5日目 12/18(水) 長崎 07:00/18:00
大浦天主堂 クルーズ5日目は、五島列島・福江島に寄港する予定でしたが、
強風でテンダーボートが安全に運行できない為、
福江島を抜港して、長崎に変更する旨の案内が前日にありました。
朝食はメインダイニング「ザ・レストラン」へ。 3種類のセットメニューから選べます。 ・洋食 ・中華…中華粥・春巻き・中華パン・玉子炒め ・和食…和定食 鮭・玉子焼き・納豆・梅干し・ひじき煮・焼海苔 別に点心、パン等がウェイターがまわってきます。
長崎港 松が枝国際ターミナルの目の前にグラバー通りがあります。
ロケーションがよく、歩いて散策するには便利なターミナル。
グラバー通りには、カステラなどのお土産屋が軒を連ね、 グラバー園、大浦天主堂はすぐの場所にあります。 長崎では松翁軒のカステラ五三焼を購入し、早々に船に戻りました。
ノルウェーの伝統料理「マンセンズ」で遅い昼食。 こちらは、船首のエクスプローラーズ・ラウンジの前にあり、 全面ガラス張り、ソファー、LED暖炉があり、ヴァイオリン生演奏を聴きながら寛げます。
ノルウェー伝統料理「マンセンズ」 エクスプローラーズ・ラウンジ 船内イベントも多数用意されております。
私はイベント、毎晩シアターで行われるショーはあまり興味がなく、
殆ど行ったことがありません。
夕方に偶然シアターの前を通り、講演が行われていたので覗きました。 歴史文化の講演と聞いただけで、退屈で眠たくなりそうなので行くことはありませんが、 テンポの良いしゃべりに、シアターに吸い込まれました。
講師:神野正史氏(歴史家) 講師の神野氏は、黒ずくめのスーツ、スキンヘッドに口髭をはやし、金のネクタイにサングラス。 個性的な風貌で、この方を歴史家と思う人はいない。
寄港する地域の歴史文化を分かりやすく、面白おかしく歴史の真実を語ります。 「歴史は一方の見方だけではなく、違う視点でみる」 話しが面白すぎて、あっという間に90分が過ぎていきました。
それもそのはず、河合塾の世界史講師で、本当はこうだったんだ。と、テンポよく話し、 話す内容も目からウロコばかりで、翌日から毎日講演にいきました。 ・釜山 歴史的視点からの探求 ・五島列島の歴史と文化 ・バイキングの歴史 探検家と開拓者 ・バイキングの歴史 タペストリーの解説とともに
下船後、YOUTUBE 神野正史の世界史講義「世界史劇場」にはまっております。 「愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ」 クルーズは楽しいだけでなく、新たな発見もできるのです!
夜はプールデッキにて「星空の下でダンス」のイベント。
毎日夕方、客室に日本語船内新聞が入ります。 翌日のスケジュール、イベントが記載されています。 全てのイベントは日本語です。
神野正史氏(歴史家)による講演 プールデッキ「星空の下でダンス」 6日目 12/19(木) 細島(宮崎) 12:00/20:00
細島漁港 細島港から日向駅経由で「道の駅 日向」へ無料シャトルバス運行。
有名な見どころといったのはありませんが、 「道の駅 日向」に観光協会の方が、街歩きスポットを地図で説明。
民家を抜け、妙国寺庭園、細島漁港などをブラブラ散策。 こういう素朴な町を散策するのも楽しいのです。
細島港で観光協会の方が、「出港時に派手に花火を打ち上げるので期待してください!」 との事で、私は船内で知り合った外国人に、得意げに言いふらしました。
船に戻り、昨日に続きアフタヌーンティーへ。
部屋へ帰る途中、プールグリルでまたもや、担々麺と目が合ってしましました。
さらにハンバーガーが絶品だという噂を聞き、思わずチーズバーガーも注文。
チェダーチーズ、ブルーチーズなど、ハンバーガーに乗せるチーズも数種類あり、
選択することができます。
3時間後にイタリアンを予約しており、これ以上食べたら食べれなくなります。 味見程度にいただこうと思ったのですが、 またしても、あまりの美味しさに全て平らげてしまいました。
すでに食べ過ぎで、体調が悪くなってきています。 それが分かっていても、食べてしまいます。
20:00出港。
強風で寒い中、出港の花火を見ようとデッキに出たら、
私が言いふらした外国人がさらに言いふらして40人ほど、カメラを震える手が構えています。
船は出港し、5分経っても何も変化は起きません。 多分、あそこを超えたら、花火が打ち上ると思うと説明しましが、何も起きませんでした。
寒い中、強風で震えながら、カメラを構えていた外国人の皆さんに、 「強風で花火は中止の様。ごめんなさい」と、言いまわりました。 その通りで、盛大な花火は強風の為、中止に。出港時、和太鼓でお見送り 強風で花火は中止
ディナーはイタリアン「マンフレディース」 しかし、このバイキングは、どこでもどれを食べてもハズレがない。 外国船で、ここまでのレベルはなかなかありません。
前にも書きましたが、外国でいただく魚料理は、パサついているのが殆どで、 美味しいと思ったことはありません。
以前バイキングでオヒョウをいただき、初めて魚料理で美味しいと思いました。 好奇心でいろいろと食べるので、太るどころか体調を崩す危険レベルです。
食事が良いと旅の満足度も比例するのです。
マンフレディース パンはオリーブと塩バターで カラマリ 濃厚マッシュルームスープ カルボナーラ トリュフ リゾット 牛ステーキ 平目のバターソース クリームブリュレ 7日目 12/20(金) 宿毛(高知) 08:30/15:30
宿毛リゾート 椰子の湯 最後の寄港地、宿毛に寄港。
明日には神戸に帰港し下船。あっという間の7泊8日。
宿毛港では、宿毛市がバイキングの乗客の為に、鰹の藁焼き実演。 鰹のたたきは、たまにいただくことはありますが、正直そこまで美味しいとは思いません。
船内で朝食をたらふくいただいていて、お腹一杯でしたが、 藁焼きは初めてで、焼き上がりをいただきました。
なんだこれは! 今までの鰹のたたきは何だったのか!? 藁の風味がよく、薬味にネギ、玉ねぎ、にんにく、大葉。そして地元のポン酢。 鰹のたたきがこれほど美味しいとは! やはり本場は違うのです。
宿毛市が土佐くろしお鉄道「宿毛駅」まで無料シャトルバスを運行。 駅前には、スーパー、パチンコ屋があり素朴な雰囲気。
そこから道の駅か、宿毛リゾート椰子の湯まで無料シャトルを運行。 迷わず椰子の湯へ入浴に行きました。 宿毛リゾート椰子の湯は、国民宿舎で宿泊、日帰り入浴、レストランがあります。
レストランで1,000円以上食事をいただいたら、入浴料が無料との案内があり、 すでに朝食、藁焼き鰹のたたきをいただいており、これ以上食べれない状態でしたが、 メニューに藁焼き鰹のたたき定食を発見。 港でいただいたものに感動しましたが、それ以外はどうなのかと好奇心が勝るのと、 入浴料が無料になるのにつられ、注文しました。
これが旨いのです! ポン酢はまた違った味で、藁焼きの風味、にんにくが効いていてペロリと完食。
温泉も最高です! 露天風呂の目の前は海で正面にはバイキング・エデン。 露天風呂にゆっくり浸かりながら眺めました。 サウナ、水風呂もあり、温泉を堪能しました。
アトリウムでは、クルーによるクリスマス・キャロル。 最後のディナーは、「ザ・シェフズテーブル」でカリフォルニア料理。
クルーズ最後の夕陽 クルーによるクリスマスキャロル シアターでクルーによるお別れのご挨拶。
私は見逃しましたが、感動的なものだったらしく、これは必見との事。
夜に荷物をキャビンの前にだして、翌朝の下船に備えます。
8日目 12/21(土) 神戸 06:30
早朝に神戸港に帰港。
部屋は8時までに退出、9時までに下船の案内。
最後のバイキングでの朝食後、そのまま下船。
大型船では、キャビンカテゴリーごとに、上級スイートから下船することができ、 時間に集合場所で待つことになり、下船だけでも一苦労です。
バイキングは、キャビンカテゴリーごとに下船の時間は決まってましたが、 一切、混み合うことはないので、いつ下船しても問題ありません。
良い船は最後の下船まで、全てが良いのです。
下船後、その足で大阪空港へ。
3日前にクルーズで行ったばかりの宮崎へ、 お客さんに会いに飛行機で向かいます。
宮崎ブーゲンビリア空港 地鶏料理「みやま本舗 霧島店」 クルーズが終わり1週間、食べ過ぎで体調が悪くなりました。 クルーズに乗って体調が悪くなったのは「にっぽん丸」以来、2回目です。
バイキング・エデンに乗船して
バイキングは、ラグジュアリークラス。
評判が良いのは知っていましたが、高額でなかなかハードルが高い。
今回、中国船籍のバイキング・エデンが中国の経済の低迷も影響してか、 バイキング・ジャパンを立ち上げ、日本発着クルーズを発表。 初年度の今期はラグジュアリークラスにも関わらず、かなりお手軽な設定。
日本発着でのダイヤモンド・プリンセス、クイーン・エリザベス並みの価格設定。 バイキングがその値段だとは驚きました。
ただ、値段をかなり下げているので、肝心の内容が気になりました。 2024年春にバイキング・オリオンが日本に寄港した際、船内を見学することができました。 船内は明るい色づかいで、雰囲気も良く、クルーのレベル、乗客層など、 すぐに良い船だと分かりました。
ザ・シェフズテーブルで料理をいただき、料理一品一品に心がこもっており、感動しました。 ただ、船内見学の1日では分かる訳はなく、実際に1週間乗船しないと分かりません。
その感動が1週間続き、食事も他のレストランは、クルーも本当にレベルが高いのか? どうしても確かめたく、今回乗船しました。
実際に1週間乗船して、期待を遥かに超えています。 施設、料理、雰囲気、サービス、クルーのレベル、そしてクルーズ代金。
「バイキング・エデン」 絶対的なバイキングブランドは揺らぐことはありません。
これぞ理想の船旅です!
バイキング・エデン 日本発着クルーズ コース詳細
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