コスタクルーズは年間を通して、ずっと日本発着を運航しており、
日本発着クルーズでは一番本数の多いクルーズ会社でした。
2020年、2021年コロナにより運航することができませんでした。
2022年日本発着クルーズを決定し、コース発表、予約も多数いただきました。
その頃、他の殆どの国では完全開国。完全にコロナは終わっていて、
旅行業界 航空、ホテル、クルーズ各社が史上最高額更新を連発。
その頃、日本は「密です!」
出航ギリギリまで運航予定でしたが、とうとう2022年全てのコース中止を発表。
2023年も日本発着クルーズを早くに決定し、コース発表、予約も多数いただきました。
日本は、まだまだコロナ利権優先なのか、決断できない、煮え切らない態度に愛想を尽かし、
2022年10/24に早々と中止を発表。2023年日本発着クルーズは全て取消決定。
完全に日本を見切り他の国での発着クルーズを運航。
5月ゴールデンウイーク後、完全開国しましたが、時すでに遅し。
コスタクルーズは、日本発着から撤退する形になりました。
今年2024年は数本の旅行会社のチャーターのみとなり、今後も日本発着の予定はありません。
そんな中、コスタ・セレーナは、チャーターの合間のクルーズで、
東京から韓国・大山まで4泊5日のショートクルーズに乗船することができました。
かなりお安い値段設定で、幅広い客層を対象にしています。
小人無料(大人2名同室)というのもファミリー層が多い所以です。
誰もが気軽にお得に楽しむことができるクルーズなのです。
シップデータ
クルーズ会社 | コスタクルーズ | 船 名 | コスタ・セレーナ |
シップデータ | 総トン数:114,500トン 全長:290m 船客定員:3,780名 乗組員数:1,100名 建造年:2007年(2023年改装) |
コース
日付 | 寄港地 | 入港 | 出港 | |
1 | 5/04(土) | 東 京 | 20:00 | |
2 | 5/05(日) | ~終日クルージング~ | ― | ― |
3 | 5/06(月) | 鹿 児 島 | 08:00 | 17:00 |
4 | 5/07(火) | ~終日クルージング~ | ― | ― |
5 | 5/08(水) | 大 山(瑞山/韓国) | 08:00 |
東京国際クルーズターミナルは2020年開業。
「東京国際クルーズターミナル駅」から徒歩すぐ。
そこまで大きくはないので利用しやすいクルーズターミナルです。
チェックインもスムーズで、いざ乗船。
乗客は韓国人、フィリピン人が圧倒的に多い印象です。
イタリア客船で船内に入ると明るく陽気な雰囲気。
クルーは自然で自由奔放。
鼻歌を唄っているクルーもいるので、明るい雰囲気に見えるのだと思います。
コスタの客船は写真で見る限り、ギラギラした色使いは落ち着かなく好みではありませんが、
実際に船内に入ってみたら、そこまでギラギラしていません。
写真選択はコスタ担当者のセンスなのだと思いますが、写真で見るより落ち着いた雰囲気です。
落ち着いた色使い、機能的な造りで収納も十分。
ベッドはツイン(2ベッド)になっており、小さいサイズ。
キャビンの設備
設備はホテル同様に揃っており、何不自由はありません。
アダプターは、USB、プラグAタイプ(日本)、プラグCタイプ(ヨーロッパ)。
キャビンごとに個別に温度調整ができます。
日本はNHKワールド(英語)のみ。これは乗客数によって変わるのかもしれません。
クルーズの喫煙事情
日本での喫煙は日に日に肩身が狭くなっていますが、ヨーロッパでは喫煙者が多くタバコ天国です。
人混みの中でも、くわえタバコが普通にいます。
コスタセレーナでの喫煙スペースは、デッキ10、デッキ5(スモーキングラウンジ)、
そして各キャビンバルコニーに灰皿が設置されています。
以前コスタは、キャビン内に灰皿が置いていましたが、さすがにキャビン内禁煙となりました。
その他、殆どの客船でバルコニーで喫煙できましたが、今はバルコニーでも禁止されています。
コスタはチェックインの際にクルーズカードは渡されず、キャビンに置いています。
船内至る所にクレジットカード登録機があり、
乗船から48時間以内にクレジットカード登録をします。
手続きは簡単で数秒で終わります。
クルーズカードの役割
①身分証明…パスポートのデータを登録し、乗下船時に必ず必要
②カードキー…客室の鍵
③船内クレジットカード…船内のお支払いをクレジットカードと同じ要領でご利用
緊急避難訓練
乗船後24時間以内に避難訓練を行わなければいけません。
以前はどの船会社でも実際に避難訓練が行われ、一人ずつチェックを受けます。
行かなかったら、後から必ず呼び出され避難訓練を行います。
避難訓練といっても、正しいライフジャケット装着の仕方くらい。
すぐに終わりますが、待ち時間が長く疲れます。
今現在、殆どのクルーズ船では、避難訓練をビデオ視聴します。
これで劇的に楽になりましたが、コスタでは今も実際に避難訓練を行っています。
乗船初日のディナーはメインダイニングへ。
入り口にはメニューサンプルの展示。
注文したら必ずイメージとかけ離れているものもあり、
当たり外れもあり、それも楽しいのです。
テーブルに着くと、QRコードを使ってメニューを見ることができます。
カジュアル船ではこれがスタンダードになり、極力、労力を省いて、
その分、クルーズ代金に反映させています。
スマホができない場合、メニューを持ってきていただけます。
今回のクルーズでは乗客が少ないので、待つことなく飲み物、料理がでてきました。
他の客船と違うのは、コスタクルーズは、基本的なもの以外は有料になります。
夜食も夜通し営業しており、ハンバーガー、麺類、アイスクリーム、ピザなど。
コスタクルーズは夜が遅い。
他の客船では23時には船内静寂に包まれるのに対し、
コスタクルーズでは、23時から夜が始まるといった感じ。
ちなみに私は23時には就寝。
コスタクルーズ 専用サイト