2016年 8/06-13 ロンドン在住
豪華客船というと、その船の大きさ、人数、アミューズメントの
豊富さなどが語られがちですが、すでに各地を旅慣れた人にとって、
それらを少々騒々しく感じてしまう人もいるはず。
お食事に関しても、「これだけ大勢が乗船しているなら仕方がない」と
ある程度でよしとしているところがないでしょうか?
ウィンドスターはいい意味でそうしたクルーズの常識を覆してくれます。
陸にあれば再訪したいと思わせるレベルの食事のクオリティー、
乗客が限られているからこその個人の目線に合わせたサービスが用意され、
すべての時間を快適に過ごすことができます。
どちらにも良さはありますが、
大勢のゲストをビュッフェ料理で迎える格安の大型ホテルと、
一人ひとりを見てサービスをかえる高級旅館ほどの差を感じることができます。
そうした意味で、他のクルーズ船を体験したことがある方のほうが、
良さが理解できるクルーズかもしれません。
カジュアルでありながら洗練されている乗客同士の
コミュニケーションもいい思い出として印象に残ります。