ロシア自由旅行⑦ 憧れのモスクワ

2017年 1/03(火) 憧れの赤の広場へ


朝、これぞロシアに来た!!と、いう風景。

ロシアに着いてから、比較的温かく、
やはり冬のロシアに来たなら、マイナス何十度を体験したく、
やっとこの朝から、ロシアらしくなってきました。
それでもマイナス10℃位。30℃以上を体験したかったのですが。

小学校の頃からずっと憧れていたモスクワ。
モスクワに来れただけで十分ですが、
今日は、いよいよロシアの象徴である、赤の広場、クレムリン、ワシリー寺院へ。
ホテルの地下鉄最寄り駅「Paveletslaya」駅から2駅で、
「teatralnaya」駅を降りてすぐの場所。 ロシアの地下鉄は、
かなり深くサンクトペテルブルグでは、地上約100mの深さ。
モスクワは、サンクトペテルブルグ程ではありませんが、結構な深さで、
エスカレーターで約2分。
エスカレーターの時速も早く、日本の速度の2倍の速さ。
こんなに深いのは、地盤の問題と、有事の際のシェルター。

セキュリティは万全で、エレベーターの下に監視所があり、モニターを監視してます。
駅周辺、ホームには警官が多く、管理してます。

2-3分間隔で運行しているので、乗り遅れてもすぐに来ます。
地下鉄は、とにかく早い。これでもかと、いうほど飛ばします。
車内は広告がないので、日本の電車と比べ殺風景に見えます。

チケットは、券売機、窓口で購入します。
どこまで行っても、モスクワ:1乗車/55ルーブル。
サンクトペテルブルグ:1乗車/45ルーブル。

憧れの赤の広場。
赤の広場に立ったら、感動して失禁確実だと思っていたら、そうでもなかったです。
でも長年夢見た場所にきました。

レーニン廟を並んで入場。
社会主義特有で、綺麗に安置されてます。
ベトナム・ハノイのホーチミン廟にも行き同じように、
厳粛で、銃を携えた目つきの鋭い警官。
帽子・手袋をを取り、私語、立ち止まったら、銃を向けられそうな雰囲気。

赤の広場には、クリスマスシーズンに、
クリスマスマーケットができます。
お土産屋、屋台、メリーゴーランド、アイススケート。
綺麗なのですが、想像していたイメージが崩れました。 赤の広場に隣接して、グム百貨店。
スパーブランドが軒を連ね、百科事典でみた
ショーケースの前に長蛇の列とは、かけ離れてました。
ここだけみるとソビエト社会主義の面影は全く感じません。

その百科事典では、モスクワっ子は、グムでアイスをよく食べると、
ずっとずっとそのアイスを食べたく、その夢が叶いました。

■ソ連の反資本主義宣伝
冷戦時代、ソ連のテレビは、
「資本主義のアメリカがいかに貧富の差が大きいか」を伝える、
「反資本主義宣伝」のニュースをしきりに流しました。

アメリカの貧富の差を強調するため、ニューヨークの低所得者の住む、
アパートの映像を放送。
「アメリカの労働者はこんなに貧しい生活を強いられている」というコメント。

ところが、この放送を見たソ連の国民は、
窓に干してある下着の多さに圧倒されたのです。
当時のソ連では消費物資が不足して、下着などめったに手に入られませんでした。

アメリカの「貧乏人」と言われる人たちがたくさんの下着を持っているのをみて、
ソ連の庶民は、「実はアメリカ人は豊かではないか」と感じたのです。
(集英社 そうだったのか!現代史より)

グム百貨店の横の通りを散策。
有名なチョコレート店「アリョーンカ」
ロシア人は、チョコレートが大好きとの事で、
どこの商店でもこの「アリョーンカ」があります。
味は、やはり日本のチョコレートの味に、食べ慣れてます。 一旦ホテルに戻り休憩をして、夜のライトアップをもう一度見に行きます。
赤の広場を目指して、かなりの人です。淀川花火大会並みです。
赤の広場 この旅、最後の夕食はホテル近くのレストランで。 ロシア最後の夜は、ホテルに帰り、サウナ、ジャグジーに入ってこの旅の疲れをとります。
明日、夜の便で帰国です。