シェムリアップ

私の職歴④ ~カンボジア生活のはじまり~

シェムリアップ到着


カンボジア・プノンペンからの飛行機の中でカンボジアでやる決心をしました。
4/01からスタート。
ちょうど、一か月後に設定しました。

今までお世話になったお客様に説明しにまわりました。
散々お世話になっていたので、本当に申し訳ない気持ち、
また、今まで本当にありがとうございましたと、感謝を伝えました。

それから、出発までの一ヵ月、毎日、送別会を開いていただきました。
一ヵ月のうち、日曜日も開いていただき、送別会がない日は1日のみ。
これは、私の誇りです。

社長から、私のお客様を引き継ぎをお願いされ、快く引き継ぎました。

2000年3月25日、日本を出発。
友達も見送りに、車4台で関西空港へ。

4/01からプノンペンなので、それまで、母と二人で旅行しました。
シンガポール、タイ・パタヤ、バンコク。

3/31 バンコク・ドンムアン空港内でお別れ。
母は日本へ。私はカンボジアへ。
母が1時間程、先に出発だったので、ゲートへお見送り。
ファイナルコールで、いよいよお別れの時、母が号泣。
私までつられて、号泣してしまいました。
その時、手紙をいただき、今でも大事に持ってます。

2000年 4/01 初出勤。
1週間程、プノンペン本社で社長の下で請求書を作りなどの業務をした後、
いよいよ私の仕事場である、シェムリアップへ。
国内線で約40分。

その時が初めてのシェムリアップ。
飛行機上空から見るシェムリアプは、木、田んぼがあるだけで、
プノンペンの雑踏とは、真逆です。

シェムリアプ空港に着いた瞬間、これが空港!?
空港内はエアコンはなく暑い!!
公衆電話もなく、売店もない。
そんな空港なので、もちろんターンテーブルもない。
荷物はリヤカーで運び、窓から手渡し。
空港をでたらバイクタクシーが群がり。

空港からオフィスまで、舗装なしの道を約15分。
プノンペンとは違い、どこまでも高く広がる青空。
南国特有の椰子の木。

着いたオフィスは街の中心からバイクで約5分。
私の自宅は、オフィス内の一部屋。
ドア一つで仕事場。
全体的に暗く、オフィスから話し声が聞こえ、
仕事が終わってもカンボジアスタッフも何かあったらすぐにノックされ、入ってきて、
お客さんで来ている、日本人観光客も部屋に入ってくる始末。

防犯上、窓には鉄格子。収容されているような感。
頑丈な鉄格子を付けていても、窓側には枕を置かないよう注意されました。

雇用契約(現地採用)
月の給料:USD1,000- 日本円で11~12万円
家賃は会社負担
土曜日は半日勤務、日曜日休み
年一回、日本への往復航空券

日本からしてみれば、安いですが、
物価の安いカンボジアでは、十分に暮らせるレベルとの事。
こればかりは、暮らしてみないと分かりません。