ベトナム・ダナン&ホイアンへの旅① ~ ベトナムへ ~

コロナ禍後、3回目の海外へ
2019年年末から始まったコロナ騒動からまる3年。
世界では、ほとんどの国で完全開国。

入国時に必要だった、陰性証明、ワクチン接種証明書が撤廃。
これで以前のように海外へ行けるようになりました。

日本は完全開国とはいかず、ワクチン接種3回証明を事前登録
もしくは、72時間以内の陰性証明で入国可能。
とはいえ、以前のように普通に行けるようになりました。

1年前の年末年始はコロナ禍後、初めての海外をタイへ。
タイ入国は、陰性証明、アプリ登録、1泊隔離、保険加入義務。
そして急に連絡がきて入国5日以内にPCR検査。

日本入国では、72時間以内の陰性証明、MY SOS登録、帰国後も15日間の自宅待機。
毎日の健康報告、位置情報を送信など、今考えると相当なハードルがありました。

出発前は本当に行けるのだろうか。と思いながら、一つ一つクリアしていったら、
なんてことはなく、いつも通りにタイを満喫しました。

今回はコロナ禍後、3度目の海外。
緩和され事もあり、やっといつも通りの旅ができる。

理想のホテルを発見!
コロナ前、ベトナム・ダナンが脚光を浴びており、ハノイ在住の友人(現地オペレーター)の話では、
日本-ダナン直行便就航で日本人観光客が急増。
ホーチミン、ハノイと同等の人数がダナンに来ているとの事。

ベトナム第三の都市で、中部に位置し、ビーチリゾート、街の散策も丁度良い距離、
そして古都・世界遺産ホイアンが約40分の距離。

ホテルを調べたら、私の理想ピッタリのホテルを見つけました。
Sel de Mer Hotel & Suites
2019年にオープンの新しいホテル。
ビーチ沿いのオーシャンフロント。
部屋はバルコニー付。
サウナ無料、フィットネスジムも充実。
一応ローカル5つ星ホテル。
何よりもお手頃価格。
これ以上何を望むのか!というパーフェクトなホテルです。

このホテルをコロナ前から行こうと、予約しては行けずに取消しを3回。
やっと3年越しで理想ホテルに行くことができるのです。

ベトナムビザの免除は15日以内!?
それにしても航空券代が高い。
ロシアによるウクライナ侵攻で原油が高騰。
燃料サーチャージが航空券代より高く逆転現象が続いており、
いつもの2倍の代金になっています。

ベトナムビザ免除は15日以内。
海外でもパソコンを持参し、通常通りの業務ができるので、何も問題ありません。
まるまる15日間行くべく、航空券をとりました。

12/27 VN331 関西10:30/ハノイ13:50
12/27 VN173 ハノイ16:10/ダナン17:40
1/10 VN174 ダナン19:10/ハノイ20:40
1/11 VN330 ハノイ00:40/関西06:40

合計16日間になりますが、復路が1/11 00:40発のフライトなので、
ベトナム出国は1/10になり、15日間となります。
なので、ビザは要らないと思い込んでいました。

これが仕事で、お客さんが行く場合、少しでも不安要素があれば、
すぐに確認するのですが、それが自分となったら、なかなか動きません。

ふと出発5日前に念の為、ベトナム航空に確認しました。
この日程ではビザが必要との事。
ベトナム入国してからビザを取得すると伝えると、
ベトナムに入ることができないので、日本の空港で搭乗不可になるとの事。
急いでオンラインビザを申請。
2~3日後にビザがメールで送られてきました。

以前は、領事館に申請に行って、1週間後取りに行っていたのですが、
今は便利な世の中になりました。

確認せずに空港に行っていたら、日本出国できませんでした。

関西空港よりベトナムへ
朝早いフライトなので、前日より関西空港近くのホテルを取りました。

ホテルアストンプラザ関西空港
関空から往復送迎、大浴場がある国道沿いのホテル。

1泊朝食:¥10,000-で旅行割30%割引。+地域クーポン:@¥3,000-×2名=¥6,000-
実質¥1,000-で宿泊したことになります。
ツインルーム(16.8㎡)

夕食はそのクーポンを使ってくら寿司で、おもいっきり食べ、
大浴場にゆっくり浸かりぐっすり就寝。

翌朝、朝食後、関空へ送迎していただきました。

一年前に関西空港から出発した時は、殆ど人を見かけません。
離発着便も数本で、空港内電気も消えて、閑散としていましたが、
今回は、アジア系航空会社のチェックインが重なる時間帯で、アジア系の方が多く活気があります。
完全にコロナ前の光景です。

寂しいのは日本人が極端に少ない。
日本の空港の出発ターミナル、それも年末年始。
日本人1に対して外国人9の割合に見えました。

チェックインでビザを言われるかを、わざとビザを出しませんでした。
するとすぐに「ビザはお持ちでしょうか」と、確認されました。
ベトナム入国の際にもビザを提示させられました。

セキュリティチェックには、かなりの行列。
稼働しているレーンが少なく、完全に人手不足。
かなりの時間並びました。
ギリギリに行くと搭乗できない場合もあるので注意が必要です。

ベトナム航空 VN331 関西10:30発 ハノイ行き 機内は満席。

ハノイ13:50定刻通り到着。

ベトナム入国。ターンテーブルで荷物を受け取り、
税関前でベトナム航空のスタッフが国内線の乗り継ぎチェックをしていました。
名前をチェックした後、「左へ行ってください。」の一言。

到着口を出て左へ行っても何もないので、また係に聞きに行こうと思ったら、
ベトナム名物の家族親族一同が出迎えの人だかり。
混雑していて、中へ戻る事はできません。

荷物を引きながら、国内線シャトルの看板の方へ。
無料で国内線ターミナルへバスが出ていました。

誰もスーツケースは持っていなく、この時点で乗り継ぎ預けがあったこと知りました。
バスには数段のステップがあり、重い荷物を運ぶのはしんどかった。
5分程の距離で国内線ターミナルへ到着。

国内線ターミナルでは、さらに人がごった返し、ベトナム航空のカウンターも長蛇の列。
セキュリティチェックにも長蛇の列。
荷物預け専用カウンターに並びましたが、絶対に間に合わない。
係の人に言って、優先的にゲートまで案内していただきました。

気になって今調べたのですが、
やはり、国際線到着 ターンテーブルで荷物を受け取り、国内乗り継ぎの看板で荷物を預ける。
そういうことだったのか。今、納得しました。

無事に国内線に乗ることができ、VN173 ハノイ16:10/ダナン17:40到着
荷物を受け取り、ホテルへ向かいます。

日々新しい出会い。幸せを感じます。

2023年に入り、コロナ禍からまる3年。

海外では約1年前から終息していましたが、
やっと日本でも終息が近づいてきていると感じます。

昨年はこのまま仕事が入ってこないんじゃないかと、不安な日々でした。

ただ欧米では、コロナ終息で今まで旅行に行けなかったストレスが一気に爆発。
クルーズ各社、航空会社など、史上最高益を更新。
それに対して、コロナで人を削減しているので、極端な人手不足。
空港まで閉鎖し、航空機も飛べない程になりました。

その頃、日本では全員がマスク姿(今もですが)で、テレビは連日コロナ報道。(今もですが)
まだ先になるが、日本も欧米並みに必ず波が来ると信じていました。

今年に入り、流れが変わったのが分かります。
線を引いたように仕事がどんどん入ってくるようになりました。

クルーズでは主に日本発着クルーズですが、海外クルーズも増えてきております。
クルーズ以外の国内旅行もお取り扱いしているので、以前からのお客様がお申込みいただきます。

毎日、新規のお客様から、コロナで中止になった方から、どんどん連絡があります。

2020年1年間の売上6万円。粗利6千円。
まだまだ笑い話には早すぎます。
決して気を緩めてはいけない。

ただ、今は毎日が楽しい。
今日はどんな人と巡り合うのか。
幸せを感じております。
本当に感謝いたします。

南極からのお便り

お客様から南極よりお便りをいただきました。

2023年 1/12 羽田空港からご出発。南極へ。

私はその前日、ベトナムから朝便到着。
何かあった場合、すぐに対処できるように前日の朝に帰国する行程を組んでいました。

深夜便でハノイ00:40発。
周りにはベトナム人団体観光客に見事に囲まれました。

皆さん、目印にツアーの白い帽子をかぶり、20~30代の若い方が大半。
初めて飛行に乗るような方ばかりで、嬉しくて嬉しくてしょうがない様子。
聞いたら、4泊で日本を観光するのだそうだ。

ベトナムは経済力がつき、団体ですが普通に海外旅行するようになったのです。
そして日本を選んでいただいた。
嬉しい限りで、存分に日本を満喫してくださいという思いです。

しかし、初めての飛行機で深夜にも関わらず絶好調。
嬉しくてしょうがないので、何でも気になるのです。

隣座席の男性は、スーツケースを膝の上に置き抱いたまま。
上の収納棚に入れたらいいですよ。と、そんな調子です。

私は通路側に座っていたのですが、手を1cmでも動かそうものなら、
両隣りの4名、斜め前後の合計8名が一斉に私を見ます。
景色を見ようと首を数センチ動かしても、8人が一斉に私を見ます。
それもずっと顔を見続けるのです。

機内飲物サービスが来ました。
斜め前の男性は、ビールを注文。
周りの方に「俺はビールをたのんだぞ!」と自慢げに勝ち誇っています。
隣の方は、「ペプシ!」と注文。
私に「これはうまいから、お前もこれを頼め!」

おつまみのピーナッツ配られ、私が食べ終えると、隣の方が、「これも食べろ!」
と自分の分を私の差し出してくれます。
「いいよ、食べて」と、言っても引き下がりません。
5回程、やり取りをした後、ありがたくいただきました。
そんな調子なので、私も楽しくて殆ど眠れませんでした。

1/11 06:40 関西空港到着。
ベトナム人団体と別れを告げ、日本帰国。

帰宅後、相当疲れていたのか16:00には床につきました。
まさか朝まで寝れないだろうと、目覚ましはセットせずに気を失うように寝ていました。

明日1/12、大事なお客様が南極にご出発される日。
それまでに起きてスタンバイしておこう。

携帯バイブがなったような感じで目を覚ましました。
時間は1/12の朝7時過ぎ、約12時間寝ていたことになります。これまでの最高新記録。

携帯電話を見たら、2回不在着信。
南極に行かれるお客様からの着信。
焦りました。
何かあったのではないか!

寝ぼけながら、すぐにお客様へ電話すると、
空港カウンターでチェックインしている最中で、
チェックインカウンター係の方が、チリへの必要書類がないので搭乗できない。

まさか!
電話を係に代っていただいて、
何度も確認し、昨年の春には登録が撤廃になっているはずなのに、最近また復活したのですか!?
それを係員にいったら、「そうですか。こちらが古い資料なんですね。」
一言でチェックインできました。
係員も各国の入国状況を把握できる訳がない。
ましてや、コロナで地球の裏側のチリに行く人がなかなかいなかったのだと思います。
寝ぼけながら何が起こったのか分からず呆然となりました。
それから数時間はご連絡がないので、無事に出発されたのだろうと一安心。

南極へは、羽田~ロンドン(約12時間50分)、
ロンドン~マドリッド(約2時間30分)を経由し、
マドリッド~チリ・サンティアゴ(約14時間30分)へ。
所要約32時間超え。

クルーズ前にチリの首都サンティアゴ、ビーニャ・デル・マルに4泊。
そしてチャーター便でサンティアゴ~プエルトウィリアムズ(約5時間)

チリ・プエルトウィリアムズからクルーズで南極半島上陸。
シルバーシークルーズ シルバー・ウィンド12泊。

クルーズでプエルトウィリアムズに帰港し、チャーター便でサンティアゴ。
サンティアゴ2泊した後、帰国の途へ。

コロナ後、久しぶりの仕事。
うまくいきますように。と、願うばかりでした。

お客様からサンティアゴに無事到着、ホテルチェックインのご連絡。
そして、「ピーニャデルマル パライソより 只今 順調に旅を続けています♪」
との写真をいただきました。

南極からのお便り
「今日は南極でのツアー最終日です。
 明日からはドレーク海峡を渡る航海に入ります。
 今まで防寒ブーツが短くてゾディアック降りる時海の中に降り浸水したくらいで、
 後は問題無く今のところ進んでいます。
 食事も美味しく一流ホテル並みの船内生活で快適です。
 後少し帰るまで気を緩めずに旅行します。」

スケッチをお送りいただきました。

コロナ禍の3年間、感謝の気持ちを完全に忘れておりました。
本当にありがたいです。
本当に本当に感謝いたします。

日本帰国で思うこと

年末年始ベトナムへ行き、一昨日1/11の朝に帰国しました。

ベトナムも完全開国しており、コロナ前と全く変わらない状況になっています。
今回はコロナ前から計画していた中部。ダナン&ホイアンへ。

ウクライナ侵攻での燃油高騰の影響で、航空券代が高騰。
ダナン往復は、通常は5万円以下のイメージですが、
今回の年末年始では、LCC格安航空券でも10万円位。
それでも行きたい。これだけは譲れません。

前回の年末年始(2021-2022年)は、タイ・パタヤ&バンコクへ。
事前の書類、登録、PCR陰性証明、隔離ホテル手配などがありましたが、
今回は日本帰国だけのワクチン3回接種証明だけで、コロナ前の全く通常の旅行でした。

殆どマスク姿は見ることはありませんでした。
ベトナムは通常通り活気にあふれ、空港ではベトナム名物の親戚一同のお見送り、お出迎えで大混雑。

完全にコロナの事は忘れていましたが、関西空港に到着した際、状況が一変。
厳格で物々しい雰囲気。誰もが緊張して会話もなくなります。
ゲート間のモノレールは運行中止しており、約10分程歩いて検疫へ。

海外から帰ってきて思うことは、まだこんな事をやっているの。
ベトナムに旅行に行ったのに、到着後すぐにタイムトラベル。

外国人は現地空港でも機内でもマスクは着けていませんが、日本到着後、全員マスクを着けます。
日本はマスクをしないと入れない厳しい国。というのが世界に徹底されています。

それでも日本は感染者数が世界トップクラス。
訳が分かりません。

感染症2類相当。
これだけ世界とかけ離れた状況の日本。
いつまでコロナビジネスを引っ張り続けるつもりなのでしょうか。
帰国後、一気に冷めてしましました。

新年ご挨拶

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

やっと3年ぶりに外国船の日本発着クルーズが、今年の春より運航決定しました。
既に海外では、入国制限、クルーズも通常通りに戻りました。

3年の月日は長すぎましたが、海外へ通常通りに行けるようになり、
何も心配することなく海外旅行を楽しめます。

私自身、12/26よりベトナムに来ております。
ベトナムは完全開国。
陰性証明、ワクチン接種証明も不要です。
ベトナム・ダナンに到着し、以前と全く変わらないような活気。
街中では殆どマスク姿は見かけません。

年越しをダナンで。
現在、ホイアンに滞在しています。
あいにくこの時期の中部は天気が悪く、1日も太陽を見ることができません。

旅は満喫しております。
ホイアン中心からやや外れのホテル。
部屋の目の前には川が流れ、小舟が行き交い、ヤシの木が風に揺れ、
田園風景に癒され、静かで時が止まったような感があります。

特に何もすることはありませんが、心のビタミンを摂っています。
旅はかけがえないものです。

今年はどんどん海外へ。
3年間我慢したので、自分自身のご褒美を。
かけがえのない旅を全力でサポートいたします。

ベトナム・ホイアンより