旅行業登録更新完了!

5年に1度の登録更新
旅行業は許認可制。
営業保証金を国に預け、指定書類、証明を登録行政庁へ提出しなければ営業ができません。

5年に1回、更新手続きあり、設立20年なので今回4回目の更新手続き。
基準資産額が決められていて、しっかりと利益を得ていないと許認可取得できません。
下回る場合、増資をしなければなりません。

これが一番頭が痛く、5年間この更新の為にやっているといってもよいほどです。
今回コロナで3年間売上が皆無なので、このままじゃ更新は難しい。
コロナ直後から特例措置はないかと注視していましたが、なかなかでてきませんでした。

昨年やっと特例措置が決定され、
前回の更新から一番よい年度の基礎資産額を基準とされました。
これだったら問題なく更新できる!

許認可の有効は、2022年9/17。
7月下旬に府庁に申請するべく、様々な書類、証明を提出。

この20年間、観光課の担当者は親身に相談に乗っていただき、
アドバイスもいただきお世話になっておりました。

今回、いつもの担当者とは違い若い方で、これぞお役所仕事。
余裕で通ると思ったら、ところがどっこい。
今まで問題なく通っていたのが不可。
国土交通省からの通達としか言いません。

いつからそのようになったのか聞いてみると
「てるみくらぶ」の一件以来、厳格になり、計算方法も変わったとの事。

「てるみくらぶ」2017年破産申請。負債総額151億円。
山田千賀子社長など詐欺などの容疑で逮捕。
格安販売で集めるだけ集めた売上金、粉飾決済で銀行融資をも持ち逃げ。

旅行会社が社会的信用を失いました。
初めてのお客さんから「オタクは大丈夫?」と、今現在でも言われます。

「今、営業している旅行会社は、コロナで仕事が全てキャンセルになり、
お客様へ返金、清算しているので、こうして営業することができるのです。
お客様が頑張ってきた大切なお金。重々承知しております。」

今回、増資をすることで許認可更新することができました。

今回の登録更新では、コロナの影響で旅行会社が瀕死の時に、
中小零細を潰す方針だと受け止めました。

コロナ禍後、取引している多数の旅行関係が、廃業、大規模縮小され、
長年お世話になった方も多数退職されました。
次の更新までに、その方たちに「うちにおいで!!」と、いえるようになります。