元キャビンアテンダントの美月あきこさんの著書
「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」を読みました。
美月あきこさんは、
日系、外資系の航空会社に、計16年間、CAとして勤務し、
ファーストクラスでのVIPサービスを担当。
ファーストクラスのお客様には、シンプルな共通点を紹介してます。
航空機で座席割合は、主流機材のボーイングB777で例えると、
全座席244席のうち、
・エコノミークラス:187席
・ビジネスクラス:49席
・ファーストクラス:8席
全体の約3%がファーストクラスになり、
日本の富裕層(不動産を含めない金融資産を1億円保有)が約2%と
いわれているので、ファーストクラスの割合とほぼ同じなのです。
ファーストクラスの代金は、
概算で、エコノミークラスの8倍がビジネスクラス。
ビジネスクラスの約3倍がファーストクラス。
(航空会社、時期、行先によって全く変わります)
読んで驚いたのは、私の中でビジネスクラスも成功者と、
思っていいたのですが、CAからすると雲泥の差で、
全く人種が違うということです。
ビジネスクラスのお客様は、
リクエストが多く、一番手間がかかるといいます。
逆にファーストクラスは、何も手間がかからず、
礼儀正しく、相手を気分よくさせます。
靴の脱ぎ方ひとつをとっても、綺麗に揃え、
通路から見える所には置かないなど、気遣いを誰に対しても行います。
エコノミークラスは、あくまで移動手段で、
サービスを求めるものではないので、この本では、あまり触れてません。
そのような行動をするから、そうなるのか、
余裕があるから、そのような行動をするのか。
鶏が先か、卵が先かの問題ですが、
そのような行いは、必然なのだと思います。
私もファーストクラスが乗れるような人間。
ファーストクラスから選ばれる人間になるよう、目指します。
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣
3%のビジネスエリートが実践していること
(祥伝社黄金文庫)