私の職歴⑯ ~さようならカンボジア~

インドシナ半島を横断


2002年 3月31日 カンボジアでの会社を正式に退社しました。

シェムリアップから離れる出発の朝、複雑な思いでした。
敗北し、挫折感。
何をやる為にカンボジアに来たのか。
何がやりたかったのか。

日本に帰って、以前からの夢であった、旅行会社を立ち上げる決意。
いつかカンボジアで戻ってくる。
そして、カンボジアでランドオペレーターをやりたい。
私は日本で営業し、カンボジアへ日本のお客様を送客したい。

日本に帰ったら、当分、旅には出れなくなり、
これまでの事の反省、これからの事を考えるのに、
インドシナ半島を旅をしてから、日本に帰国することに。

2年ちょっとでしたが、たくさんの人と出会い。
いろいろありましたが、たくさんの人たちに支えていただきました。
離れる前も、たくさんの人が会いに来てくれました。

シェムリアプから陸路で、カンボジアとタイとの国境の町、ポイペトへ。
ポイペトで数泊し、カンボジア・タイの国境へ。
ここでカンボジアとはお別れとなったら、感傷的になりました。

そしてバスでバンコクからパタヤへ。
パタヤで10日程滞在し、東北部イーサン地方の町を滞在しながら北上。
ナコーンラシャシマー~コーンケーン~ウドーンターニー~ノーンカーイ。
長距離バスで、気ままに移動。
気に入った町があれば、そのまま数泊滞在。

タイ・ノーンカーイからラオスへ入国。
ラオスの首都、ヴィエンチャン数泊滞在。
メコン川しかなく、その先を行くことに。
ラオスを周るか、ベトナムに入るか考えましたが、
ベトナムの方が魅力的で、ハノイ~ホーチミンを陸路で周ることにしました。
メコン川○ラオス・ビエンチャン メコンの夕陽

ラオス・ヴィエンチャンからベトナム・ハノイまで、飛行機以外では、
その当時、バックパッカーが利用するツアーバスしかなく、
そのバスを利用。これが地獄でした。

所要24時間でびっくりするような安い金額でした。
$5-とかその位だったような。
小型バス(コースター20人乗り)で、若い欧米人バックパッカーと一緒にハノイへ。
これがギュウギュウ詰めで、そのバックパッカー全員が行儀が悪く、
車内で騒ぎ、マリファナを吸うはで地獄でした。

やはり値段は、時間、サービス、快適さに比例します。
もう二度と乗りません。

陸路でベトナムに入国しハノイへ。
ハノイで数泊し、ベトナムを北から南へ1,800kmをバスで移動。
ハノイ~ハロン~フエ~ダナン~ホイアン~ニャチャン~ダラット~
ファンティエット~ホーチミン。

バスで停車する際、面白そうな町であれば、バスを下車して、そのまま滞在。
飽きてきたら、バスに乗り次の町へ。

自分で勝手に決めたゴールはベトナム・ホーチミン。
カンボジアを出てから、2か月が過ぎてました。

ゴールの地、ホーチミンで数泊滞在し、送別会を開いていただきました。
最後まで会社のベトナム(日本人)の皆様にお世話になりました。

○写真は、その前に行ったミャンマー・ヤンゴン
○タイ・ピピ島 ○左は、ラオス・ビエンチャン。右は、ホーチミン。