ロサンゼルス

私の職歴㉓ ~新たなスタート~

どんな事があってもクルーズをやりたい。


約2年、新規の仕事がなく、2年間の全労力はホームページ作成。
2年前と比べ売り上げが半分以下に。

2015年8月 信用できるプロの方を紹介いただき、ゼロからスタート。

どんな事があってもクルーズをやりたい。
睡眠時間以外は、ホームぺ―ジ作成に全力を注ぎました。

2015年11月ホームページ公開。
納得いく、ホームページが形になりました。
それに続いて、このブログも新たに公開。

すぐには、問い合わせがある訳がありません。
浸透するまで、コースをつくり続ける以外ありません。

ホームページをオープンしても、すぐには仕事が入ってくるわけがありません。
ホームページを作りながら、約23年ぶりアルバイトへ行くことに。

友人が転職をして、年下から偉そうにつかわれる。
そういう話を聞いていて、大変だなとは思っていても、他人事でした。

アルバイトをするにあたって、年下から偉そうにつかわれるのが恐怖でした。
あたり前のことで、何を甘ったれてるかと、言われそうですが。

海外クルーズの添乗が入ると、2週間休まないといけなく、
事前に分かっているので、短期でのアルバイト。

○ホテルのフロント。
朝から本業を終えた後、毎日18:00~02:00。
ホテルといっても客数58室のラブホテル。
外国人客の急増で、旅館業の認可を取る為には、フロントの設置があります。

ここのチェーンラブホテルは、早くからフロントの設置を行い、旅館業を取得。
それまで外国人客が来て、言葉も何も通じなくて、
トラブルが多く、対応できないとのことで、外国人対応スタッフ。

15台のモニターを見ながら、客室からの注文を取る。
外国人が来たらご案内。

稼働率が高く、客室が空いているのは、殆どありません。
外国人客は、予約サイトより手配。
驚く事に約半分は外国人。
チェックインまで、休憩で部屋を稼働。
次から次へと飛び込みで入ってきます。

宿泊代の設定も強気。
ピーク時には、リッツカールトン並みの代金設定。
トリップアドバイザーも評価は高い。
外国にはラブホテルなるものがないので、逆に新鮮なのだと。

○夜勤パン工場の流れ作業
時給の良いハードなラインでしたので、
0.5秒でも気を抜いたら、ラインが止まってしまいます。

時間が経つのが遅く、なるべく時計を見なく、
自分の中では、1時間と思って、時計を見たら20分しか経ってません。

作業してる間、隣の人といろいろ話すことができます。
丁度、冬休みで、学生が多く、就職が決まってそれまでのアルバイト。
同志社からみずほ銀行へ決まっている方。
喫茶店を経営されていたご婦人。
毎日、人生について語らいあい、楽しかったです。
20歳年下、20歳年上の方と語らい勉強になりました。

○インターネット販売員
日本最大級の商業施設内でインターネットの加入。
土・日曜日では、15万人が来場するという所で、
ここだけの厳しいルールがあり、入退するだけでも、
従業員が商品を盗まないよう厳しいボディチェック。

ここは、社員がアルバイトに対して、偉そうにするのが伝統。
息子ほどの20歳過ぎの新入社員が手招き、
手をパンパン叩いて、「お客さん、待っているぞ!!さっさと動け!!」

いつもだったら、「ちょっと待て」と、200%言いますが、
その頃、身も身体も一番弱っていて、
腹が立つというより、情けなくなる方が強かったです。

若い方が圧倒的に多く、マネジャーでも、私の一回り下。
休憩では、1人で居たいのに、その販売クループで固まります。
手招きされ、しかたなく私も一緒に固まります。
テレビゲームの話で盛り上がり、
会話に入っていける訳がなく、いつも違う方を向いていたのですが、
ある日、無理をして、会話に入って何か言いうと「シーン」。
これは辛かった。もう無理はしないと決めました。

インターネット契約をとるには、パソコンを探しているお客さんに、
まずは、パソコンを販売し、その延長でインターケット加入契約。

何も知らなかったパソコンの基礎知識を学び、来店するお客さんに説明。
素人が説明するので逆に分かりやすかったのだと思います。
来店したお客さんは、私の成績にすべく、指名して買っていただけるのですが、
その先のインターネット契約まではなかなかでした。

ここに行くのは気が重かったけど、一生懸命販売しました。
手を抜いたら、運が下がる気がして。

アルバイトと本業とホームページのコース作成の日々。

そうしているうちに、ホームページのアクセスも徐々に上がり、
問い合わせと連動して決定も増えてきました。

また、奇跡が起き始めました。
クルーズ、クルーズ以外の旅行の仕事もどんどんと決まりだしました。
そしてアルバイトは、卒業しました。

アルバイトをして、嫌というほど勉強になりました。
どうやったら人は喜んで動くか。どうやったら動かないか。
お金のありがたさ。

そして、私のお客さんのありがたさ。

そんな状況の中でも売り上げがあり、やってこれたのは、
お世話になっているお客様のおかげです。

お客さんが応援していただいたおかげで、
会社を潰すことなく、続けることができました。

いつも「頑張れ!!」「頑張れ!!」と、応援してくれます。
こちらがお世話になっている立場なのに。
本当にありがたく、こんな幸せなことなありません。

いつも感謝してますが、それまで以上に感じました。