニュー。
料理は、フルコース。全10品。
上品な味付けで、たくさん料理を少量で出していただけるので、
よく食べる私でも、ボリュームがあり、美味しくいただき大満足しました。
ワインもすすみ、本当に楽しく夢のような時間を過ごしました。
まわりが居ないと思ったら、3時間以上。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。
堂島から川沿いに歩いて、リーガロイヤルホテルへ。
お客様の部屋で、また楽しく話し、深夜帰宅しました。

次にお会いするのは、2016年ゴールデンウィーク。
MSCマニフィカ ベニス発着で、東地中海・アドリア海クルーズです。
こちらのお客様は、羽田空港からで、私は、関西空港から。
ドバイで合流し、帰りに2泊ドバイを満喫します。

この旅行で生きてて良かったと、言わせてみせます。
それが、今私にできる恩返しです。

これからは、私が恩返しする番です。
とんだ食わせ物だったと思われない様、器の大きな男になります。

クルーズを通じて、いろいろな方とお知り合いになれます。
通常の旅行であれば、これほどの親密な関係になっていないかもしれません。
やはりクルーズには、何かあるのです。

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2016年ゴールデンウィークご一緒しませんか。
「生きてて良かった」と、言わせてみせます。

■旅行日程:2016年 4月22日(金)- 5月03日(火) 12日間
MSCマニフィカ 東地中海クルーズとドバイ12日間(添乗員同行)
※添乗員は私です。
※全国空港発着対応

お客様が大阪にお越しいただきました!!

2016年、早くも3週間が経ちました。
年々、時が経つのが早く感じてしまいます。

以前は、関西のお客様しか、お取引が無かったのですが、
クルーズをやるようになって、全国からお問合せ・手配をいただくようになりました。

単なるお客様・旅行会社の関係が、家族みたいな存在に。
魅力的な人ばかりで、その方とお会いする度に、パワーをいただけます。

丁度、一ヵ月前のクリスマスに、
青森のお客様が大阪へお越しいただきました。

年に1-2回、クルーズをご一緒して、
人間的に大きな、素晴らしい、尊敬する女性の方です。
今では、ありがたいことに、
家族みたいなお付き合いをさせていただいております。

6月に私が、青森に行った際、
何から何までお世話になりました。
その時のブログ記事 

お越しになる日程が決まったのが2週間前。
当初、2泊の予定が1泊に変更になり、
どこに案内して、食事はどんなのが良いか悩みました。

月の1/3を東京でお仕事をされている方なので、
大阪的なものをだしたく、
ホテルは、リーガロイヤルホテル。
夕食は、串カツ(今はやりの2度づけ禁止の大衆店ではない店)もしくは、
フグで行こうと考えてました。
お越しになる前に、「ホテル、夕食はこっちで手配した」とのこと。
なんで大阪の店を知っているのですか!?

12/21 JAL2152 大阪空港 11:15到着
ランチもいろいろ考えたのですが、
無難ながらも確実な帝国ホテル大阪の中華料理にしました。

帝国ホテルのホスピタリィは、さすがは日本を代表するホテルと言えます。
堅苦しくなく、自然な対応。
その自然な対応も計算されつくしたもの。

良いホテルに泊まると、テレビをつけたくなくなります。
雰囲気が壊れる為です。
その雰囲気もサービスも、これだったらお金を出す価値があると思います。

帝国ホテル大阪の中華「ジャスミンガーデン」は、23階。
大阪の風景を観ながら、落ち着いて食事ができました。
サンタの国・フィンランドからサンタクロースも来日。
毎年、この時期に帝国ホテルに夢を与えに。
他のお客さんは、こっちへ来るなオーラ全開。
サンタクロースは、ちょっと疲れ気味でした。

その後、新世界、道頓堀を観光し、大阪のクルーズのお客様とも合流し、
大阪ステーションシティ「ルクア」へ。
私、自身初めてで、大阪駅周辺のドヤ街イメージは全くなく、
外国に来たようなお洒落な雰囲気です。
ここが大阪!?
そこから徒歩でOSAKA光のルネサンスへ
大阪市役所から中之島公園まで煌びやかなイルミネーション。
これも私は初めてです。
お客さんが、「大阪は水の都だね」と、
日頃、ゆっくり大阪を観て感じたことがなかったので、
改めて、良い都市だと感じました。

「灯台下暗し」
幸せを感じるのもそういうものかもしれません。
生きているだけで幸せなのに、それさえも気づけないのかもしれません。

次回、お客様がご予約していただいたレストランへ。