ベトナム鉄道に乗りたい
私はプライベートで観光は行くことはまずありません。
ジョギングをして、サウナに入って、読書をするのが旅の一番の楽しみ。
嫌というほど、仕事(添乗)で観光地に行っているので、
プライベートの大事な時間を観光に使いたくありません。
今回、ダナンではホテルを変えて合計8泊。
1日くらいはジョギングを休もうと、フエへ日帰りで行くことに。
ベトナム統一鉄道のホームページで簡単に予約・決済ができ、
チケットもすぐにメールできました。
往路をベトナム統一鉄道、帰りは乗合シャトルを予約。
以前のベトナムは、コンビニなどはなく個人商店で値札がなく、
タクシー乗るのにも何でも交渉が必要で、
事前に値段を決めてなかったら、相場よりかなり高い金額を言われたりと、
ベトナムは面倒で疲れるイメージでした。
それが今のベトナムは全く変わり、楽で快適に旅行ができます。
いたる所にコンビニがあり、店舗では値札が付いており、
メータータクシーをどこでも乗ることができます。
画期的なのがタクシーアプリ。ベトナムでは「グラブ」。
近距離でも行先を入れるだけで、料金がでて数分後には来ます。
辺鄙な所でも5分以上待つことはなく、行先を説明する手間もなし。
クレジットカード登録をしているので、その場で支払うこともなく本当に便利で画期的。
ベトナム統一鉄道は25年前に一度乗車したことがあり、
サイゴン~ニャチャンでの寝台列車。
駅の切符窓口には行列、ベトナム人と外国人との二重価格。
切符を購入するだけでもかなりの労力。
当時の車両はポーランド鉄道からの払い下げで、
かなり古く、窓が鉄格子というイメージで快適とは言えませんでした。
今回、eチケットで「30分前には駅改札へ」と記載がありました。
ホテルからグラブでタクシーを呼び、ダナン駅での改札もeチケットを提示するだけ。
ダナン07:50発/フエ11:05着
車両、座席も記載がありスムーズに乗車。
車内は決して新しいとは言えませんが、
座席、足元も広々としており、冷房も効いて快適。
車窓は進行方向右側に海。左には山と田んぼの景色。
隣の車両は多目的車両でコーヒー、軽食の売店があり、
楽団がコンサート行い盛り上がっていました。
車内はとにかく賑やか。
ベトナムは驚くほど子供の数が多く、どこに行っても子供が走り回ります。
世界有数の勢いのある国。
昨年2023年、遂に1億人突破しました。
活気、人間の力強さを体感し、凄い勢いでさらに発展するのだと確信します。
列車は歩いた方が早いのではという位ダラダラ走行。
信号待ちが多く、フエに到着したのが予定より1時間半遅れの12:30。
ゆっくりのんびりと時間がある方にはおすすめです。
フエは、1802年から1945年まで143年間ベトナム最後の王朝・グエン朝の都として栄えた古都。
フランスの援助を受け内乱が続くベトナムを統一したザーロン帝が創設。
フォン川を挟み新市街の対岸、旧市街に点在する王宮、寺院、博物館などの建造物が、
ベトナム初の世界遺産として登録されています。
フエ名物「ブンボーブエ」(牛肉麺)の人気店へ。
復路は、シャトルでダナンへ。約2時間30分。
列車の約半分の時間で行くことができ、こちらの方が断然楽でした。
飽きないベトナムの食事
私が大好きなタイ。
タイ料理の甘い・辛いが大好きですが、味付けが単調で、
3-4日もしないうちに飽きてきます。
比べてベトナム料理は、甘い・辛い以外に酸味が加わり、
味のバリエーションが豊富で、どのレストラン、料理も外れが殆どなく、
飽きることはありません。