新造船 オーシャニア・ヴィスタ乗船 ~私がオーシャニアをおすすめする訳~

オーシャニア・クルーズ11年ぶりの新造船に乗船
フェアモントセンチュリープラザ・ロサンゼルスに2泊した後、
サンペドロ クルーズセンターまでへバスで約30分。

今年春にデビューしたばかりの客船「オーシャニア・ヴィスタ」と初対面。
今から乗船するクルーズを目の前にした時の高揚感。
すぐ隣には、クラウン・プリンセスが停泊。

今回のクルーズは、オーシャニア販売代理店のお披露目クルーズで、
ロサンゼルス発着で2泊。メキシコ・エンセナーダに寄港するコース。

チェックインの際、「ESTA(アメリカ電子渡航認証システム)を提示してください」と、
初めて言われました。

空港カウンター、ホテルも認証したら、オンラインで分かりますので、
その証明を提示することはありませんでした。
コロナ後に変わったのか、オンライン確認できなかったのか。
今回クルーズのチェックインでは求められました。

また、日本語ではなく英語での証明を求められたので、
アメリカでクルーズに乗船する場合、ESTA英文証明をプリントして
ご持参することをお勧めいたします。

オーシャニアクルーズをおすすめする理由
オーシャニア・ヴィスタ 
総トン数:67,000トン 全長:251m 全幅:32m 
乗客定員:1,200名 乗組員数:800名 就航:2023年

今年春にデビューのオーシャニア11年ぶりの新造船。
Oクラス(リビエラ、マリーナ)と同じ大きさの姉妹船。

違うのは船内の色使いが白を基調としたスタイリッシュなデザイン。
高級感が漂い、よりラグジュアリーに近づいた感があります。

内側、海側客室を排除し、全てのキャビンがベランダ付き。(一部フレンチバルコニー)

オーシャニア・クルーズおすすめポイント
食事 メインダイニング
フリーシーティング。
営業時間18:00~21:30であれば、お好きな時間に行くことができます。

2名テーブルも多数用意され、満席で待つといったことも殆どありません。
食事は日替わりで数多くのメニューがあります。

そして私が好きなところはドレスコードなし。カントリーカジュアルスタイル。
荷物になるし、堅苦しいのでスーツ、革靴は苦手です。 

ドレスコードがないといっても、皆さんお洒落を楽しんでいて、
雰囲気を壊すようなことはありません。

食事 ビュッフェ
食材に予算をかけているのがすぐに分かります。
毎晩、ロブスター、なんちゃって寿司ではない、ネタが良い寿司が並びます。

他船の場合、自分で取るので料理がグジャグジャで食欲減退することも。
オーシャニアは自身でとるのではなく、全てサーブしていただけるので、
綺麗なまま取り分けていただけるので、料理が美味しく感じます。

キャビン 客室
標準のベランダ客室でも27㎡。
キャビンも明るい色を使っているので圧迫感はなく高級感があります。

バスラブをなくした分、バスルームも広くなり、収納が増えました。
またタオル類もふっかふっかで、これでもかレベルにたくさん置いています。
1日2回清掃に入るのでいつでも綺麗な状態が続きます。

今回宿泊したキャビンはコンシェルジュ・ベランダA(27㎡)

飲み物 ソフトドリンク無料 レストランではアルコール無料
新たな特典でランチ、ディナー時はレストランでアルコールも含め無料。

どこのレストラン、バーでも、そしてキャビン内の冷蔵庫もアルコール以外はフリー。
数日経てば好みを分かっていただき、多めに入れていただけ、
ミネラルウォーターも切れることなくふんだんに用意。

ジムでの冷蔵庫にはスポーツドリンク。
サウナ上がりでは氷とソフトドリンクが用意。

コンシェルジュAでは、コンシェルジュラウンジが利用できます。
ソフトドリンク、軽食のサービス、プリンター、コピー機など設置。

各フロアで無料のセルフランドリーがあります。(洗剤完備)
これも嬉しいサービスです。
有料になりますが、ドライクリーニング、ランドリーサービスもあります。

クルーのサービスレベルの高さ
オーシャニアのクルーはよくここまでトレーニングを積んでいると感心します。
鼻歌を歌い、おしゃべりに興じているクルーは見かけません。

乗客定員:1,200名に対して乗組員数:800名。1.5の割合。
レストランでもこちらが言う前に、ウェイターが先に気づいてサービスしていただけます。
レストラン以外でも全てがそうなのです。

コロナ後はクルーの入れ替わりもあり、
おもてなしの高さを感じることは少なくなりましたが、今は立て直しの時期。
今後の感動するおもてなしを期待します。

寄港地での無料シャトルサービス
船会社のエクスカーション(寄港地観光)は、
団体行動なのでもっと見たいと思っても付いていくしかなく、
英語ガイドが乗客と盛り上がっている話が分からなく行きたくありません。

オーシャニアは殆どの寄港地で港から街の中心などへ無料のシャトルバスを運行します。
これがあるとないのでは全く違います。
他船でもシャトルバスがありますが有料だったりすることもあります。
気軽に何も考えずシャトルを乗って、自分のペースで街を散策してまたシャトルで帰る。
これがクルーズの醍醐味です。

新たな特典でエクスカーションクレジットが全てのコースに付きます。
港から距離のあるコースの予約をおすすめいたします。

客層
これは旅のイメージを左右する重要な要素です。
どのクルーズに乗るかで全く客層が違います。

いい船になれなるほど、乗客との挨拶する機会が増えるように感じます。
それも自然な笑顔で。
「お先にどうぞ」が基本で、エレベーターを降りる人よりも我先に乗る人はいません。

もともと余裕があるからそういう思考になるのか。
人、物事に対して、そういう思考だから、人間的に経済的にレベルが高くなったのか。
私は後者だと信じます。

スペシャリティ・レストラン
メインダイニング、ビュッフェ、プールサイド・レストラン、ルームサービス以外にも
予約制のスペシャリティ・レストランがあります。

無料でクルーズ代金に含まれております。
- トスカーナ(イタリア料理)
- ポロ・グリル(ステーキ&シーフード)
- エンバー(アメリカ創作料理)
- レッド・ジンジャー(日本・タイ・ベトナム料理)

サウナ
私が最も重要視しているのはサウナ。
私の旅の楽しみは、日頃運動しないので、旅に出たら毎日ジョギングをします。
フィットネスジムはどのクルーズもホテルも大差はありませんが、サウナが重要です。

クルーズによっては、サウナの施設があっても、雰囲気が悪い。
人が多すぎて立って並ぶ。係に何度言っても温度が上がらないなど、
期待して行ったら全然ダメだった事も何度もあります。

オーシャニアのサウナは素晴らしい。
ロッカールームから高級感漂い、ロッカー内にはサンダル、ガウン、タオルの用意。
雰囲気も良く、担当の係がいつもいるので、すぐに温度を上げる事ができます。
ドライサウナ、ミストサウナが男女ともにあります。

いつ行っても誰もいなく貸し切り状態。読書し放題。
サウナから上がったら、ギンギンに冷えたコーラゼロを飲む。
至福のひと時。
これをするために日頃どんな辛いことも耐えれます。

奥にコンシェルジュA以上のキャビンの方が利用できる、アクアマール・スパテラスがあり、
専用プール、ジャグジーがあります。

コストパフォーマンスの高さ
ラグジュアリークラスは高額な分、良くて当たり前。
期待値も高くなります。

オーシャニア・クルーズは、他社プレミアムクラスと比べ割高ですが、
もうひと頑張りで乗れるクルーズだと思います。

代金と満足度を考えたら、コストパフォーマンスが高く、
断然オーシャニア・クルーズをおすすめします。

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新造船 オーシャニア・ヴィスタ乗船 ~日本からロサンゼルスへ~

オーシャニア・クルーズ11年ぶりの新造船に乗船
いつもこのブログで書いているように、私がクルーズで一番優れていると思うのが、
「オーシャニア・クルーズ」。
これはクルーズを始めた10年以上前から変わることがありません。

設備、料理、サービス、クルーのホスピタリティの高さ、客層。
そして何より重要なのが代金。コストパフォーマンスが高いです。

高額なラグジュアリークラスは良くて当たり前。
実際に予約するには二の足を踏みますが、
オーシャニアクルーズであれば、頑張ったら乗れるレベルだと思います。

オーシャニアクルーズは2012年にオーシャニア・リビエラを就航。
それ以来の新造船「オーシャニア・ヴィスタ」が今年春デビューしました。

船名:オーシャニア・ヴィスタ 総トン数:67,000トン
全長:251m 全幅:32m 就航:2023年
乗客定員:1,200名 乗組員数:800名

今までのOクラス(リビエラ、マリーナ)と同じ大きさの姉妹船。
デビュー前の写真では、今までの客船より、よりラグジュアリー感があり、
期待が高まっていました。

今回、オーシャニア・クルーズより、お披露目乗船の招待を受け、
ロサンゼルスのホテルで2泊し、ロサンゼルス発着で2泊乗船します。

羽田空港よりロサンゼルスへ
AA8428 大阪08:30/羽田09:35
AA026  羽田20:15/ロサンゼルス14:15

東京で半日とったのは、散髪をする為。
今から6年前、コスタネオロマンチカ東京晴海港下船。
東京に1泊して大阪へ帰る際、偶然通りがかった市ヶ谷駅近くの散髪屋さんに引き付けられました。

オーナー、奥様と意気投合。
政治、経済、スピリチャルな話まで、話が面白いのです!
年に数回ですが東京に行った際は必ず行くようになり、いろいろと教えていただき、
大阪にも会いにお越しいただきいただきました。

その方が、私の一番のおすすめの船で行くと、
今年のゴールデンウィークに初めてのクルーズに行っていただきました。
オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ ローマ~アテネ。
ありがたく想像以上のご満足いただき、いろいろとご感想をお聞かせいただきました。

今回行ったら、来年の初夏に北欧へオーシャニアで行く。との事。

あの時、偶然通りがかり、引き寄せられて入った散髪屋さん。
人の出会い。
縁というものを確かに感じます。

サイトウヘアーサロン
住所:東京都千代田区五番町3-1 ℡:03-3222-7962

腕は確かです!

ロサンゼルス空港からの移動
ロサンゼルス空港到着14:00。

ロサンゼルス空港は、1日平均1,500便のフライトを運航する、
世界で1番の発着がある空港とのこと。
ターミナルは9つもあり、大きすぎて掴みどころがありません。

ターミナル前からタクシーを乗車することができなく、
タクシーを利用する場合、まずは無料シャトルバスで「LAX-IT」へ行きます。

AAのターミナル4から「LAX-IT」まで約10分。
一般のタクシー、シェアライドのUber、Lyftはここから乗車します。
別にレンタカー、ホテル送迎は専用ミーティングポイントがあり、看板がでています。

初めてUberを利用しました。
「LAX-IT」では、かなりの乗客でミーティングポイントが不安でしたが、
エリア・番号看板があり、すぐに分かりました。

事前に行き先を登録し、複数の車の中から選択。
車種、値段(価格変動制)も様々で、ドライバーの評価を見て選べるのは安心です。
どの車も約5分以内に到着と表示。

クレジットカードを事前登録しているので支払いの手間がなく、
チップは現金で用意していたのですが、その必要がなく、
乗車後、アプリにメッセージが届き、チップを10%、15%、20%をクリックするだけ。
画期的で本当に便利です。

今回、Uberをロサンゼルスで数回利用しましたが、どのドライバーも親切丁寧な良い方ばかり。
以前はもっと台数あったみたいですが、一定基準を設け淘汰されたとの事。
乗客も評価されるので、お互いに安心して乗車できそうです。

約30分で「フェアモントセンチュリープラザ」到着。
オーシャニアクルーズの前泊利用ホテル。
ビバリーヒルズに近いエリアで、ショッピングモールは徒歩5分。

ロサンゼルスレイカーズ 八村塁を観たい

クルーズ乗船までロサンゼルスで2泊します。
乗船前夜は船会社のパーティーがあり、必ず出席しないといけませんが、前日はフリー。
NBAロサンゼルスレイカーズを調べたら、その夜にレイカーズの試合がありました!
出発の前日、すぐにチケットを取りました。

アメリカ、カナダに行ったら4大スポーツをどうしても見たい。
歴史的に新しい国なので、古くからの伝統文化というものがない分、
エンターテイメントは凄いものがあります。
アメリカに来たならどうしても本場エンターテイメントを体験したい。

30年近く前にトロント・スカイドームでトロント・ラプターズ VS アトランタ・ホークスを観た以来。
ルールも何も分からずにスカイドームで当日券を購入。

開始前、館内真っ暗になり感動的な音楽とともにスポットライトで選手紹介、入場。
アメリカ、カナダ国家斉唱。
観客の盛り上がり。鳥肌立ちっぱなしでした。

試合中、観客が「ディフェンス!」の声援。
何も分からない私は「ディーペン!」と聞こえ、トロント・ラプターズのディーペン選手が大スターだと。

すっかりNBAの中途半端なフアンに。
NHK BSのNBA中継を見るようになり、その頃はシカゴ・ブルズの全盛期。
Big3
マイケル・ジョーダン
スコッティ・ピッペン
デニス・ロッドマン
試合に必ず勝ち、負けた試合は見たことがありません。

マイケル・ジョーダンが引退して観ることがなくなりましたが、
つい先日、映画「エア」を鑑賞しました。

ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話。
1984年当時、バスケットシューズ界はコンバース、アディダスが市場を占め、
ナイキが入り込むにはあまりにも壁が高い状況の中で、
まだデビュー前で無名のマイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑むストーリー。

久しぶりに良い映画を観ました。
バスケット、NBAに興味のない方でも楽しめる映画です。

ホテルがあるセンチュリープラザから、路線バスに乗って1時間。
ネットがあれば本当に便利な世の中です。
38ものバス停を経由しますが、バスがどこを走っているかわかるので、降車バス停も分かります。
ただ不安だったので、近くの乗客に聞いていたら、「次が降りる所よ」と、
ストップボタンを押していただきました。

10年あまり前にレンタカーでロサンゼルスを移動したことがあります。
ロングビーチでクルーズ下船後、レンタカーを借りて、アナハイムで1泊。
ディズニーランドへ行き、その日の夜のフライト、ロサンゼルス空港へ。

ロサンゼルス空港は北。ディズニーランドは南。
こんな簡単な行き先なので、レンタカーを借りる際、ナビ($15)は不要と断りました。
地図も何もなく、飛行機が飛んでいるところを目指せば着くと、安易に考えていました。
その頃は携帯ガラケーでネットを利用する概念がありません。

早めにディズニーランドを出発して、北へ向かいます。
飛行機が遠くに見えたので、あの辺だと目指していましたが、
途中、日が沈み暗くなり、飛行機も全く見えなくなり、どの標識も初めて見る行き先で、
空港への標識はなく、どこに向かったらよいか分かりません。

迷い込んだのが、映画に出てくる密輸取引でマシンガンをぶっ放すような港の倉庫街。
危なそうな人がポツポツいるだけで、道を聞けるような雰囲気ではありません。

そういう時に限ってトイレに行きたくなります。
車の外にでたら命の危険を感じさせる雰囲気で、我慢するしかありません。

彷徨い徐々に街の様子が変わり住宅も見えてきました。
歩いている人に道を聞いたら、走って逃げていきました。それも2回。

もうトイレの我慢の限界。
その時、スーパーがあり駆け込み、トイレを使わせていただきました。
あと1分遅かったらどうなっていたか。
韓国系の方で、空港までの道を手書きの地図で教えていただきました。
空港レンタカーのオフィスに到着。ギリギリ間に合いました。

海外では地図くらいは持って行った方がよく、ナビをケチってはいけません。

話を戻して、バス停から「クリプト・ドットコム・アリーナ」まで徒歩数分。
近づくにつれロサンゼルス・レイカーズのユニフォームを着た観客。
賑やかになりアリーナ周辺では、グッズ、ホットドックの屋台が多数。

「クリプト・ドットコム・アリーナ」
2021年にネーミングライツ(暗号通貨プラットフォーム)
毎年2月に世界最大の音楽祭・グラミー賞が行われています。

ロサンゼルス・レイカーズ(NBA)
ロサンゼルス・クリッパーズ(NBA)
ロサンゼルス・スパークス(WNBA 女子プロバスケ)
ロサンゼルス・キングス(NHL アイスホッケー)の本拠地。

アリーナ前に、NBA選手ジェリー・ウエスト、カリーム・アブドゥル・ジャバー、
マジック・ジョンソン、シャキール・オニール、NHL選手ウェイン・グレツキー、
プロボクサーオスカー・デ・ラ・ホーヤの銅像。

日本出発前日にチケットマスターで購入したチケットで無事に入場。
座席は一番安い$90。
上の座席で、コートから離れていましたが、肉眼でボールの行方も見れ、
大型モニターもあるので、雰囲気を味わうには問題ありません。

試合前の練習で八村の姿が見えない。調べたら、前回の試合でケガをして欠場。
残念!ですが仕方ありません。

ロサンゼルス・レイカーズ vs オーランド・マジック
対戦相手が入場後、いよいよレイカーズ選手入場。
照明が消され、オーロラビジョンからいきなり大きな幕が下り、
選手一人ひとり紹介の映像後入場。鳥肌ものです!

これで八村が出てきたら、失禁するのは間違いありません。
試合は最後の最後でレイカーズが逆転勝ち。

驚きのアメリカの物価
試合後22:00頃、お腹がすいたのでアリーナ前でホットドックをいただきました。
1つ$8、コーラ$3、チップ$1。日本円で約1,800円。
このくらいであればまだ許せるのですが、試合中にアリーナ内の売店で飲み物を購入。
長蛇の列に並び、値札がなく水を1本購入。
現金不可でクレジットカードのみ。

決済の時にチップボタンがありチップなしの0がない。
あるのは、10%、15%、20%、25%、30%。
並んで水を1本買うだけで何でチップ!?
500mlの水が、日本円で1,800円でした。

ホテルの朝食はチップ込みで一人約8,000円。
安いファミリーレストランのデニーズでの食事が一人約3,500円。

今回はクルーズに乗船したので、おもいっきり贅沢できましたが、
通常の旅行ならドケチに徹した旅になります。

旅でケチケチしたくはありません。
食べたいものをいただき、好きなことをして、非日常を優雅に過ごしたい。

クルーズでは、食事、エンターテイメント等が含まれているので、
お金を気にせずに存分に贅沢な旅ができるのです。

だからこそクルーズなのです!!

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MSCベリッシマ 船内レポート 日本発着クルーズ最新最大の客船

日本発着クルーズ最新最大の客船 MSCベリッシマ
MSCベリッシマが11/14神戸寄港し乗船視察してきました。

MSCはイタリアのカジュアル客船。最もお手軽なクルーズの1つ。
クルーズ代金が同室3人目の小人(17歳まで)が無料ということもあり、
ファミリー層が多いのも特徴です。

実際に目の前で見て、かなりの大きさに圧倒します。
動く巨大ホテルそのものです。

乗客定員は5,686名。満船になったら恐ろしい程の人口密度ですが、
今回のコースでは、3,000名程の乗客が乗船とのことです。

MSCベリッシマ
総トン数:171,598トン 船客定員:5,686名 クルー:1,536名 
全長:315.83m 全幅:43m 就航年:2019年

神戸・ポートターミナルに到着すると長蛇の列。
神戸市がターミナルから中華街まで約15分を無料シャトルバスが運行。

クルーズから下船した乗客が、バスを乗るのに300名以上の行列。
相当のバスがピストン運航しているので、それほどの待ち時間はないと思いますが、
並んでいる人の多さに圧倒されました。

MSCベリッシマ船内へ
MSCはスタイリッシュなデザイン。
イタリアのセンスの良さを感じます。

他の客船と比べ天井が低く、廊下が狭いのを感じましたが、
ガラス、鏡を多用して作られており、圧迫感は感じません。

レストラン10か所、バー20か所もの数があります。
メインダイニングは、3か所に分かれていて基本2回制です。
コースにもよりますが今回は、
1回目:17:00
2回目:19:30
夏休みなど予約数が多い時は3回制もあったとの事。
その場合、3回目:21:30

予約時に1回目、2回目をリクエストできますが、あくまでリクエスト。
確約でなくチェックイン時にクルーズカードにレストラン名・時間・テーブル番号が記載。

お好きな時に行けるフリーシーティングの設定はなく、クルーズ中は同じテーブルになります。
2名テーブルも数少ないながらもあります。

ビュッフェレストランは、営業時間が20時間。1298席もの席数。
料理の種類もたくさんあります。
特に本場ビザが美味しく、モッツアレラチーズ製造機があり、
作りたてのモッツアレラチーズで焼き上げ。

スペシャリティレストラン
・HOLA!TAPAS BAR…ミシュラン2つ星シェフ監修のスペイン・タパス
・ブッチャーズカット…ステーキハウス
・海渡 鉄板焼き&寿司バー
・シーパビリオン…中華火鍋料理

スペシャリティレストランは別途料金がかかり、パッケージが多数用意されています。
2回パッケージ(ブッチャーズカット、シーパビリオン):$70
3回パッケージ(HOLA!、海渡寿司、ブッチャーズカット):$90

船内中央にある「ガレリア・ベリッシマ」は長さ96m、2層吹き抜けのプロムナードの天井は、
LEDスクリーンドームで、様々な映像が投影されます。
その通りにジェラート、チョコレートショップ、免税店、ブティック、スペシャリティレストランなど、
海外の街の一角に来たような雰囲気。

シアターは2か所あり、
ロンドンシアターは収容900席。無料ですが予約制。
カルーセルラウンジは、有料の円形劇場。
シルクドゥソレイユのショーが売りでしたが、今年契約が切れて、
現在はオリジナルショー。1ドリンク付き$18。

スペシャリティレストラン、エクスカーション(寄港地観光)、
ショー、スパなどの予約は、アプリ「MSCフォー・ミー」から予約することができます。
船内で無用WIFIに繋いで使うことができます。

MSCは別途有料が多く、ある程度付けた方が、予算を気にすることなく楽しめます。
全てのオプションは出発前に予約をしたら、乗船後に購入するよりお安くなります。

ビュッフェレストランの水、コーヒーサーバーは無料ですが、
メインダイニングでも飲み物は水、食後のコーヒーを含めて全て有料。

これだけのバー、レストランがあるので、
ドリンクパッケージを付けた方が断然お得で楽しめます。

MSCベリッシマのキャビン
キャビン面積は他船と比べ狭いのですが、室内スタイリッシュなデザインで、
鏡を多く取り入れているので、そこまでの狭さは感じません。

内側客室 10-15㎡ 

海側客室 約12-16㎡
バルコニー客室 17㎡

MSCヨットクラブ 
スタンダード客室とは別に、プライバシー重視した上級サービス。
専用エリアはヨットクラブ乗客しか入ることしかできません。

フリーシーティングのダイニング、コンシェルジュサービス、ラウンジ、
ビュッフェ、プール、ジャグジー、スイートにはバトラーサービス。
別世界の静かな空間があります。

MSCは、気軽に楽しむカジュアルクルーズです。
船側が用意したものを楽しむのがカジュアル船になります。

ご予約後のお客様で、いろいろとリクエストがありますが、
殆ど特別なリクエストはできません。

一口にクルーズといっても船会社により全く違うものです。
全てが豪華客船・世界一周ではありません。

かなりの乗客を乗せ、代金をお安く設定しています。
ホテル、移動、食事、ショーなどが含まれていてこの値段。
代金と比較してこれほどコスパがよいのはないと思います。

気軽に誰もが楽しめるMSCクルーズ。
一度ご乗船されてみてはいかがでしょうか。

MSCベリッシマ 日本発着クルーズ バルコニー客室に特別料金で空きがあります!
- コース:クリスマス・年の暮れクルーズ 10日間
- 日程:2023年 12月21日(木)- 12月30日(土)
- 発着:横浜~横浜
- クルーズ代金(2名1室・お一人様):108,800円
※港湾税:お一人様 45,500円(全てのお客様対象)別途かかります。
※船内チップ(お一人様/1泊あたり):12歳以上:$14.50‐、2歳~11歳:$7.25-、
 国際観光旅客税:¥1,000-が別途必要です。
MSCベリッシマ 2023年 12/21-12/30 クリスマス・年の暮れクルーズ 10日間
MSCベリッシマ 日本発着クルーズの乗客層
乗客層は日本人が90%以上に見えます。
目立つのが団体での添乗員同行の募集ツアー。
ダイヤモンド・プリンセス日本発着と同様のお客様層。

ただダイヤモンド・プリンセスと違うのは、
パブリックエリアのアトリウムに旅行会社のツアーデスクを作っています。
各社競うように看板を立てて、大声を出して、ツアーの旗を振っています。
パブリックエリアなのにツアー客の混雑で通行ができにくく雰囲気台無しです。

ダイヤモンド・プリンセスも以前は同じ光景でしたが、
一定のルールを設け禁止事項を明確にしました。

旅行会社はツアーデスク設置を禁止。
また、旅行会社は乗客に名刺を渡すことも禁止。
今まで船内で乗客にセールスがいかに多かったのが分かります。

雰囲気はそこまで悪くなくなりましたが、添乗員が旗を持って船内団体ツアーは依然あります。
「ここがピザ屋ですよ。」
「ここがバイキングで食べ放題ですよ。」と、
見たら分かるものを、これから1週間以上乗船し嫌でも分かるものに。
他の乗客がくつろいでいる雰囲気を気にすることなく大声を張り上げます。

正直、日本発着で添乗員はやることがないと思います。
承認欲求の為に大声をだして仕事やっている感を出しているのでは。
と感じてしまいます。

日本語船内新聞は船会社で作って客室に配ります。
船内はアナウンスを含め日本語の案内があるので、英語が分からなくても困ることは一切ありません。
日本国内の寄港なので緊急があれば下船すればそこは日本。
船会社でしっかりとサポートがあるので、団体ツアーで行く意味が分かりません。
何で大切な旅行に行くのに他の人に気をつかうのか。

それでもお客様は、御社から添乗員は乗るのか?と聞かれます。
団体ツアーで隙間なくビッチリ行程が組まれないと旅行じゃない。
修学旅行モデルが、今でも日本の大多数の旅行スタイルなのかもしれません。

韓国・釜山へ 19時間の船旅【動画】

夏の旅行の動画をアップしました。

フェリーは目的地に行く移動手段。
クルーズは船旅を楽しむもの。
フェリーとクルーズでは全く違うものです。

フェリーが悪いということではなく、
旅行としての移動と考えたら満足度も違ってきます。

瀬戸内海を眺めながら、のんびり船旅。
気分転換に、ぶらっと週末旅行感覚で。

 パンスターフェリーで韓国へ 大阪~釜山 19時間の船旅
【クルーズブログ】
 パンスターフェリーで韓国へ
 韓国・釜山への旅 大浴場・サウナ・ジムがあるお手軽ホテル 
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 釜山 幽霊が出る?ホテルへ
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ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~

クルーズ5日目 終日クルージング
ダイヤモンド・プリンセス 四国・九州・韓国 ショートクルーズ 6日間
日程:2023年 6月03日(土)- 6月08日(木)

6月07日 クルーズ5日目 終日クルージング

下船前日は、終日クルージング。
どこにも寄港しないので、ゆっくりのんびり。

デッキ14 ホライゾンコートでビュッフェにて朝食をいただきます。
初めは小さく感じ、料理の品数も一見少なく見てたのですが、
料理を数か所に分散して工夫して置いているので、品数が少ないことはありません。

6:30から22:00まで営業しており、朝食、昼食、、夕食以外にも、夜食が提供されます。
夜食では日替わりに豚骨ラーメン、カレーうどん。
見た目とは違い以外に美味しいのです。

朝食後、ジムにてジョギング、泉の湯で入浴。
終日クルージングは、船内もゆったりとした時間が流れます。
そして、あっという間に時間が過ぎていきます。

最後の夕食は、スペシャリティレストラン「サバティーニ」へ。

スペシャリティレストランでは、ステーキハウス、寿司は空いていますが、
このイタリアンは満席です。

お話した外国人乗客は口を揃えて、このイタリアンレストランを絶賛します。

雰囲気は良いのですが、2人席テーブルの間隔が狭く、会話の内容が全て聞こえます。
料理はメインダイニングと比べ、よい食材を使っていて美味しくいただきましたが、
絶賛しているのを聞かなかった方がよかった。

荷物を整理して、部屋の前にスーツケースを出します。
明日の朝には神戸に帰港し下船します。

ダイヤモンド・プリンセス日本発着は、代金もお手軽で気軽な国内旅行

今回初めてダイヤモンド・プリンセス日本発着クルーズを乗船。

全く期待はしていなかったのですが、期待以上に大満足しました。
料理も全て美味しくいただき、サービスも問題なく、
全て日本語の案内あるので、何の心配もありません。
この金額でこれだけ楽しめる。
通常の国内旅行に比べコスパの良さは比べ物になりません。

満足度は期待のハードルの高さに比例します。
プリンセスクルーズは高級船ではないので、高級船のレベルを求めたら、
期待外れになる場合もあると思います。

日本発着、尚且つショートクルーズ。
寄港地は国内で普通に電話が通じ、乗客は殆ど日本人。
どこに行っても日本語が聞こえ、神戸発着なので関西人が多く、声の大きいコテコテの関西弁。
日常そのものです。

乗船時のワクワクした高揚感。
周りの目を一切気にせず、自分なりのペースで。
日本とは違う文化にふれあう。
人との出会い。
下船前夜の何とも言えない寂しさ。

クルーズは一つの物語。起承転結があります。
今回の国内クルーズでは、乗船前の高揚感、下船前夜の寂しさが全く感じられませんでした。

初めてクルーズに乗船された方は期待外れになった方もいらっしゃるかもしれません。
国内クルーズは全く違うもので、海外クルーズをおすすめしたいです。

行きたいけど、不安、心配だという方。
その為にクルーズ専門旅行会社 ビガー・トラベル・サービスがあるのです。
クルーズは本当に良いものです!!

 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記
 ~ Final 釜山・長崎寄港~

【クルーズブログ】
 ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part4 乗船後の感想 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part1 神戸出航 ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part2 船内レポート ~
ダイヤモンド・プリンセス 日本発着クルーズ 乗船記 ~ Part3 釜山・長崎寄港 ~
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